『蜜柑の花まるエブリディ✩⡱』

陽葉

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2⡱ 果鈴さんと副店長

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果鈴かりん:(私が猫の群れに溺れていると、遠くから私を呼ぶ、みかんちゃんの明るい声が聞こえた・・・)

みかん:果鈴かりんお姉ちゃんっっ

果鈴かりん:(「良かった・・」・・・"しっかり者"の、みかんちゃんに見つけてもらえた安心感で・・・私は気を失った・・・

しらんでいく意識の中で・・うっすら、みかんちゃんと仲良くなった日の出来事を思い出していました・・。

あの日、バイト先のスーパーのレジが"暇"になったので、レジ周りに溜まったカゴを入り口まで持っていくと・・・
外で副店長が"通学帽"と"通学カバン"を背負しょった女の子に、何かを言って聞かせていました・・・)

副店長:駄目駄目っ!学校でも言われてるでしょ?
下校中に寄り道しちゃいけないって!
買い物をしたいなら、お母さんと一緒に来てくださいね!

みかん:でも、ここのお店は(スーパー)・・・学校と家の通学路の途中にあるから・・・買って帰った方が、効率的なんです・・・

副店長:ですから・・寄り道しちゃ駄目って言ってるのっっ
家に帰って、もう一度お母さん・・・・と一緒に来てください!

みかん:変ですよっ子供は、お買い物出来ないなんて、おかしいですっ

果鈴かりん
(その女の子は"お母さん"のワードに態度を強めた様に見えた・・・副店長の言葉も上手く伝わってないし、女の子は悔しそうな表情をしてぃて・・両者一歩も引く気配が無かったので・・・周囲のお客様の目もあるので・・・及ばずながらバイトの私がちょっと割って入った・・・)

ぁ、副店長・・・私からも良いですか?

あのね・・・お買い物のお手伝いをするのは、とっても偉い事だと思うの・・・
でも、下校途中の格好でお店に入るのは、"ルールを守れない子"って思われちゃうのよ?・・
お買い物のお手伝いなら・・・一度お家に帰って私服に着替えてからなら、1人でも大丈夫だから・・・ね?
そうですよね、副店長っ

副店長:そうっ!当然だよ。

果鈴かりん:(私がそう伝えると、女の子は副店長に向けていた"不可解"な表情を一変させて、にこやかになった・・・)

みかん:わかりましたっ、お家に帰ってから、もう一度お買い物しに来ますっ

副店長:はい、そぅして下さいね。

みかん:お姉さん、有り難うございましたっ

果鈴かりん:(副店長が店内に戻ってから私は女の子に耳打ちした・・)
ごめんなさいね、今の大人の人も、いつもあんな言い方してるわけじゃなくて・・・怒ってるわけじゃないから気にしないでね・・・

みかん:大丈夫ですっ・・お姉さんのお陰で助かりましたっ・・

副店長:三井(かりん)さん、レジ戻って!レジっ!

果鈴かりん/みかん:ふふふっ

果鈴かりん:じゃぁ~気を付けて帰ってねっ






ピッピッピッ・・・

果鈴かりん:6番の清算機でお会計をお願いいたします。またお越しくださいませ。
・・・
・・・
いらっしゃいませ。



みかん:お姉ちゃんっ!

果鈴かりん:(私服姿の、さっきの女の子が、買い物カゴを食材でいっぱいにして私のレジに並んでいた・・小さく手を振ってぃる・・)
あら・・・お買い物のお手伝い偉いですねっ

みかん:有り難うございますっ☆
お買い物しながらの方が献立のインスピレーションも出来て、丁度いいんですよ~


果鈴かりん:(・・・献立?・・・ってぃう事は、この子がお料理もしてるのかしら・・・)

ピッピッピッ・・・



果鈴かりん
(みかんちゃんにいだいた"出会った日"の印象は・・・
大人にも物怖ものおじしないで意見を言えて、
状況を理解して態度を改めることが出来て、
お家のお手伝いが出来る良い子。そして、
首元にネックレスをしていて、大人っぽぃ雰囲気のある子だなぁ・・・とぃうものでした・・・)
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