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失われた平和
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「おはよう」今日も元気よく家を飛び出した。僕の名前は長月秋央、小6だ。今日も、いつも通り学校に向かう。学校について、いつも通り 先生が入ってくる。宇宙生命先生は2年目の教師で、僕たちの担任だ。朝のHRをしていると、外から強い光が見えた。光が静まったので外を見てみると、外には誰もいない。道路には誰も歩いていない。みんな何があったのか分からず、外に出た。放送が流れた。「ピンポンパンポン、今日は臨時帰宅とします。」と流れたのだ。僕たちは家に帰った。「ただいま。」と言っても返事はない。不思議に思い家の中を探しても誰もいない。何かあったのかもしれない。そう思い、がっこうに戻った。すると、友達の新田千太も正門にいた。新田千太は「秋央も家に誰もいなかったのか?」と言ったので、「うん、千太も?」と言うと「そうなんだ。始めは、どっかに出かけていると思ったんだ。でも、違った。」僕は、「何で分かったの?」と聞くと、「コンロの火が尽きっぱなしだったんだ。普通、出かける時は切るだろ。」僕は、確かにと思った。そして、千太は続けた。「多分だけど、あのさっきの光だよ。あれのせいで、みんな消えたんだ。」と言った。僕は、「じゃあ、僕たちは何故消えなかったんだろう。」と言った。すると、千太は怯えた顔をした。だから、僕は「どうしたの?」と聞くと、千太は、「みんな消えたってことは、電気もコンロもつけっぱなしだから、大火事が起こるかもしれない。」と言った。僕たちはとにかく食料確保のため、色々な家に入った。出来るだけ、電気やガスは消して行った。そして、缶詰など使える物を集めた。
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