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5章
65話 地獄③
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閻魔大王の黒縄地獄、等活地獄戦は実に一瞬だった
単独で乗り込み、蚊を振り払うように風を飛ばして鬼達を切り裂いていった
黒縄主、等活主も何も出来ずに切り裂かれた
「他の地獄の連中は弱いな…無限地獄しか俺を楽しませてくれないのか」
閻魔大王はため息を漏らし、肩をすくめる
その反応に不動明王は冗談を言うような喋り方で話す
「無限地獄で全面戦争する?」
閻魔大王は不動明王の冗談を真剣に考える
「…確かに、今の地獄は長年、この無限地獄で沈黙が続いているからな…それを変えないといけないかもしれん」
「えっ、まじ?」
不動明王は予想外の言葉に驚く
もし、無限地獄で全面戦争が起きれば、確実に無限地獄は崩壊する
すると、地獄全体のバランスが崩れ、無限地獄以外の地獄がここぞとばかりに戦争を始める
「よし、決めた…早速全面戦争の狼煙を上げてくる」
「えっ…?あぁ…」
閻魔大王はそう言うと、瞬足でどこかに消えてしまう
不動明王は少しボーとしていたが、この全面戦争がどれほどやばいかを理解する
(俺、やばい事言ったか?大変なことになるぞ…)
ちなみに無限地獄に居る、鬼の数は全体で10体ほど。しかし、全員が圧倒的力を持っているため、2体が戦っただけでも地獄全体に多大な影響を及ぼす
ドカァーンッ!!
何処かで戦争が始まった音がする
「始まったのか?」
無限地獄は膨大な広さを誇っている
しかし、実際に戦いや日常で使われている敷地はそこまで広くない
そのため、鬼同士が遭遇しやすい
ドカァンッ!
ドカァンッ!
(この感じ…釈迦と双竜、閻魔だな…俺も乗り遅れないようにしなければ)
不動明王は動き出し、敵を探すと一人の鬼が姿を現す
その鬼は目が細く睨んでいるような目で、モジャモジャな髪に大きな獅子に乗り、金の剣を片手にしている
「文殊菩薩か…めんどくさいのと当たったな」
「めんどくさいとはなんだ…不動明王よ。それより閻魔から聞いたぞ。全面戦争が始まるんだってな。最高だな!うずうずしてたんだ」
「どこが最高だ…崩壊するだけだぞ…だが、始まってしまった以上、俺はお前をぶっ倒す」
文殊菩薩は楽しそうに笑う
「いいねー!行くぞ!」
「わぁおっおぉーん!」
獅子は大声で叫び、不動明王に向かって動き出す
不動明王は自身の剣、三鈷剣を文殊菩薩と獅子に向かって向ける
そして、獅子が不動明王にタックルをし、吹っ飛ばす
「痛…久しぶりのダメージだぜ…意外に速いなその犬」
不動明王は体勢を整えて、獅子を犬と煽る
その煽りを受けた文殊菩薩は自分の相棒を馬鹿にされ、激怒する
獅子もそれを感じたのか、大声を上げて激怒する
「絶対殺すッ!!!!!!」
不動明王は羂索を獅子に向けて投げる
それを慌てて避けるが、その避けた先を予測した不動明王は獅子を三鈷剣で切り裂き、獅子は倒れる
「…相棒。絶対仇とるからな…お前の力を貸してくれ」
倒れた獅子の体の上に文殊菩薩は手を当てる
すると、獅子の体は徐々に薄れていき、ついに消える
「?」
不動明王は困惑した表情を見せる
すると、文殊菩薩はニタっと笑う
「憑依!雷鳴大獅子!!」
文殊菩薩の髪の毛が増え、ライオンのようになる。髪の毛は雷のようにビリビリしている
そして、目の周りが赤と黄色の波が浮き出る
「ここからが本番だぜぇ?不動明王!獅子の仇を打ってやる」
不動明王は本能的に三鈷剣を構える
「はぁ!!!」
文殊菩薩は鬼の常識を超えたスピードで不動明王の腹を殴る
不動明王は反応は出来たが、突然のことに避けることができなかった
「ぐぅ……やるな…」
(なるほど…獅子のスピードとパワーが上乗せされているんだな…恐ろしい技だ)
「ふっ…もし、この剣で切り裂いていたらお前はもう背中が地面に着いているぜ?」
「手加減したのか?」
「ふん…それじゃ何も面白くないだろう…久々に使う技なんだから…」
(舐めているな…)
単独で乗り込み、蚊を振り払うように風を飛ばして鬼達を切り裂いていった
黒縄主、等活主も何も出来ずに切り裂かれた
「他の地獄の連中は弱いな…無限地獄しか俺を楽しませてくれないのか」
閻魔大王はため息を漏らし、肩をすくめる
その反応に不動明王は冗談を言うような喋り方で話す
「無限地獄で全面戦争する?」
閻魔大王は不動明王の冗談を真剣に考える
「…確かに、今の地獄は長年、この無限地獄で沈黙が続いているからな…それを変えないといけないかもしれん」
「えっ、まじ?」
不動明王は予想外の言葉に驚く
もし、無限地獄で全面戦争が起きれば、確実に無限地獄は崩壊する
すると、地獄全体のバランスが崩れ、無限地獄以外の地獄がここぞとばかりに戦争を始める
「よし、決めた…早速全面戦争の狼煙を上げてくる」
「えっ…?あぁ…」
閻魔大王はそう言うと、瞬足でどこかに消えてしまう
不動明王は少しボーとしていたが、この全面戦争がどれほどやばいかを理解する
(俺、やばい事言ったか?大変なことになるぞ…)
ちなみに無限地獄に居る、鬼の数は全体で10体ほど。しかし、全員が圧倒的力を持っているため、2体が戦っただけでも地獄全体に多大な影響を及ぼす
ドカァーンッ!!
何処かで戦争が始まった音がする
「始まったのか?」
無限地獄は膨大な広さを誇っている
しかし、実際に戦いや日常で使われている敷地はそこまで広くない
そのため、鬼同士が遭遇しやすい
ドカァンッ!
ドカァンッ!
(この感じ…釈迦と双竜、閻魔だな…俺も乗り遅れないようにしなければ)
不動明王は動き出し、敵を探すと一人の鬼が姿を現す
その鬼は目が細く睨んでいるような目で、モジャモジャな髪に大きな獅子に乗り、金の剣を片手にしている
「文殊菩薩か…めんどくさいのと当たったな」
「めんどくさいとはなんだ…不動明王よ。それより閻魔から聞いたぞ。全面戦争が始まるんだってな。最高だな!うずうずしてたんだ」
「どこが最高だ…崩壊するだけだぞ…だが、始まってしまった以上、俺はお前をぶっ倒す」
文殊菩薩は楽しそうに笑う
「いいねー!行くぞ!」
「わぁおっおぉーん!」
獅子は大声で叫び、不動明王に向かって動き出す
不動明王は自身の剣、三鈷剣を文殊菩薩と獅子に向かって向ける
そして、獅子が不動明王にタックルをし、吹っ飛ばす
「痛…久しぶりのダメージだぜ…意外に速いなその犬」
不動明王は体勢を整えて、獅子を犬と煽る
その煽りを受けた文殊菩薩は自分の相棒を馬鹿にされ、激怒する
獅子もそれを感じたのか、大声を上げて激怒する
「絶対殺すッ!!!!!!」
不動明王は羂索を獅子に向けて投げる
それを慌てて避けるが、その避けた先を予測した不動明王は獅子を三鈷剣で切り裂き、獅子は倒れる
「…相棒。絶対仇とるからな…お前の力を貸してくれ」
倒れた獅子の体の上に文殊菩薩は手を当てる
すると、獅子の体は徐々に薄れていき、ついに消える
「?」
不動明王は困惑した表情を見せる
すると、文殊菩薩はニタっと笑う
「憑依!雷鳴大獅子!!」
文殊菩薩の髪の毛が増え、ライオンのようになる。髪の毛は雷のようにビリビリしている
そして、目の周りが赤と黄色の波が浮き出る
「ここからが本番だぜぇ?不動明王!獅子の仇を打ってやる」
不動明王は本能的に三鈷剣を構える
「はぁ!!!」
文殊菩薩は鬼の常識を超えたスピードで不動明王の腹を殴る
不動明王は反応は出来たが、突然のことに避けることができなかった
「ぐぅ……やるな…」
(なるほど…獅子のスピードとパワーが上乗せされているんだな…恐ろしい技だ)
「ふっ…もし、この剣で切り裂いていたらお前はもう背中が地面に着いているぜ?」
「手加減したのか?」
「ふん…それじゃ何も面白くないだろう…久々に使う技なんだから…」
(舐めているな…)
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