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木陰の男
しおりを挟むこれは実際に私が体験した話です。
私は自室で寝ていました。
夢も見ていました。
でもその夢は可笑しいんです。
私は元バスケ部でした。
夢の中でもバスケの練習を外でしていました。
まぁ、外練ってやつです。
休憩になり友達数人で話をしていると木陰から灰色のパーカーを着た男の人が立っていました。
その男に気づいた友達は気味悪いと言いながら先輩達の方へ移動しました。
その時です。
周りにいたはずの友達が消えました。
そして急に目が覚めました。
目が覚めたのに起き上がれない。
そう思った瞬間、目の前に夢の中で出てきた男がいました。
私を押し倒す状態で私は全く動けませんでした。
でも唯一動いた首を横にむけて近くにあった男の手に噛みつきました。
すると男は、
「ッ…調子に乗るなよ…」
そう呟いて私の顔を掴みました。
掴まれた感覚はあるのに痛みなどは全くなくかなり焦りました。
声を出して助けを求め用とすると声が出ませんでした。
それに何故か助けを求めていることが男にバレて
「助けなんて求めても無駄」
なんて言って男は笑っていました。
段々、腹が立ってきた私は男の親指を思いっきり噛み付いてやりました。
今度は離さないように噛みちぎりにいくぐらいの勢いで噛むと男はクソッ…と言って消えていきました。
私ははっとして起き上がると鳥肌立ちまくっていました。
結局、その男が誰たったかも分からないし
夢だったのか現実だったのかもあやふやできっと夢だろうと私の中で決めつけました。
でも夢の内容は覚えていないのにその男が出てきてからははっきりと覚えてるんです。
これを怖い話と言っていいのかわかりませんが……
一応怖い話として書いておきます。
end…
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