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ウィンクは要らないのでわ?
「簡単に説明すると、わたくし達は幼馴染で、デュー……デュランとは腐れ縁なのです」
アドリアーナ様、すっごく嫌そうな顔なさってますが……。
「そ、リアナは王家には忠実なのに、私には不遜なので、何度も喧嘩してね」
小さいお二人の喧嘩。なんか可愛らしいかも。
「何を想像したか気になりますが、可愛らしい記憶なんて当然、ありません」
ピシャ、と言い切るアドリアーナ様を見ると、なんか殺伐としてる関係が想像出来ます。
「そして……これがわたくしの婚約者です」
これって……。
イズミル様が爆笑しました。
クラスの方が驚いてますよ。
「やっぱりそうなると思ってたよ。デュランの妻になれる強者なんて、アドリアーナしか居ないからな」
「そうだろ。俺も妻に迎えるなら、リアナが良いと、何度も親父に頼んでたのに。ずっとはぐらかされて」
爆笑しているイズミル様は置いておいて、何でしょう、デュラン殿下が本当に拗ねています。
「当たり前です。初めて会ったその日に人の唇を……」
うん。アドリアーナ様、諦めましょう。デュラン殿下は初恋を拗らせて、なかばヤンデレ気味に見えます。
「それに、こっちはちゃんと約束は守ったから、次はリアナの番だよね」
「……それでしたら、約束は守ります」
凄いなぁ。全く意味が分からないのに会話が成立してるよ。
「あー、終わったな」
良く状況が飲み込めてないけど、何かの決着は付いたんでしょうね。
説明、いつしてくれるんでしょう?
「全部終わったら説明するから、アレキサンドラ嬢はのんびりしててね」
デュラン殿下、説明はお願いしますが、ウインクは要らない、と思います。
アドリアーナ様、すっごく嫌そうな顔なさってますが……。
「そ、リアナは王家には忠実なのに、私には不遜なので、何度も喧嘩してね」
小さいお二人の喧嘩。なんか可愛らしいかも。
「何を想像したか気になりますが、可愛らしい記憶なんて当然、ありません」
ピシャ、と言い切るアドリアーナ様を見ると、なんか殺伐としてる関係が想像出来ます。
「そして……これがわたくしの婚約者です」
これって……。
イズミル様が爆笑しました。
クラスの方が驚いてますよ。
「やっぱりそうなると思ってたよ。デュランの妻になれる強者なんて、アドリアーナしか居ないからな」
「そうだろ。俺も妻に迎えるなら、リアナが良いと、何度も親父に頼んでたのに。ずっとはぐらかされて」
爆笑しているイズミル様は置いておいて、何でしょう、デュラン殿下が本当に拗ねています。
「当たり前です。初めて会ったその日に人の唇を……」
うん。アドリアーナ様、諦めましょう。デュラン殿下は初恋を拗らせて、なかばヤンデレ気味に見えます。
「それに、こっちはちゃんと約束は守ったから、次はリアナの番だよね」
「……それでしたら、約束は守ります」
凄いなぁ。全く意味が分からないのに会話が成立してるよ。
「あー、終わったな」
良く状況が飲み込めてないけど、何かの決着は付いたんでしょうね。
説明、いつしてくれるんでしょう?
「全部終わったら説明するから、アレキサンドラ嬢はのんびりしててね」
デュラン殿下、説明はお願いしますが、ウインクは要らない、と思います。
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