桑原家のツインズ!高校デビュー☆

みのる

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お正月だよ!全員集合!!(2)

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大地と母親が、御節にがっついている。(いつもの正月の光景)
母親の元に、ワインを持ったユウスケおじちゃんとその弟子だというユウイチロウおじちゃんが近寄る。

『おめっとさん☆』

と言いながら、コップ並々に次ぐユウスケおじちゃん(汗)父親、ヒヤヒヤして見ている。ユウイチロウおじちゃんが、あたしの方を見て、方向転換してきた!(あたし、おじちゃんの事、良く分からないのですがぁ!?)父親譲りの、営業スマイルを惜しげも無く振りまく。

『蒼空ちゃん、だよね?おじちゃんの事、覚えてない…よね…(汗)』

えぇ、すみませんが覚えておりませぬ。ユウイチロウおじちゃんは残念そぉに、

『そっか、そうだよね。ちっさい頃に抱っこしただけだもんね…』

ユウイチロウおじちゃんは、力無しに微笑む。…なんか、可哀想だな。あたしは思わず、

『でも、これからずっと覚えてますから!』

そういうと、

『ありがとう、蒼空ちゃん』

ニッコリ笑ってた。

ユウスケおじちゃんが母親に、

『あ!そうだ!そういや、ユウイチロウの奴、『結婚』したんだ♪めでてぇだろ?』

母親はビックリして、

『ユウイチロウ、ついにけっこんか!?…でも、けっこんしきに呼ばれてないぞ?』←変なとこちゃっかりしてる。

ユウスケおじちゃんは、

『それが…式は挙げてねぇんだ。なにぶん”ビンボー“だからな』

と言い、ニカッと笑った。


あたしは、ずっと何も喋らない、桑原家長男『ヤエイさん』が気になってた。(別に”好きだ“とかではない)今日も、何も喋らないのかな?1人酌で、日本酒飲んでる。そのヤエイさんに、シュウイチおじちゃんが絡んでた。

『兄さん、お酌ならオレが……』

とニコニコ近寄って行ったところをヤエイさんが痛恨の一撃!(痛そォ)

『…貴様は鬱陶しいから近寄るな!』

との一喝。この2人に、いったい何が!?

今年はすき焼きも用意されていた。無論がっつく母親と大地。あたしも食べようとしたら無くなってた!!父親が、

『仕方ないよ…父さんもたべれなかったんだ…実家のは、高級牛肉を使用してあるんだけどな…(ガッカリ)』

そんな~!!それを聞いて、何がなんでも食べたくなったあたし。ばぁちゃんにオネダリしてみた☆

『ばぁちゃん、あたし、すき焼き食べようとしたんだけど食べれなかったの…無くなっちゃって。』

するとばぁちゃん。席を立って

『ちょいと待つんだよ?今からもう一つつくるから!』

と、鍋を持ち台所に消えていく。
よっしゃ!!とガッツポーズなあたしと父親(笑)

程なくして、すき焼きの登場☆ばぁちゃんが一言。

『これはそらたんと、他に食べれなかった人のもんだからね?食べた奴はもうおしまいだよ?』

やったよ、父さん!あたしと父親は高級牛肉をとくと味わった。

じいちゃんのシメの挨拶。

『今年も、みんな元気で頑張ろうな!』

それと共に毎年恒例の『素敵なもの』真っ先にあたしが呼ばれた。年始の挨拶をすると、じいちゃんからいただけたお年玉(喜!)後でおじちゃん達と、父親からもいただいた。父親からの厳しい一言。

『帰って中身確認したら、半分、父さんに預けること。ズルは許さないよ?』

ニッコリ笑う父親。(その笑みの裏側が怖い…)


明日は、はるまくんとの新春デートなので、そのまま実家に泊まらずに早々と我が一家は家に帰った。
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