【完結】満月に導かれし龍の淫紋 〜運命の番は闇落ち王子〜

亜沙美多郎

文字の大きさ
54 / 104
続編 カマルとルアの子育て編

攻めるカマル ★Rー18

しおりを挟む
 焦らされていた月亜の昂りから飛ばされた白濁は、胸の方にまで散っている。
 絶頂に達し、カマルの舌は抜かれたが、指は這入ったままだ。
 一本だった指が二本に増え、中の溢れたオメガの液を掻き乱す。
 グチュッ、グチュッと淫靡な音を月亜に聞かせるように、巧みに捏ねくり回す。
 
「あっ……そんなに激しいのは……ぁんっ……」
 さっきまで焦らされていたのに、今度はイカせようと責め立てられている。
 達したばかりの身体を加減することなく弄られれば、月亜の中心はまた直ぐに膨張し始める。

 カマルはその昂りを口淫こういんし、強く吸い上げた。
「んんぁああっ!!」
 ビクンっと腰を反らせても、カマルからは逃れられるはずもない。
 今度は果てるまで口腔で責められるのか。
 孔と昂りを同時に責められては、月亜はまともに喋りもできず、快感に抗うことも出来ない。
 これで素直に果てれば、今度こそカマルのものを挿れてもらえるかもしれない。
 そればならば、この快楽に身を委ねるのも悪くないという気持ちにもなる。

 しかし、カマルは昂った月亜の根本をギュッと握りしめた。
「直ぐにイくのも、楽しくないだろう?」
「え……なんで……。イきたいのに……」
 いつもなら、何度でもイっていいと言ってくれるのに、なぜいきなりそんなことを言うのか、月亜は理解できなかった。
 そして昂りの根本をキツく握られているだけで、本当に果てられない。

 カマルはそんな月亜をさらに責める。
 孔だけでも、もう何度も果てそうになった。
 腰を浮かせ、何度も突き上げた。それでもカマルは、月亜が吐精ないように昂りを締めている。

「んっ、はぁ……っんく……」
 また焦ったさが募る。月亜の先端からは先走った液ばかりが溢れている。
 それでもカマルの口は止まることなく吸い上げながら上下するが、一向にイかせてはくれない。
 月亜は吐精することだけに集中していた。
 大きな快楽の波は頻繁に襲いかかる。その度に大袈裟なまでに腰を痙攣させた。
「やっ、も、むり……。イくっ! イってるっっ!! っっンンンぁぁああ!!」
 全身に電流が流れたような刺激が走り、月亜は吐精しないまま果てた。
 
「ルア、女の子みたいにイケたね」
 カマルが崩壊した月亜の顔にキスを落としていく。
 涙もよだれも全て綺麗に舐め取っていった。
 月亜はもう身体の何処にも力が入らない。

 しかし、カマルは月亜がこんな状態になってようやく中に這入ってきた。
「あっ!! だめ……。今はだめ……! ぁぁんんんんっっ!!!」
 月亜の言葉を無視してカマルはいきなり最奥まで突き上げた。
「ダメじゃないでしょ? だって、ルアの中が離したくないって言ってるみたいだよ?」
 やっと挿れてもらえた愉悦に、媚肉がカマルの男根に絡まるように締め付けている。
 これではダメなど言っても説得力はない。
 カマルが奥を小刻みに突くたび、快楽が脳髄にまで刺激を飛ばす。

 身体はずっと絶頂にいるのに、カマルはまだ屹立の根本を締め付けたまま離してくれない。
 それで指の腹で先端を撫でられ、孔を突かれ、月亜は「頼むからイかせてくれ」と涕泣ていきゅうした。

「よく頑張ったね。じゃあ、今からは思う存分イっていいよ」
 カマルが屹立の手を退けてくれた瞬間、思い切り腰を打ち付けた。
「あああぁぁンンンっっ!!…………っっ!!」
 月亜はこれまで貯めていた白濁の蜜を力一杯飛び散らせた。
「中に射精すよっ」
「んんっ、きて、いっぱい射精してっっ!!!」
 カマルの白蜜が、月亜の子宮にたっぷりと注がれた。
 我慢する時間が長かった分、月亜はたっぷりと吐精した。
「あっ……止まらない……」
 ドクドクと血液が激流している。それに合わせて先端から白濁がとめどなく溢れた。

「ルアは焦らすほど素直になってくれる」
「カマルさんは意地悪すぎます」
 むぅッと不貞腐れて口を尖らせると、チュッとキスをした。
「今日もとても可愛かったよ、ルア」
 抱きしめられれば、もう返す言葉もない。
 月亜もカマルの背に腕を回し、体温を共有した。

 やはり、この男には何年経っても敵わない。
 そしてその意地悪の果ての快楽には、月亜自身も抗えないのだ。
 孔から流れ出す白濁も無視して、カマルとの口付けに酔いしれた。
しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦

雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、 隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。 しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです… オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が なかたのでした。 本当の花嫁じゃない。 だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、 だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という お話です。よろしくお願いします<(_ _)>

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜

飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。 でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。 しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。 秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。 美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。 秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

悪役令息物語~呪われた悪役令息は、追放先でスパダリたちに愛欲を注がれる~

トモモト ヨシユキ
BL
魔法を使い魔力が少なくなると発情しちゃう呪いをかけられた僕は、聖者を誘惑した罪で婚約破棄されたうえ辺境へ追放される。 しかし、もと婚約者である王女の企みによって山賊に襲われる。 貞操の危機を救ってくれたのは、若き辺境伯だった。 虚弱体質の呪われた深窓の令息をめぐり対立する聖者と辺境伯。 そこに呪いをかけた邪神も加わり恋の鞘当てが繰り広げられる? エブリスタにも掲載しています。

【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】

古森きり
BL
【書籍化決定しました!】 詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります! たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました! アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。 政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。 男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。 自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。 行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。 冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。 カクヨムに書き溜め。 小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。

【完結】愛されたかった僕の人生

Kanade
BL
✯オメガバース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。 今日も《夫》は帰らない。 《夫》には僕以外の『番』がいる。 ねぇ、どうしてなの? 一目惚れだって言ったじゃない。 愛してるって言ってくれたじゃないか。 ねぇ、僕はもう要らないの…? 独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。

処理中です...