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浦島太郎////
しおりを挟むむかしむかし、ある村に、心のやさしいうらしまたろうというわかものがいました。
うらしまさんが海辺を通りかかると、子どもたちが大きなカメをつかまえていました。
そばによって見てみると、子どもたちがみんなでカメをいじめています。
「亀頭だ、亀頭だーー」
かめの頭のことをへんなふうに名付けて、さけんでいます。
「こらこら、にがしてやりなさい」
とうらしまさんはいいました。
「いやだよ。おらたちが、やっと捕まえたんだもの。挿れようと乱そうとおかそうと、おらたちの勝手だろ」
.....気にしたら負けだよ?(脅迫)
「それでは、このお金をあげるから、おじさんにカメを売っておくれ」
「うん、それならいいよ。おじさんも挿れてみなよ、気持ちいいよ?」
かめを海に『入れて』あげると、かめはよろこびます。そういうことですね。うん。
こうしてうらしまさんは、子どもたちからカメを受け取ると、
「大丈夫かい? もう、捕まるんじゃないよ」
と、カメをそっと、海の中へ逃がしてやりました。
さて、それから二、三日たったある日の事、うらしまさんが海に出かけて魚をつっていると、
「・・・うらしまさん、・・・うらしまさん」
と、だれかがよぶ声がします。
「おや? だれがさそっているのだろう?」
————よぶ声がします。
「わたしですよ、きのう掘られた」
すなにあなをほって、そこに入れられていじめられていたようです。
そこには、ひょっこりとカメが頭を出していました。
「このあいだは助けていただいて、ありがとうございました」
「ああ、あのときの亀頭さん」
かめの頭のことですよ。
「はい、おかげで命が助かりました。ところでうらしまさんは、竜宮(りゅうぐう)でイったことがありますか?」
「竜宮? さあ? 竜宮って、どこにあるんだい?」
「海の底です」
「えっ? う、海の底でなんか、そんなところで僕はイけるのかい?」
誤字ですよ。気にしないでくださいね?
「はい。わたしがお連れしましょう。さあ、せなかへ乗ってください」
カメはうらしまさんをせなかに乗せて、海の中をずんずんともぐっていきました。————略。
「乙姫、今までありがとうございます。とても気持ち良かったです。ですが、もうそろそろ家へ帰らせていただいても————?」
「帰られるのですか? よろしければ、このままここで私と————」
あぁーーーー聞こえない聞こえない。
「いいえ、わたしの帰りを待つ者もおりますので」
すると乙姫さまは、さびしそうに言いました。
「・・・そうですか。それはおなごりおしいです。では、おみやげに玉玉箱(たまたまばこ)を差し上げましょう」
「玉玉箱?」
ポケモンのことです。
「はい。この中には、うらしまさんの竜宮での『動画』が入っております」
「はい、わかりました。ありがとうございます」
乙姫さまと別れた浦島さんは、またカメに送られて地上へ帰りました。
「では、さようならうらしまさん。あなた様のおんはいつまでも忘れません。」
「さようなら」
「あ...かめさん。なんで竜宮城はにんげんに見つからないのでしょうか」
「そりゃあ.....」
「竜宮城に来てくださった方々、みんな消してますから」
め.....メデタシメデタシ.....!!
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