死に損ないの大嘘つき

華愁

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死に損ないの大嘘つき

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もう、生きているのが嫌だ。

特にここ最近、母との喧嘩が絶えない。

私は大嘘つきらしいから死んでしまえばいいと思う。

そうすれば母も一生、苛つかずに済む。

だが、思い出が、未練が邪魔をする。

なんで、あの時、助かったのか……

“強運”なのか“凶運”なのか……

明らかに後者だろう。

なぜ、私は生きているのかわからない。

階段から落ちたら死ねるだろうか……?
と思っても自害する勇気すらない臆病者だ。

中途半端な自分が嫌になる。

死に損ないの私は今日も明日も一生、
この気持ちを秘めたまま生きていく。
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