25 / 47
第1章 お仕事ですよ!!
ー21ー番外編
しおりを挟む
オレは、御手洗さんの突然の退職の後…なんというか、『焦り』みたいなんが押し寄せて来て止められなかった。
あの優しい笑顔、そして…デカいオッパイ…♡
あの男が、全て持っていきやがった!
オレには…可愛い彼女が居るが、夜の営みは特に!最近はマンネリ化している。
その代わりの…いわゆる浮気相手に、御手洗さんを選んだと言われればそれまでなのだが…
オレは今の彼女よりも、何時の間にか御手洗さんに…その笑顔に惹かれていた。(本当はオッパイとあのテク)
今日もコールが鳴る。
『ハイ、どうされましたか?』
答えるオレ。
『(なんだ、男かよ…)足が痛ぇんだよ⁉…どうにかしてくれよ‼』
…この声は、佐藤さんか…(苦笑)オレは
『スグ行きますね?』
と307号室へ向かう。
御手洗さんは、患者からも…看護師からも競走率が高い女だったと思う。なのに、あんなにもあっさりと…病院を去ってゆくとは考えもしなかった。
『おい‼痛ぇんだよ⁉お前それでも看護師かぁ⁉…もぅいいよ‼』
考え事をしながら…気が付いたら力任せに佐藤さんの足を揉んでいたオレ。
『す、すみません!』
慌てて佐藤さんに謝罪する。佐藤さんがボヤく。
「とによー、彼女が居た頃は良かったぜぇ…♡」
ブツブツ言ってる佐藤さんの部屋を謝りながら後にするオレ。
『坂井さん‼』
オレを呼ぶ声。
『…あぁ、井上さん…どうしましたか?』
俺は先輩の井上さんに声を掛けられた。
井上さんが、なんか複雑そうな顔をしてオレに言う。
『坂井さん…今夜、空いてますか?…良かったら、一緒に飲みに行きませんか?』
…多分、色々とタマッているのだろう。
オレは笑顔で即答する。
『良いですよ?珍しく、お互いに夜勤ではないし。色々と語り合いましょう!』
井上さんは、何処かホッとした様子でオレに言った。
『ありがとうございます。では…今日は例の居酒屋に行きませんか?』
『良いですね、あそこは酒の種類多くて…しかもツマミも美味いと言う…』
そう駄べりながら、さり気に仕事に戻るオレたち。
見回りを続けるオレ。田中さんの部屋を訪れる。
『田中さん、調子は如何ですか?』
すると、両腕を骨折した田中さんは答える。
『なんか…ずいぶん長いこと、此方に入院してる気分ですよ』
両腕骨折だから…まぁ仕方ないと言えばそうなのだが。
田中さんは不思議そうにオレに聞いてくる。
『最近……御手洗さんの姿を見ないようですが…。どうされたのですか?』
田中さんは…彼女の退職を知らなかった。オレは田中さんとは敢えて目を合わせずに…答えた。
『御手洗さんは…退職しました』
彼は酷く驚いた様子だった。…だが、退職の理由を聞いてこないということは…想像がついたのだろう。田中さんは静かにオレに言った。
『…とても…素晴らしい看護師さんでしたのに•••』
オレも…そう思いますよ、田中さん。。。
あの優しい笑顔、そして…デカいオッパイ…♡
あの男が、全て持っていきやがった!
オレには…可愛い彼女が居るが、夜の営みは特に!最近はマンネリ化している。
その代わりの…いわゆる浮気相手に、御手洗さんを選んだと言われればそれまでなのだが…
オレは今の彼女よりも、何時の間にか御手洗さんに…その笑顔に惹かれていた。(本当はオッパイとあのテク)
今日もコールが鳴る。
『ハイ、どうされましたか?』
答えるオレ。
『(なんだ、男かよ…)足が痛ぇんだよ⁉…どうにかしてくれよ‼』
…この声は、佐藤さんか…(苦笑)オレは
『スグ行きますね?』
と307号室へ向かう。
御手洗さんは、患者からも…看護師からも競走率が高い女だったと思う。なのに、あんなにもあっさりと…病院を去ってゆくとは考えもしなかった。
『おい‼痛ぇんだよ⁉お前それでも看護師かぁ⁉…もぅいいよ‼』
考え事をしながら…気が付いたら力任せに佐藤さんの足を揉んでいたオレ。
『す、すみません!』
慌てて佐藤さんに謝罪する。佐藤さんがボヤく。
「とによー、彼女が居た頃は良かったぜぇ…♡」
ブツブツ言ってる佐藤さんの部屋を謝りながら後にするオレ。
『坂井さん‼』
オレを呼ぶ声。
『…あぁ、井上さん…どうしましたか?』
俺は先輩の井上さんに声を掛けられた。
井上さんが、なんか複雑そうな顔をしてオレに言う。
『坂井さん…今夜、空いてますか?…良かったら、一緒に飲みに行きませんか?』
…多分、色々とタマッているのだろう。
オレは笑顔で即答する。
『良いですよ?珍しく、お互いに夜勤ではないし。色々と語り合いましょう!』
井上さんは、何処かホッとした様子でオレに言った。
『ありがとうございます。では…今日は例の居酒屋に行きませんか?』
『良いですね、あそこは酒の種類多くて…しかもツマミも美味いと言う…』
そう駄べりながら、さり気に仕事に戻るオレたち。
見回りを続けるオレ。田中さんの部屋を訪れる。
『田中さん、調子は如何ですか?』
すると、両腕を骨折した田中さんは答える。
『なんか…ずいぶん長いこと、此方に入院してる気分ですよ』
両腕骨折だから…まぁ仕方ないと言えばそうなのだが。
田中さんは不思議そうにオレに聞いてくる。
『最近……御手洗さんの姿を見ないようですが…。どうされたのですか?』
田中さんは…彼女の退職を知らなかった。オレは田中さんとは敢えて目を合わせずに…答えた。
『御手洗さんは…退職しました』
彼は酷く驚いた様子だった。…だが、退職の理由を聞いてこないということは…想像がついたのだろう。田中さんは静かにオレに言った。
『…とても…素晴らしい看護師さんでしたのに•••』
オレも…そう思いますよ、田中さん。。。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
9
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる