詞集②

華愁

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あの時の選択は間違いでもなく正解でもなかった……

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数年、あるいは十数年だってから
ふと、あの時は……
と思うことがあるだろ。

ああしていれば、
あんなことを言わなければ、
逆にああ言えばよかったなど……

だが、いくら〝たられば〞を
述べたところで無意味でしかない。


節目節目で‹その選択›をしたのは
他でもない自分なのだから……

˹私˼も後悔の連続だった……


こうして死期が近付いてから
気付いても遅い。

もしも、やり直せたならば
今度は後悔しない生き方をしたい……

そんなことを思いながら目を瞑った。
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