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安らかに眠れ、恐ろしくも美しい緋色の龍よ
その頃
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激しく疲弊した様子のメリオンがクリスの私室へとやって来たのは、時計の針が22時を回った直後の事であった。長めの黒髪は乱れ、身体にまとうは快適さ重視の部屋着。目の下に濃い色の隈を作ったメリオンは、足元おぼつかなく部屋の内部を横断し、靴を脱ぎ捨て畳の小上がりへとよじ登った。小上がりの隅に積んであるクリスの昼寝用枕を引き寄せて、畳に寝転びこう吐き捨てる。
「寝る。20分後に起こせ」
どうやら代理王メリオンは、仮眠を取るためにクリスの私室を訪れたようである。小上がり上のちゃぶ台で物書きに勤しんでいたクリスは、ペンを動かす手を止め「はい」と頷く。するとメリオンからは次なる命令が飛んでくる。
「あとコーヒーを淹れておけ。脳味噌が冴え渡る、極濃の一杯だ」
「この時間にコーヒーを飲むと寝られなくなりますよ」
「寝られなくなるために飲むんだ。つべこべ言わずに淹れておけ」
「…わかりました」
メリオンの言葉の端々には苛立ちが滲む。どうやら大分お疲れのようだ。「仮眠の邪魔をするな」と張り倒されるのを承知で、クリスは恐る恐る口を開く。
「代理王の仕事、やっぱり大変ですか?」
「俺を侮るなよ。代理王の仕事だけならば十分にこなせる量だ。しかし正式に王座に就かねば、吸血族長の後任を任命できん。せめて王宮内に吸血族の官吏がいれば、臨時で族長の地位に召し上げることは可能だが…」
苦渋に満ちた溜息が、静かな部屋に響く。
旧バルトリア王国が解体して以降、ポトスの街には吸血族の移住者が増えつつある。しかし増えたと言っても精々月に1人、2人移住の報告がある程度。王宮内の雇用者には、メリオンを除く吸血族がいないという現状が続いている。吸血族の生態を知らぬ多種族の官吏に、臨時とはいえ吸血族長の座が務まるはずもない。
「メリオンさんは今、代理王と吸血族長2人分の仕事をこなしているということですか?」
「そうだ。忙し過ぎて女を抱く暇もない。俺の陰茎が爆発したら誰が責任を取る。公務災害補償は請求できるのか?」
性交不足による陰茎の爆発は、公務災害とは認定されないであろう。メリオンらしい冗談に苦笑いを浮かべるクリスであるが、状況が逼迫していることに違いはない。王宮一仕事が早いと噂されるメリオンが、目の下に隈を作っている事が良い例だ。いくら仕事が早くとも、万人に与えられる時間は一日24時間。2人分の仕事を満足にこなせるはずもない。極濃の一杯を要求するということは、仮眠の後また公務に戻るつもりなのだろう。クリスはちゃぶ台上の書類を一纏めにし、体温で温かくなったペンを紙上に載せる。
「あの、何か僕に手伝えることはありますか?幸い今日の分の公務は終わっていますし、明日は一日魔法研究所に赴く定でした。資料作りや、決裁資料の誤字脱字審査なら手伝えますよ」
畳に寝転んだメリオンの肩が揺れる。振り返る顔は、地獄に仏を見た表情だ。メリオンの指先は部屋着のポケットを弄り、やがて銀色の鍵がクリスの膝元へと放られる。頭に品の良い皮飾りをぶら下げた銀製の鍵は、王宮内で使用される鍵とは少しデザインが違う。まさか宝箱を開けるための鍵ではあるまいと、クリスは見知らぬ鍵を指先に摘み上げる。
「メリオンさん、これは?」
「22時半に、正門前に馬車を頼んである。ポトスの街に下りて、俺の事務所から一式の書類を運んで来い」
「事務所って、提供者仲介業の事務所ですか」
「そうだ。場所はわかるな」
「わかります」
メリオンが十二種族長としての公務の合間に、吸血族と提供者の仲介業務を行っていることはクリスも知っている。仲介業務のために、ポトスの街中に小さな事務所を構えていることもだ。そして個人情報保護の観点から、メリオンは仲介業務に関わる書類を王宮には持ち込まない。クリスは過去に一度だけ、極秘ともいえる仲介業の一端に触れた。あれは旧バルトリア王国解体に際し、メリオンが2か月に渡り王宮を空けたときの出来事であった。クリスはザトと共に、仲介業一時停止を伝える文の発送業務に精を出したのである。五百通を超える文の宛名書き作業は、ザトの右腕を腱鞘炎に至らせる激務であった。
提供者の仲介業務は、ドラキス王国内の吸血族にとって必要不可欠。メリオンの業務過多により仲介業務が滞れば、ポトスの街では吸血族による強引な吸血事件が多発しかねない。国内の吸血族が増えつつある現状では尚更だ。極秘の資料を王宮内へと運び込むこと、部外者であるクリスに助力を求めること、仲介業務が逼迫している様子がひしひしと伝わってくる。
「作業机脇の書棚にあるファイル、机上に積んだ書類、引き出し内部の判子も一式持って来い。書庫内には立ち入らなくて良い。郵便受けも忘れずに覗け。3週間足を運んでいないから、相当な数の文が溜まっているはずだ。書類の紛失にはくれぐれも気を付けろ。一枚でも風に攫われれば、その男前の顔をヒキガエル同様にしてやる」
「わかりました。書類は責任をもって運んでおきますから、メリオンさんはもう休んでください。明日は一日、奴隷のように使ってもらって構わないですから」
王宮内で紳士と謳われるメリオンが、本性を曝け出せる場は少ない。暴言を受け流し、細々とした雑務を請け負う者が傍らにいれば、公務の負担はかなり軽減されるはずだ。さらに良いことに、クリスは人間族長に就任当時メリオンに公務のいかんを教わっている。決裁業務に係る着眼点、文章の手直しに使用するペンの色、付箋の貼り方、書類の綴じ方に至るまで、メリオンの癖は事細かに把握しているのである。メリオンの補佐を務めるのならば、ナンバー2であるザトを除きクリスの右に出る者はいない。
メリオンは畳の上に身を起こし、小上がりの縁へと這って行く。
「…寝る。仲介業務に関わる書類は、俺の私室に運び込んでおけ。明日は朝7時に執務室に来い」
快適さ重視の室内履きを爪先に引っかけながら、メリオンは言う。どうやらクリスの提案は無事受け入れられたようである。極濃の一杯は不要だ。
去り際に、メリオンは尻ポケットから薄青色の封筒を取り出した。メリオンの指先を離れた封筒は、クリスの膝元めがけてひらひらと舞い落ちる。クリスが封筒を拾い上げ、すでに開封された封筒の中から一枚の文を取り出す頃には、メリオンの背中は扉の向こうへと消えていた。一人きりになった部屋の中で、クリスは2つ折りの文を開く。見知らぬ文字でしたためられた文だ。文章最上部の宛名は「ドラキス王国 国王殿」、最下部の発送元は「神国ジュリ アメシス」
「神国ジュリからの文…」
クリスは呟く。神国ジュリの名は知っている。旧バルトリア王国南方に位置する、妖精族と精霊族の住まう国家であったはずだ。アメシスの名にも覚えがある。幾万の民を統べる、神国ジュリの国王の名だ。しかし国王が国王に宛てたにしては、いささか文が粗末すぎる。紙はざらりとした質感の低品質紙であるし、文章の誤字は赤ペンで×を付けたままという有様だ。アメシスの名に玉璽はなし、封筒には公的な文書であることを示す封蝋も押されていない。まるで神国ジュリの国王アメシスが、王の冠を外ししたためた文のようだ。
ちゃぶ台の真ん中に文をのせ、クリスは長々と書かれた文章に眺め入る。文の内容は無難な時候の挨拶に始まり、かつて「国王殿」に世話になった旨、「国王殿」との気ままな面談を望む旨が、それぞれ婉曲な表現で書かれている。特に意識もせずに読み進めれば、アメシスがレイバックに宛てて書いた文とも取れないことはない。文章はさらに下へと続く。談話機なる神具の試験的な設置に協力願いたい旨、文を運んだ神官の一時的な滞在許可を乞う旨、文の返事については急がぬ旨。そして文の最後はこう締めくくられる。
―先日神国ジュリの神殿にて、ドラキス王国からの旅人を迎えました。苦難の旅路に、少しばかりの御力添えができた事を嬉しく思います。どうか旅人の行く先が暖かな陽の元でありますよう、心よりお祈り申しております。
単なる雑談ともとれるその文章を、クリスは何度も読み返した。次第に胸の内が温かな想いで満たされる。これはゼータの無事を知らせる文だ。ゼータは2頭のドラゴンを追う道中で神国ジュリに立ち寄り、国王アメシスから何らかの助力を得た。レイバックの元へと辿り着くための標を得たのだ。辿り着いた先が「暖かな陽の元」かどうかは、まだわからなくとも。
クリスは文を胸に抱き、願う。
―どうか生きて帰ってきて。皆が貴方達の帰りを待っている
安寧の象徴たるポトス城の王宮から、遠く離れた友を思う。
***
翌日、満足な睡眠により元気になったメリオン
メリオン「王宮の関係者とは肉体関係を持たぬという信念を貫いてきた。しかし今は有事の時。例外を作っても致し方あるまい。おいクリス、尻を出して四つん這いになれ」
クリス「絶対に嫌です」
「寝る。20分後に起こせ」
どうやら代理王メリオンは、仮眠を取るためにクリスの私室を訪れたようである。小上がり上のちゃぶ台で物書きに勤しんでいたクリスは、ペンを動かす手を止め「はい」と頷く。するとメリオンからは次なる命令が飛んでくる。
「あとコーヒーを淹れておけ。脳味噌が冴え渡る、極濃の一杯だ」
「この時間にコーヒーを飲むと寝られなくなりますよ」
「寝られなくなるために飲むんだ。つべこべ言わずに淹れておけ」
「…わかりました」
メリオンの言葉の端々には苛立ちが滲む。どうやら大分お疲れのようだ。「仮眠の邪魔をするな」と張り倒されるのを承知で、クリスは恐る恐る口を開く。
「代理王の仕事、やっぱり大変ですか?」
「俺を侮るなよ。代理王の仕事だけならば十分にこなせる量だ。しかし正式に王座に就かねば、吸血族長の後任を任命できん。せめて王宮内に吸血族の官吏がいれば、臨時で族長の地位に召し上げることは可能だが…」
苦渋に満ちた溜息が、静かな部屋に響く。
旧バルトリア王国が解体して以降、ポトスの街には吸血族の移住者が増えつつある。しかし増えたと言っても精々月に1人、2人移住の報告がある程度。王宮内の雇用者には、メリオンを除く吸血族がいないという現状が続いている。吸血族の生態を知らぬ多種族の官吏に、臨時とはいえ吸血族長の座が務まるはずもない。
「メリオンさんは今、代理王と吸血族長2人分の仕事をこなしているということですか?」
「そうだ。忙し過ぎて女を抱く暇もない。俺の陰茎が爆発したら誰が責任を取る。公務災害補償は請求できるのか?」
性交不足による陰茎の爆発は、公務災害とは認定されないであろう。メリオンらしい冗談に苦笑いを浮かべるクリスであるが、状況が逼迫していることに違いはない。王宮一仕事が早いと噂されるメリオンが、目の下に隈を作っている事が良い例だ。いくら仕事が早くとも、万人に与えられる時間は一日24時間。2人分の仕事を満足にこなせるはずもない。極濃の一杯を要求するということは、仮眠の後また公務に戻るつもりなのだろう。クリスはちゃぶ台上の書類を一纏めにし、体温で温かくなったペンを紙上に載せる。
「あの、何か僕に手伝えることはありますか?幸い今日の分の公務は終わっていますし、明日は一日魔法研究所に赴く定でした。資料作りや、決裁資料の誤字脱字審査なら手伝えますよ」
畳に寝転んだメリオンの肩が揺れる。振り返る顔は、地獄に仏を見た表情だ。メリオンの指先は部屋着のポケットを弄り、やがて銀色の鍵がクリスの膝元へと放られる。頭に品の良い皮飾りをぶら下げた銀製の鍵は、王宮内で使用される鍵とは少しデザインが違う。まさか宝箱を開けるための鍵ではあるまいと、クリスは見知らぬ鍵を指先に摘み上げる。
「メリオンさん、これは?」
「22時半に、正門前に馬車を頼んである。ポトスの街に下りて、俺の事務所から一式の書類を運んで来い」
「事務所って、提供者仲介業の事務所ですか」
「そうだ。場所はわかるな」
「わかります」
メリオンが十二種族長としての公務の合間に、吸血族と提供者の仲介業務を行っていることはクリスも知っている。仲介業務のために、ポトスの街中に小さな事務所を構えていることもだ。そして個人情報保護の観点から、メリオンは仲介業務に関わる書類を王宮には持ち込まない。クリスは過去に一度だけ、極秘ともいえる仲介業の一端に触れた。あれは旧バルトリア王国解体に際し、メリオンが2か月に渡り王宮を空けたときの出来事であった。クリスはザトと共に、仲介業一時停止を伝える文の発送業務に精を出したのである。五百通を超える文の宛名書き作業は、ザトの右腕を腱鞘炎に至らせる激務であった。
提供者の仲介業務は、ドラキス王国内の吸血族にとって必要不可欠。メリオンの業務過多により仲介業務が滞れば、ポトスの街では吸血族による強引な吸血事件が多発しかねない。国内の吸血族が増えつつある現状では尚更だ。極秘の資料を王宮内へと運び込むこと、部外者であるクリスに助力を求めること、仲介業務が逼迫している様子がひしひしと伝わってくる。
「作業机脇の書棚にあるファイル、机上に積んだ書類、引き出し内部の判子も一式持って来い。書庫内には立ち入らなくて良い。郵便受けも忘れずに覗け。3週間足を運んでいないから、相当な数の文が溜まっているはずだ。書類の紛失にはくれぐれも気を付けろ。一枚でも風に攫われれば、その男前の顔をヒキガエル同様にしてやる」
「わかりました。書類は責任をもって運んでおきますから、メリオンさんはもう休んでください。明日は一日、奴隷のように使ってもらって構わないですから」
王宮内で紳士と謳われるメリオンが、本性を曝け出せる場は少ない。暴言を受け流し、細々とした雑務を請け負う者が傍らにいれば、公務の負担はかなり軽減されるはずだ。さらに良いことに、クリスは人間族長に就任当時メリオンに公務のいかんを教わっている。決裁業務に係る着眼点、文章の手直しに使用するペンの色、付箋の貼り方、書類の綴じ方に至るまで、メリオンの癖は事細かに把握しているのである。メリオンの補佐を務めるのならば、ナンバー2であるザトを除きクリスの右に出る者はいない。
メリオンは畳の上に身を起こし、小上がりの縁へと這って行く。
「…寝る。仲介業務に関わる書類は、俺の私室に運び込んでおけ。明日は朝7時に執務室に来い」
快適さ重視の室内履きを爪先に引っかけながら、メリオンは言う。どうやらクリスの提案は無事受け入れられたようである。極濃の一杯は不要だ。
去り際に、メリオンは尻ポケットから薄青色の封筒を取り出した。メリオンの指先を離れた封筒は、クリスの膝元めがけてひらひらと舞い落ちる。クリスが封筒を拾い上げ、すでに開封された封筒の中から一枚の文を取り出す頃には、メリオンの背中は扉の向こうへと消えていた。一人きりになった部屋の中で、クリスは2つ折りの文を開く。見知らぬ文字でしたためられた文だ。文章最上部の宛名は「ドラキス王国 国王殿」、最下部の発送元は「神国ジュリ アメシス」
「神国ジュリからの文…」
クリスは呟く。神国ジュリの名は知っている。旧バルトリア王国南方に位置する、妖精族と精霊族の住まう国家であったはずだ。アメシスの名にも覚えがある。幾万の民を統べる、神国ジュリの国王の名だ。しかし国王が国王に宛てたにしては、いささか文が粗末すぎる。紙はざらりとした質感の低品質紙であるし、文章の誤字は赤ペンで×を付けたままという有様だ。アメシスの名に玉璽はなし、封筒には公的な文書であることを示す封蝋も押されていない。まるで神国ジュリの国王アメシスが、王の冠を外ししたためた文のようだ。
ちゃぶ台の真ん中に文をのせ、クリスは長々と書かれた文章に眺め入る。文の内容は無難な時候の挨拶に始まり、かつて「国王殿」に世話になった旨、「国王殿」との気ままな面談を望む旨が、それぞれ婉曲な表現で書かれている。特に意識もせずに読み進めれば、アメシスがレイバックに宛てて書いた文とも取れないことはない。文章はさらに下へと続く。談話機なる神具の試験的な設置に協力願いたい旨、文を運んだ神官の一時的な滞在許可を乞う旨、文の返事については急がぬ旨。そして文の最後はこう締めくくられる。
―先日神国ジュリの神殿にて、ドラキス王国からの旅人を迎えました。苦難の旅路に、少しばかりの御力添えができた事を嬉しく思います。どうか旅人の行く先が暖かな陽の元でありますよう、心よりお祈り申しております。
単なる雑談ともとれるその文章を、クリスは何度も読み返した。次第に胸の内が温かな想いで満たされる。これはゼータの無事を知らせる文だ。ゼータは2頭のドラゴンを追う道中で神国ジュリに立ち寄り、国王アメシスから何らかの助力を得た。レイバックの元へと辿り着くための標を得たのだ。辿り着いた先が「暖かな陽の元」かどうかは、まだわからなくとも。
クリスは文を胸に抱き、願う。
―どうか生きて帰ってきて。皆が貴方達の帰りを待っている
安寧の象徴たるポトス城の王宮から、遠く離れた友を思う。
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