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☆めいどのドミトリ~☆2…死神とデトックス…【エピローグ】[R-18]
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ジョージア:
私たちを救ってくれた、あのスライムは"冥界のアイテム"なんだよね・・・
夕:・・・・
ジョージア:この寮で"冥界のアイテム"を使えるのはキミだけ・・・
あの時・・・キミ・・・どこ行ってたの??
夕:・・ぁ・・
(それは・・・ちょっと言いづらぃ・・・)
ジョージア:あのスライムって・・・・
洋服を着たまま入ってもトロトロのスライムが服の中にまで浸透して・・・
素肌や粘膜に直接、栄養素を吸収させて・・デトックスまでしてくれるのよね・・・・・・・
だから・・・あのスライムって中に入った人の脱衣の形が、手に取るように分かるってぃう事なんだけど・・・
あの時・・キミはどこに居たのかな???
もしかして・・・あのスライムって・・・・・
夕:・・・・はははは・・・・・
(・・言えない・・・言えないぞ・・・)
ジョージア:・・・・なんてね・・・まぁどっちでも良い事だわ
苦しんでる私たちを初めに発見してくれたのは、夕くんだったし・・・私たちの為に何かしようと思ってくれてた・・・キミの必死になって心配してくれた表情・・覚えているわ・・・とても頼もしかった・・・・
夕:・・・はは・・・
(なんか・・・追い詰められてる気分だなぁ・・・・)
ジョージア:それよりね・・・キミに、もっと大切な事を伝えに来たのよ・・・
彼はキミに話すつもりは無かったみたいだけど・・・・・
夕:・・・・
ジョージア:大前提として・・・キミは、あの横断歩道を・・・歩行者用の信号が"赤"の状態で渡り始めていたわ・・・・
夕:・・・・
ジョージア:まぁ、それも死神のイタズラなんだけど・・・
数日前からキミの周りに死神が集り始めていたのを不安視した彼がリリィに救援を求めたのよ・・・・それで・・・
体はともかくとして・・・命は取り留める事が出来たわ・・・・そして魂は今もこうして、ここで保護されている・・・
・・・キミはリリィに助けてもらったと思うかもしれないけど・・・
実際にキミを助けたのは彼だし・・・感謝をするのもリリィに対してじゃないわ・・・・
ムンクがキミを助けたのよ・・・・
夕:(・・・そうか・・・・
僕は幼少期を祖母の家で過ごした・・・両親と会えなくても・・・これっぽっちも寂しいと思ったことは無かった・・・・
祖母の家には・・・・ムンクと言う三毛猫がいた・・・
一人っ子の僕は・・ムンクの事を兄弟だと思っていたんだ・・・
ムンクが傍に居てくれたから全然寂しくなかった・・・
そぅ・・・でも幼い僕には・・・"ムンク"が上手く発音できなくて・・・・)
ジョージア:理解したら、早くリリィを探したほうが良いよ・・・
時が来たんだ・・・キミを助けて・・・・
今日、リリィが彼を向うに連れて行くことになってぃる・・・・
夕:(僕が松葉杖をつきながら部屋の外に出ると・・・2階の廊下の窓に浮遊したリリィの後姿が見えた・・・何かを抱えている・・・???・・・尻尾だ・・・・ヨロヨロ窓に向かう僕にジョージアが肩を貸してくれた・・・・)
バンッ・・・
夕:ムンクーーーーーーーー!!!!!!!!!!
リリィ:・・ぁ・・っ
夕:僕っ・・・・気付かなくてゴメンっっっ!!!!!
ムコ:今さら、なんだみゃ~
我輩は小さい夕が覚束ない言葉で呼んでくれた・・・"ムコ"って名前がとっても気に入ってるんだみゃっ♪
夕:・・・・
(こんな時に・・・・涙でムコが良く見えないっ・・・)
ムコ:・・ここで夕とお喋りしたり、もぅ一度・・・
一緒に生活ができて・・とっても嬉しかったみゃん・・・
体に気をつけるみゃ・・
離れてても・・・2人はずっと兄弟みゃっ♪
夕:・・ぅぅ・・・・ぅぅっ・・
(ダメだ・・・"ありがとう"が・・・言葉にならなぃ・・・・・)
リリィ:・・それでは、夕様・・・行って参ります・・・・
夕:(泣き崩れた僕の頭を・・ジョージアさんが優しく撫でてくれた・・・僕は彼女の胸に抱かれて・・子供みたいに泣きじゃくった・・・・)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
夕:
(リリィさんが・・・ムコを連れて行ってから・・・
もぅ数日が経った・・・・)
ムコ:はみゃ~っ
役所の認定を貰って・・・
あっちの世界でも活動できるカラダをゲットして来たみゃ~っ
これからもヨロシクみゃっ♪
夕:はははっ
(その人形の顔は・・・どう見ても・・・・
エドヴァルド・ムンク作の『犬の顔』みたいで・・・
笑えた・・・)
私たちを救ってくれた、あのスライムは"冥界のアイテム"なんだよね・・・
夕:・・・・
ジョージア:この寮で"冥界のアイテム"を使えるのはキミだけ・・・
あの時・・・キミ・・・どこ行ってたの??
夕:・・ぁ・・
(それは・・・ちょっと言いづらぃ・・・)
ジョージア:あのスライムって・・・・
洋服を着たまま入ってもトロトロのスライムが服の中にまで浸透して・・・
素肌や粘膜に直接、栄養素を吸収させて・・デトックスまでしてくれるのよね・・・・・・・
だから・・・あのスライムって中に入った人の脱衣の形が、手に取るように分かるってぃう事なんだけど・・・
あの時・・キミはどこに居たのかな???
もしかして・・・あのスライムって・・・・・
夕:・・・・はははは・・・・・
(・・言えない・・・言えないぞ・・・)
ジョージア:・・・・なんてね・・・まぁどっちでも良い事だわ
苦しんでる私たちを初めに発見してくれたのは、夕くんだったし・・・私たちの為に何かしようと思ってくれてた・・・キミの必死になって心配してくれた表情・・覚えているわ・・・とても頼もしかった・・・・
夕:・・・はは・・・
(なんか・・・追い詰められてる気分だなぁ・・・・)
ジョージア:それよりね・・・キミに、もっと大切な事を伝えに来たのよ・・・
彼はキミに話すつもりは無かったみたいだけど・・・・・
夕:・・・・
ジョージア:大前提として・・・キミは、あの横断歩道を・・・歩行者用の信号が"赤"の状態で渡り始めていたわ・・・・
夕:・・・・
ジョージア:まぁ、それも死神のイタズラなんだけど・・・
数日前からキミの周りに死神が集り始めていたのを不安視した彼がリリィに救援を求めたのよ・・・・それで・・・
体はともかくとして・・・命は取り留める事が出来たわ・・・・そして魂は今もこうして、ここで保護されている・・・
・・・キミはリリィに助けてもらったと思うかもしれないけど・・・
実際にキミを助けたのは彼だし・・・感謝をするのもリリィに対してじゃないわ・・・・
ムンクがキミを助けたのよ・・・・
夕:(・・・そうか・・・・
僕は幼少期を祖母の家で過ごした・・・両親と会えなくても・・・これっぽっちも寂しいと思ったことは無かった・・・・
祖母の家には・・・・ムンクと言う三毛猫がいた・・・
一人っ子の僕は・・ムンクの事を兄弟だと思っていたんだ・・・
ムンクが傍に居てくれたから全然寂しくなかった・・・
そぅ・・・でも幼い僕には・・・"ムンク"が上手く発音できなくて・・・・)
ジョージア:理解したら、早くリリィを探したほうが良いよ・・・
時が来たんだ・・・キミを助けて・・・・
今日、リリィが彼を向うに連れて行くことになってぃる・・・・
夕:(僕が松葉杖をつきながら部屋の外に出ると・・・2階の廊下の窓に浮遊したリリィの後姿が見えた・・・何かを抱えている・・・???・・・尻尾だ・・・・ヨロヨロ窓に向かう僕にジョージアが肩を貸してくれた・・・・)
バンッ・・・
夕:ムンクーーーーーーーー!!!!!!!!!!
リリィ:・・ぁ・・っ
夕:僕っ・・・・気付かなくてゴメンっっっ!!!!!
ムコ:今さら、なんだみゃ~
我輩は小さい夕が覚束ない言葉で呼んでくれた・・・"ムコ"って名前がとっても気に入ってるんだみゃっ♪
夕:・・・・
(こんな時に・・・・涙でムコが良く見えないっ・・・)
ムコ:・・ここで夕とお喋りしたり、もぅ一度・・・
一緒に生活ができて・・とっても嬉しかったみゃん・・・
体に気をつけるみゃ・・
離れてても・・・2人はずっと兄弟みゃっ♪
夕:・・ぅぅ・・・・ぅぅっ・・
(ダメだ・・・"ありがとう"が・・・言葉にならなぃ・・・・・)
リリィ:・・それでは、夕様・・・行って参ります・・・・
夕:(泣き崩れた僕の頭を・・ジョージアさんが優しく撫でてくれた・・・僕は彼女の胸に抱かれて・・子供みたいに泣きじゃくった・・・・)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
夕:
(リリィさんが・・・ムコを連れて行ってから・・・
もぅ数日が経った・・・・)
ムコ:はみゃ~っ
役所の認定を貰って・・・
あっちの世界でも活動できるカラダをゲットして来たみゃ~っ
これからもヨロシクみゃっ♪
夕:はははっ
(その人形の顔は・・・どう見ても・・・・
エドヴァルド・ムンク作の『犬の顔』みたいで・・・
笑えた・・・)
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