クトゥルフの雨

海豹ノファン

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物事は疑ってかかれ!

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カナSIDEーーー

私達があの女の子をさらっていく頃、お姉さんが私達を見つけ追いかけてきたが逆に返り討ちにしてあげた。

先ずカイがお姉さんの身体を骨がある事を無視して握り潰してグロテスクな見目を覆い隠すように皮で覆って巨大バレーボールを作る。

私、カナはこのお姉さんで遊ぼうとバレーボールになったお姉さんをサーブする。

そしてレンがトスをしてしまいにカイのスパイクシュートでお姉さんボールは民家のガラスに激突。

当然ガラスはバリンと割れてお姉さんはその民家の中に。

あわわ、知らないっと♪
すると「キャアァ誰よ貴女!!!」と女の人のつんざくような声が響き、ついでに「何事だっ!?」と男の人の大声が…。

それと向こうのシュート決められたお姉さんは「わ…私じゃありませんっ!私は遊ばれてて…!」

と一生懸命下手な説明をしてくれる。

しかしこの状況は私らとしてもヤバイ…ここはサッサとずらかりちゃいましょう♪

私達三人は今すぐその場を去っていった。

海溝潤実SIDEーーー

私はガラスを突き破って気がついたら民家の中にいた。

生温かい熱気に包まれハープの効いた香り…ガポンと響くような音…これは浴室…よね?

あれ?私体が元に戻ってる?
良かった良かった…じゃない私はこれ以上にヤバイ状況にいるのだ!

私の前には中年のおばさん…若い子ならどれだけ良いか…じゃないこのおばさんは私を見るや「キャアァ誰よ貴女!!!」とつんざくような大声を張り上げた。

「どうしたっ!?」

この女の人の第一声で旦那と思われる男性がバスドアを開きかけつけてきた。

「突然女の子が浴室に!!」

女の人はヒステリー状態となっている様子に私に指を差す。

私も混乱紛叫と言って先行き不安な気持ちとこの逃れようの無い危機に思考が働かない。

「わ私じゃありませんっ私は遊ばれてて…!!」

私は一生懸命何があったのか話すがこれじゃない、これじゃ私変な人だと思われても仕方ないような言葉しか出てこない。

「警察ですっ!何かありましたか!??」

そんな時、私やその民家の人の声が大きかったのかちょうど都合の良いように警察がやってきた。

てかアンタがもっと早く来てくれりゃ今こんな事にはなってないのよ…。

「突然女の子が風呂の中に…!」

「私は怪しい者じゃありません!!!」

私は泣きながらでも必死に訴えるが
「そのカッコからして充分に怪しいじゃないのよ!!」と一蹴され私はそのまま警察に連れて行かれた。

チエチエ助けて!!

トラテツSIDEーーー

わいがゴミ箱を漁んりょる所弟分のドッシュが何やら嬉しそうに話しかけてきた。

「あ、トラテツのアニキ、ちょうど今さっき面白いもん見ちまいましたよ♪」

「おっ、ドッシュかい?お祭りなん??」

「お祭りみたいなもんでさあ♪さっきインスマスとクトゥルフの女の子が戦ってましてねえ、女の子ボールのように遊ばれた挙句民家にシュートされてそれがまた大騒ぎなんでさあ!」

ドッシュの言葉を聞いて何やら嫌な胸騒ぎがしたんじょ。

動物のカン言うんかいな?
わいは「なんでそれをもっと早よ言わんの!!」とドッシュを殴って騒ぎのあった所に行ったんじょ。

そしたらそこには窓の割れたガラスのある民家とアスファルトの上に変なもんが落っとったんじょ。

わいがそこで呆然自失としよると「一足遅かったか…!」と可園彩華が悔しそうにやって来よったんじょ、

「一足って…?」

わいは人と喋れるように人間に変身し彩華と話してみる。

「いやさっきサキュラから連絡が来てだな、巫力で気配探ってたらどうやら海溝潤実がサキュラ助けに来てたんだよ、しかしこの様子を見ると海溝潤実…捕まっちまったみたいだな…」

彩華は残念そうな顔をする。

「ほ…ほなら潤実ちゃん助けて早いとこサキュラ助けに行こう!」

わいは彩華に揺さぶりをかける。

「いや、潤実よりサキュラを助けに行こう!」

彩華はサキュラを助け潤実はほっとくんか??

「いや潤実ちゃんの気配今もしよるし先に潤実ちゃん助けた後でサキュラ助けても間に合う思うじょ!!」

「あいつは自業自得だ!」

彩華はギロっとわいを睨みだした。

「……おっしゃる通りです……」

ひえぇおっかねえ…わいは潤実助ける事を提案したけどこの姉ちゃんはそれを聞いてくれへん。

ほなけどこの姉ちゃんキレさせたら手がつけられんからわいは彩華の言う通り遠くに連れ去られとるサキュラを助けに行くことになった。

サキュラSIDEーーー

私はとある場所に連れて来られ両手を吊るされて宙吊りになっている。

私は彩華とトラテツのやりとりをテレパシスで覗いていた。

どうやら可園彩華、海溝潤実の事許す気は無いみたいね、まあ軽間奈照を殺したと思い込んでるしその上闘技会で軽間奈照の力に頼りそのきっかけで今のような騒動になってるものね…。

でも何だかんだで助けたり奇妙な関係…。

まああの子がそう言う子なのは知ってるしその方が私としても都合が良いわ。

問題は軽間奈照の魔力石が敵の手に渡ってしまった事ね…。

奈照の無念を感じて良い気持ちしないけど…この状況を奪還するのにはとりあえずあの子を信じるしか無いようね…。

そんな時奥側から扉が開き息の臭い大柄の男が入ってきた。

「よう、気分はどうだい、お嬢ちゃん♪」

大柄の男はさも勝ち誇った様子で私に話しかけて来た。
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