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5章
61話 神話③
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「ヒカーシュは脱落ね。私達だけで決着つけましょうか」
アビスが見下すようにヒカーシュを見下ろす。ヒカーシュは何も言えずにただ黙る、何か言ったら自分の身が危ないことを本能で理解しているからだ
「ってきりヒカーシュも習得しているかと思ってたんだがな…」
「……」
グレファーが更に煽ると、ヒカーシュの目が憎しみで溢れていた。怒りで体も全身に力が入り、斧の腕もびきびき壊れそうだった
「ふんっ!」
グレファーは元の圧倒的スピード+黒青ストロングジェネシターの加護により、瞬きせずとも何も見えないスピードに強化された
そのスピードにストロングジェネシターを宿っていて動体視力も大幅に上がっていたはずの3人が何も見えずに倒れてしまう
「馬鹿なっ!?グレファー…貴様化け物か!?」
トラトは尻もちを着き、驚いている。他の2人も同様に尻もちをつく。尻もちを着いている3人をグレファーは王のような風格で見下ろす
「見えないなら、見えるようにすればいい…」
マースは立ち上がり、自身の前の地面を全力で殴り、隕石が落ちたかのようなクーデターを作り、地面の破片が飛び散る
「なるほどな…」
グレファーは地面の破片に視界を遮られ、マースをロックオンすることができない
「ふんっっ!!」
マースが見失ったグレファーの背後にいつの間にか回り込んでいた。そして圧倒的超パワー+黄金ストロングジェネシターの加護により、そのパワーは想像を絶する威力だった
マースの圧倒的超パワーにグレファーは吹っ飛ばされ、気を失う
マースの圧倒的超パワーにより、周りに強力な風が吹き、それによってトラトとアビスは飛ばされる
「なんて威力なの…!!こうなったら私の超能力でっ!」
世界唯一の超能力使い+ピンクのストロングジェネシターの加護により、無限に撃てる力を手にした
その超能力で体の周りに無数の重力を召喚し、それをマースに向かって飛ばす
「痛ってぇなぁ…こんなもん!」
その重力攻撃によって、マースの体はたくさんの切り傷が出来た
しかし、マースは他に何か対抗策があるようで、余裕の態度になる
「はぁぁ!!」
マースは自分の腕に力を全集中させ、その腕に全ての重心を掛け、空中を殴る
その威力はものすごいもので、台風などとは天の地の差があるほどの風を出現させる。その風により、マースの城はくずれ、木は粉々になり、草は風に当たると一瞬で消える
「吹荒虚空狂乱咆哮!」
この技はマースの黄金ストロングジェネシターの必殺技の1つである。この風にはさすがのアビスも耐えれずに、気を失う
トラトはその風に巻き込まれ、気を失いかけるが、万能の能力+オレンジストロングジェネシターの加護により、攻撃力や防御力が大幅に増加していた
(俺以外の混沌の伍の支配者はマースに倒されちまった…くっ…気を失いそうだ。こうなったらあの技を使おう!)
「アサシン虎撃破ッッ!!」
オレンジのストロングジェネシターオーラが腕と脚の両方に分布される
そして、トラトは風を突き抜け、マースに近付く
「虎撃破ァァッ!!」
虎のようにマースに飛び付き、オレンジのオーラを纏っている拳と爪で腹部に切り裂く
その虎撃破でマースの腹は3つの虎に引っかかれたような傷ができる。アビスの超能力によって付けられた傷もあり、かなりボロボロだった
(よっし!勝った!)
ボロボロな姿を見た、トラトは勝ちを確信し、もう一度切り裂こうとする
ーーしかし
「…舐めるな」
「!?」
トラトはフラフラだったマースにあと一歩で切り裂ける位置に居たとき、マースはトラトにギラっと睨み、カウンターを食らわせ、血を吐く
「ぐぅぅ…化け物かよ…」
トラトはマースの力に驚いたまま気を失う…そして混沌の伍の支配者達による戦いが終わった…と思っていた……
「俺がナンバーワンだっ!」
マースが勝ち誇った顔で嬉しそうに手を上げると、空から謎の物体が落ちてくる。1万年後のマース(後の主神)がショウタに向かって落ちてきたと、同じ光景だ
アビスが見下すようにヒカーシュを見下ろす。ヒカーシュは何も言えずにただ黙る、何か言ったら自分の身が危ないことを本能で理解しているからだ
「ってきりヒカーシュも習得しているかと思ってたんだがな…」
「……」
グレファーが更に煽ると、ヒカーシュの目が憎しみで溢れていた。怒りで体も全身に力が入り、斧の腕もびきびき壊れそうだった
「ふんっ!」
グレファーは元の圧倒的スピード+黒青ストロングジェネシターの加護により、瞬きせずとも何も見えないスピードに強化された
そのスピードにストロングジェネシターを宿っていて動体視力も大幅に上がっていたはずの3人が何も見えずに倒れてしまう
「馬鹿なっ!?グレファー…貴様化け物か!?」
トラトは尻もちを着き、驚いている。他の2人も同様に尻もちをつく。尻もちを着いている3人をグレファーは王のような風格で見下ろす
「見えないなら、見えるようにすればいい…」
マースは立ち上がり、自身の前の地面を全力で殴り、隕石が落ちたかのようなクーデターを作り、地面の破片が飛び散る
「なるほどな…」
グレファーは地面の破片に視界を遮られ、マースをロックオンすることができない
「ふんっっ!!」
マースが見失ったグレファーの背後にいつの間にか回り込んでいた。そして圧倒的超パワー+黄金ストロングジェネシターの加護により、そのパワーは想像を絶する威力だった
マースの圧倒的超パワーにグレファーは吹っ飛ばされ、気を失う
マースの圧倒的超パワーにより、周りに強力な風が吹き、それによってトラトとアビスは飛ばされる
「なんて威力なの…!!こうなったら私の超能力でっ!」
世界唯一の超能力使い+ピンクのストロングジェネシターの加護により、無限に撃てる力を手にした
その超能力で体の周りに無数の重力を召喚し、それをマースに向かって飛ばす
「痛ってぇなぁ…こんなもん!」
その重力攻撃によって、マースの体はたくさんの切り傷が出来た
しかし、マースは他に何か対抗策があるようで、余裕の態度になる
「はぁぁ!!」
マースは自分の腕に力を全集中させ、その腕に全ての重心を掛け、空中を殴る
その威力はものすごいもので、台風などとは天の地の差があるほどの風を出現させる。その風により、マースの城はくずれ、木は粉々になり、草は風に当たると一瞬で消える
「吹荒虚空狂乱咆哮!」
この技はマースの黄金ストロングジェネシターの必殺技の1つである。この風にはさすがのアビスも耐えれずに、気を失う
トラトはその風に巻き込まれ、気を失いかけるが、万能の能力+オレンジストロングジェネシターの加護により、攻撃力や防御力が大幅に増加していた
(俺以外の混沌の伍の支配者はマースに倒されちまった…くっ…気を失いそうだ。こうなったらあの技を使おう!)
「アサシン虎撃破ッッ!!」
オレンジのストロングジェネシターオーラが腕と脚の両方に分布される
そして、トラトは風を突き抜け、マースに近付く
「虎撃破ァァッ!!」
虎のようにマースに飛び付き、オレンジのオーラを纏っている拳と爪で腹部に切り裂く
その虎撃破でマースの腹は3つの虎に引っかかれたような傷ができる。アビスの超能力によって付けられた傷もあり、かなりボロボロだった
(よっし!勝った!)
ボロボロな姿を見た、トラトは勝ちを確信し、もう一度切り裂こうとする
ーーしかし
「…舐めるな」
「!?」
トラトはフラフラだったマースにあと一歩で切り裂ける位置に居たとき、マースはトラトにギラっと睨み、カウンターを食らわせ、血を吐く
「ぐぅぅ…化け物かよ…」
トラトはマースの力に驚いたまま気を失う…そして混沌の伍の支配者達による戦いが終わった…と思っていた……
「俺がナンバーワンだっ!」
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