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オメガバース研究者 ベータの被験体 執着 調教
「普遍ネズミは淫欲の夢を見るか」微エロ
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微エロ。まだチンコしか出てない。
ーー
「えっと、センセ?それは」
透明な筒にチュウブが繋がり、二股に分かれポンプのような球と輸血の時に使うようなパウチがついている。筒とチュウブだけ見れば、田舎の景気の良い乳牛牧場が仕入れていた搾乳機に似ているがここには雌牛は居ない。誰にどうやって使うつもりなのかとねずは問うた。
「搾精機だ。これで空気に触れることなく、無菌で媒体を採取することができる。」
「…むつかしくてよくよく理解が追いつきません」
ねずはとっさに嘘をついた。嫌な予感はしている。試験管に無理やり集めたあの白濁の何が不満だと言うのか!この臆病者は、カメラに先程の自慰の痴態が実験の資料として記録されおさまっていることが気が気じゃない。
なおねずは、目の前のパリッとノリの効いた白いシャツの貞淑な男に見られたかもしれないことに恐怖していたが、研究結果として学会で再生されるかもしれないと言う地獄は見当がついてなかった。
先生はパチンとゴムの薄い手袋を纏って、こちらに近づいてくる。
「使い方は今から教えて差し上げよう。ねず君。服を脱いでくれるかね。」
搾精、脱衣とくれば、なんとなく先生のやろうとせんことがわかり、ねずは思いっきりかぶりを振った。
「……堪忍してください。俺には男色のケはありません!」
「わがままを言わないで。私にも男色の嗜みはありません。これは全て研究のためだよ。」
「だって、でも」
「だっても、でももありません。君が精液を提供してくれなければ、研究ができなくなってしまう。」
先生の困り顔にねずは押し黙る。先生は良い人なのだ。
ねずが部屋で暇そうにしていると、多忙だろうに話しかけてくれたり、本を買い与えてくれる。
もう少し肥えて欲しいからなんて言いながら、さっぱりとしたねずの好物のレモンタルトを差し入れてくれる。
それどころか、親に仕送りを送りたいと言えば、彼はねずの代わりに銀行に走り振り込んでくれるだけでなく、封筒と便箋を用意してくれるのだ。
「親に便りを書きたいだろうと思って…」なんて、紫陽花のレターセットとカタツムリの切手を差し出して微笑む顔に、先生もねずも男なのに、妙にぽぅっとしてしまったものだ。もはやねずの中では、先生は人生で一番優しくしてくれた恩人として認識されている。先生の要望には出来る限り答えたいと思っていた。
「ねず君、君ほど賢く、そしてこちらの要望を聞いてくれる人物はなかなかいない。それに、それ抜きに君と働きたいのだ。ここで実験をやめれば、私たちはもう二度と会うことはない。だから、犬に噛まれたと思って、協力してくれないかい?」
人の良さそうな顔が悲痛に歪む。大通りの乙女百人中百人が振り向き溜息つくような美丈夫の、へたりと下がった整った眉が、軽く噛んだ薄い唇が、少し伏せた眼が、ねずと一緒にいたいと切実に語る。ねずの首が緩く頷いたのも仕方のないことだった。
ーー
「勃起しないと搾精機は使えないんだ。」
「えっ!」
恥を掻き捨てずぼんとしたばきを脱いだねずに、先生はひどいことを要求した。つまり先生の前で扱いて勃たせろと言うのだ。
「雑菌が入ってはいけないんだ。手で陰茎を触らず他の所で性感を得てくれ。」
「はぁ?!!」
先生が一等ひどいことを要求した。まず禁欲的で潔癖なネクタイのカチッと締まった先生から、『勃起』だの『陰茎』だの言う言葉が出てくるだけで驚いて胸が跳ねるのに、竿を擦らず勃たせろだなんて!
「センセ、俺は……。このやり方しか知らぬのです。女との経験もないし、助平でもないので想像だけで…その、硬くはできませぬ。」
「…そうか。そうなると、無菌手袋をつけた私が君の陰茎を勃起させることになるが。」
「や!センセにそんなことはさせられません!」
「だったら、男性でも感じる陰茎以外の性感帯を口頭で教え指示するから、その通りに弄ってごらん。なに人体に関しての知識だけで食っている本の虫だ。安心して身を委ねなさい。」
「……わかりました。」
先生はクッションをベッドに沢山用意した。フカフカの山はねずが寝ていた煎餅布団よりも柔らかく体を包む。
「ゆっくり、クッションの山に体を倒しなさい。そう、いい子だ。」
低いささやき声がねずの鼓膜を揺さぶり、どんどん操っていく。
「よし、つぎは服をたくし上げなさい。胸が見えるまで。」
男同士で上半身を見せ合うことぐらい、童の頃からよくやったことだ。水遊びはもちろん、田舎者のねずの学童時、もっぱらやったのは相撲だった。おなごでもあるまい、恥ずかしがることなどなにもないのだ。
なにもないのに、何故こうまで緊張するのか…などとすっとぼけられるほどねずは純情じゃない。先生だ。目の前のいつも性の香りを感じさせない美丈夫の、目がどうにも、檻の前に肉を置かれた猛獣の如くギラギラとしているのだ。「センセ、男色の嗜みはないって言葉は嘘だったのですか。」そう詰め寄りたくなるような様変わりである。しかしねずもねずで、その熱視線に焼かれ体を火照らせて欲情してるのだから救えない。
「服の裾は、口で噛んでおこうね。」
「あっ、は…センセ、はやく、続きを……」
恥ずかしさに身を捩ると、先生はゴム手袋をしてない方の手でねずの薄い腹をなぞり、胸のとがりを触った。
「ここを触って、気持ちよくなろうね」
あらぬ所をきゅっと摘まれ、ねずは嬌声を上げた。
ーー
エロ難しい…。ストックも切れた…。
でも書きます。失踪や埋没はしません!
『イき死に』と『苗床嫁ショタシーフ』も近々発表して行きますのでよろしくお願いします。
ーー
「えっと、センセ?それは」
透明な筒にチュウブが繋がり、二股に分かれポンプのような球と輸血の時に使うようなパウチがついている。筒とチュウブだけ見れば、田舎の景気の良い乳牛牧場が仕入れていた搾乳機に似ているがここには雌牛は居ない。誰にどうやって使うつもりなのかとねずは問うた。
「搾精機だ。これで空気に触れることなく、無菌で媒体を採取することができる。」
「…むつかしくてよくよく理解が追いつきません」
ねずはとっさに嘘をついた。嫌な予感はしている。試験管に無理やり集めたあの白濁の何が不満だと言うのか!この臆病者は、カメラに先程の自慰の痴態が実験の資料として記録されおさまっていることが気が気じゃない。
なおねずは、目の前のパリッとノリの効いた白いシャツの貞淑な男に見られたかもしれないことに恐怖していたが、研究結果として学会で再生されるかもしれないと言う地獄は見当がついてなかった。
先生はパチンとゴムの薄い手袋を纏って、こちらに近づいてくる。
「使い方は今から教えて差し上げよう。ねず君。服を脱いでくれるかね。」
搾精、脱衣とくれば、なんとなく先生のやろうとせんことがわかり、ねずは思いっきりかぶりを振った。
「……堪忍してください。俺には男色のケはありません!」
「わがままを言わないで。私にも男色の嗜みはありません。これは全て研究のためだよ。」
「だって、でも」
「だっても、でももありません。君が精液を提供してくれなければ、研究ができなくなってしまう。」
先生の困り顔にねずは押し黙る。先生は良い人なのだ。
ねずが部屋で暇そうにしていると、多忙だろうに話しかけてくれたり、本を買い与えてくれる。
もう少し肥えて欲しいからなんて言いながら、さっぱりとしたねずの好物のレモンタルトを差し入れてくれる。
それどころか、親に仕送りを送りたいと言えば、彼はねずの代わりに銀行に走り振り込んでくれるだけでなく、封筒と便箋を用意してくれるのだ。
「親に便りを書きたいだろうと思って…」なんて、紫陽花のレターセットとカタツムリの切手を差し出して微笑む顔に、先生もねずも男なのに、妙にぽぅっとしてしまったものだ。もはやねずの中では、先生は人生で一番優しくしてくれた恩人として認識されている。先生の要望には出来る限り答えたいと思っていた。
「ねず君、君ほど賢く、そしてこちらの要望を聞いてくれる人物はなかなかいない。それに、それ抜きに君と働きたいのだ。ここで実験をやめれば、私たちはもう二度と会うことはない。だから、犬に噛まれたと思って、協力してくれないかい?」
人の良さそうな顔が悲痛に歪む。大通りの乙女百人中百人が振り向き溜息つくような美丈夫の、へたりと下がった整った眉が、軽く噛んだ薄い唇が、少し伏せた眼が、ねずと一緒にいたいと切実に語る。ねずの首が緩く頷いたのも仕方のないことだった。
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「勃起しないと搾精機は使えないんだ。」
「えっ!」
恥を掻き捨てずぼんとしたばきを脱いだねずに、先生はひどいことを要求した。つまり先生の前で扱いて勃たせろと言うのだ。
「雑菌が入ってはいけないんだ。手で陰茎を触らず他の所で性感を得てくれ。」
「はぁ?!!」
先生が一等ひどいことを要求した。まず禁欲的で潔癖なネクタイのカチッと締まった先生から、『勃起』だの『陰茎』だの言う言葉が出てくるだけで驚いて胸が跳ねるのに、竿を擦らず勃たせろだなんて!
「センセ、俺は……。このやり方しか知らぬのです。女との経験もないし、助平でもないので想像だけで…その、硬くはできませぬ。」
「…そうか。そうなると、無菌手袋をつけた私が君の陰茎を勃起させることになるが。」
「や!センセにそんなことはさせられません!」
「だったら、男性でも感じる陰茎以外の性感帯を口頭で教え指示するから、その通りに弄ってごらん。なに人体に関しての知識だけで食っている本の虫だ。安心して身を委ねなさい。」
「……わかりました。」
先生はクッションをベッドに沢山用意した。フカフカの山はねずが寝ていた煎餅布団よりも柔らかく体を包む。
「ゆっくり、クッションの山に体を倒しなさい。そう、いい子だ。」
低いささやき声がねずの鼓膜を揺さぶり、どんどん操っていく。
「よし、つぎは服をたくし上げなさい。胸が見えるまで。」
男同士で上半身を見せ合うことぐらい、童の頃からよくやったことだ。水遊びはもちろん、田舎者のねずの学童時、もっぱらやったのは相撲だった。おなごでもあるまい、恥ずかしがることなどなにもないのだ。
なにもないのに、何故こうまで緊張するのか…などとすっとぼけられるほどねずは純情じゃない。先生だ。目の前のいつも性の香りを感じさせない美丈夫の、目がどうにも、檻の前に肉を置かれた猛獣の如くギラギラとしているのだ。「センセ、男色の嗜みはないって言葉は嘘だったのですか。」そう詰め寄りたくなるような様変わりである。しかしねずもねずで、その熱視線に焼かれ体を火照らせて欲情してるのだから救えない。
「服の裾は、口で噛んでおこうね。」
「あっ、は…センセ、はやく、続きを……」
恥ずかしさに身を捩ると、先生はゴム手袋をしてない方の手でねずの薄い腹をなぞり、胸のとがりを触った。
「ここを触って、気持ちよくなろうね」
あらぬ所をきゅっと摘まれ、ねずは嬌声を上げた。
ーー
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でも書きます。失踪や埋没はしません!
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