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幼少期編
11話
しおりを挟むおぉ~、無事に転生できたのかなぁ?
眠たくて目が開かないや.........。
あれ?
誰かの心臓の音が聞こえる。心地良いなぁ............安心する音だぁ。
――――トゥクン、トゥクン。トゥクン、トゥクン。
暖かいなぁ.........。
あぁ、本格的に眠くなってきた。寝ていいよねぇ...............。
――――――――スゥ......スゥ.........。
「あらあら、寝っちゃったわぁ~。可愛い可愛い、私たちの子供。おやすみなさい。」
==================================
《Side 父親・黒野 誠》
―――――――――――おぎゃあおぎゃあーーーーーー。
「!!」
「旦那様、元気な男の子がお生まれにまりました!母子ともに健康でございます。」
「本当か!?」
「はい!奥様も無事でございます。」
「……………そうか。」
あぁ、良かった。本当に良かった。花蓮も我が子も無事で......。
僕の愛する妻・花蓮は、元々体が弱くこの出産も母子ともに無事で産めるかあやしいと医者に言われていた。
花蓮はそれでも、僕たちの子を産みたいと言って、僕の言葉を聞かなかった。
そして妊娠発覚から早数か月、花蓮は昨日の夕方に産気づいた。
花蓮の傍から離れて、16時間という長い時間はとても心臓に悪かった.........。
長い時間の中、花蓮もこれから生まれてくる我が子も心配で心配でたまらなかった...。
花蓮にはまだ言ってない、我が子の名前を早く花蓮に言いたい。
花蓮に我が子の名前を知らずに逝ってほしくない。
花蓮と一緒に愛する我が子を見守りたい。
だから、神さま。2人を連れていかないでくれ。
そう神に祈ることしか僕は出来なかった。
今できることのない自分の無力さをこれほど呪ったことはなかった。
もし、花蓮も我が子も生まれず亡くなってしまったら......
もし、我が子が生まれて間もないのに衰弱死してしまったら……
と様々な悪い想像が頭の中をよぎる。
心配で心配で、夜も眠れなくただただ神に祈った。
そして、たった今我が子の声を聞き、我に返った。
早く、花蓮と我が子を見たい。無事な姿を見て安心したい。
そう思っていると、部屋にノックがされた。
「失礼します。旦那様、奥様の準備が整いました。お子様の所へ行きましょう。」
「!あぁ、早く行こうじゃないか。」
僕はすぐに花蓮の元へ駆けつけた。
「花蓮、邪魔するよ。」
「旦那様!」
「あぁ、花蓮!よく頑張ったね。無事で良かった。」
そう言って花蓮をそっと抱きしめた。すると、
「旦那様、見てください。私たちの可愛い息子を。」
花蓮が腕に息子を抱きながら見せてくる。
………………綺麗。
そんな言葉しか出てこないほど、我が子はとても神秘的だった。
穏やかに寝ている我が子は、綺麗な白銀の髪の持ち主で、顔立ちは花蓮に似ているから将来はきっと誰よりも麗しい美人になるだろう。
そして......
この子は、この国を変えることができる............なんとなくそう思った。
「旦那様?どうしたのですか?」
!!!
花蓮に問われて僕は我に返った。
「いいや、なんでもない。そうだ、この子の名前まだ伝えていなかったね。花蓮が妊娠した時ぐらいから考えていたんだよ。」
「ふふふ。そうなのですねぇ。この子の名は、なんと?」
「この子の名前は、零。黒野 零だ。全ての物語・人生は全てゼロから始まる。僕はゼロから始まった物語、たくさんの人の人生を我が子が導く人になってほしい。そう思いから、ゼロと書いて零と言う名前を考えたんだよ。」
「零...。いい名前ですね。この子もきっと気に入ってくれますよ。だって、貴方が一生懸命考えたこの子だけの名前なんですもの。」
「花蓮...。ありがとう。そう言ってもらえて嬉しいよ。」
「ふふふ、こうやって我が子を抱きしめることのできる幸せをくださってありがとう、旦那様。」
「あぁ、こちらこそありがとう。僕たちの息子を産んでくれて、そして無事でいてくれて本当にありがとう。」
あぁ、幸せだ...。
こんなに穏やかな日がこれからも続けばいいのに......。
でも、家族3人でならこれからどんなことがあっても乗り越えられるだろう。
だから、今は僕たちの元にきた新しい命に感謝しよう。
「僕たちの愛しき息子。」
「私たちの可愛い可愛い息子。」
「「私(僕)たちの元に生まれてきてくれてありがとう」」
「おやすみ、零。」
「おやすみなさい、零ちゃん。」
__________________________________
うわぁぁぁぁぁぁぁ。ごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃ。
ギリギリかなぁぁぁぁぁ????間に合った????一応今日中に出せたでいいのかな?いいよね!!!
はい、取り乱しました、黒雨ですーーーー。
半分まで書いていたけど、なかなか続きが書けなかったのよーーー(言い訳です、はい。)
知らぬ間にお気に入り登録30人を超えているし......
いつもありがとう!!皆様のおかげで頑張れているので、これからもよろしくお願いします。
話変わるけど、零くんの父親出てきたね~。いきなり(笑)!
まぁ、時間があれば父親のプロフィールを書こうかな~。
【頑張れ!作者】って思う人は感想ください!それだけで作者は頑張れますので......。
次回の更新は、金曜日までに1話出せたらいいな~って感じですー。
(出せなかった時の言い訳のため断言しない...ww)
とりあえず、最後まで見てくれてありがとう!
ではでは~、バイバイキーーーーーーン
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