37 / 54
36 大公の思惑と令嬢の真意
しおりを挟む
ゼクト・ノートンは目の前で、自信に満ち溢れ話し続ける孫を見つめていた。
少しばかりタウンハウスを開けて、アーロンが治める風車の村へ視察に行っていた。村では魔力供給をしてくれたと婚約者のサリオンに大変感謝をしており、魔力を移した魔法石が変化し自然のマナを吸収しながら供給し続ける永久魔法石になっていたことを知った。
王太子も魔力が強いが、王息たるサリオンはその上をいく魔力量と見て間違い無いだろう。人は良いが無魔力に近いアーロンの伴侶にふさわしいと昼過ぎに帰宅したノートン大公を待っていたのは、砕けた銀の檻とサリオンとの婚約破棄の情報だ。
アーロンは嬉々として話し続けている。
「僕は敬愛する殿下の無実を晴らそうとしただけなのです。確かにマリアナから殿下のことを聞いたときには驚きましたが、次期大公たる者として、夜魔獣になる殿下をお収め出来なくてはなりません。だからこその銀の檻でしたが、きっと狭かったのでしょう。もう少し大きいものを、いや、いっそ部屋自体を檻にして僕も一緒に暮らせばいいですね。殿下が魔獣になったら施錠して、僕はマリアナと大公の役割の一つとして交合をしなくてはなりません。本当は殿下と交合をしたいのですが、魔獣と交合するのは大公としてどうかと思うのです。もちろん殿下への気持ちは本物です。殿下は相変わらず僕より背が高いのですが、全裸の殿下はまだ下の毛も生えていない幼子のようでした。僕は薄ら生えていますから、僕の方が大人です。大人として殿下とお付き合いするのは、ああ、そうだ!別による交合しなくてもよかったのですね。明け方や午睡の後などたくさんあるではありませんか。でも、マリアナとも伴侶の約束をしてしまいました。お祖父様、大公としてどうしたら良いのでしょう」
アーロンの長口上を聞いていて、ノートン大公はこめかみを押さえた。全くもって自分のことばかりだ。アーロンの言葉には嘘はない。自身の為になる事ばかりを話し、正当性を見せつける。側から見れば堂々としているように見えるが、薄っぺらい事この上ない。
「アーロン、お前の言いたいことはよく分かった。マリアナ嬢とひとまず話をしてみよう。カノン、マリアナ嬢を呼びなさい」
カノンはすぐにマリアナを連れてきた。金髪碧眼の小柄な令嬢は、ふわりと貴族令嬢式の挨拶をする。
「こんにちは、お嬢さん」
「こんにちは。マリアナ・バーリアと申します」
ノートン大公はソファに座りマリアナを見つめる。ただの小柄な令嬢に見えた。アーロンが隣に座るように勧めると、ノートン大公をちらりと見る。ノートン大公が頷くまで席に付かないところを見ると、よく出来た令嬢である。
「あなたがアーロンに殿下の事を進言したのだと聞きましたが」
「はい。夜に魔獣になるような危険な殿下は、敬愛するアーロン様にお似合いにはなりません」
「では、あなたは似合うと?」
マリアナ嬢はそうだともそうでないとも言わずに、
「アーロン様はいずれレムリカント王国の王になられるお方。獣の血を王家に混ぜてはなりません」
と笑った。
「アーロン、席を外しなさい」
「でも、お祖父様」
「大丈夫です、アーロン様」
アーロンはマリアナと手を握り合っていたが渋々離し立ち上がり、カノンと部屋を出て行く。ロイドは部屋の隅に控えていたが、そのロイドすら外に出した。
「さて、どういうおつもりかな?このままではアーロンは王息殿下への不敬罪による王位継承権を失います」
マリアナはアーロンと同じ年だと聞いていたが、落ち着きぶりはアーロンの比ではなかった。居住まい正しく真っ直ぐにゼクト・ノートンを見つめている。そして小さな口が解けた。
「獣を排出したラムダ王を引き摺り下ろすいいきっかけではありませんか。アーロン様を王たるお方ですわ」
信念に満ち溢れた瞳は澄んだ青だ。ノートン大公は眉を潜めた。昔見たことのある面影ではないか。ノートン大公は
「失礼だが、あなたは本当に男爵のお子か?」
と尋ねてしまった。そう、取り返しがつかないと分かっていた。頭の中では警告している。しかし、抗えない何かがある。それは欲だ。先に捥がれたラムダが兄で長子だった。家督を継いだ。王になった。あの無能だが明るく素直な兄に対する顕示欲がそうさせた。
マリアナが瞳を光らせてそれから躊躇いがちに口を歪ませ、
「父譲りと母からはよく言われています。亡くなったホーエン・テスラーを覚えていらっしゃいますか。北の貴族と呼ばれた老公です」
とノートン大公を見上げる。ノートン大公は顔には出さなかったが、非常に驚いていた。レムリカント王国建国直前、最も王に近いのがテスラーと呼ばれていた。北の貴族と称されたホーエン・テスラーはレガリア王国の血筋に連なっており、レガリア王国の後ろ盾を得て小さな領主の集まりであるレムリカント地方をまとめ上げる予定であった。
しかし三十年前、レガリア王国がレムリカント王国建国時に王を選定するにあたり、領主に触れを出す。それがそもそもの間違いだったのだ。
『レガリア王国王城並みの城を作り出した領主を王とする』
レムリカント地方の領主は躍起になって作り始めた。それが領主の財産を食い潰す結果になることを王は、見越していたのだ。レムリカント王国を下に引き、レガリア王国の傘下に入れる為である。
しかし、ノートン大公の兄ラムダ・ノートンは、魔の森の前に一夜にして城を築き上げた。しかも王都まで。世に知られる『レムリカントの一夜城』である。それによりラムダは王になり、レムリカント王国の領主は貴族となり爵位を得て今に至るが、テスラーはその傘下に入ることはなかった。既に財産を使い潰した巨城を維持出来ず、北の領主として成り立たなくなっていたのである。レガリア王国貴族への賄賂も、財産を食い潰した原因と噂されていたが。
「父は熱烈な家臣の一人でありましたバーリア男爵の家令長として、まだ若いバーリア男爵に知恵を授け、バーリア男爵に請われてバーリア男爵夫人である母と契りを結びました。それが私です」
「亡き父の意思を継いで、王国を乗っとるおつもりですか?」
「いいえ。それは思いません。私はアーロン様を愛しています。アーロン様こそがレムリカント王国の王にふさわしいと思います。そして北の貴族テスラーの血と南の貴族ノートンが混ざり合うことこと、父の希望です。ラムダ王、セシル王太子は未だにこの国をまとめ上げてはいません。反分子をあなた様が押さえていると、生前父が申しておりました。王息殿下が獣であることが周知された今こそ、反分子を解放してラムダ王を王位から下ろし、アーロン様を擁立すべきと具申します」
どこまでがテスラー公の思惑が分からない。しかし、ノートン大公は眉間の皺を緩めた。
「長い間レガリア王国大使をしているが、レガリア王国はレムリカント王国の変化を望んでいません。私もそう思うのです。王は申しておりました。急速な進化は急速に終焉を導くと。ガルド神には申し訳ないのだが、知恵の実はいらないと考える一人です」
マリアナは少し困った顔をして頷いた。どうやら知恵の実のことは老公から聞いていないらしい。ラムダ王には知恵の実がうろついている。多分、一夜城もそうだろう。
「あなたとの婚約を認めましょう。マリアナ・テスラー嬢」
マリアナが嬉しそうに微笑んだ。ロイドを呼びマリアナを退出させると、ノートン大公は窓の外を見る。男爵の馬車に乗るマリアナと手を握り合っている孫が見えた。
「アーロンを王にか……」
明るく素直で真っ直ぐな性格だが、自分と人を同化して考える傾向がある。自分が正しいと思うことはみな正しい、絶対正論の論理を持つアーロンをマリアナがどう制御して行くのか。
「あるいは、同じやもしれないな……」
ノートン大公は深く嘆息した。
少しばかりタウンハウスを開けて、アーロンが治める風車の村へ視察に行っていた。村では魔力供給をしてくれたと婚約者のサリオンに大変感謝をしており、魔力を移した魔法石が変化し自然のマナを吸収しながら供給し続ける永久魔法石になっていたことを知った。
王太子も魔力が強いが、王息たるサリオンはその上をいく魔力量と見て間違い無いだろう。人は良いが無魔力に近いアーロンの伴侶にふさわしいと昼過ぎに帰宅したノートン大公を待っていたのは、砕けた銀の檻とサリオンとの婚約破棄の情報だ。
アーロンは嬉々として話し続けている。
「僕は敬愛する殿下の無実を晴らそうとしただけなのです。確かにマリアナから殿下のことを聞いたときには驚きましたが、次期大公たる者として、夜魔獣になる殿下をお収め出来なくてはなりません。だからこその銀の檻でしたが、きっと狭かったのでしょう。もう少し大きいものを、いや、いっそ部屋自体を檻にして僕も一緒に暮らせばいいですね。殿下が魔獣になったら施錠して、僕はマリアナと大公の役割の一つとして交合をしなくてはなりません。本当は殿下と交合をしたいのですが、魔獣と交合するのは大公としてどうかと思うのです。もちろん殿下への気持ちは本物です。殿下は相変わらず僕より背が高いのですが、全裸の殿下はまだ下の毛も生えていない幼子のようでした。僕は薄ら生えていますから、僕の方が大人です。大人として殿下とお付き合いするのは、ああ、そうだ!別による交合しなくてもよかったのですね。明け方や午睡の後などたくさんあるではありませんか。でも、マリアナとも伴侶の約束をしてしまいました。お祖父様、大公としてどうしたら良いのでしょう」
アーロンの長口上を聞いていて、ノートン大公はこめかみを押さえた。全くもって自分のことばかりだ。アーロンの言葉には嘘はない。自身の為になる事ばかりを話し、正当性を見せつける。側から見れば堂々としているように見えるが、薄っぺらい事この上ない。
「アーロン、お前の言いたいことはよく分かった。マリアナ嬢とひとまず話をしてみよう。カノン、マリアナ嬢を呼びなさい」
カノンはすぐにマリアナを連れてきた。金髪碧眼の小柄な令嬢は、ふわりと貴族令嬢式の挨拶をする。
「こんにちは、お嬢さん」
「こんにちは。マリアナ・バーリアと申します」
ノートン大公はソファに座りマリアナを見つめる。ただの小柄な令嬢に見えた。アーロンが隣に座るように勧めると、ノートン大公をちらりと見る。ノートン大公が頷くまで席に付かないところを見ると、よく出来た令嬢である。
「あなたがアーロンに殿下の事を進言したのだと聞きましたが」
「はい。夜に魔獣になるような危険な殿下は、敬愛するアーロン様にお似合いにはなりません」
「では、あなたは似合うと?」
マリアナ嬢はそうだともそうでないとも言わずに、
「アーロン様はいずれレムリカント王国の王になられるお方。獣の血を王家に混ぜてはなりません」
と笑った。
「アーロン、席を外しなさい」
「でも、お祖父様」
「大丈夫です、アーロン様」
アーロンはマリアナと手を握り合っていたが渋々離し立ち上がり、カノンと部屋を出て行く。ロイドは部屋の隅に控えていたが、そのロイドすら外に出した。
「さて、どういうおつもりかな?このままではアーロンは王息殿下への不敬罪による王位継承権を失います」
マリアナはアーロンと同じ年だと聞いていたが、落ち着きぶりはアーロンの比ではなかった。居住まい正しく真っ直ぐにゼクト・ノートンを見つめている。そして小さな口が解けた。
「獣を排出したラムダ王を引き摺り下ろすいいきっかけではありませんか。アーロン様を王たるお方ですわ」
信念に満ち溢れた瞳は澄んだ青だ。ノートン大公は眉を潜めた。昔見たことのある面影ではないか。ノートン大公は
「失礼だが、あなたは本当に男爵のお子か?」
と尋ねてしまった。そう、取り返しがつかないと分かっていた。頭の中では警告している。しかし、抗えない何かがある。それは欲だ。先に捥がれたラムダが兄で長子だった。家督を継いだ。王になった。あの無能だが明るく素直な兄に対する顕示欲がそうさせた。
マリアナが瞳を光らせてそれから躊躇いがちに口を歪ませ、
「父譲りと母からはよく言われています。亡くなったホーエン・テスラーを覚えていらっしゃいますか。北の貴族と呼ばれた老公です」
とノートン大公を見上げる。ノートン大公は顔には出さなかったが、非常に驚いていた。レムリカント王国建国直前、最も王に近いのがテスラーと呼ばれていた。北の貴族と称されたホーエン・テスラーはレガリア王国の血筋に連なっており、レガリア王国の後ろ盾を得て小さな領主の集まりであるレムリカント地方をまとめ上げる予定であった。
しかし三十年前、レガリア王国がレムリカント王国建国時に王を選定するにあたり、領主に触れを出す。それがそもそもの間違いだったのだ。
『レガリア王国王城並みの城を作り出した領主を王とする』
レムリカント地方の領主は躍起になって作り始めた。それが領主の財産を食い潰す結果になることを王は、見越していたのだ。レムリカント王国を下に引き、レガリア王国の傘下に入れる為である。
しかし、ノートン大公の兄ラムダ・ノートンは、魔の森の前に一夜にして城を築き上げた。しかも王都まで。世に知られる『レムリカントの一夜城』である。それによりラムダは王になり、レムリカント王国の領主は貴族となり爵位を得て今に至るが、テスラーはその傘下に入ることはなかった。既に財産を使い潰した巨城を維持出来ず、北の領主として成り立たなくなっていたのである。レガリア王国貴族への賄賂も、財産を食い潰した原因と噂されていたが。
「父は熱烈な家臣の一人でありましたバーリア男爵の家令長として、まだ若いバーリア男爵に知恵を授け、バーリア男爵に請われてバーリア男爵夫人である母と契りを結びました。それが私です」
「亡き父の意思を継いで、王国を乗っとるおつもりですか?」
「いいえ。それは思いません。私はアーロン様を愛しています。アーロン様こそがレムリカント王国の王にふさわしいと思います。そして北の貴族テスラーの血と南の貴族ノートンが混ざり合うことこと、父の希望です。ラムダ王、セシル王太子は未だにこの国をまとめ上げてはいません。反分子をあなた様が押さえていると、生前父が申しておりました。王息殿下が獣であることが周知された今こそ、反分子を解放してラムダ王を王位から下ろし、アーロン様を擁立すべきと具申します」
どこまでがテスラー公の思惑が分からない。しかし、ノートン大公は眉間の皺を緩めた。
「長い間レガリア王国大使をしているが、レガリア王国はレムリカント王国の変化を望んでいません。私もそう思うのです。王は申しておりました。急速な進化は急速に終焉を導くと。ガルド神には申し訳ないのだが、知恵の実はいらないと考える一人です」
マリアナは少し困った顔をして頷いた。どうやら知恵の実のことは老公から聞いていないらしい。ラムダ王には知恵の実がうろついている。多分、一夜城もそうだろう。
「あなたとの婚約を認めましょう。マリアナ・テスラー嬢」
マリアナが嬉しそうに微笑んだ。ロイドを呼びマリアナを退出させると、ノートン大公は窓の外を見る。男爵の馬車に乗るマリアナと手を握り合っている孫が見えた。
「アーロンを王にか……」
明るく素直で真っ直ぐな性格だが、自分と人を同化して考える傾向がある。自分が正しいと思うことはみな正しい、絶対正論の論理を持つアーロンをマリアナがどう制御して行くのか。
「あるいは、同じやもしれないな……」
ノートン大公は深く嘆息した。
13
あなたにおすすめの小説
【完結】第三王子、ただいま輸送中。理由は多分、大臣です
ナポ
BL
ラクス王子、目覚めたら馬車の中。
理由は不明、手紙一通とパン一個。
どうやら「王宮の空気を乱したため、左遷」だそうです。
そんな理由でいいのか!?
でもなぜか辺境での暮らしが思いのほか快適!
自由だし、食事は美味しいし、うるさい兄たちもいない!
……と思いきや、襲撃事件に巻き込まれたり、何かの教祖にされたり、ドタバタと騒がしい!!
本当に悪役なんですか?
メカラウロ子
BL
気づいたら乙女ゲームのモブに転生していた主人公は悪役の取り巻きとしてモブらしからぬ行動を取ってしまう。
状況が掴めないまま戸惑う主人公に、悪役令息のアルフレッドが意外な行動を取ってきて…
ムーンライトノベルズ にも掲載中です。
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない
了承
BL
卒業パーティー。
皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。
青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。
皇子が目を向けた、その瞬間——。
「この瞬間だと思った。」
すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。
IFストーリーあり
誤字あれば報告お願いします!
【完】三度目の死に戻りで、アーネスト・ストレリッツは生き残りを図る
112
BL
ダジュール王国の第一王子アーネストは既に二度、処刑されては、その三日前に戻るというのを繰り返している。三度目の今回こそ、処刑を免れたいと、見張りの兵士に声をかけると、その兵士も同じように三度目の人生を歩んでいた。
★本編で出てこない世界観
男同士でも結婚でき、子供を産めます。その為、血統が重視されています。
【8話完結】強制力に負けて死に戻ったら、幼馴染の様子がおかしいのですが、バグですか?
キノア9g
BL
目が覚めたら、大好きだったRPGの世界に転生していた。
知識チートでなんとか死亡フラグを回避した……はずだったのに、あっさり死んで、気づけば一年前に逆戻り。
今度こそ生き残ってみせる。そう思っていたんだけど——
「お前、ちょっと俺に執着しすぎじゃない……?」
幼馴染が、なんかおかしい。妙に優しいし、距離が近いし、俺の行動にやたら詳しい。
しかも、その笑顔の奥に見える“何か”が、最近ちょっと怖い。
これは、運命を変えようと足掻く俺と、俺だけを見つめ続ける幼馴染の、ちょっと(だいぶ?)危険な異世界BL。
全8話。
悪役令息に転生した俺は推しの為に舞台から退場する
スノウマン(ユッキー)
BL
前世の記憶を思い出したアレクシスは悪役令息に転生したことに気づく。このままでは推しである義弟ノアが世界を救った後も幸せになれない未来を迎えてしまう。それを回避する為に、俺は舞台から退場することを選んだ。全てを燃やし尽くす事で。
そんな俺の行動によってノアが俺に執着することになるとも知らずに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる