ブラックベリーとラズベリー

みのる

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終章

ー1ヶ月後ー

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『えっ⁉……本当なの‼』

僕は陽菜さんの言葉に思い切り驚いた。
……だって、そんな答えが返ってくるなんて…思いもしなかったから。
陽菜さんはそっぽを向き、呟く。

「……だから……龍樹の…「彼女」…やっても良いよ……⁉……何度も言わせないで…」


僕は陽菜さんを思いっきり抱きしめた。……嬉しすぎて!陽菜さんは悲鳴を上げる。

『痛い…っ‼…痛いって⁉』

僕は、改めて念を押す。

『僕は…陽菜さんの甥っ子なんだよ?…本当に良いの⁉』

陽菜さんは鬱陶しそうに答える。

『……それを言わないでよ…思い出さないようにしてるんだから…』



陽菜さん…‼遂に…あんなに憧れてた彼女が…僕のモノとなった…(感激)
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