1 / 1
友情のアカシ
しおりを挟む
『あたしとマキとの"友情の証"として何か記念になるモノが欲しいんやけど……』
そう言ってユウカは私の部屋を物色し始めた。
えぇっ!?何故に……そこで私のモノを進呈する事になるの?(謎)
素朴な疑問を抱きながらも考えた挙句、
『…………じゃ、じゃあ………コレ………』
彼女の気迫に圧されてか、私は1枚のCDを差し出していた。
ー大好きなアーティストのCDで、同じ曲だけど特典映像が違うモノを2枚購入したけども……
ほとんど鑑賞していない代物ー
『うわぁ!CDだ♪貰ってもえぇの?』
そう言いながらも、ユウカの表情は何処か微妙そうであった。
『えぇよ~何故か2枚あるし?』
私はそうして、CDを1枚手放したのであった。
ー数ヶ月後ー
私はふと、以前ユウカに進呈したあのCDの特典映像を拝みたくなってしまった。
我が家をまた訪れていたユウカに訊ねてみる。
『そういやぁ、こないだ私がユウカにあげたCDの特典映像が観たくなったんやけど……貸してくれん?』
ユウカがものすごくバツの悪そうな表情を浮かべて吐いた言葉は、
『…………ゴメン………ブックマニアに売っちゃった…………』
結果!我々の友情とはそんなモノ!?
そう言ってユウカは私の部屋を物色し始めた。
えぇっ!?何故に……そこで私のモノを進呈する事になるの?(謎)
素朴な疑問を抱きながらも考えた挙句、
『…………じゃ、じゃあ………コレ………』
彼女の気迫に圧されてか、私は1枚のCDを差し出していた。
ー大好きなアーティストのCDで、同じ曲だけど特典映像が違うモノを2枚購入したけども……
ほとんど鑑賞していない代物ー
『うわぁ!CDだ♪貰ってもえぇの?』
そう言いながらも、ユウカの表情は何処か微妙そうであった。
『えぇよ~何故か2枚あるし?』
私はそうして、CDを1枚手放したのであった。
ー数ヶ月後ー
私はふと、以前ユウカに進呈したあのCDの特典映像を拝みたくなってしまった。
我が家をまた訪れていたユウカに訊ねてみる。
『そういやぁ、こないだ私がユウカにあげたCDの特典映像が観たくなったんやけど……貸してくれん?』
ユウカがものすごくバツの悪そうな表情を浮かべて吐いた言葉は、
『…………ゴメン………ブックマニアに売っちゃった…………』
結果!我々の友情とはそんなモノ!?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
この作品は感想を受け付けておりません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる