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もしも××を見ていて今まさに×××に入ろうとするところで終わってしまったらどんな気持ちになるだろうか
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オープニング画面が終わるとセレクト画面が出てきた。
プレイできるのは一人用モード、ネット対戦モード、フレンドモードの三種類のようである。
「とりあえずフレンドモードを選べば良いのかな?」
初めてプレイする優香はどのモードを選べば良いのか戸惑っていた。
俺もプレイしたことはないが、四人で一緒に遊ぶならフレンドモードで問題ないだろう。
「うん。フレンドモードで良いと思うよ」
俺が指摘すると優香は「分かった」と頷き、フレンドモードを選択した。
続いてバトミントンやバレーボール、ボウリングなど様々な種目を選択する画面に切り替わった。
「みんな、どの種目やる?」
優香が訊くと、
「私、テニスやってみたい!」
と真っ先に明里がテニスを希望した。
「テニスか。早希と宏君もそれでいい?」
「私はいいよー」
「俺も」
どうせ他の種目もプレイすることになるのだ。どの種目から始めたって問題ないだろう。
「りょうかーい。あと、みんなこれ使ってー」
優香はテレビの近くに置いてあるプラスチックケースの箱を開けた。
箱の中に入っていたのは人数分のコントローラーであった。
このゲームで扱うコントローラーは片手に握るタイプのコンパクトなものである。
「おぉ……ありがとう」
俺達は優香からコントローラーを受け取った。
優香ってこんなにたくさんのコントローラーを持ってるんだな。
ああ見えて結構、ヘビーゲーマーなのだろうか。
「それじゃ、早速始めるよー」
優香はテニスを選んだ。操作方法についての簡単なナレーションが流れ、早速ダブルスが始まった。
対戦の組み合わせは俺・明里VS優香・早希である。
「よろしくね、宏君!」
「うん。よろしく」
多少慣れてきたとはいえ、明里と話すのはまだ緊張するな。
明里はコントローラーを縦に振り、優香側にサーブを送った。
「せいや!」
優香は叫び、球が通り過ぎた後にコントローラーを軽く横に振った。
側から見ていても明らかにタイミングが遅い上、動きがぎこちなかった。
「……な、中々やるね」
優香は強がっているがコントローラーを握る手が震えていた。さぞや悔しかったのだろう。
「あははは! やったー。まずは一点ゲットね」
明里は喜んだ。サーブ権は俺に渡った。
優香に向けてサーブを打てば、確実に点数が取れそうだがあえて早希側にサーブを送った。
楽しくゲームするため空気を読む――集団でゲームをする上で必要なスキルである。
「わ! き、来た! えい!」
早希はいかにも初心者という感じで辿々しくコントローラーを振った。そして、胸は大きく揺れた。
ふむ。やはりすごいな。
「宏君。来たよ!」
「へ?」
しまった。早希の胸に夢中になっていたらボールが返ってきたことに気づかなかった。
点を取られてしまい、同点となった。
「ちょっと、ちょっと~宏君ってば。油断しすぎだよ」
「ご、ごめん……」
明里は特段怒る様子もなく俺の脇腹を小突いてきた。とてもこそばゆい。
普通の男子中学生ならもうこれで恋に落ちてしまいそうである。
サーブ権は向こうに移り、意気揚々と優香がラケットを……いや、コントローラーを構えた。
「せいや!」
優香が気合を入れてサーブを打つ。しかし、画面に映る球の速度ははっきり言ってかなり遅かった。
サーブは明理の方へと向かっていく。頼むぞ、明里……弱く打つんだ。
そして、早希の方へ飛ばしてくれ。
揺れ……いや、早希の方がラリーを続けてくれる可能性が高い。ついでに胸も揺れる。
「とりゃ!」
明里は斜め下から掬い上げるようにコントローラーを振り、強烈なスマッシュを決めた。
スマッシュは早希の方に飛んでいき、早希は「はわわ!」と慌てたようにコントロールを振るもあっけなく点を取られ、二、三回ほど大きく胸を揺らした。
よっしゃ。いや、よっしゃじゃない。
勢い余った早希はそのままズッコケてしまった。
「やったー! 宏君、いえーい!」
「い、いえーい……」
明里のテンションに乗っかる形で彼女とハイタッチした。
柔らかくスベスベとした手の感触にドキッとした。
手でこれならば、脚は一体どんな感触なのだろうか。
俺は視線を落とし、明里の脚を眺めた。
本当に綺麗な脚である。出来ることなら触れてみたい。
「宏君、どうしたの?」
明里が不思議そうに俺を見つめる。
優香に勝るとも劣らない、綺麗な顔立ちをしている明里とまともに目を合わせることができなかった。
「あ、いや……なんでもない!」
危うく脚を見ていたことがバレるところだった。
尻餅をついていた早希は「いててて……」と呟き、ゆっくりと立ち上がった。
「な、中々やるね。早希……けど、まだ私は半分の実力も出してないからね。覚悟してよ!」
「これで半分の実力なら余裕でしょ。ね、宏君?」
随分と優香のことを煽るな。友達同士だしこういうもんなのか?
「ふふふ。ならば、そろそろ本気と行こうか!」
結果、俺と明里のペアがストレート勝ちで終わった。当然の結果である。
「いやー、楽しかったね。宏君!」
「そうだね。それにしても明里ってゲーム上手いんだね」
「そうでもないよー。優香が下手なだけだって!」
圧勝した明里は上機嫌なようであった。一方で優香はとても不機嫌そうである。
明里は結構ゲームが得意なようである。
早希は最初こそ苦戦していたが、徐々にコツを掴んでいった。
さっきの試合、向こうの得点は全て早希のものである。
そして、優香については最初の方からまるで成長していない……
「私、球技はあまり得意じゃないみたい……」
「いやいやいや。優香。小学校の頃、バレー部だったじゃん」
「え、そうなの?」
初めて知った。俺はこの三人とは違う小学校出身である。
ちなみに小学校の頃から優香達の学校には可愛い子がたくさんいるという噂を聞いていた。
「そうだよー。こう見えて優香って小学校の頃はキャプテンでさ、めっちゃバレー上手かったんだよね」
早希の説明を聞いて、納得した。
確かに体育の時、優香は並々ならぬ身体能力を発揮していた。
身体測定では一部の男子よりも遥かに良い成績を叩き出している。
そして、その一部には俺も含まれている。
「私って過去は振り返らない主義なんだよね」
かっこいいな、おい。
しかし、優香はどうして中学ではバレーボール部に入らなかったのだろうか。
「本当、優香がバレー部に入ってくれればこの前の大会も優勝できたのにー。ねぇ、優香。今からでも入る気ない?」
「ない! 明里、前にも言ったでしょ。私、練習、キライ!」
優香は両腕でバッテンを作った。何か深刻な理由があるのかと思いきや想像以上に単純な理由であった。
明里が呆れたように溜め息を吐く。
「全くもう……それで才能あるんだから腹立つわぁ。ゲームは下手なのに」
「断じて下手ではない!」
いいえ、下手です。
テニスはここで切り上げ、優香の希望で次は剣道の種目を選んだ。
剣道という名前であるが、高い円形状のエリア内で相手を攻め、突き落としたら勝利という内容で、実際の剣道とは大きく異なっている。
「よし、せっかくだしトーナメント戦にしよっか!」
優香の提案でトーナメント戦を行うことになった。
俺の初戦の相手は早希である。普通に戦えば、俺が勝つと思うが早希にはおっぱいトラップ(胸に視線を向けている間に攻め込まれること)がある。
気をつけねば。欲望に打ち勝つんだ、俺。
「宏君、お手柔らかに」
「うん。よろしくね」
テレビ画面に『Ready Go!』という開始の文字が現れた。
俺は先手必勝とばかりにブン、ブンとコントローラーを振り回した。
初心者相手には細かい駆け引きよりも手数で攻めるのが有効である。
「うわ! ちょ、早ーい!」
早希は気の抜けるような声を出しながらも懸命にキャラクターを操作する。
俺が繰り出した数多もの斬撃を早希は見事に防御した。
な、中々やるな……
「いいぞ、早希ー! そのまま胸で、胸で押し出せー」
「ちょっと、何よ胸って。もー」
明里が茶化すように声援を送った。本当に出来るのなら胸で押し出して欲しいものである。
「えい。えい!」
早希はブン、ブンとコントローラーを縦に振った。大斬撃の判定が俺に入り、一気にエリアの淵まで押し出されてしまった。
やばい。このままだと負けてしまう……
「いいよ、早希。あと少し。ラストおっぱい。ラストおっぱい!」
「も~。二人ともうるさ~い」
なんだ優香、そのラストおっぱいってのは。
やはりおっぱい……おっぱいは全てを解決するのか?
頭の中でツッコミを入れながらもガードで攻撃を防ぎ、早希の操作するキャラクターを混乱状態に陥れた。
「はわわわわ! やばい、やばい!」
「悪く思わないでね。そりゃ!」
無防備な状態のうちに鮮やかな連続斬りを繰り出し、早希をエリアの淵まで追い詰める。
「うわー、や、やめてー!」
ピンチになった早希が悲鳴を上げた。
えへへへ。なんかイケないことをしているみたいで興奮してくるな。
闇雲に放った斬撃を阻止し、トドメの一撃を入れ、無事勝利を収めた。
「あー、負けちゃったよぉ。宏君ったら、もう少し手加減してくれても良くなーい?」
早希は唇を尖らせた。ワザとらしく怒っているような表情がとても可愛らしい。
「ご、ごめん……つい熱くなっちゃって」
「あははは! 冗談だよ」
早希が軽く俺の背中を叩いた。何やら腕に柔らかい感触を感じる。
早希自身は気づいていないようであるが、モロに当たっていた。
気持ち良い……ムニュっと形を変えているおっぱいがまたエロかった。
「よし、次は私達の番だね。容赦しないよ、明里!」
座っていた優香が立ち上がった。さらに明里も立ち上がり、上に腕を大きく伸ばした。
ふとTシャツの隙間から見える脇にドキッとした。
明里の脇……今の俺には刺激が強すぎる。
「オッケー。軽く捻り潰しちゃうもんね!」
優香と明里の戦いが始まった。
この時の俺は明里の圧勝に終わるだろうと考えていた。
「それ、それ!」
優香がシュ、シュとコントローラーを振る。的確な攻撃が次々と明里に当たる。
「え、ちょ、嘘でしょ!?」
明里が慌ててコントローラーを振り、何とか防御していった。
驚くのも無理はない。
テニスの時とは比べものにならないほど、上手かった。
「どーよ! 剣道だけは体験版でプレイしておいたからね。一通りの操作方法はもう頭に入ってるんだ」
汚ねえな。俺の隣で座っていた早希も「優香、ずるーい」と言っている。
しかし、早希ってめっちゃ良い匂いがするな。
ミルクのような甘い香りで。何だか母性を感じる。
「勝てば良かろうなんだよ!」
悪役のセリフだぞ、それ。
まぁ、悪事の度合いで言えば二人の着替え動画や画像を俺に見せるよりかは遥かに可愛いものか。
「何の……これしき!」
明里は驚異的とも言える反射神経で優香の攻撃に対処した。
最初、優勢を保っていた優香をジリジリと追い詰めていった。
やっぱ明里ってゲーム上手いな。FPSとかやったら無双できるんじゃないかと思った。
「ほらほら、優香。どうしたの? こんなもん!?」
「うぅ~。あ、明里! ほらスカート捲れてるよ。宏君、ガン見してる」
「見てないんですけど!?」
見ていたのはこの前である。
今、この瞬間においては見ていない。
「今日は短パンだもんね。甘いよ、優香!」
明里はガードを弾き、トドメの一発を入れた。
白熱した戦いであったが、最終的に明里の勝利に終わった。
「やったー! せっかく予習してきたみたいだけど、残念だったね」
「くそー、もっとやり込んでおけば良かった……」
明里が勝ち上がったため、俺は彼女と優勝を懸けて戦うことになった。
勝負が始まるとあっという間に決着が付いた。
どちらが勝利したかはどうか察してほしい。
剣道の後はボウリングやバドミントン、サッカーなどたくさんの種目を遊び、気づけばお昼の時間になっていた。
「あ~、そろそろお腹空いてきたね。みんな、お昼どうしよっか?」
明里が昼食をどうするか訊いた。この辺りの土地勘は全くないのだが、近くに食べれるところはあるのだろか。
「そうだねぇ。それじゃ、私がなんか適当に作るよ!」
へぇ、優香が料理するのか。
忙しそうな両親だし、自炊出来ても不思議ではないか。
「やった! 優香の料理、美味しいから楽しみにしてるね。あとさ、ちょっとシャワー借りても良い? 汗かいちゃってさ」
確かに室内はだいぶ蒸し暑くなっていた。
それに加え、結構体を動かすゲームであったため、俺もかなり汗をかいていた。臭ってないかな……
「あ、私も浴びたーい!」
早希が手を上げた。この二人がシャワー浴びるのか……
すると、優香はちらっと俺に視線を向け、微笑んだ。
まさか優香のやつ……
「良いよー。宏君は悪いんだけど、料理手伝ってくれる?」
「うん。分かった」
「ありがとう、二人とも。それじゃ、行ってくるねー」
明里と早希は優香のものと思われるバスタオルを手に持って部屋から出て行きった。
俺と優香は部屋で二人きりとなった。
「なぁ、優香。今日、俺を呼んだのってさ……」
この部屋にはエアコンが付いている。それにも関わらず、優香は冷房を付かなかった。
明里と早希もゲームに夢中になり、そのことに指摘することはなかった。
そこから導き出される結論はただ一つ。
「察しが良いね。宏君の考えている通りだよ」
優香はリモコンを手に取ると、ボタンを押した。
ゲーム画面から脱衣所の様子が映し出されている画面に切り替わった。
明里と早希が脱衣所に入ってくる様子が映った。
『いやー、めっちゃ汗かいちゃったね。早希』
『本当、本当。やっぱり男の子いると気を使っちゃうよ』
画面越しから二人の話し声が聞こえてきた。今から脱ぐのか。それもリアルタイムで。
「本当はさ、宏君にはこれをオカズにオナニーしてもらおうと思って呼んだんだけど、オナ禁することになったから今日は我慢ね」
なんたる生殺しだろうか。二人が撮られていることなど全く知らずに楽しそうに喋っているこの光景だけでもかなり刺激的である。
「宏君、×××××見せて」
「え、でも……」
「ちゃんとオナ禁してるか確認するから。ほら、脱いで」
「わ、分かったよ……」
優香に言われるがまま、ズボンとトランクスを脱ぎ捨てた。
「はー。宏君の×××××……うん、ちゃんと我慢してるみたいだね。偉い偉い」
ガチガチに膨張している俺の股間を優香は恍惚とした表情で見つめていた。
本当にオナニーしてないか見ただけで分かるのだろうか。
テレビの画面に注視していると、明里がTシャツを脱ぎ始めた。
今日はどうやら黒いブラジャーを着けているようである。
明里はなぜか扉の方を振り返った。
『えへへへ。宏君が覗いてたりして……』
『そんなわけないじゃん! 優香も一緒だし、大丈夫でしょ』
『だよねー!』
ごめんなさい。大丈夫じゃないです。覗いてます。思いっきり。
早希がワンピースを脱ぎ捨て、下着姿になった。
早希は水玉模様の下着を着用しており、ブラジャーに包まれた暴力的なまでに大きい胸を画面に曝け出した。
この前見た画像よりも一段と迫力がある。
おっぱいの方ばかり目が行ってしまうが尻も大きく丸みがあって素晴らしい体型であった。
「うわ。×××××、ビクッてなった。すごい……」
「んあ!」
優香がちょこんと人指し指で俺の股間を突いてきた。
ちょっと触られただけなのに体中に電撃が走ったかのような快楽を感じ、思わず声を出してしまった。
画面に映る明里と早希は特段警戒する様子もなく、さらに脱いでいく。
明里は短パンを脱いだ。黒いショーツを履いており、シミ一つないとても綺麗な身体をしている。
胸はそこまで大きくないものの、スラリと伸びる白い脚と上を向いているお尻がめちゃくちゃエロい。
早希は背中に手を回し、ブラジャーのホックを外した。
大きな生のおっぱいが画面に映り、しゃぶりつきたくなるような迫力に思わず俺は画面に顔を近づけた。
画像で見た時と同様に乳輪と乳首は綺麗なピンク色であった。気のせいか画像のよりも大きい気がする。
「あははは! 宏君。早希のおっぱい、めっちゃ好きじゃん。ゲーム中、たくさん見てたもんね」
「う……」
やはり優香にはバレていたのか。もしかして、本人にも……?
『うわー! やっぱ早希っておっぱい大きいね。またちょっと大きくなったんじゃなーい?』
明里が早希のおっぱいを正面から揉みだした。大きく形を変える巨大な二つの果実に思わず釘付けになる。
『ちょっとやめてよ、もう。これでも大きいの気にしてるんだから……』
『宏君もさ。早希のおっぱい、気になってたんじゃないかな』
『そんなことないでしょ。宏君って真面目そうだしさ』
ごめんなさい。気になっていました。男の性なんです。どうか許してください。
俺は心の中で平謝りした。
『どうかな。ああ見えて、実はムッツリだったりして。ねぇ早希ー。今、何カップあるの?』
おぉ……実は俺もめっちゃ気になっていた。
『実はさ、最近Gになったんだよね』
何と。Gカップの女子中学生なんて、全国的にもかなり希少なのではないだろうか。
『いいなー。私もおっぱいおっきくしたーい』
なんかこういう女子同士の会話って聞いてるとめちゃくちゃ興奮してくるな。
それにしても早希のおっぱいを揉んでいる明里が実に羨ましい。
俺も女の子に生まれたら揉めたのだろうか。
『あーもう、明里。良い加減にして。早くシャワー浴びよう』
『はい、はーい』
明里は早希のおっぱいから手を離した。早希がパンツの裾を掴んだ。
いよいよ、二人が全裸になる……
期待に胸を膨らませていると突然、優香がテレビの電源を落とした。
「あー! ちょっと、何すんの!?」
今めちゃくちゃ良いところだったんだが。
優香は手に持っていたリモコンをテーブルの上に置いた。
「今日はここまでだよ。さ、料理手伝って」
優香が無慈悲に言い放ち、部屋の扉に向かって歩き出した。
「えぇ……いや、でも……」
正直、続きがめちゃくちゃ見たい……というか、ここまで来て見せないなんてあんまりではないだろうか。
もはや拷問と言ってもいだだろう。
少し前にSNSで流行っていた、エロ漫画が佳境に入るところで『俺が今まで読んでいたエッチな漫画は!?』というセリフと共に終了するアレの一億倍もどかしい。
「ふふ……もっと見たかったんだよね。宏君には悶々とした気持ちを抱えながらシャワー上がりの二人と対面してもらいます」
な、何て鬼畜なことをしてくるのだろうか……
今の状態で二人と会ってしまったら、理性を保てる自信がない。
「あ、あの……どうか見せてもらうわけには」
俺は恐る恐るテーブルに置いてあるリモコンに手を伸ばした。
「バラすよ?」
優香はドスの効いた低い声で脅してきた。真顔でめっちゃ怖い。
「料理手伝わせていただきます」
優香に弱みを握られている俺は大人しく従うしかない。
俺と優香は一階のキッチンに向かい、昼食の準備を始めた。
プレイできるのは一人用モード、ネット対戦モード、フレンドモードの三種類のようである。
「とりあえずフレンドモードを選べば良いのかな?」
初めてプレイする優香はどのモードを選べば良いのか戸惑っていた。
俺もプレイしたことはないが、四人で一緒に遊ぶならフレンドモードで問題ないだろう。
「うん。フレンドモードで良いと思うよ」
俺が指摘すると優香は「分かった」と頷き、フレンドモードを選択した。
続いてバトミントンやバレーボール、ボウリングなど様々な種目を選択する画面に切り替わった。
「みんな、どの種目やる?」
優香が訊くと、
「私、テニスやってみたい!」
と真っ先に明里がテニスを希望した。
「テニスか。早希と宏君もそれでいい?」
「私はいいよー」
「俺も」
どうせ他の種目もプレイすることになるのだ。どの種目から始めたって問題ないだろう。
「りょうかーい。あと、みんなこれ使ってー」
優香はテレビの近くに置いてあるプラスチックケースの箱を開けた。
箱の中に入っていたのは人数分のコントローラーであった。
このゲームで扱うコントローラーは片手に握るタイプのコンパクトなものである。
「おぉ……ありがとう」
俺達は優香からコントローラーを受け取った。
優香ってこんなにたくさんのコントローラーを持ってるんだな。
ああ見えて結構、ヘビーゲーマーなのだろうか。
「それじゃ、早速始めるよー」
優香はテニスを選んだ。操作方法についての簡単なナレーションが流れ、早速ダブルスが始まった。
対戦の組み合わせは俺・明里VS優香・早希である。
「よろしくね、宏君!」
「うん。よろしく」
多少慣れてきたとはいえ、明里と話すのはまだ緊張するな。
明里はコントローラーを縦に振り、優香側にサーブを送った。
「せいや!」
優香は叫び、球が通り過ぎた後にコントローラーを軽く横に振った。
側から見ていても明らかにタイミングが遅い上、動きがぎこちなかった。
「……な、中々やるね」
優香は強がっているがコントローラーを握る手が震えていた。さぞや悔しかったのだろう。
「あははは! やったー。まずは一点ゲットね」
明里は喜んだ。サーブ権は俺に渡った。
優香に向けてサーブを打てば、確実に点数が取れそうだがあえて早希側にサーブを送った。
楽しくゲームするため空気を読む――集団でゲームをする上で必要なスキルである。
「わ! き、来た! えい!」
早希はいかにも初心者という感じで辿々しくコントローラーを振った。そして、胸は大きく揺れた。
ふむ。やはりすごいな。
「宏君。来たよ!」
「へ?」
しまった。早希の胸に夢中になっていたらボールが返ってきたことに気づかなかった。
点を取られてしまい、同点となった。
「ちょっと、ちょっと~宏君ってば。油断しすぎだよ」
「ご、ごめん……」
明里は特段怒る様子もなく俺の脇腹を小突いてきた。とてもこそばゆい。
普通の男子中学生ならもうこれで恋に落ちてしまいそうである。
サーブ権は向こうに移り、意気揚々と優香がラケットを……いや、コントローラーを構えた。
「せいや!」
優香が気合を入れてサーブを打つ。しかし、画面に映る球の速度ははっきり言ってかなり遅かった。
サーブは明理の方へと向かっていく。頼むぞ、明里……弱く打つんだ。
そして、早希の方へ飛ばしてくれ。
揺れ……いや、早希の方がラリーを続けてくれる可能性が高い。ついでに胸も揺れる。
「とりゃ!」
明里は斜め下から掬い上げるようにコントローラーを振り、強烈なスマッシュを決めた。
スマッシュは早希の方に飛んでいき、早希は「はわわ!」と慌てたようにコントロールを振るもあっけなく点を取られ、二、三回ほど大きく胸を揺らした。
よっしゃ。いや、よっしゃじゃない。
勢い余った早希はそのままズッコケてしまった。
「やったー! 宏君、いえーい!」
「い、いえーい……」
明里のテンションに乗っかる形で彼女とハイタッチした。
柔らかくスベスベとした手の感触にドキッとした。
手でこれならば、脚は一体どんな感触なのだろうか。
俺は視線を落とし、明里の脚を眺めた。
本当に綺麗な脚である。出来ることなら触れてみたい。
「宏君、どうしたの?」
明里が不思議そうに俺を見つめる。
優香に勝るとも劣らない、綺麗な顔立ちをしている明里とまともに目を合わせることができなかった。
「あ、いや……なんでもない!」
危うく脚を見ていたことがバレるところだった。
尻餅をついていた早希は「いててて……」と呟き、ゆっくりと立ち上がった。
「な、中々やるね。早希……けど、まだ私は半分の実力も出してないからね。覚悟してよ!」
「これで半分の実力なら余裕でしょ。ね、宏君?」
随分と優香のことを煽るな。友達同士だしこういうもんなのか?
「ふふふ。ならば、そろそろ本気と行こうか!」
結果、俺と明里のペアがストレート勝ちで終わった。当然の結果である。
「いやー、楽しかったね。宏君!」
「そうだね。それにしても明里ってゲーム上手いんだね」
「そうでもないよー。優香が下手なだけだって!」
圧勝した明里は上機嫌なようであった。一方で優香はとても不機嫌そうである。
明里は結構ゲームが得意なようである。
早希は最初こそ苦戦していたが、徐々にコツを掴んでいった。
さっきの試合、向こうの得点は全て早希のものである。
そして、優香については最初の方からまるで成長していない……
「私、球技はあまり得意じゃないみたい……」
「いやいやいや。優香。小学校の頃、バレー部だったじゃん」
「え、そうなの?」
初めて知った。俺はこの三人とは違う小学校出身である。
ちなみに小学校の頃から優香達の学校には可愛い子がたくさんいるという噂を聞いていた。
「そうだよー。こう見えて優香って小学校の頃はキャプテンでさ、めっちゃバレー上手かったんだよね」
早希の説明を聞いて、納得した。
確かに体育の時、優香は並々ならぬ身体能力を発揮していた。
身体測定では一部の男子よりも遥かに良い成績を叩き出している。
そして、その一部には俺も含まれている。
「私って過去は振り返らない主義なんだよね」
かっこいいな、おい。
しかし、優香はどうして中学ではバレーボール部に入らなかったのだろうか。
「本当、優香がバレー部に入ってくれればこの前の大会も優勝できたのにー。ねぇ、優香。今からでも入る気ない?」
「ない! 明里、前にも言ったでしょ。私、練習、キライ!」
優香は両腕でバッテンを作った。何か深刻な理由があるのかと思いきや想像以上に単純な理由であった。
明里が呆れたように溜め息を吐く。
「全くもう……それで才能あるんだから腹立つわぁ。ゲームは下手なのに」
「断じて下手ではない!」
いいえ、下手です。
テニスはここで切り上げ、優香の希望で次は剣道の種目を選んだ。
剣道という名前であるが、高い円形状のエリア内で相手を攻め、突き落としたら勝利という内容で、実際の剣道とは大きく異なっている。
「よし、せっかくだしトーナメント戦にしよっか!」
優香の提案でトーナメント戦を行うことになった。
俺の初戦の相手は早希である。普通に戦えば、俺が勝つと思うが早希にはおっぱいトラップ(胸に視線を向けている間に攻め込まれること)がある。
気をつけねば。欲望に打ち勝つんだ、俺。
「宏君、お手柔らかに」
「うん。よろしくね」
テレビ画面に『Ready Go!』という開始の文字が現れた。
俺は先手必勝とばかりにブン、ブンとコントローラーを振り回した。
初心者相手には細かい駆け引きよりも手数で攻めるのが有効である。
「うわ! ちょ、早ーい!」
早希は気の抜けるような声を出しながらも懸命にキャラクターを操作する。
俺が繰り出した数多もの斬撃を早希は見事に防御した。
な、中々やるな……
「いいぞ、早希ー! そのまま胸で、胸で押し出せー」
「ちょっと、何よ胸って。もー」
明里が茶化すように声援を送った。本当に出来るのなら胸で押し出して欲しいものである。
「えい。えい!」
早希はブン、ブンとコントローラーを縦に振った。大斬撃の判定が俺に入り、一気にエリアの淵まで押し出されてしまった。
やばい。このままだと負けてしまう……
「いいよ、早希。あと少し。ラストおっぱい。ラストおっぱい!」
「も~。二人ともうるさ~い」
なんだ優香、そのラストおっぱいってのは。
やはりおっぱい……おっぱいは全てを解決するのか?
頭の中でツッコミを入れながらもガードで攻撃を防ぎ、早希の操作するキャラクターを混乱状態に陥れた。
「はわわわわ! やばい、やばい!」
「悪く思わないでね。そりゃ!」
無防備な状態のうちに鮮やかな連続斬りを繰り出し、早希をエリアの淵まで追い詰める。
「うわー、や、やめてー!」
ピンチになった早希が悲鳴を上げた。
えへへへ。なんかイケないことをしているみたいで興奮してくるな。
闇雲に放った斬撃を阻止し、トドメの一撃を入れ、無事勝利を収めた。
「あー、負けちゃったよぉ。宏君ったら、もう少し手加減してくれても良くなーい?」
早希は唇を尖らせた。ワザとらしく怒っているような表情がとても可愛らしい。
「ご、ごめん……つい熱くなっちゃって」
「あははは! 冗談だよ」
早希が軽く俺の背中を叩いた。何やら腕に柔らかい感触を感じる。
早希自身は気づいていないようであるが、モロに当たっていた。
気持ち良い……ムニュっと形を変えているおっぱいがまたエロかった。
「よし、次は私達の番だね。容赦しないよ、明里!」
座っていた優香が立ち上がった。さらに明里も立ち上がり、上に腕を大きく伸ばした。
ふとTシャツの隙間から見える脇にドキッとした。
明里の脇……今の俺には刺激が強すぎる。
「オッケー。軽く捻り潰しちゃうもんね!」
優香と明里の戦いが始まった。
この時の俺は明里の圧勝に終わるだろうと考えていた。
「それ、それ!」
優香がシュ、シュとコントローラーを振る。的確な攻撃が次々と明里に当たる。
「え、ちょ、嘘でしょ!?」
明里が慌ててコントローラーを振り、何とか防御していった。
驚くのも無理はない。
テニスの時とは比べものにならないほど、上手かった。
「どーよ! 剣道だけは体験版でプレイしておいたからね。一通りの操作方法はもう頭に入ってるんだ」
汚ねえな。俺の隣で座っていた早希も「優香、ずるーい」と言っている。
しかし、早希ってめっちゃ良い匂いがするな。
ミルクのような甘い香りで。何だか母性を感じる。
「勝てば良かろうなんだよ!」
悪役のセリフだぞ、それ。
まぁ、悪事の度合いで言えば二人の着替え動画や画像を俺に見せるよりかは遥かに可愛いものか。
「何の……これしき!」
明里は驚異的とも言える反射神経で優香の攻撃に対処した。
最初、優勢を保っていた優香をジリジリと追い詰めていった。
やっぱ明里ってゲーム上手いな。FPSとかやったら無双できるんじゃないかと思った。
「ほらほら、優香。どうしたの? こんなもん!?」
「うぅ~。あ、明里! ほらスカート捲れてるよ。宏君、ガン見してる」
「見てないんですけど!?」
見ていたのはこの前である。
今、この瞬間においては見ていない。
「今日は短パンだもんね。甘いよ、優香!」
明里はガードを弾き、トドメの一発を入れた。
白熱した戦いであったが、最終的に明里の勝利に終わった。
「やったー! せっかく予習してきたみたいだけど、残念だったね」
「くそー、もっとやり込んでおけば良かった……」
明里が勝ち上がったため、俺は彼女と優勝を懸けて戦うことになった。
勝負が始まるとあっという間に決着が付いた。
どちらが勝利したかはどうか察してほしい。
剣道の後はボウリングやバドミントン、サッカーなどたくさんの種目を遊び、気づけばお昼の時間になっていた。
「あ~、そろそろお腹空いてきたね。みんな、お昼どうしよっか?」
明里が昼食をどうするか訊いた。この辺りの土地勘は全くないのだが、近くに食べれるところはあるのだろか。
「そうだねぇ。それじゃ、私がなんか適当に作るよ!」
へぇ、優香が料理するのか。
忙しそうな両親だし、自炊出来ても不思議ではないか。
「やった! 優香の料理、美味しいから楽しみにしてるね。あとさ、ちょっとシャワー借りても良い? 汗かいちゃってさ」
確かに室内はだいぶ蒸し暑くなっていた。
それに加え、結構体を動かすゲームであったため、俺もかなり汗をかいていた。臭ってないかな……
「あ、私も浴びたーい!」
早希が手を上げた。この二人がシャワー浴びるのか……
すると、優香はちらっと俺に視線を向け、微笑んだ。
まさか優香のやつ……
「良いよー。宏君は悪いんだけど、料理手伝ってくれる?」
「うん。分かった」
「ありがとう、二人とも。それじゃ、行ってくるねー」
明里と早希は優香のものと思われるバスタオルを手に持って部屋から出て行きった。
俺と優香は部屋で二人きりとなった。
「なぁ、優香。今日、俺を呼んだのってさ……」
この部屋にはエアコンが付いている。それにも関わらず、優香は冷房を付かなかった。
明里と早希もゲームに夢中になり、そのことに指摘することはなかった。
そこから導き出される結論はただ一つ。
「察しが良いね。宏君の考えている通りだよ」
優香はリモコンを手に取ると、ボタンを押した。
ゲーム画面から脱衣所の様子が映し出されている画面に切り替わった。
明里と早希が脱衣所に入ってくる様子が映った。
『いやー、めっちゃ汗かいちゃったね。早希』
『本当、本当。やっぱり男の子いると気を使っちゃうよ』
画面越しから二人の話し声が聞こえてきた。今から脱ぐのか。それもリアルタイムで。
「本当はさ、宏君にはこれをオカズにオナニーしてもらおうと思って呼んだんだけど、オナ禁することになったから今日は我慢ね」
なんたる生殺しだろうか。二人が撮られていることなど全く知らずに楽しそうに喋っているこの光景だけでもかなり刺激的である。
「宏君、×××××見せて」
「え、でも……」
「ちゃんとオナ禁してるか確認するから。ほら、脱いで」
「わ、分かったよ……」
優香に言われるがまま、ズボンとトランクスを脱ぎ捨てた。
「はー。宏君の×××××……うん、ちゃんと我慢してるみたいだね。偉い偉い」
ガチガチに膨張している俺の股間を優香は恍惚とした表情で見つめていた。
本当にオナニーしてないか見ただけで分かるのだろうか。
テレビの画面に注視していると、明里がTシャツを脱ぎ始めた。
今日はどうやら黒いブラジャーを着けているようである。
明里はなぜか扉の方を振り返った。
『えへへへ。宏君が覗いてたりして……』
『そんなわけないじゃん! 優香も一緒だし、大丈夫でしょ』
『だよねー!』
ごめんなさい。大丈夫じゃないです。覗いてます。思いっきり。
早希がワンピースを脱ぎ捨て、下着姿になった。
早希は水玉模様の下着を着用しており、ブラジャーに包まれた暴力的なまでに大きい胸を画面に曝け出した。
この前見た画像よりも一段と迫力がある。
おっぱいの方ばかり目が行ってしまうが尻も大きく丸みがあって素晴らしい体型であった。
「うわ。×××××、ビクッてなった。すごい……」
「んあ!」
優香がちょこんと人指し指で俺の股間を突いてきた。
ちょっと触られただけなのに体中に電撃が走ったかのような快楽を感じ、思わず声を出してしまった。
画面に映る明里と早希は特段警戒する様子もなく、さらに脱いでいく。
明里は短パンを脱いだ。黒いショーツを履いており、シミ一つないとても綺麗な身体をしている。
胸はそこまで大きくないものの、スラリと伸びる白い脚と上を向いているお尻がめちゃくちゃエロい。
早希は背中に手を回し、ブラジャーのホックを外した。
大きな生のおっぱいが画面に映り、しゃぶりつきたくなるような迫力に思わず俺は画面に顔を近づけた。
画像で見た時と同様に乳輪と乳首は綺麗なピンク色であった。気のせいか画像のよりも大きい気がする。
「あははは! 宏君。早希のおっぱい、めっちゃ好きじゃん。ゲーム中、たくさん見てたもんね」
「う……」
やはり優香にはバレていたのか。もしかして、本人にも……?
『うわー! やっぱ早希っておっぱい大きいね。またちょっと大きくなったんじゃなーい?』
明里が早希のおっぱいを正面から揉みだした。大きく形を変える巨大な二つの果実に思わず釘付けになる。
『ちょっとやめてよ、もう。これでも大きいの気にしてるんだから……』
『宏君もさ。早希のおっぱい、気になってたんじゃないかな』
『そんなことないでしょ。宏君って真面目そうだしさ』
ごめんなさい。気になっていました。男の性なんです。どうか許してください。
俺は心の中で平謝りした。
『どうかな。ああ見えて、実はムッツリだったりして。ねぇ早希ー。今、何カップあるの?』
おぉ……実は俺もめっちゃ気になっていた。
『実はさ、最近Gになったんだよね』
何と。Gカップの女子中学生なんて、全国的にもかなり希少なのではないだろうか。
『いいなー。私もおっぱいおっきくしたーい』
なんかこういう女子同士の会話って聞いてるとめちゃくちゃ興奮してくるな。
それにしても早希のおっぱいを揉んでいる明里が実に羨ましい。
俺も女の子に生まれたら揉めたのだろうか。
『あーもう、明里。良い加減にして。早くシャワー浴びよう』
『はい、はーい』
明里は早希のおっぱいから手を離した。早希がパンツの裾を掴んだ。
いよいよ、二人が全裸になる……
期待に胸を膨らませていると突然、優香がテレビの電源を落とした。
「あー! ちょっと、何すんの!?」
今めちゃくちゃ良いところだったんだが。
優香は手に持っていたリモコンをテーブルの上に置いた。
「今日はここまでだよ。さ、料理手伝って」
優香が無慈悲に言い放ち、部屋の扉に向かって歩き出した。
「えぇ……いや、でも……」
正直、続きがめちゃくちゃ見たい……というか、ここまで来て見せないなんてあんまりではないだろうか。
もはや拷問と言ってもいだだろう。
少し前にSNSで流行っていた、エロ漫画が佳境に入るところで『俺が今まで読んでいたエッチな漫画は!?』というセリフと共に終了するアレの一億倍もどかしい。
「ふふ……もっと見たかったんだよね。宏君には悶々とした気持ちを抱えながらシャワー上がりの二人と対面してもらいます」
な、何て鬼畜なことをしてくるのだろうか……
今の状態で二人と会ってしまったら、理性を保てる自信がない。
「あ、あの……どうか見せてもらうわけには」
俺は恐る恐るテーブルに置いてあるリモコンに手を伸ばした。
「バラすよ?」
優香はドスの効いた低い声で脅してきた。真顔でめっちゃ怖い。
「料理手伝わせていただきます」
優香に弱みを握られている俺は大人しく従うしかない。
俺と優香は一階のキッチンに向かい、昼食の準備を始めた。
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