タラコ唇さんの趣味の世界(7)

みのる

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タラコ唇さん、ブチキレる。

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タば「冷やいのぉ冷やいのぉ………」

と何か我々には聞き取れない言葉を発しながらおもむろに!愛用の電気ストーブを消火したタばぁ様。

※え~、タラコ家はエアコンはあるけんども!無駄に冷たい空気のみが排出されており……
暖房がちっっっっっとも暖かくないのでありまする。

おそらくタラコ家で一番暖かい場所に座りつつあったタばぁ様、最近はよくリビングを徘徊して更なる暖かき場所を捜索活動中です。
しかし、この部屋にタばぁ様が居座っていらっしゃる場所より暖かき場所など!存在しないのであります。

それを何度となくタばぁ様に優~しく教えるも←本当か?タばぁ様は聞いてか聞かないでか………(呆)
それでも移動を開始します。


夕食を終えたタばぁ様、自らの消火したストーブの点火のしかたも分からないのかどうなのかは定かではありませぬが!
更なる避寒地を求めてまたまた移動。

そこでタラコ唇さん、「ある事」に気づきました。

タ「タばぁ様!その先は行き止まりやけん、行っても無駄よ?」

すると極寒なタラコ家に徐々にイライラが募ってきたタばぁ様、やや声を荒らげます。

タば『そしたら何処に行ったらえぇんや!?何処に行っても寒いがな!!(怒)』

それでもどぉしても!リビングのソファーに腰掛けたいタばぁ様、どうにか移動してきました。

タば『寒いのぉ!寒いのぉ!』

同じ事ばかり耳にしていたタラコ唇さんも徐々にイライラが募ってきます。

タ『そしたらコレでも(※ひざ掛け)掛けとかんけん…………
って!また聞いとらんのかい!?』

同じ台詞をもう一度口にしたタラコ、遂に己の持ちうるMAX音量にてタばぁ様に半ばひざ掛けを押し付けました。

タ『コレでも掛けといたらちょっとは温いで!(何故か怒りMAX)』

その後です!タラコ唇さんはタばぁ様の「その後の反応」を見て、己の見たかった某アイドルグループのラストチャンネルまで捨てる羽目となるのです。

タば『……………………………(ぽいっ)』

……………タばぁ様……………今、アナタ何を?(目を疑う光景)


超!高齢者だから、病気だから何をしてもえぇの?
今まで苦労して生きてきたからもう後は『己が長』なの?

何も分からんからって…………
必要な時だけに声を上げて、後はひたすらにダンマリ。

タラコはやはり何も介護に携わってはいないけど………

介護に携わる皆様、このやり場のない憤り…………処理に困っていませんか?

……………タラコがもっとこころを広く持たないといけないのですかね?(謎)
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