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第9話
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翌日遅い朝食を、畔で。
紫明はなんだか訳知りだった。
「どうだい?最終奥義は開発出来たかい?」
空きっ腹に染み入る卵粥にネギ味噌落とし、自家製の鰯丸干しを味わっていた僕の箸が止まる。
「いや、僕らは…」
聞こえなかったのか、紫明は奥へ引っ込んだ。
バツが悪そうに松さんを見ると、彼女は平然と粥を啜っている。
僕の視線に気付いた松さん、「ああ、彼ね。全部知ってるわ。わたしたちが何しにここに来たのか。だって、彼が…」
「そこから先は僕が話そう」
紫明が戻り、隣の席に腰掛けた。
「ふたり、今はお互いの人生、そして好きなひととの幸せに向けてコンプレックスと戦う共闘関係にある。しかし、ふたりともに、その恋は簡単には叶わないだろう。失意のふたり、それを取り巻いていく、(たけ)と名前についた仲間。いずれ君たちは、秘密組織に取り込まれていた事を知る事になるだろう。榎木たけ史、松たけ子。もう始まってるんだ。いずれ5人の戦士(タケちゃんズ)と呼ばれる戦闘部隊として秘密組織の陰謀の最先端に躍り出る中、松さんはピンク担当、榎木くんはレッド担当としてその中核を担う。特に榎木くん、君は性技のヒーローエノキマンとして、世界を救う為に戦う事になるんだ。」
「ははっ、なにそれ?漫画かなんかの構想ですか?だとしてもエロトピアくらいにしか載せられないじゃないか?そんな馬鹿げた話、ね?松さ…、あれ?」
ひとり取り乱す僕、冷ややかな2人。
「それがね、あるのよ。だって、彼が…」
「そう、僕が…」
「この物語の作者だから」
2人、練習したみたいに声を揃えた。
「そ、そんな。まるでトテ…」
松さんが口を塞ぐ。
「ドンセイエニモー」
紫明はなんだか訳知りだった。
「どうだい?最終奥義は開発出来たかい?」
空きっ腹に染み入る卵粥にネギ味噌落とし、自家製の鰯丸干しを味わっていた僕の箸が止まる。
「いや、僕らは…」
聞こえなかったのか、紫明は奥へ引っ込んだ。
バツが悪そうに松さんを見ると、彼女は平然と粥を啜っている。
僕の視線に気付いた松さん、「ああ、彼ね。全部知ってるわ。わたしたちが何しにここに来たのか。だって、彼が…」
「そこから先は僕が話そう」
紫明が戻り、隣の席に腰掛けた。
「ふたり、今はお互いの人生、そして好きなひととの幸せに向けてコンプレックスと戦う共闘関係にある。しかし、ふたりともに、その恋は簡単には叶わないだろう。失意のふたり、それを取り巻いていく、(たけ)と名前についた仲間。いずれ君たちは、秘密組織に取り込まれていた事を知る事になるだろう。榎木たけ史、松たけ子。もう始まってるんだ。いずれ5人の戦士(タケちゃんズ)と呼ばれる戦闘部隊として秘密組織の陰謀の最先端に躍り出る中、松さんはピンク担当、榎木くんはレッド担当としてその中核を担う。特に榎木くん、君は性技のヒーローエノキマンとして、世界を救う為に戦う事になるんだ。」
「ははっ、なにそれ?漫画かなんかの構想ですか?だとしてもエロトピアくらいにしか載せられないじゃないか?そんな馬鹿げた話、ね?松さ…、あれ?」
ひとり取り乱す僕、冷ややかな2人。
「それがね、あるのよ。だって、彼が…」
「そう、僕が…」
「この物語の作者だから」
2人、練習したみたいに声を揃えた。
「そ、そんな。まるでトテ…」
松さんが口を塞ぐ。
「ドンセイエニモー」
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