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ひとりごと~アナザーストーリー~
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外に出ただけで手が凍える
氷でも触っているかのような感覚に陥る12月のこの頃
俺は中小会社に勤めるサラリーマンだ
今年で25になる
''おはよ、起きた?''
あぁ、そうだ
いるんだった
今の声は彼女だ
昨日、飯食べに行ってそのまま家に泊まっていった
''7時だよ、起きるでしょ?''
俺は
7時に起き
7時半には家を出る
''うん、起きるよ''
俺は珍しく、さっと起きて先に出る彼女を玄関まで送る
そのあと、のんびり支度をして7時半に家を出た
いつも通りだ
最近、彼女に言われたことがある
"私と結婚する気ある?"
何度も結婚の話をしたことがある
だか、子供は何人欲しいとか、部屋はどんな感じがいいとか、そんな些細なことだ
その度、結婚かぁと悩んでしまう
軽く受け流せばいいのだか、そう簡単にはいかない
自分も、ましてや彼女もそろそろ結婚を考えなければいけない年齢になる
そんなことを考えていたときふと、思い出した
学生時代付き合っていた彼女のことだ
付き合ったときから遠距離で毎日会えるわけではなかった
でも、彼女のことは大好きで、毎日電話をしていてた
そんな彼女からいきなり
''別れよう''
そういわれた
なぜかわからなかった
彼女は気分屋だからそう思ったのかもしれない
もしかすると、俺が知らず知らずのうちに何かしてしまったのかもしれない
なぜか分からないまま、
''いいよ、''
と答えてしまった
学生ながらほんとに結婚を考えていたのが懐かしいなとしみじみしてしまった
それと同時に会いたいなと思ってしまった
相手はすでに、結婚してしまっているかもしれない
それでも、自分が悲しくなるかもしれないと思いながら……
氷でも触っているかのような感覚に陥る12月のこの頃
俺は中小会社に勤めるサラリーマンだ
今年で25になる
''おはよ、起きた?''
あぁ、そうだ
いるんだった
今の声は彼女だ
昨日、飯食べに行ってそのまま家に泊まっていった
''7時だよ、起きるでしょ?''
俺は
7時に起き
7時半には家を出る
''うん、起きるよ''
俺は珍しく、さっと起きて先に出る彼女を玄関まで送る
そのあと、のんびり支度をして7時半に家を出た
いつも通りだ
最近、彼女に言われたことがある
"私と結婚する気ある?"
何度も結婚の話をしたことがある
だか、子供は何人欲しいとか、部屋はどんな感じがいいとか、そんな些細なことだ
その度、結婚かぁと悩んでしまう
軽く受け流せばいいのだか、そう簡単にはいかない
自分も、ましてや彼女もそろそろ結婚を考えなければいけない年齢になる
そんなことを考えていたときふと、思い出した
学生時代付き合っていた彼女のことだ
付き合ったときから遠距離で毎日会えるわけではなかった
でも、彼女のことは大好きで、毎日電話をしていてた
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そういわれた
なぜかわからなかった
彼女は気分屋だからそう思ったのかもしれない
もしかすると、俺が知らず知らずのうちに何かしてしまったのかもしれない
なぜか分からないまま、
''いいよ、''
と答えてしまった
学生ながらほんとに結婚を考えていたのが懐かしいなとしみじみしてしまった
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相手はすでに、結婚してしまっているかもしれない
それでも、自分が悲しくなるかもしれないと思いながら……
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