1 / 1
おあいこ。
しおりを挟む
あーあ、これからどうしよっかなぁ。何かやりたい事があるわけでもないし。でも暇だしなぁ。また別の女でも探すかな…。
『ねぇねぇ、お姉さん今、一人?』
『いや、待ち合わせ中。』
『あ、そうなんだ。じゃぁさ、別に今日じゃなくていーんだ。また今度、時間ある時に飲みにでも行かない?』
『えー…。何、おごってくれんの?』
『当たり前じゃーん!じゃぁさ、連絡先教えてよ!』
『ちょっと待って…。あ!来た来た!遅いよ、もう!』
『美紀ー!ごめんねぇ!ちょっと準備にてこずっちゃって。…ん?あれ?健次!?何してんの、こんなとこで!もしかして、アンタまだ、ナンパなんてしてんの!?』
『げ!理子!何で?…もしかして友達?』
『理子ぉ。誰?』
『あんま言いたくないけど、元カレ…。』
『マジで!?チャラそぉだねぇ。』
『…うん。好きなように言って。コイツが、こんな調子だから別れたんだもん。健次、アンタあれからまだ彼女出来ないの?』
『うるさいよ。そういうお前は、どうなんだよ!』
『私は、いーの!今は一人を満喫してんだから!』
『あっそ!分かったよ!じゃーな!…あ、なぁ理子。あれから、体は別になんともないのか?』
『え?…あぁ、うん。別に、何もないけど…。』
『そっか。なら良かった。じゃぁな。』
『何、今の?理子、彼と何かあったの?』
『んー…。ここじゃ、なんだから、とりあえず、どっか入ろっか。』
それは、ちょうど三ヶ月前ー。
『うわ!どうしよう…。』
(ジャー、ガチャ。)
『ねぇ、健次。』
『お前、ずいぶん長いトイレだったな。そんなでっかいの出たの?』
『バカ!真面目に聞いて!』
『なんだよ!何怒ってんの?』
『健次、デキちゃったみたい…。』
『は?デキちゃったって?…は?マジで!?』
『最近、生理遅れてるから今、検査薬で調べてみたの。そしたら…。』
『マジかよぉ。どうする?』
『どうするって言われても、無理でしょ?堕ろすしかないでしょう。』
『だよなぁ。俺、フリーターだし、無理だよなぁ。理子は、産みたくないの?』
『そりゃ産みたいに決まってるじゃない!好きな人の子供なんだよ!…でも、分かってる。無理だもん。いーよ、堕ろそ。』
『理子、産もう!いや産んで!俺もうフラフラしないで就職するから!』
『本気で言ってんの!?』
『ああ!だって、せっかく授かった命だろ?俺だって、そんな我が子を殺すような事したくないし!』
『びっくりだわ!アンタの軽々しい口から、せっかく授かった命なんて、そんな丁寧な言葉が出て来ると思わなかった。』
『何だよそれ!ってか理子、嫌なの?』
『ううん!嫌なわけないじゃん!産む!私、産む!』
『そっか!よし!俺、頑張るからな!』
ーーー。
『…それが何で別れちゃうわけ?』
『え?決まってるじゃない!浮気よ!浮気!』
『は?そんだけ頑張るって意気込んだわりに、あっさり浮気してんの?サイテーだね!』
『でしょ?浮気してんの分かったら、ムカついてそのまますぐに、堕ろしに行ったわ!そんで、そのまま、さよーなら!』
『そりゃあ、そうだよね。…でも、やけに理子の体のことは心配してたね。』
『まぁね…。そういうとこは、凄い優しい奴だったから。』
『理子さぁ、意外とまだ彼の事が好きなんじゃないの?』
『え?ちょっと美紀!何言っちゃってんの!?そんなわけがないじゃない!浮気なんかするチャラい奴なんかもう知らないわ!』
『ホントかなぁ。』
『何よそれ。ホントだってば!』
『じゃあ私が、健次君もらっちゃおっかなぁ。』
『え?本気で?や、やめといた方がいーよ!あんなの!』
『そ?私は、結構好きだけどなぁ。見た目チャラいけど優しいって感じ?そのギャップ。それに面白そうだし!』
『…美紀の好きにしなよ!私は一切関与しないから。』
『分かった!んじゃ好きにするね!』
俺って、そんなに軽いのかな。確かに、そりゃ女の子は好きだけど、浮気もしちゃったけど…。
あの時、理子に誓ったあの言葉は、嘘じゃなかったのにな…。
ーーー。
『…どうしたの?健次君、なんかさっきっから、ぼーっとしてばっかり。私とじゃ、つまんない?』
『え?いやいや、ごめんごめん。ちょっと考え事してた。早くどうにかしないと南極が溶けちゃうなぁって。』
『ぷっ!なにそれー!絶対ウソじゃーん!どーせ理子の事考えてたんでしょ?』
『な、なわけないじゃん!俺は今、純粋に地球温暖化を心配してたのに!』
『はいはい!いーよ、別に。』
『わっ!冷たいなぁ美紀ちゃん!地球じゃなくて美紀ちゃんが温暖化してくんないかなぁ!』
『ねぇ、健次君てさぁ、いつもこんな感じなの?』
『そ、そんな哀れんだ目で、こっち見ないで!』
『ううん、そんなんじゃないよ!私、健次君みたいな人、好きよ!だって楽しいもん!理子だって絶対、健次君、大好きだったんだろうなぁ。』
『な、何言ってんの?』
『ねぇ、健次君!正直に答えてくれない?』
『な、何?そんな怖い顔して…。』
ーーー。
[理子ぉ!明日夜ひま?飲み行かない?]
[いーよー!場所はどこにする?たまには変える?]
[理子ん家でいい?たまには宅飲みしよーよ!o(^-^)o]
[おっけー!(^_-)-☆んじゃ仕事終わったら電話してぇ!]
ーーー。
(ピンポーン!)
『はーい!来た来た!今開けるぅ!』
(ガチャ。)
『よっ!』
『え!健次!何で?何しに来たの?』
『そんな冷たいこと言うなよぉ!世界中が温暖化でこんだけ騒いでんのに!』
『また、そうやって…。でもなんか久々に聞いたわ。そういうの。』
『久々に聞くと思い出すだろ!俺といた、あの楽しかった日々。共に歩き、共に探し、共に傷つき…。』
『コブクロか!』
『お!いーねぇ!久々に聞いた!理子のツッコミ!』
『もうバカ!んで一体何しに来たのよ!今日は、これから美紀が来て一緒に飲むんだから!』
『美紀ちゃんなら、来ないよ。』
『え?何で?』
『だって美紀ちゃんに言われて俺が来たんだもん!』
『どういうこと?』
『…ま、とりあえず上がっていい?テンションと一緒に。』
『え、ああ、どーぞ。でも、テンションは置いといて。』
『どわ!その冷静なツッコミ!たまんないねぇ!』
『分かったから、早く説明して!』
『分かったよ!んーと、率直に言うわ。俺さ、やっぱ理子が好きだわ!理子とやり直したい!』
『は?何言ってんの今更?無理に決まってんでしょ!』
『何で?理子、俺の事もう嫌いなの?』
『嫌いになったから別れたんでしょう!?アンタ自分が何やったか分かってんの?』
『分かってるよ!ホントに心から申し訳なかったって思ってる。あのコも、寂しそうだったから…、ついさ。』
『言い訳なんかいーわよ!だいいち、今更そんな話聞きたくない!』
『いや、この際だからちゃんと聞いて!あの時さ、俺は、そんなつもりなかったんだよ。ただ、人数合わせのために、どーしてもって合コンに誘われたんだ。んでもって、俺って、こんな性格じゃん?やっぱ行ったら行ったでテンション上がっちゃってさ…。飲んだ勢いでつい…。ただ分かって欲しいのは、実は、俺からじゃないんだ。俺は、そのまま帰るつもりだった。だけど、そのコが一人になりたくないって泣き出すんだよ。そんなの、ほっとけないじゃん。だから、ちょっとだけ一緒にいてあげようって…。かわいそうだったんだ。話を聞いたら、彼とケンカばっかで最近は全然、求めてくれなかったんだって…。それってさ、やっぱ女の子には辛い事だろ?』
『だからって健次がその穴を埋めなくたっていーじゃない!』
『そりゃそうだけど、しょーがないじゃんか!そこにいたのが俺だったんだから。』
『…分かるよ。健次は凄い優しくて、ただヤりたいだけの女好きじゃないことぐらい。知ってるよ。だから、私だって好きになったんじゃない!でも私の気持ちも分かるでしょう?妊娠してる最中の裏切り行為は許せるはずがないでしょう!』
『分かってる!ホントに分かってるんだ!だから謝ってる!心の底から悪いと思ってるから謝ってるんだ!だって俺は理子が好きだもん!本気で理子と家族になるつもりだったんだもん!あの時の、あの誓いと今のこの想いに嘘、偽りはないよ!ホンモノだよ!それを分かって欲しいんだ。』
『もうバカ!バカ健次!もう私堕ろしちゃったのよ!健次の子はもう、ここにはいないのよ!』
『ホントに、ごめんな。辛い思いさせて…。もう二度とこんな思いはさせないから。』
『バカ!バカ健次…。』
(ガラッ!)
『…ハイッ、カット!あー感動だわぁ!良かったねぇ理子。』
『え?美紀ちゃん!何で?どういう事!?』
『バカ健次をはめたのよ!』
『理子!』
『私も最初は、どうしようかと思ったけど。美紀からこの話を聞いた時は!面白そうだからノッちゃった!』
『だって健次君、ちょっと私が真剣に聞いたら、ちょー真面目に答えるんだもん!あんだけハッキリ堂々と理子が好きって言われたらその間にいる私が、どうにかするしかないじゃないねぇ?』
『ごめんね美紀。私も変に強がってて…。』
『いーわよ!そんなの!ちなみに、今の一部始終ムービーに抑えてるからね!ベランダから隠し撮りするの、結構大変ねぇ。』
『は!マジで?なに、俺すげぇ恥ずかしいじゃん!』
『何言ってんの!これでおあいこだね!あ!コレ、二人の結婚式で流そうか!』
ー完ー
『ねぇねぇ、お姉さん今、一人?』
『いや、待ち合わせ中。』
『あ、そうなんだ。じゃぁさ、別に今日じゃなくていーんだ。また今度、時間ある時に飲みにでも行かない?』
『えー…。何、おごってくれんの?』
『当たり前じゃーん!じゃぁさ、連絡先教えてよ!』
『ちょっと待って…。あ!来た来た!遅いよ、もう!』
『美紀ー!ごめんねぇ!ちょっと準備にてこずっちゃって。…ん?あれ?健次!?何してんの、こんなとこで!もしかして、アンタまだ、ナンパなんてしてんの!?』
『げ!理子!何で?…もしかして友達?』
『理子ぉ。誰?』
『あんま言いたくないけど、元カレ…。』
『マジで!?チャラそぉだねぇ。』
『…うん。好きなように言って。コイツが、こんな調子だから別れたんだもん。健次、アンタあれからまだ彼女出来ないの?』
『うるさいよ。そういうお前は、どうなんだよ!』
『私は、いーの!今は一人を満喫してんだから!』
『あっそ!分かったよ!じゃーな!…あ、なぁ理子。あれから、体は別になんともないのか?』
『え?…あぁ、うん。別に、何もないけど…。』
『そっか。なら良かった。じゃぁな。』
『何、今の?理子、彼と何かあったの?』
『んー…。ここじゃ、なんだから、とりあえず、どっか入ろっか。』
それは、ちょうど三ヶ月前ー。
『うわ!どうしよう…。』
(ジャー、ガチャ。)
『ねぇ、健次。』
『お前、ずいぶん長いトイレだったな。そんなでっかいの出たの?』
『バカ!真面目に聞いて!』
『なんだよ!何怒ってんの?』
『健次、デキちゃったみたい…。』
『は?デキちゃったって?…は?マジで!?』
『最近、生理遅れてるから今、検査薬で調べてみたの。そしたら…。』
『マジかよぉ。どうする?』
『どうするって言われても、無理でしょ?堕ろすしかないでしょう。』
『だよなぁ。俺、フリーターだし、無理だよなぁ。理子は、産みたくないの?』
『そりゃ産みたいに決まってるじゃない!好きな人の子供なんだよ!…でも、分かってる。無理だもん。いーよ、堕ろそ。』
『理子、産もう!いや産んで!俺もうフラフラしないで就職するから!』
『本気で言ってんの!?』
『ああ!だって、せっかく授かった命だろ?俺だって、そんな我が子を殺すような事したくないし!』
『びっくりだわ!アンタの軽々しい口から、せっかく授かった命なんて、そんな丁寧な言葉が出て来ると思わなかった。』
『何だよそれ!ってか理子、嫌なの?』
『ううん!嫌なわけないじゃん!産む!私、産む!』
『そっか!よし!俺、頑張るからな!』
ーーー。
『…それが何で別れちゃうわけ?』
『え?決まってるじゃない!浮気よ!浮気!』
『は?そんだけ頑張るって意気込んだわりに、あっさり浮気してんの?サイテーだね!』
『でしょ?浮気してんの分かったら、ムカついてそのまますぐに、堕ろしに行ったわ!そんで、そのまま、さよーなら!』
『そりゃあ、そうだよね。…でも、やけに理子の体のことは心配してたね。』
『まぁね…。そういうとこは、凄い優しい奴だったから。』
『理子さぁ、意外とまだ彼の事が好きなんじゃないの?』
『え?ちょっと美紀!何言っちゃってんの!?そんなわけがないじゃない!浮気なんかするチャラい奴なんかもう知らないわ!』
『ホントかなぁ。』
『何よそれ。ホントだってば!』
『じゃあ私が、健次君もらっちゃおっかなぁ。』
『え?本気で?や、やめといた方がいーよ!あんなの!』
『そ?私は、結構好きだけどなぁ。見た目チャラいけど優しいって感じ?そのギャップ。それに面白そうだし!』
『…美紀の好きにしなよ!私は一切関与しないから。』
『分かった!んじゃ好きにするね!』
俺って、そんなに軽いのかな。確かに、そりゃ女の子は好きだけど、浮気もしちゃったけど…。
あの時、理子に誓ったあの言葉は、嘘じゃなかったのにな…。
ーーー。
『…どうしたの?健次君、なんかさっきっから、ぼーっとしてばっかり。私とじゃ、つまんない?』
『え?いやいや、ごめんごめん。ちょっと考え事してた。早くどうにかしないと南極が溶けちゃうなぁって。』
『ぷっ!なにそれー!絶対ウソじゃーん!どーせ理子の事考えてたんでしょ?』
『な、なわけないじゃん!俺は今、純粋に地球温暖化を心配してたのに!』
『はいはい!いーよ、別に。』
『わっ!冷たいなぁ美紀ちゃん!地球じゃなくて美紀ちゃんが温暖化してくんないかなぁ!』
『ねぇ、健次君てさぁ、いつもこんな感じなの?』
『そ、そんな哀れんだ目で、こっち見ないで!』
『ううん、そんなんじゃないよ!私、健次君みたいな人、好きよ!だって楽しいもん!理子だって絶対、健次君、大好きだったんだろうなぁ。』
『な、何言ってんの?』
『ねぇ、健次君!正直に答えてくれない?』
『な、何?そんな怖い顔して…。』
ーーー。
[理子ぉ!明日夜ひま?飲み行かない?]
[いーよー!場所はどこにする?たまには変える?]
[理子ん家でいい?たまには宅飲みしよーよ!o(^-^)o]
[おっけー!(^_-)-☆んじゃ仕事終わったら電話してぇ!]
ーーー。
(ピンポーン!)
『はーい!来た来た!今開けるぅ!』
(ガチャ。)
『よっ!』
『え!健次!何で?何しに来たの?』
『そんな冷たいこと言うなよぉ!世界中が温暖化でこんだけ騒いでんのに!』
『また、そうやって…。でもなんか久々に聞いたわ。そういうの。』
『久々に聞くと思い出すだろ!俺といた、あの楽しかった日々。共に歩き、共に探し、共に傷つき…。』
『コブクロか!』
『お!いーねぇ!久々に聞いた!理子のツッコミ!』
『もうバカ!んで一体何しに来たのよ!今日は、これから美紀が来て一緒に飲むんだから!』
『美紀ちゃんなら、来ないよ。』
『え?何で?』
『だって美紀ちゃんに言われて俺が来たんだもん!』
『どういうこと?』
『…ま、とりあえず上がっていい?テンションと一緒に。』
『え、ああ、どーぞ。でも、テンションは置いといて。』
『どわ!その冷静なツッコミ!たまんないねぇ!』
『分かったから、早く説明して!』
『分かったよ!んーと、率直に言うわ。俺さ、やっぱ理子が好きだわ!理子とやり直したい!』
『は?何言ってんの今更?無理に決まってんでしょ!』
『何で?理子、俺の事もう嫌いなの?』
『嫌いになったから別れたんでしょう!?アンタ自分が何やったか分かってんの?』
『分かってるよ!ホントに心から申し訳なかったって思ってる。あのコも、寂しそうだったから…、ついさ。』
『言い訳なんかいーわよ!だいいち、今更そんな話聞きたくない!』
『いや、この際だからちゃんと聞いて!あの時さ、俺は、そんなつもりなかったんだよ。ただ、人数合わせのために、どーしてもって合コンに誘われたんだ。んでもって、俺って、こんな性格じゃん?やっぱ行ったら行ったでテンション上がっちゃってさ…。飲んだ勢いでつい…。ただ分かって欲しいのは、実は、俺からじゃないんだ。俺は、そのまま帰るつもりだった。だけど、そのコが一人になりたくないって泣き出すんだよ。そんなの、ほっとけないじゃん。だから、ちょっとだけ一緒にいてあげようって…。かわいそうだったんだ。話を聞いたら、彼とケンカばっかで最近は全然、求めてくれなかったんだって…。それってさ、やっぱ女の子には辛い事だろ?』
『だからって健次がその穴を埋めなくたっていーじゃない!』
『そりゃそうだけど、しょーがないじゃんか!そこにいたのが俺だったんだから。』
『…分かるよ。健次は凄い優しくて、ただヤりたいだけの女好きじゃないことぐらい。知ってるよ。だから、私だって好きになったんじゃない!でも私の気持ちも分かるでしょう?妊娠してる最中の裏切り行為は許せるはずがないでしょう!』
『分かってる!ホントに分かってるんだ!だから謝ってる!心の底から悪いと思ってるから謝ってるんだ!だって俺は理子が好きだもん!本気で理子と家族になるつもりだったんだもん!あの時の、あの誓いと今のこの想いに嘘、偽りはないよ!ホンモノだよ!それを分かって欲しいんだ。』
『もうバカ!バカ健次!もう私堕ろしちゃったのよ!健次の子はもう、ここにはいないのよ!』
『ホントに、ごめんな。辛い思いさせて…。もう二度とこんな思いはさせないから。』
『バカ!バカ健次…。』
(ガラッ!)
『…ハイッ、カット!あー感動だわぁ!良かったねぇ理子。』
『え?美紀ちゃん!何で?どういう事!?』
『バカ健次をはめたのよ!』
『理子!』
『私も最初は、どうしようかと思ったけど。美紀からこの話を聞いた時は!面白そうだからノッちゃった!』
『だって健次君、ちょっと私が真剣に聞いたら、ちょー真面目に答えるんだもん!あんだけハッキリ堂々と理子が好きって言われたらその間にいる私が、どうにかするしかないじゃないねぇ?』
『ごめんね美紀。私も変に強がってて…。』
『いーわよ!そんなの!ちなみに、今の一部始終ムービーに抑えてるからね!ベランダから隠し撮りするの、結構大変ねぇ。』
『は!マジで?なに、俺すげぇ恥ずかしいじゃん!』
『何言ってんの!これでおあいこだね!あ!コレ、二人の結婚式で流そうか!』
ー完ー
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
お前は要らない、ですか。そうですか、分かりました。では私は去りますね。あ、私、こう見えても人気があるので、次の相手もすぐに見つかりますよ。
四季
恋愛
お前は要らない、ですか。
そうですか、分かりました。
では私は去りますね。
番を辞めますさようなら
京佳
恋愛
番である婚約者に冷遇され続けた私は彼の裏切りを目撃した。心が壊れた私は彼の番で居続ける事を放棄した。私ではなく別の人と幸せになって下さい。さようなら…
愛されなかった番。後悔ざまぁ。すれ違いエンド。ゆるゆる設定。
※沢山のお気に入り&いいねをありがとうございます。感謝感謝♡
一途に愛した1周目は殺されて終わったので、2周目は王子様を嫌いたいのに、なぜか婚約者がヤンデレ化して離してくれません!
夢咲 アメ
恋愛
「君の愛が煩わしいんだ」
婚約者である王太子の冷たい言葉に、私の心は砕け散った。
それから間もなく、私は謎の襲撃者に命を奪われ死んだ――はずだった。
死の間際に見えたのは、絶望に顔を歪ませ、私の名を叫びながら駆け寄る彼の姿。
……けれど、次に目を覚ました時、私は18歳の自分に戻っていた。
「今世こそ、彼を愛するのを辞めよう」
そう決意して距離を置く私。しかし、1周目であれほど冷酷だった彼は、なぜか焦ったように私を追いかけ、甘い言葉で縛り付けようとしてきて……?
「どこへ行くつもり? 君が愛してくれるまで、僕は君を離さないよ」
不器用すぎて愛を間違えたヤンデレ王子×今世こそ静かに暮らしたい令嬢。
死から始まる、執着愛の二周目が幕を開ける!
妻が通う邸の中に
月山 歩
恋愛
最近妻の様子がおかしい。昼間一人で出掛けているようだ。二人に子供はできなかったけれども、妻と愛し合っていると思っている。僕は妻を誰にも奪われたくない。だから僕は、妻の向かう先を調べることににした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる