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4章

46話 ハネカ①

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そして、俺は朝8時頃に起きた

「ふわぁ…」

「おはよう。ショウタ」

レインは先にもう起きてた

「もうそろそろ行くらしいから、準備しろよ~」

「分かった」

俺はそれと言って準備は無い
一応、水は持っていく事にした

そして、俺は大急ぎで朝ご飯を食べた

「それじゃ、そろそろ行くぞ!!」

レージが皆に指示を出す

レージの指示でレジェンドドラゴンが一斉に飛び出した

「お主らは我の背中に乗れ」

そう言って、俺とレインはレージの背中に乗った

レジェンドドラゴンのスピードが速すぎて5分程度で着いてしまった

中央森林には赤龍族が先に揃っている様だ

「ふふ…やっと来たわね。レジェンドドラゴン族」

代表でハネカとレージが前に出る

「昨日は舐めた真似をしたようじゃのぉ?ボコボコにしてやるわい」

レージがそう言うと、ハネカがニコッ笑って

「できるものならね」

そう言って、龍の姿に変身する

次いで、レージも龍の姿に変身する

その瞬間
お互いのドラゴン全員が息吹を吐く

ドカァン!!

お互いの息吹が相打ちで終わる

「行くぞーーー!」

「行くわよー!!」

お互いのリーダーの合図で全員のドラゴンが動き出す

「いつも通りに近距離部隊は近距離で!息吹部隊は後方から攻撃を頼むのじゃ!そして、ショウタは木を使って近距離に持ち込んでくれ!」

そう言われ、俺も決めた立ち回りどうりにドラゴンに近付くことにした

「ふふ…ショウタ対策が必要ね。先程指示したドラゴンは人間の姿になりなさい!」

なるほど、俺対策か…
だが、俺はそっちの方がやりやすい

と思っていた

俺が近付こうとしていると
ハネカとその他赤龍族のメンバーが8人くらいが俺に近付く

「昨日ぶりね。ショウタ」

まじかよ…まさかリーダーが直々で出てくるなんて

「私はこっちの姿の方が得意なの。悪いけど早めに決着を付けさせてもらうわ」

そう言って息吹を放つ

!!
そうだ!人間の姿でも息吹は打てるんだったな
やばいぞ…!これは

俺は息吹を避けるが、その避けた先にも息吹が出ている

そのため、近付くことがとても難しいのである

「火炎弾!!!」

「ふふ…火炎弾なんて 」

そう言って、俺の火炎弾を息吹で相殺しようとしてきた

すると、俺の火炎弾が勝ち
ハネカの方に残りの火炎弾が向かう

「えっ!?うそ…」

予測出来ていなかったのか、避けることができずに当たった

「うう…熱い。なんなの!?あの火炎弾の威力は…」

大魔族戦や大魔王戦とかでレベルが上がっているからな

火炎弾でもかなりの威力が出せるようになっているようだ

「これは予想外ね…息吹だけで終わらせるつもりが…こうなったら近距離と息吹を分けるわよ!」

そうハネカが言って、ハネカを含めて近距離が4人、息吹が4人と前後に分かれた

「行くわよ!ショウタ!」

なるほど、ここからが本番って訳だな

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