恋愛短編集②

華愁

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一年に一度の

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今日はバレンタイン♥

女の子にとっては年に一度の大切な日。

私にとってもそう……

三年の私には“先生”に
告白する最後のチャンス‼

+*+*+*+*+*+*+*+*

*放課後*


「これ寄越したの吉美だろう?」

先生が気付いてくれて嬉しい。

「そうです」

手紙の内容は極シンプルだ。

「先生、好きです。
これ貰って下さい」

差し出した物は決まっている。

手作りチョコである。

「お前で五人目だな」

皆、考えることは同じか(微苦笑)

「全部断ったけどな」

思わずホッさしてしまった。

「お前しかみえてないからな」

え……

「先に言われたけど、
俺も“七菜羽”が好きだ。
付き合ってくれ」

嬉しい……//////

私は先生に抱きついた。
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