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本編
運命の番 ★R-18
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記憶はハワード国王と話していたところまで遡った。
この世界で最も強い召喚獣は龍で、龍は運命の番としか番えない。それまでは発情もしない。
そしてその龍の紋を持つ者。それがハワード国王の長男、つまり次期国王であるカマル王子だと。
あの時はそれほど理解していなかった。っというよりも、自分には関係のない話だと思っていた。
自分の腹に現れたのは確かにタトゥーのようではあるらしい。しかし、ヒョロっとした黒い線があるだけで何が描かれているかも分からない。こんなの、誰かが悪戯で描いたマジックの落書きのようにしか見えない。
しかし、この黒いマントの男が本当にカマル王子だとすれば、月亜が着ている独特な服に反応したのも辻褄が合う気がする。もしあの服が王族専用の服であればの話だが。
もうこれ以上発情が進まなように、なるべく違うことを考えた。考えることは沢山ある。意識を逸らさないと、徐々に自分の息が上がっているのを自覚しなければならない。でなければ、またあの快楽に溺れなくてはならないのだ。
「お前、どこから来た?」
掠れた低い声であったが、なんとか聞き取れた。この男も呼吸が乱れ始めている。月亜とは違って鎮めようとする気はないらしい。それどころか、逃すものかと、月亜に狙いを定めた獣の目をしている。
「あの、実は……違う世界から来ました。猫を助けようとして、事故に遭って……気づいた時にはこの世界でした。それをハワード国王が助けてくれて……」
「ハワード……やはり王城へ行ったのか」
「はい。あの、その紋。龍……ですか?」
「……そうだ」
「あなたは、カマルさん?」
「…………」
少しの間沈黙していたが、そのままコクリと頷いた。やはり、この人は次期国王のカマル王子だ!!
そのカマル王子の口から次に言われた一言はかなりの衝撃であった。
「お前は、俺の『運命の番』だ」
「へっ……?」
運命の番と口に出した途端、カマルの淫紋が作動した。淫紋は発作のように発症する。淫紋による欲情は自身で抑えることなどできない。カマルは月亜の紋を見た時から激しく淫紋とアルファの性が反応していた。
そして月亜の発情を促したのは、紛れもないカマルなのだ。
カマルの発情を察したかのように月亜のオメガの性も発情する。
「あっ、あれ……なんで……また、これは……発情……?」
はぁ、はぁ、と息切れてきた。再び体の奥から熱を帯びていく。
「お前のそれは、龍の紋だ」
ゆっくりと月亜を組み敷きながらカマルが言った。
(こんなミミズのような紋が龍? 俺とカマル王子が運命の番?)
頭が混乱している。自分では抑えきれない発情で余計にパニックに陥った。
カマルが舌を絡めてくる。熱い吐息と共に月亜の口腔へと侵入する。
「体液が必要なのだ。お前の、体液が」
「る……ルアです。俺の名前。天海月亜」
「ルア……そうか、やはりお前は間違いなく私の番だ」
晩に抱かれた時に比べれば随分と優しい口付けだ。「体液をくれ」と言いながらも、月亜自身を求めるような甘いキス。
綜馬とのキスを思い出してしまったが、気持ち良さは比にもならない。こんなにも甘く官能的なキスは味わったことがない。
下腹部がジンと疼いた。欲しがっているのだ。晩にあれだけ抱かれても尚、まだ月亜の体はカマルを求めている。
キスをされただけで、月亜のものはしっかりと昂った。先端からは愛蜜が溢れる。このままではキスだけで果ててしまうかもしれない。それほどまでにカマルからのキスは濃厚で官能的だった。
カマルは月亜の口から顔を離すと、首から鎖骨、そして胸の突起へと舌を這わせていく。時折啄むように肌にキスをした。
晩は胸などには興味もないように、体液だけを求められていたが、今は違う。
月亜を気持ちよくさせようとしてくれている。肌を滑る舌がくすぐったくて体が捩れる。
「ふぅ、ん……」
艶めいた声も、恥ずかしげもなく出していた。
カマルが乳暈ごと舐めとると、電気が走ったように快楽の波が押し寄せる。既に後孔は、迎え入れるのを期待しているかのように濡れ、入口をひくひくとさせた。
カマルは自分の昂りを月亜の腹に押しつけつつ、胸の突起を舌で執拗に弄ってきた。反対の突起は指で蹂躙されている。
「あっ、あぁ……そこ、だめ……」
月亜の要望は聞き入れてもらえない。それどころか、体に張り付いた白濁の跡さえも残すまいという勢いで舐めて回る。
「やぁ! はっ、んん……うぅ……」
腋窩から、脇腹、臍、腿の付け根へとカマルの舌で舐め取られていく。
月亜はくすぐったいのか感じているのか分からなくなってきた。本当は中心のものを触って欲しい。先端からは愛蜜が溢れ、屹立をしとどに濡らしている。
体液が欲しいと言う割には、一番濃い体液が溢れている昂りには触れてもらえない。
触れるか触れないかのところばかりを攻めてくるのだ。
焦ったくて、触って欲しくて、気づけば自分から腰を浮かせていた。
「私が欲しいか?」
意地悪く質問され、訴えるように首を縦に振って答えた。
「……欲しいです。あなたが欲しい」
ケロイドで焼け爛れたような顔が少し綻んだ気がする。
本当は怖い人でもなさそうだ。
闇堕ちしたと国王が言っていた。この闇を祓えたりするのだろうかと、月亜は考えた。
自分と番になることで、カマル王子の闇が祓えるのならそうしたいと。
本来の姿を見てみたいと思う。
「挿れる……」
宣言するように言うと同時に、孔の中へと押し這入る。明け方までカマルの男根が這入っていた上に、オメガの性が受け入れ体制を整えている。
カマルの男根は瞬く間に最奥へと届いた。
「ハァァ!! ぁアアっ、はぁっ、うぅ……んん……」
最奥まで届くと休む間も無く腰を揺らす。
「気持ち、い……はぁぁ、ん」
カマルの余裕のない顔が嬉しかった。昨日はあんなにも恐れていたのに、今はカマルと肌を合わせているのが嬉しくて仕方がない。
これが運命の番というものなのか。
快感を全身で受け入れるのが、こんなにも幸せなのだと知った。
何度だってカマルを受け入れたいと思い、背中に腕を回し、引き寄せた。
この世界で最も強い召喚獣は龍で、龍は運命の番としか番えない。それまでは発情もしない。
そしてその龍の紋を持つ者。それがハワード国王の長男、つまり次期国王であるカマル王子だと。
あの時はそれほど理解していなかった。っというよりも、自分には関係のない話だと思っていた。
自分の腹に現れたのは確かにタトゥーのようではあるらしい。しかし、ヒョロっとした黒い線があるだけで何が描かれているかも分からない。こんなの、誰かが悪戯で描いたマジックの落書きのようにしか見えない。
しかし、この黒いマントの男が本当にカマル王子だとすれば、月亜が着ている独特な服に反応したのも辻褄が合う気がする。もしあの服が王族専用の服であればの話だが。
もうこれ以上発情が進まなように、なるべく違うことを考えた。考えることは沢山ある。意識を逸らさないと、徐々に自分の息が上がっているのを自覚しなければならない。でなければ、またあの快楽に溺れなくてはならないのだ。
「お前、どこから来た?」
掠れた低い声であったが、なんとか聞き取れた。この男も呼吸が乱れ始めている。月亜とは違って鎮めようとする気はないらしい。それどころか、逃すものかと、月亜に狙いを定めた獣の目をしている。
「あの、実は……違う世界から来ました。猫を助けようとして、事故に遭って……気づいた時にはこの世界でした。それをハワード国王が助けてくれて……」
「ハワード……やはり王城へ行ったのか」
「はい。あの、その紋。龍……ですか?」
「……そうだ」
「あなたは、カマルさん?」
「…………」
少しの間沈黙していたが、そのままコクリと頷いた。やはり、この人は次期国王のカマル王子だ!!
そのカマル王子の口から次に言われた一言はかなりの衝撃であった。
「お前は、俺の『運命の番』だ」
「へっ……?」
運命の番と口に出した途端、カマルの淫紋が作動した。淫紋は発作のように発症する。淫紋による欲情は自身で抑えることなどできない。カマルは月亜の紋を見た時から激しく淫紋とアルファの性が反応していた。
そして月亜の発情を促したのは、紛れもないカマルなのだ。
カマルの発情を察したかのように月亜のオメガの性も発情する。
「あっ、あれ……なんで……また、これは……発情……?」
はぁ、はぁ、と息切れてきた。再び体の奥から熱を帯びていく。
「お前のそれは、龍の紋だ」
ゆっくりと月亜を組み敷きながらカマルが言った。
(こんなミミズのような紋が龍? 俺とカマル王子が運命の番?)
頭が混乱している。自分では抑えきれない発情で余計にパニックに陥った。
カマルが舌を絡めてくる。熱い吐息と共に月亜の口腔へと侵入する。
「体液が必要なのだ。お前の、体液が」
「る……ルアです。俺の名前。天海月亜」
「ルア……そうか、やはりお前は間違いなく私の番だ」
晩に抱かれた時に比べれば随分と優しい口付けだ。「体液をくれ」と言いながらも、月亜自身を求めるような甘いキス。
綜馬とのキスを思い出してしまったが、気持ち良さは比にもならない。こんなにも甘く官能的なキスは味わったことがない。
下腹部がジンと疼いた。欲しがっているのだ。晩にあれだけ抱かれても尚、まだ月亜の体はカマルを求めている。
キスをされただけで、月亜のものはしっかりと昂った。先端からは愛蜜が溢れる。このままではキスだけで果ててしまうかもしれない。それほどまでにカマルからのキスは濃厚で官能的だった。
カマルは月亜の口から顔を離すと、首から鎖骨、そして胸の突起へと舌を這わせていく。時折啄むように肌にキスをした。
晩は胸などには興味もないように、体液だけを求められていたが、今は違う。
月亜を気持ちよくさせようとしてくれている。肌を滑る舌がくすぐったくて体が捩れる。
「ふぅ、ん……」
艶めいた声も、恥ずかしげもなく出していた。
カマルが乳暈ごと舐めとると、電気が走ったように快楽の波が押し寄せる。既に後孔は、迎え入れるのを期待しているかのように濡れ、入口をひくひくとさせた。
カマルは自分の昂りを月亜の腹に押しつけつつ、胸の突起を舌で執拗に弄ってきた。反対の突起は指で蹂躙されている。
「あっ、あぁ……そこ、だめ……」
月亜の要望は聞き入れてもらえない。それどころか、体に張り付いた白濁の跡さえも残すまいという勢いで舐めて回る。
「やぁ! はっ、んん……うぅ……」
腋窩から、脇腹、臍、腿の付け根へとカマルの舌で舐め取られていく。
月亜はくすぐったいのか感じているのか分からなくなってきた。本当は中心のものを触って欲しい。先端からは愛蜜が溢れ、屹立をしとどに濡らしている。
体液が欲しいと言う割には、一番濃い体液が溢れている昂りには触れてもらえない。
触れるか触れないかのところばかりを攻めてくるのだ。
焦ったくて、触って欲しくて、気づけば自分から腰を浮かせていた。
「私が欲しいか?」
意地悪く質問され、訴えるように首を縦に振って答えた。
「……欲しいです。あなたが欲しい」
ケロイドで焼け爛れたような顔が少し綻んだ気がする。
本当は怖い人でもなさそうだ。
闇堕ちしたと国王が言っていた。この闇を祓えたりするのだろうかと、月亜は考えた。
自分と番になることで、カマル王子の闇が祓えるのならそうしたいと。
本来の姿を見てみたいと思う。
「挿れる……」
宣言するように言うと同時に、孔の中へと押し這入る。明け方までカマルの男根が這入っていた上に、オメガの性が受け入れ体制を整えている。
カマルの男根は瞬く間に最奥へと届いた。
「ハァァ!! ぁアアっ、はぁっ、うぅ……んん……」
最奥まで届くと休む間も無く腰を揺らす。
「気持ち、い……はぁぁ、ん」
カマルの余裕のない顔が嬉しかった。昨日はあんなにも恐れていたのに、今はカマルと肌を合わせているのが嬉しくて仕方がない。
これが運命の番というものなのか。
快感を全身で受け入れるのが、こんなにも幸せなのだと知った。
何度だってカマルを受け入れたいと思い、背中に腕を回し、引き寄せた。
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