あなたに会いに来ちゃいました。

ありさな✴️

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第1章

2、朝の食卓

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「・・・おはよう」


 眠そうな目をこすりながら、リビングにやってきた。

 この子が、私と彼の子の彩奈である。この子がいると分かると、彼が私に残してくれたのだと思った。
今では一番の宝だ。


「あら、一人で起きられたのね。いいこね。」


  お弁当を作る手を一時中断し、時計で時間を確認した。

 【いつもなら、まだ寝ているはず】などと思いながら、
 水道で手を洗い、ハンドタオルで濡れている手を拭いた。


 起きてきたばかりか彩奈の目の周をこすり続けており、少し赤くなっている。
そんなところも可愛いのだがと思っている私がいた。


 【起きるには少し早いのに】と心の中で思いながら、彩奈の頭をやさしくなでた。


 彩奈は嬉しそうな、くすぐったそうな顔をしてニコっと鳥を見て笑った。


「ママ、知らなかったの?私だって一人で起きられるんだよ。」


 そういわれるとまた、一歩成長した娘の姿を見れたような感じがした。

 
「そうね。ごめん、ごめん、
お母さんが悪かったわ。冷蔵庫に彩奈が好きなぶどうが置いてあるから食べましょう。」
 

 彩奈に笑いかけながら頭をなでていると、機嫌がよくなったらか左手をだして、


「・・・・ゆるしてあげる。でも、ぶどうが食べたいから取って」

 
 そんな姿を見ていると、まだ彩奈に幼い部分がまだ一面があることに安心した。



   そんなのほほんとした、生活が続いていた。

 





    けれど、それは・・・・帰りの突然の出来事であった。

             
   何も変わらない帰り道を歩いている時に起こったのです。






 


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