婚約者にお仕置きされてるけど、俺が全面的に悪いです

ふき

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婚約者にお仕置きされてるけど、俺が全面的に悪いです

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最近、よく尻を触られる。
偉い人たちが会議をする合間の世間話やらなんやらに付き合って、変な言動があればさらりと然るべき所に横流しするのが仕事だ。
つまり人とよく話す。近づく。
するとなんでだろうな、尻を触られている。
そして、「今夜はどうだ?」とワンナイトもしくは愛人契約を持ちかけられる。
我が国もそこまで乱れた風紀が蔓延っているわけではないが、そういうどうしようもない連中がいるのも事実。
全て笑顔で流してきた。俺も大人だ。いちいち相手にしていたら仕事にならない。
お茶を濁して、婚約者がいるので、と丁重にお断りしていたはずだ。
あの男にバレたらマズイ。
二度誘ってこない程度に牽制してくれるのであれば、すぐにでもチクる。だがあの男は誘いをかけてきたやつを破滅するまで追い込んでしまう。
曰くは「は?探られて痛い腹がある方が悪いんだよ」と悪びれることもなく言われたときはどうしようかと思った。
「程よくって知ってるか?」と言いたくなったが、褒めてと言わんばかりに甘えられると、全てを許してしまう。
丸め込まれているのは理解している。
だが、俺に向けた自分の顔の使い方を熟知し始めたあの男に勝てるわけもなかった。

そして拗れた。
拗れたというにはあまりにもお粗末だった。
毎度お誘いをかけてくるのを丁寧に断っていたはずの偉い人と、ワンナイトが成立したことになっていた。
その日は男のタウンハウスで酒を飲んでしっぽりしていました。そう主張しようにもここは宮廷。
真実などはどうでもよく、噂を流されるような隙を作った俺が全面的に悪い世界なのだ。

「だから…だから本当にそのマジギレの顔を俺に見せないで…」
「誰が悪いか分かる?」
「…俺です」
「どうしてか分かる?」
「……お前に報告しなかったからです」
「そうだよね。で?どうしたらいいか分かる?」
「………お前の…力を借りて噂を消します…」
「そうだよね。で?これはなんで起きたの?」
「…………俺が尻を触られていたのを気にしなかったからです…」
「は?」

尋問のように淡々と質問を重ねてくる。
あんなにも険のある表情なのに大声を出されるわけでもないのが逆に怖い。
ルビーの煌めきのような瞳も濁っているようだ。
全面的に俺が悪いので何も言えない。
いつもなら怒った顔も素敵、と頭の悪いことを考える余裕もあったが今回は微塵もなかった。

「はぁ…」

大きいため息だ。
険のある表情と空気がほんの少し緩む。

「俺以外に触られても平気なわけ?」
「そんなわけないだろ」

人を尻軽のように言うな。心外だ。

「じゃあなんで報告しないわけ?」
「お前潰しちゃうじゃん…ある程度は放っておくのがうまく回すコツだろ」
「うまく回らなかったから、あの糞野郎と一晩共寝したとかいう話を俺は聞くことになったんだけど」
「それを言われると俺は何も言えないです…」

両手をあげて降参しているのだ、攻めても何も出てこないぞと言えたらどんなにいいか。
俺が悪いので何も言えない。
あのおっさんも余計なことをしてくれる。
齢五十も過ぎて性豪なのは構わないが、人妻、婚約済みといった誰かの手付きのものを好むという糞みたいな性癖を職場に持ち込まないで欲しい。

「はぁ…、あの糞野郎はもう宮廷には二度と上がってこないから」

明日、舞踏会に行くからと、何でもないことのように告げられた。

「……お、お仕事が早いですね…」
「本当は殺してやりたかったけど、生殺しぐらいにしとけと宰相殿から助言を頂いてね」
「そ、そうですか…」

ところで俺はいつまでこの体勢でないといけないのだろうか?
いかがわしいことも出来る酒場の女の子のようにソファーに座る男の片膝に座らされている。
逃げられないように腰をしっかりと押さえられながらだ。捩ってもびくともせず、力も負けている。
こういうところで俺とこの男のα性の差を見せつけられる。
この部屋もそうだ。
宰相殿に補佐官へと乞われた際に、条件として打ち出したらしい。
城の一室を自由に使えるようにと。
噂で聞いていたが本当に使えるとは…。
嫉妬よりも感心が先に来てしまう。
本当になんでこの男は俺なんかを選んだんだろうか。

「じゃあお仕置きするから」
「は?」

いや、待った。

「何、この手?」
「ここ城!」

近づけようとする腕を遮る。
俺が全て悪くても譲れない一線はある。
タウンハウスならいざ知れず、こんな誰が聞き耳立てているか分からない部屋でするのは勘弁だ。

「人は呼ばなきゃ来ないし、音も漏れないよ」
「…お前、何してるの?」

城の扉は場所にもよるが、敢えて音が外に漏れるように出来てる。
こういった客間のようなところは特にそうだ。
客人の保護のためでもあるし、余計なことするなよという牽制でもある。

「こういうことするために貰ったんだから変えるだろう」

尻を撫でられ、当たり前のように言われる。
権力をもつと人は少し頭がおかしくなるのかもしれない。
ちゃんと許可貰ったからと、聞いてないことも続ける。

「休憩のためとかじゃないんだ…」
「いまも休憩だろう」
「どちらかというと尋問でしたけど?」
「お前が悪いから仕方ないな」
「そうだけど…」

なにも返せない。今回に限ってはそれを言われるとなにも返せなくなる。
魔法の言葉だ。

「そろそろ、あの糞野郎が触ったとかいうのを全部隅から隅まで消したいんだけど」
「それなら終わってるけど」

空気が震えるようにビリビリとした。
なにか勘違いされている気がする。

「あ“?なんで?」

凄まれ圧が上がる。
Ω性や弱いα性などはバタバタ倒れて行くような圧だ。
俺も少しキツさを感じる。
言葉を間違えると崖から崩れ落ちてしまうような感覚があった。

「…最近、その…誘う…回数多かったと思うんだけど…」
「………」
「全部、触られた後だった……から………です…」

絞り出した声は想像以上に小さかった。
閨のなかでならともかく、こんな素面の状態であの時どんな気持ちでしたと説明するのがこんなに気恥ずかしいとは思わなかった。
二度としない。

「……………」

沈黙が痛い。
紅い瞳に写っているのはなにか。どんな顔の俺がいるのか見たくなくて視線から逃げる。
まさか、他人から触られてずっとにこにこしている男だと思われているのだろうか?
ちょっと拗ねたかわいい男に早くも戻って欲しい。
小さく吐息を落としたのが分かる。
呼吸がしやすくなり、少しずつ圧が緩まる気配がした。

「じゃああの妙に甘えただったのも」
「…そうですね……他人に触られるのは不快なので…」
「妙にねだってきたのも」
「…そうですね……他人に触られるのは大変不快なので……」

全部言わせたいのか?
顔を見れば、ゆるっゆるの満足そうな顔だ。
一等輝く顔でもあんなにだらしなくなるもんなんだな。

「でもお仕置きはするから」
「あ~、もう好きにしてくれ」

急に取り繕うように顔を締めてもかわいい男のままだ。
今回は全面的に俺が悪いので、丸め込まれてやることにした。


――――――――


「なぁ……んっ……っ、…このままするの?」

なかを探るように緩やかに指が沈められている。
気付いたらシャツを残してほかは脱がされていた。
はじめてしたときは緊張からか、もたもたと脱がしていたのに、随分手慣れてしまって子離れされた親の気分だ。
片膝に乗っていたのも引き寄せられて、座っている男を跨ぐように膝で立たされている。
吐息まで分かる近さだ。

「する」
「見えないのいやなんだけど…」
「お仕置きなんだからお前のしたい方法でするわけないだろ」
「…でも、やだ……ぁう」

咎めるように尻を軽く叩かれる。ピリッとした痛みが走る。
ぎゅっと思わず力が入る。なかの指のかたちが残る。
尻にあんなものが出入りするのに、それを見れない体勢でするのがどうにも受け入れられなかった。
指は平気なのに、男自身が挿れられるのは怖かった。
見えないのが怖い。
特に男の上に乗せられる体勢は、そこが見えないのになかを拡げられ自重で沈む感覚を考えるだけでも逃げたくなる。
自分が自分でいられなくなりそうだ。
男にもそれは伝えていて、了承していたはずなのに…!
浅いところを繰り返すようにゆるゆると、ひとつひとつを丁寧に撫でられる。
ぷつりと指を増やされ、縁をさする。緩やかな動きがもどかしく感じた。

「ん……あっ、や……」
「本当に駄目?」

下から覗いてくる男の瞳がギラギラと欲に塗れている。
俺にしか見れなくて、俺にしか与えられないものだ。
赦せば戻れないのに、赦した先を味わってみたくなる。
赦して、赦して、欲が欲しくなる。俺にしか与えられないのだから、与えられたものを食べてしまいたくなる。
そんな自分をかき消すように頭を振る。
男の紅い色が一層深まるように見えた。
なかを探る指は止まらずにゆっくりと少しずつ拡げられる。
肌を伝う香油がぽたりと垂れるようで、羞恥を煽られた。

「…ふぁ…っ、だめ…ぇ…」
「ふぅん…」

かぷりと、乳首をシャツ越しに噛まれる。

「ひぁ!ん、…あ、っや、…」

噛まれて、舌で潰されて、吸われる。
じゅぅと響く音が耳に残る。
直接触れられないのがもどかしく、シャツが擦れる感覚がいつもよりも鋭い。

「駄目?」
「…っ意地が、わるい」
「少しでいいから、嫌なら止める」

嘘だ。
その瞳を見せるときは、譲歩しないと決めているときのものだ。
こんな場面でなければ、もっと見ていたい瞳だ。
俺が分かると知っていて、わざとらしく甘えた声を出しているのだ。
気付いた上で赦せと、堕ちろと言う。
指も舌も止まることなく愛撫される。
頭ぐらつくようにじわじわと熱が上がる。
それでも奥へと進み挿れるような感覚はなく、ずっととろとろとした弱さで責められる。

「あっ、……んっ、…あ、ふぁ、」
「ふふ、駄目?ずっとこのままでする?」

頭を降る。
この緩やかなのに確実に追いたてられる責めも、男の言葉も、思考を奪われる。
なにがだめなのか、なにがよかったのか分からなくなる。

「…あっん、…っい、いから、いれて…、んぅ…」
「もう一回、ちゃんと言って」

指も舌も止まって、動かなくなる。なかで動かない指にねだる。男は動かないのに俺だけが動いている。

「随分、慣れたね。ほら、言って」

汗で張り付く、前髪を掻き分けられる。
紅い瞳がよく見える。食べたかったのは、なんだったか。

「じぶんで…い…れるから、うごいて…」
「いいよ。良くできました」


――――――


言葉に満足したのか、性急に進められてこれでもかというほどなかをぐずぐずにさせられた。
一周回って賢者タイムだ。

「うぅ……ほんとうに?」
「自分でやるって言ったよね」

俺以外にも見せる外面用の笑みだ。黙ってとっとやれの意味でもある。
丸め込まれてやると決めたのも俺だ…。
覚悟を決めて、そそり立つ男のものそこに当てる。
指よりもずっと熱くて太い先端が触れるだけで、びくりと身体が跳ねる。
欲しいはずのその熱を沈めるだけだというのに、気持ちに反して身体がそれ以上動かない。
男をみれば変わらない笑みのままだ。
呼吸が浅くなりながら、腰を落とす。

「んっ…」

ぐちゅりと、静かな部屋ではやたらと大きく響いているように聞こえる。視界以外が繊細に捉える。
先端がほんの少し侵入しては、抜ける。
深く落とそうとするたびに、熱を拒むように腰が逃げる。
抜けては入り、情けない声だけが耳に残る。

「いつまで遊んでいるの?」
「…あそんでない」

片付け出来ない子供を咎められるようだ。
こんなにも努力しているのに、責められる謂れはないと男を睨む。

「はぁ…このまま見ててもいいけど、それもつまらないから」
「んんっ…!…っあ、」

引けていた腰を掴まれ、ずぷりと埋められる。
自分では進められなかったところをあっさりと挿れられる。
待ち望んでいた熱に思わず、男の首にしがみついた。

「最初だけ」

耳元で囁かれる。
太いところまで挿れらずに止まる。そこからは自分でと言わんばかりだ。
ひどい男だ。お前が欲しがるようにしたというのに中途半端で投げ出す。
侵入した熱が浅い内側でぐつぐつとしている。
もっと深く奥まで欲しくなる。

「ふ…んぁ……、っん」
「そう、上手」

手が腰に触れる。力がないその手の感覚すらじりじりと追い詰められるようだ。
少しずつ腰を降ろし、一番太いところがぐぽりと入り込む。熱も少しずつ深くなるようだ。

「…ひっあ!」

きゅっと乳首を摘ままれる。シャツ越しではなく直接。指先で先の軽く弾かれる度に力が抜けそうになり、びくびくと腰が跳ぶ。

「んっ…ぁ!だ、ぁっ、め…、ちからぬけ…る、んん」
「力抜けちゃうとだめなの?」
「はいっ…ちゃう…ぁあっ!」

指の腹で押しつけられた先端が、ぐりっと潰れるように捏ねられる。執拗に責めるその動きに、力が抜ける。
制御していたものが突然沈む。熱いそれは奥へと入り込み埋められる。
内側から侵略されるような恐怖。男のものだと分かっているのに見えなくなるだけで何者なのかを見失うようだ。

「…ぁう…、も、やだぁ…こわい…むりぃ…」
「今のはおれが悪かったから」
「ばか…だめだっていった…」
「うん、俺が悪かったから」

顎を取られ唇が触れる。歯を割り込み舌が奥まで入り込む。言葉を全て奪うように、奥を撫でられる。
緩やかなようで激しく口内を攻められ、呼吸の仕方を見失う。

「んっ、ふ…、っん、あっ」
「…じゃあ、あと少しだし頑張ろうか」
「がんばる…?」
「もう少しだし」

男に手を取られそこへと持っていかれる。指先で男の根本に触れる。
指に乾いていない香油がしとりと纏わりつく。
根本までは指二本ほどだった。

「おれが…やるの?」
「がんばって」

軽く尻を叩かれる。馬を調教するようだ。
痛みは薄くじんじんとした感覚だけが残る。

「うぅ…おまえほんとおぼえてろよ……」
「ずっと覚えてる」

慰めるように目元に唇を落とされる。
先ほどよりも熱いそれを飲み込むように降ろしていく。
言葉にならない言葉が漏れる。
慣らされたはずのそこをゆっくりみちみちと拡げる。
男のものだと知ったからほんの少し抵抗感が薄まる。

「ふぁ、……んっ、はっ、……んぁ…はいった…?」
「うん、いい子に良くできたね」

腰に触れる程度だった手が尻を触り掴まれる。
油断した隙を狙うように下から突き上げられた。
ばちゅばちゅと音を立てながら熱が擦られる。
突然の律動に揺さぶられ、見えないそれがこわいはずなのに奥を侵されるたびに音が漏れる。

「んあっ!あ、まっ、ん、あっ、まっ…!はげし…ぁあ!」
「激しいの好きでしょ」
「…す、きっぃ、あ、あっ、した、からっ、や…だぁ!っあ!んっ」

ソファーが軋むような音が鳴る。
きしきしと鳴る度に、男のそれが奥深くまで入り込み、きもちいいところを捏ねられる。
なにも考えられなくなる刺激に、腰が浮こうとするが赦されず一層奥を突かれる。

「ああっ、や、んん、あ、あ、っん」

腹を突き破られるのではないかと錯覚するほど、揺さぶられる。
こわい、きもちいい、そんなことしか思考が巡らない。

「あ、あっ、んん、あ、っ…いくぅ…!」

最奥を打ち付けられ、びくりと身体が震えた。
腹の間で擦られていた自分のものから溢れでる。

「んんっ、はぁ、はぁ…っ」
「俺はまだイけてないから付き合ってね」

耳を噛まれるとまた揺さぶられる。

「まっ、あっ、む、あぅ、っあ、」

ぐっちょぐっちょとかき混ぜられながら打ち付けられる。
記憶にあるのはそこまでだった。


――――――――


さらりと肌を撫でる感覚に目を覚ます。

「起きたか?」
「………かもしれない」

映る天井は城の一室で、男の膝で寝ていたようだった。寝ているというか落ちたという方が正しいような気もする。
最後の方は記憶も跳んでいるのでなにがなんやら。

「俺、途中で落ちた?」
「大分危うかったけど最後まで付き合ってくれたよ」
「へ~根性あるな俺」

他人事のようだが、記憶にないものはほぼ他人である。
他人のようであるのに、身体に残った情痕で現実だったと実感する。
どこか熱が残るような感覚がじわりと滲む。
さらりと髪を撫でられつづけている。

「悪かったな…まあ全部が俺のせいじゃないけど」
「別に、次があったら閉じ込めるけど」
「勘弁してくれ」
「そうならないように上手く立ち回ればいいんじゃない?」

譲歩していそうな言葉に反して目が笑っていない。
全く本当になにがよいのやら…。
男が用意する檻はさぞ暮らしやすいんだろうが、きっとなにもない。男しかいない世界だ。
男が求めるのはその世界だが、そんなのは閨だけで充分だ。閨のなかだからこそ二人きりというのは美しく見えるもの…かもしれない。
α性としての本能が強い男からすれば、俺がふらふらとしているのは赦せないのであろう。囲って逃げないようにしておきたいと思うのだろう。
それを理性で頑張って曲げてもらっている。ずっと頑張って抑えててくれ。
俺はαにしては好きなものが多いらしい。
他のαの番やら唯一の人への愛執を見れば確かに違うなと思う。
すぐに大事にしたいものが増える。途中で溢れるものもあるが大体は抱えたままだ。
増えていくそれを抱えたまま、大事にしながら生きたいと思う。
だからこそ、男だけの世界を俺は幸せに生きられない。けれども、男をはね除けたいわけでもなく、お互い妥協しながらでないと生きられないのだろう。

「婚約者様が不安にならないように気を付けますよ」
「そうしてくれ」

ぱちんと額を指で弾かれる。男が笑っている。
同じものだけを見て生きることが出来ない。
大事なものを手放してまで男と生きてやろうとは思えない。
それでも隣で並んで生きるぐらいはしてやりたいと思った。
片手ぐらいは男だけで埋めてやってもいいだろう。


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