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第4章
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私はこの期に及んで悩んでいた。どちらを守るべきか、どちらを切り捨てるべきか。そんな時、目の前に現れた予想外の人物に目を見開く。その人物は口を開いた。
「お姉様、陛下から聞いたわ。ヤーフィスの書という物について」
「シャルロット……」
そこに現れたのは私の妹、シャルロットだった。彼女は私に近づくと、私から突然ヤーフィスの書を取り上げた。
「これは、今すぐエハル神に渡して。お姉様が命を投げ出す必要はないわ」
シャルロットは初めて私に対して怒った。彼女は温厚で、今まで怒った姿を見たことは一度もなかったのに。私は唖然としていると、彼女は言った。
「お姉様は忘れたの? お母様の言葉を。お母様はいつも言っていた。"私が何よりも優先するのはあなたたちだから"って。それなのに、お姉様はお母様の願いすら無下にするの?」
シャルロットはそう言って涙を頬に溢す。どうしてその言葉を思い出せなかったのだろう。大切なお母様の言葉だったはずなのに。目頭が熱くなる。たくさんの涙の滴が私の目から溢れ落ちた。
「お姉様は死なせない。きっと、他にもエハル神を止める方法はある。一緒に戦いましょう」
そう言って涙が止まらない私をシャルロットは静かに抱き締める。彼女の抱擁はとても温かかった。
それと同時に、彼女のお陰で私の心は決まった。
「ええ。私、戦うわ。ありがとうシャルロット」
そんな私たち姉妹の様子を見ていたおば様がため息をつく。
「あなたたちは本当にお母様が大好きね……。状況は何となく察しがついたけれど、いいわ。私も協力してあげる。その本は持っていって」
おば様はいつものように冷たい言い方をしたが、今の私にとってはとても心強いものに聞こえた。
私はその後、シャルロットに付き添ってもらい宮殿に戻った。彼女とは宮殿の前でお別れをした。
「ここで大丈夫?」
「ええ、ありがとう。あなたのお陰で、ようやく目が覚めた。……私はもう、迷わない。大切な人たちを守るために」
私がそう言うと、彼女は微笑んだ。
私は宮殿に入るとさっそくヤーフィスの書をエハルの元に持っていった。彼は本を見通すと、私に言った。
「この本には仕掛けがあるんだろう。どうしたら読める?」
「お待ちください。今仕掛けを解きます」
私はそう言って、護身用の短剣を取ると自分の指の先を傷つける。そして溢れた血をいつものように1ページ目に滴らした。
すると、ヤーフィスの書は次々と文字を印字していく。赤い血のような文字が白紙だったページを埋めていった。
しばらくして印字が終わると、本は独りでに閉じる。エハルはヤーフィスの書を手に取ると2ページ目から読み始めた。
私はその間彼の横に黙って立っていると、エハルが突然笑みを溢す。私は彼を咄嗟に見つめると、彼はすでに本を閉じていた。
「ヤーフィス……ただの子どもだと思っていたが、小賢しい男だ」
「何が書いてあったのですか」
私はエハルにそう尋ねる。ヤーフィスの書は読む度にその内容が変わる。何と書いてあったのだろうか。彼は私の質問に答えた。
「ヤーフィスからの、宣戦布告だ。"エハル。一月後までに、お前は死ぬ。"せっかくなら、どう死ぬかも教えてほしいところだ」
その言葉に私の心臓が鼓動を早める。私は平静を装った。
「ヤーフィスの書は念のため、俺が預かっておくよ。君は退出していい」
「失礼します」
私は退出していいと言われ、そう一言言ってから彼の部屋を出た。
もう、ヤーフィスの書のことを考えるのはやめよう。エハルを倒す他の方法がきっとあるはず。私は部屋を出ると療養中のヨセフのところに向かった。
数日後。ヨセフは無事意識を取り戻した。傷も幸いなことにかなり良くなっていた。もう少ししたら立ち上がれるようにもなるだろう。彼が無事なことが本当に嬉しかった。
それからまた数日が経ったある日のこと。エハルは突然、私とシーグルドの子どもたち、セレスとミハイルの2人を彼の部屋に呼び出した。
私はそのことを知ると、急いでエハルの部屋に行く。エハルが自分の子孫でもある2人に手を下すとは考えにくいが、何かよからぬことを吹き込むかもしれない。私はエハルの部屋に着くと、ノックして部屋に入った。
「あ、お母様!」
そう言ってセレスが私に駆け寄ってくる。ミハイルもセレスに続くと私に抱きついた。2人とも何もされていないようだ。
「ああ良かった。ちょうど君を呼ぼうと思っていたんだ、リリアーヌ・ヤーフィス」
エハルが微笑んで私に話しかける。私は相槌を打った。
「……何でしょうか」
私はそう言って彼を警戒するように見つめる。彼は口を開いた。
「娘がもう1人いたと記憶している。確か、名前をオリヴィアと言ったな。彼女はどこに?」
私は彼にそう言われ目を見開く。私は意識的に感情を抑えて言った。
「彼女は、私の妹の家です。音楽を勉強させるために一時的に預けています」
「そうか。なら、一度呼び戻してくれないか? 子孫たちの魔法の素質が見たい」
オリヴィアはヤーフィスの書によると、白き狼神が生み出した半神半人、バルバラの生まれ変わり。エハルが見ればきっと分かるはず。そうしたら、恐らくオリヴィアはただでは済まない。私は咄嗟に嘘をついた。
「彼女は魔法があまり得意ではありません。それに今は音楽に専念していますし、邪魔をしてしまうのは忍びないかと」
私が淡々とそう言うと、エハルは不満気な顔をした後、不敵に笑みを溢した。
「俺が呼んでいるんだ、今すぐに呼び出せ。それとも、何か隠したいことでも?」
彼は何か察したのだろうか。もしそうだとしたらまずい。私は出来るだけ平静を装って言った。
「何もありません。お望みとあらば呼び戻します」
私はそう言ってエハルの部屋を出た。彼がオリヴィアを見たら、きっとすぐに彼はオリヴィアがバルバラの生まれ変わりだと気づくだろう。
私はこのことを伝えるためにすぐにシーグルドの部屋へ向かった。彼に事情を話すと、彼は険しい表情で考え込む。そしてしばらくすると告げた。
「今は大人しく従う他ない。大事にはならないことを願うが、もしもの時は俺がオリヴィアを守る。だがエハル神は、己の子孫を大切に思っているはず。下手な真似はしないと信じるしかない」
「……無茶はしないでね」
「ばか、お前がな」
そう言って彼に額を小突かれる。彼と昔のようなふざけたやり取りは最近全くしていなかったから、少し安心感を取り戻せた。
「まあ、なるようになるだろ。俺たち2人ならどんな困難でも乗り越えられる。結婚式の時の誓い、本物にしてやろうぜ」
そう言って彼は微笑み、私の頭に手を乗せる。私は彼と同じように微笑んで言った。
「ええ、乗り越えましょう。私たちで」
「お姉様、陛下から聞いたわ。ヤーフィスの書という物について」
「シャルロット……」
そこに現れたのは私の妹、シャルロットだった。彼女は私に近づくと、私から突然ヤーフィスの書を取り上げた。
「これは、今すぐエハル神に渡して。お姉様が命を投げ出す必要はないわ」
シャルロットは初めて私に対して怒った。彼女は温厚で、今まで怒った姿を見たことは一度もなかったのに。私は唖然としていると、彼女は言った。
「お姉様は忘れたの? お母様の言葉を。お母様はいつも言っていた。"私が何よりも優先するのはあなたたちだから"って。それなのに、お姉様はお母様の願いすら無下にするの?」
シャルロットはそう言って涙を頬に溢す。どうしてその言葉を思い出せなかったのだろう。大切なお母様の言葉だったはずなのに。目頭が熱くなる。たくさんの涙の滴が私の目から溢れ落ちた。
「お姉様は死なせない。きっと、他にもエハル神を止める方法はある。一緒に戦いましょう」
そう言って涙が止まらない私をシャルロットは静かに抱き締める。彼女の抱擁はとても温かかった。
それと同時に、彼女のお陰で私の心は決まった。
「ええ。私、戦うわ。ありがとうシャルロット」
そんな私たち姉妹の様子を見ていたおば様がため息をつく。
「あなたたちは本当にお母様が大好きね……。状況は何となく察しがついたけれど、いいわ。私も協力してあげる。その本は持っていって」
おば様はいつものように冷たい言い方をしたが、今の私にとってはとても心強いものに聞こえた。
私はその後、シャルロットに付き添ってもらい宮殿に戻った。彼女とは宮殿の前でお別れをした。
「ここで大丈夫?」
「ええ、ありがとう。あなたのお陰で、ようやく目が覚めた。……私はもう、迷わない。大切な人たちを守るために」
私がそう言うと、彼女は微笑んだ。
私は宮殿に入るとさっそくヤーフィスの書をエハルの元に持っていった。彼は本を見通すと、私に言った。
「この本には仕掛けがあるんだろう。どうしたら読める?」
「お待ちください。今仕掛けを解きます」
私はそう言って、護身用の短剣を取ると自分の指の先を傷つける。そして溢れた血をいつものように1ページ目に滴らした。
すると、ヤーフィスの書は次々と文字を印字していく。赤い血のような文字が白紙だったページを埋めていった。
しばらくして印字が終わると、本は独りでに閉じる。エハルはヤーフィスの書を手に取ると2ページ目から読み始めた。
私はその間彼の横に黙って立っていると、エハルが突然笑みを溢す。私は彼を咄嗟に見つめると、彼はすでに本を閉じていた。
「ヤーフィス……ただの子どもだと思っていたが、小賢しい男だ」
「何が書いてあったのですか」
私はエハルにそう尋ねる。ヤーフィスの書は読む度にその内容が変わる。何と書いてあったのだろうか。彼は私の質問に答えた。
「ヤーフィスからの、宣戦布告だ。"エハル。一月後までに、お前は死ぬ。"せっかくなら、どう死ぬかも教えてほしいところだ」
その言葉に私の心臓が鼓動を早める。私は平静を装った。
「ヤーフィスの書は念のため、俺が預かっておくよ。君は退出していい」
「失礼します」
私は退出していいと言われ、そう一言言ってから彼の部屋を出た。
もう、ヤーフィスの書のことを考えるのはやめよう。エハルを倒す他の方法がきっとあるはず。私は部屋を出ると療養中のヨセフのところに向かった。
数日後。ヨセフは無事意識を取り戻した。傷も幸いなことにかなり良くなっていた。もう少ししたら立ち上がれるようにもなるだろう。彼が無事なことが本当に嬉しかった。
それからまた数日が経ったある日のこと。エハルは突然、私とシーグルドの子どもたち、セレスとミハイルの2人を彼の部屋に呼び出した。
私はそのことを知ると、急いでエハルの部屋に行く。エハルが自分の子孫でもある2人に手を下すとは考えにくいが、何かよからぬことを吹き込むかもしれない。私はエハルの部屋に着くと、ノックして部屋に入った。
「あ、お母様!」
そう言ってセレスが私に駆け寄ってくる。ミハイルもセレスに続くと私に抱きついた。2人とも何もされていないようだ。
「ああ良かった。ちょうど君を呼ぼうと思っていたんだ、リリアーヌ・ヤーフィス」
エハルが微笑んで私に話しかける。私は相槌を打った。
「……何でしょうか」
私はそう言って彼を警戒するように見つめる。彼は口を開いた。
「娘がもう1人いたと記憶している。確か、名前をオリヴィアと言ったな。彼女はどこに?」
私は彼にそう言われ目を見開く。私は意識的に感情を抑えて言った。
「彼女は、私の妹の家です。音楽を勉強させるために一時的に預けています」
「そうか。なら、一度呼び戻してくれないか? 子孫たちの魔法の素質が見たい」
オリヴィアはヤーフィスの書によると、白き狼神が生み出した半神半人、バルバラの生まれ変わり。エハルが見ればきっと分かるはず。そうしたら、恐らくオリヴィアはただでは済まない。私は咄嗟に嘘をついた。
「彼女は魔法があまり得意ではありません。それに今は音楽に専念していますし、邪魔をしてしまうのは忍びないかと」
私が淡々とそう言うと、エハルは不満気な顔をした後、不敵に笑みを溢した。
「俺が呼んでいるんだ、今すぐに呼び出せ。それとも、何か隠したいことでも?」
彼は何か察したのだろうか。もしそうだとしたらまずい。私は出来るだけ平静を装って言った。
「何もありません。お望みとあらば呼び戻します」
私はそう言ってエハルの部屋を出た。彼がオリヴィアを見たら、きっとすぐに彼はオリヴィアがバルバラの生まれ変わりだと気づくだろう。
私はこのことを伝えるためにすぐにシーグルドの部屋へ向かった。彼に事情を話すと、彼は険しい表情で考え込む。そしてしばらくすると告げた。
「今は大人しく従う他ない。大事にはならないことを願うが、もしもの時は俺がオリヴィアを守る。だがエハル神は、己の子孫を大切に思っているはず。下手な真似はしないと信じるしかない」
「……無茶はしないでね」
「ばか、お前がな」
そう言って彼に額を小突かれる。彼と昔のようなふざけたやり取りは最近全くしていなかったから、少し安心感を取り戻せた。
「まあ、なるようになるだろ。俺たち2人ならどんな困難でも乗り越えられる。結婚式の時の誓い、本物にしてやろうぜ」
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