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正義の猫クトゥルフ
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その時、とある異変が起こった。
私は男達に押し倒されるがその刹那、黒い影が私の上を飛び越え、三人の男達の前に颯爽と立ちはだかった。
「じっちゃんの墓と女の子に乱暴する奴はわいが許さへんじょ!!」
最高の阿波弁がボーイソプラノで放たれる。
立ちはだかった少年は三人を射るように見据える。
虎模様の髪、半裸の姿に健康的な肌、傷だらけではあるが顔立ちの整った美男子。
見た感じ歳は12、3くらいだろうか。
「正義の味方面した奴が一度に二人も来るなんて世も末だぜ!」
「俺達は墓のじじいやてめえらのような正義の味方面した奴が大嫌いなんだ!」
詰め寄る若者達。
「だったら本来正義の味方であるピカライオンを敵《じぶん》側に使ったらあかんで!高校生は早よ家でねんねせえ!!」
放ち返す少年。
「お嬢ちゃんわいを助けてくれてサンキューな、あとわいはトラテツ、猫のクトゥルフ戦士なんじゃ!」
その少年、トラテツは私に微笑みかけた。
その笑顔に私は心を奪われそうになる。
「俺達を無視すんじゃねえ、どりゃー!!」
野球帽がバットでトラテツを叩きつけようとする。
パシッ!
しかしトラテツはそのバットを両手で受け止め、野球帽のうでを捻った。
「ぎゃぎゃぎゃぎゃ!??」
奇声を上げてもがく野球帽。
「くそっこれでも喰らえ!!」
ヘルメットがBB弾をトラテツめがけて放つがトラテツは野球帽を盾にして身を防ぐ。
そしてトラテツは野球帽とヘルメットをドミノのように倒す。
「く、くそ!」
ポケ○ンは鞄を漁ってポケモンボールを取り出そうとするがポケモンボールは見つからず。
「お前が探しとんはこれか?」
声をした方へポケ○ンが向くとなんとトラテツが4、5個のポケ○ンボールをあや投げして遊んでいた。
「く、くそ!」
「あ、忘れもん返すじょ!」
三人は逃げ出すがトラテツは奪ったポケ○ンボールを投げてモンスターに三人を襲わせた。
向こう側で「ギャーッ!!」と言う悲鳴が聞こえ、静かになった。
「お嬢ちゃん、怪我はないか?」
トラテツは私に手を差し伸べる。
「あ、ありがとう、それとトラテツ君って…」
私はきょとんとしてトラテツに尋ねる。
「ほうよ、ワイはアンタの助けようとした猫なんよ!」
トラテツは答えた。
「あとじっちゃんの墓も壊されんで済んだ、ありがとうなお嬢ちゃん!」
トラテツはニカッと笑顔を私に向けた。
その笑顔がとても眩しくて。
「私、海溝潤実、潤実って呼んで」
「ほうで、良い名前やなあ」
「ううん、でも、どうしてあの三人はこの墓を壊そうとしてたの?」
私はトラテツに尋ねた。
「ほれなんやけどな…わいのじっちゃん、虎徹頼太郎《こてつらいたろう》て言うんやけどな、この板野町じゃ名の知れた正義の味方だったんよ」
トラテツは語る。
ーーー
時は頼太郎没前に遡る。
トラテツSIDEーーー
わいのじっちゃんはな、警察官を辞めた後も現役みたいにバリバリと悪い奴を懲らしめたりしよった。
「この悪ガキ!もう悪さしたら承知せえへんじょ!!」
じっちゃんは怒号を上げる。
「ひえぇ、すいません!!」
じっちゃんの背中をわいはずっと見とったんよ、じっちゃんみたいなんが真の漢やってずっと心に刻み込んどったんよ!
そして死ぬ間際じっちゃんは言よった!
「わいはな、朽ちても正義は貫き通したいと思うとるんよ、例えみんなに恨まれても最後には正義が勝つ!ほなけんトラテツ、お前はわいが死んでも正義の心は失くしたらあかんじょ!」
そう言ってじっちゃんは亡くなった。
そしてじっちゃんに成敗されて根に持っとる不良がじっちゃんの墓を壊そうとするんをワイはずっと守って来よったんよ!
海溝潤実SIDEーーー
こんな傷だらけになるまで墓を守ってきたなんて…。
私はこの子のように自分の身を投げ打ってでも守りたいものってあっただろうか?
そんな時の事だった。
「潤実!こんな所で何やってるの!??」
と女の人の声がした。
振り向くと奈照さんとサキュラちゃんの姿が見えた。
「奈照さん!あ、サキュラちゃん…ごめんなさい…」
「そんな事は良いわこんな暗い所ほっつき歩いていると変な奴に絡まれるわよ!」
そう言ってサキュラは私の手を引こうとする。
「あ、待ってこの子…」
私は二人に言い淀んでトラテツのいた所に向く。
トラテツは少年の姿では無く、猫の姿に戻っていた。
「にゃー」
トラテツはこんばんはと言うふうに二人に挨拶をする。
「可愛い♪でも怪我してるわね、一体何があったの?」
奈照さんが傷だらけの猫を覗き込む。
「うん、この子この墓を守っているの、ついさっきまでこの子がいじめられているのを黙っていられなくて」
私はいきさつを二人に話した。
奈照さんが手から淡い光を発して猫の傷ついた体を癒していく。
「人の墓を壊そうとするなんて難儀なやつもいるものね…」
サキュラは顔をしかめる。
「この子ずっと墓を守っているんだけどこの墓のおじいちゃんに恨みを持ってる人もいるらしくて…なんとか出来ないかな?」
私は二人に聞いてみる。
「良し出来た♪なになに?この子が守っている墓を守ってあげたいって?」
何を言うのと言うふうに私に聞いてくる奈照。
「うん、独りでずっとこの墓を守っているままだといつまた今日のような事になるかも知れないし、それにこの墓を独りぼっちで守っていかなければならないかと思うと可哀想で…」
私は傷だらけになってでもずっと墓を守り続けるトラテツを不憫に思えて仕方が無かった。
「それは良いけど…貴女赤の他人の為に何とかしてあげようと言う癖はやめた方が良いわよ」
サキュラは呆れ口調で漏らす。
「じゃあこうしよう♪」
奈照が明るい声で言ってきた。
「私の知り合いに神社の巫女さんやってる子がいるの!その子結界を張って悪霊や悪い人から墓とか先祖の遺品を守る事が出来るからその子に私の方からお願いしておくよ♪」
奈照さんは言ってきた。
凄いな奈照さんは色んな人と仲が良いんだ…。
いつもこんな笑顔だし、友達も沢山出来るわけだね…それにひきかえ私は…。
「サキュラちゃん、奈照さんって強いね」
自分と彼女を見比べて少し気落ちしてしまう私。
駄目だなこんな良い人なのに嫉妬を覚えてしまうなんて…。
「そうね…でも私的にはあの子はちょっと無理し過ぎている所があるんじゃないかと思ってるの」
サキュラは意外な事を言う。
「貴女には言わなかったけど…実はあの子は体がとても弱いの」
「え?」
それを聞いて小さいショックを受ける私。
あんな明るくて元気で、強い人が…。
「実は今は随分前のことになるんだけど…あの子は難病に冒されていたの…余命幾ばくもない中で自分の死期が近づいてくる事に自身もとても焦っていたわ」
「私は無理を言ってガニメル兄さんにお願いしたの、何とか奈照を助けてあげられないかって…奈照、ずっと人を助けていきたいって意気込んでて…その矢先に倒れてしまったから…」
「で、でも今は元気なんでしょ?」
私は出来るだけプラスな事を聞きたくてこう質問を投げかける。
「でも…あまり変身し過ぎると体に響くわ…」
「え…」
私は体は固まるが心はショックな気持ちと後悔がぐるぐると渦巻いていた。
だからサキュラ…あんなに怒ってたんだ…。
奈照SIDEーーー
「あ、私洗い物しとくね」
「そう、宜しくね」
夕食を終えた後潤実ちゃんが洗い物に向かう。
それにしても潤実ちゃん、いつも頑張ってるけど…今日の様子はいつにも無く必死と言うか…。
焦っていると言うか…。
昨日の事もあるのかも知れないけど…もう少し自分を大事にして。
とりあえず私は風呂に体を温めてもらいますか。
それにしてもよく冷えるなあ…。
「ゴホッゴホッ!」
風邪引いちゃったかな?
寒い季節だし、でも風邪なんて一日寝ていれば…。
ゴホッゴホッ!
私は咳が止まらなくなり、咳が止まらない事に苛立ちを覚えてくる。
どうなってるのよ!と思った矢先、突然体の内部が痛みだす。
「グフッ!」
な、なにこの赤黒いもの…。
私に幼い頃の悪夢が蘇る。
「奈照さん?」
たまたま通りかかった潤実ちゃんが私を心配そうに呼びかける。
「な、なあに?」
「咳こんでるし、顔色良くないから大丈夫かなって…」
潤実ちゃんは今の私の心理を代弁するかのように不安そうに見つめる。
「きょ、今日はよく冷えるから、風邪引いちゃったのかなって♪」
「そうですか、あ、あまり無理しないでくださいね?」
潤実ちゃんは私を覗き込むように見た後その場を去る。
ふう…あの子の悲しむ顔とかはあまり見たくない…ずっと笑顔でいて欲しい…だから…なるべく私の体調の事は誰にも言わないでおこう…。
私は自分以上にあの子が心配になっていた。
私は男達に押し倒されるがその刹那、黒い影が私の上を飛び越え、三人の男達の前に颯爽と立ちはだかった。
「じっちゃんの墓と女の子に乱暴する奴はわいが許さへんじょ!!」
最高の阿波弁がボーイソプラノで放たれる。
立ちはだかった少年は三人を射るように見据える。
虎模様の髪、半裸の姿に健康的な肌、傷だらけではあるが顔立ちの整った美男子。
見た感じ歳は12、3くらいだろうか。
「正義の味方面した奴が一度に二人も来るなんて世も末だぜ!」
「俺達は墓のじじいやてめえらのような正義の味方面した奴が大嫌いなんだ!」
詰め寄る若者達。
「だったら本来正義の味方であるピカライオンを敵《じぶん》側に使ったらあかんで!高校生は早よ家でねんねせえ!!」
放ち返す少年。
「お嬢ちゃんわいを助けてくれてサンキューな、あとわいはトラテツ、猫のクトゥルフ戦士なんじゃ!」
その少年、トラテツは私に微笑みかけた。
その笑顔に私は心を奪われそうになる。
「俺達を無視すんじゃねえ、どりゃー!!」
野球帽がバットでトラテツを叩きつけようとする。
パシッ!
しかしトラテツはそのバットを両手で受け止め、野球帽のうでを捻った。
「ぎゃぎゃぎゃぎゃ!??」
奇声を上げてもがく野球帽。
「くそっこれでも喰らえ!!」
ヘルメットがBB弾をトラテツめがけて放つがトラテツは野球帽を盾にして身を防ぐ。
そしてトラテツは野球帽とヘルメットをドミノのように倒す。
「く、くそ!」
ポケ○ンは鞄を漁ってポケモンボールを取り出そうとするがポケモンボールは見つからず。
「お前が探しとんはこれか?」
声をした方へポケ○ンが向くとなんとトラテツが4、5個のポケ○ンボールをあや投げして遊んでいた。
「く、くそ!」
「あ、忘れもん返すじょ!」
三人は逃げ出すがトラテツは奪ったポケ○ンボールを投げてモンスターに三人を襲わせた。
向こう側で「ギャーッ!!」と言う悲鳴が聞こえ、静かになった。
「お嬢ちゃん、怪我はないか?」
トラテツは私に手を差し伸べる。
「あ、ありがとう、それとトラテツ君って…」
私はきょとんとしてトラテツに尋ねる。
「ほうよ、ワイはアンタの助けようとした猫なんよ!」
トラテツは答えた。
「あとじっちゃんの墓も壊されんで済んだ、ありがとうなお嬢ちゃん!」
トラテツはニカッと笑顔を私に向けた。
その笑顔がとても眩しくて。
「私、海溝潤実、潤実って呼んで」
「ほうで、良い名前やなあ」
「ううん、でも、どうしてあの三人はこの墓を壊そうとしてたの?」
私はトラテツに尋ねた。
「ほれなんやけどな…わいのじっちゃん、虎徹頼太郎《こてつらいたろう》て言うんやけどな、この板野町じゃ名の知れた正義の味方だったんよ」
トラテツは語る。
ーーー
時は頼太郎没前に遡る。
トラテツSIDEーーー
わいのじっちゃんはな、警察官を辞めた後も現役みたいにバリバリと悪い奴を懲らしめたりしよった。
「この悪ガキ!もう悪さしたら承知せえへんじょ!!」
じっちゃんは怒号を上げる。
「ひえぇ、すいません!!」
じっちゃんの背中をわいはずっと見とったんよ、じっちゃんみたいなんが真の漢やってずっと心に刻み込んどったんよ!
そして死ぬ間際じっちゃんは言よった!
「わいはな、朽ちても正義は貫き通したいと思うとるんよ、例えみんなに恨まれても最後には正義が勝つ!ほなけんトラテツ、お前はわいが死んでも正義の心は失くしたらあかんじょ!」
そう言ってじっちゃんは亡くなった。
そしてじっちゃんに成敗されて根に持っとる不良がじっちゃんの墓を壊そうとするんをワイはずっと守って来よったんよ!
海溝潤実SIDEーーー
こんな傷だらけになるまで墓を守ってきたなんて…。
私はこの子のように自分の身を投げ打ってでも守りたいものってあっただろうか?
そんな時の事だった。
「潤実!こんな所で何やってるの!??」
と女の人の声がした。
振り向くと奈照さんとサキュラちゃんの姿が見えた。
「奈照さん!あ、サキュラちゃん…ごめんなさい…」
「そんな事は良いわこんな暗い所ほっつき歩いていると変な奴に絡まれるわよ!」
そう言ってサキュラは私の手を引こうとする。
「あ、待ってこの子…」
私は二人に言い淀んでトラテツのいた所に向く。
トラテツは少年の姿では無く、猫の姿に戻っていた。
「にゃー」
トラテツはこんばんはと言うふうに二人に挨拶をする。
「可愛い♪でも怪我してるわね、一体何があったの?」
奈照さんが傷だらけの猫を覗き込む。
「うん、この子この墓を守っているの、ついさっきまでこの子がいじめられているのを黙っていられなくて」
私はいきさつを二人に話した。
奈照さんが手から淡い光を発して猫の傷ついた体を癒していく。
「人の墓を壊そうとするなんて難儀なやつもいるものね…」
サキュラは顔をしかめる。
「この子ずっと墓を守っているんだけどこの墓のおじいちゃんに恨みを持ってる人もいるらしくて…なんとか出来ないかな?」
私は二人に聞いてみる。
「良し出来た♪なになに?この子が守っている墓を守ってあげたいって?」
何を言うのと言うふうに私に聞いてくる奈照。
「うん、独りでずっとこの墓を守っているままだといつまた今日のような事になるかも知れないし、それにこの墓を独りぼっちで守っていかなければならないかと思うと可哀想で…」
私は傷だらけになってでもずっと墓を守り続けるトラテツを不憫に思えて仕方が無かった。
「それは良いけど…貴女赤の他人の為に何とかしてあげようと言う癖はやめた方が良いわよ」
サキュラは呆れ口調で漏らす。
「じゃあこうしよう♪」
奈照が明るい声で言ってきた。
「私の知り合いに神社の巫女さんやってる子がいるの!その子結界を張って悪霊や悪い人から墓とか先祖の遺品を守る事が出来るからその子に私の方からお願いしておくよ♪」
奈照さんは言ってきた。
凄いな奈照さんは色んな人と仲が良いんだ…。
いつもこんな笑顔だし、友達も沢山出来るわけだね…それにひきかえ私は…。
「サキュラちゃん、奈照さんって強いね」
自分と彼女を見比べて少し気落ちしてしまう私。
駄目だなこんな良い人なのに嫉妬を覚えてしまうなんて…。
「そうね…でも私的にはあの子はちょっと無理し過ぎている所があるんじゃないかと思ってるの」
サキュラは意外な事を言う。
「貴女には言わなかったけど…実はあの子は体がとても弱いの」
「え?」
それを聞いて小さいショックを受ける私。
あんな明るくて元気で、強い人が…。
「実は今は随分前のことになるんだけど…あの子は難病に冒されていたの…余命幾ばくもない中で自分の死期が近づいてくる事に自身もとても焦っていたわ」
「私は無理を言ってガニメル兄さんにお願いしたの、何とか奈照を助けてあげられないかって…奈照、ずっと人を助けていきたいって意気込んでて…その矢先に倒れてしまったから…」
「で、でも今は元気なんでしょ?」
私は出来るだけプラスな事を聞きたくてこう質問を投げかける。
「でも…あまり変身し過ぎると体に響くわ…」
「え…」
私は体は固まるが心はショックな気持ちと後悔がぐるぐると渦巻いていた。
だからサキュラ…あんなに怒ってたんだ…。
奈照SIDEーーー
「あ、私洗い物しとくね」
「そう、宜しくね」
夕食を終えた後潤実ちゃんが洗い物に向かう。
それにしても潤実ちゃん、いつも頑張ってるけど…今日の様子はいつにも無く必死と言うか…。
焦っていると言うか…。
昨日の事もあるのかも知れないけど…もう少し自分を大事にして。
とりあえず私は風呂に体を温めてもらいますか。
それにしてもよく冷えるなあ…。
「ゴホッゴホッ!」
風邪引いちゃったかな?
寒い季節だし、でも風邪なんて一日寝ていれば…。
ゴホッゴホッ!
私は咳が止まらなくなり、咳が止まらない事に苛立ちを覚えてくる。
どうなってるのよ!と思った矢先、突然体の内部が痛みだす。
「グフッ!」
な、なにこの赤黒いもの…。
私に幼い頃の悪夢が蘇る。
「奈照さん?」
たまたま通りかかった潤実ちゃんが私を心配そうに呼びかける。
「な、なあに?」
「咳こんでるし、顔色良くないから大丈夫かなって…」
潤実ちゃんは今の私の心理を代弁するかのように不安そうに見つめる。
「きょ、今日はよく冷えるから、風邪引いちゃったのかなって♪」
「そうですか、あ、あまり無理しないでくださいね?」
潤実ちゃんは私を覗き込むように見た後その場を去る。
ふう…あの子の悲しむ顔とかはあまり見たくない…ずっと笑顔でいて欲しい…だから…なるべく私の体調の事は誰にも言わないでおこう…。
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