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第一章

第四話 クラスメイトの男の子に屈服してしまうレム(キス・乳責め・フェラチオ)

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 レロッ、レロッ、とレムは宙を泳がせた舌先を擦り付けては、螺旋を描くように絡みつけて吸い付いていた。
 そんな陶酔しきった瞳で媚びるレムの欲情をさらに強めようと、宇崎の手のひらが身体中をくまなく這いまわっている。


「っ、ふあ、あ、あっ……、んっう♥ あはぁ♥」


 うっすらと浮かんだレムの肋骨を数え終わった指が、乳当ての中へと吸い寄せられるように入り込んでくる。すると、唇から期待に緩んだ声が漏れていた。
 布地を押しあげながら宇崎の手首が収まりきると、ごまかしようのないくらいに期待してしまい口端が緩んだ。
 スッ……、と乳輪に触れた瞬間。


 あはぁあ♥ と媚びた吐息が漏れてしまい、媚びた視線まで向けてしまう。


「レムさんなにかして欲しいんじゃないのかな?」


「あ、ふぁ、あ、うっ、くうっ……、っ……」


「して欲しいんでしょ?」


 溺れているとはっきり自覚させようとする挑発的な台詞だった。
 レムは弛んでいた唇を山の字に尖らせて、キュッ、と結び直す。
 そんなレムに、挑発的な台詞の数々が並べられていく。


「僕がクラスメイトの欲望を煽って、生き霊を作ってたことくらいは理解出来た? 学園中に欲望を蔓延させていたことも、はっきり分かってくれた?」


 唇が離れるたびにレムは挑発を繰り返されていた。しかし、キスをされるとすべてを忘れてしまう。舌に舌を擦り付けることしか考えられなくなってしまう。
 それでも、唇が自由になるとレムは言い返す。


「……何度も言うが、確信はなかったよ。キミが霊媒体質だとはおもっていたが……。――ど、どうやら、ボクが思っていた以上に、業が深そうだな……」


「そうだね」


「ひとつ、ひとつだけ、聞かせてくれ。――キミは生き霊を生ませて、わざわざ自分の身体に憑依させて、いたのか?」


「もちろん」


 隠すつもりさえ感じられない迷いのなさで、宇崎は答えた。


 人間の身体は、欲望が形となって生まれた生き霊にとって最適な器だった。
 解消しきれなかった欲望を、取り憑いた人間を使って解消する。
 それが生き霊の正体だ。


 そして、宇崎のように無数の生き霊が入りこめる霊媒体質の人間は存在する。
 もともと持ちあわせている欲求が大きい人間は、生き霊にとって、ことさら最適な環境でもあった。とはいえ、わざわざ生き霊を生み出して取り込もうとする者などまずいないだろう。


「そうだ。レムさんみたいな退魔師にも、生き霊を生ませることって出来るの? 興味があるんだけど。レムさんなら分かる?」


「宇崎くんっ、なにを言ってるんだっ……。いや、なにを考えてるんだっ……」


「質問は許していない」


「くっ……、っ、う……、あぁ……」


 あまりにも自己中心的な宇崎が、指の頭を使って乳輪をなぞるような円運動を始めてきた。
 それだけでレムは察する。欲求を募らせるために焦らされているのだと。
 そして、レムの予想どおり、欲求を膨れあがらせるための本格的な焦らし責めが開始されるのであった。


「っう、ふぅ、ふぅ……、ふぁ……、あぁ、ふぁあ……、あ、あ……」


 手始めに乳首が責められた。
 左右の人差し指が、乳輪ばかりをすっ……、すっ……、と乳腺のひとつひとつの感触を楽しむように撫でてくる。
 グラウンドを散歩する老人よりも遅い、じれったい指捌きだった。


(こ、これはっ、そ、そうぞういじょうにっ、あ、はぁ、はぁ……、はぁ……)


 万全な状態なら余裕を持って凌ぎきれる焦らしではあった。
 だが、散々キスで昂ぶらされていた身体は、必要以上に男に飢えていた。
 焦らしに対して必要以上に苦痛を感じてしまい、喘ぎを我慢するレムの唇が苦しげに歪んでいた。


 乳首を倒してもらおうとして、乳房を無意識にせり出してしまう。


(ま、まったく、もって、おさえがっ、き、きかなっ……、く、ふ、ふぅう)


 我慢しようとするものの、己の意志を無視して宇崎の指に向かって突き出される身体に、いやでも欲情を自覚させられる。
 しかし、いくら突き出しても宇崎の指は、コリコリに立った乳首を避ける。
 しかも、避けつつ乳輪をかすめていく。


 レムが突き出し疲れると、嫌がらせのようにねちっこい指先は、焦らしていることを隠そうともせずにねっとり触れては離れていく。


「っう、ふぅう、はぁはぁ……、っ、はぁはぁ……、はぁ、あ、……あぁあっ」


 ムズムズが止まらなくなり、レムは呼吸を乱れ切らせていた。
 息苦しさに涙ぐまされていた。
 狙いを分かってもどうすることも出来ないネチっこさに、瞬く間に腰までくねり始めてしまう。


「っう、ふぅ、ふ、ぅ、……ぅう……ぅ、あ、あぅ……はうぅ……」


 指先、指の腹、そして指の側面を使っての乳輪嬲りに、乳房の奥がムズムズと疼いて止まらない。あまりにも切ない疼きに、はふぅう、はふぅう、と、おかしな呼吸を繰り返してしまう。


「ビンビンだ。僕のチンポよりも勃起してるね。レムさんはほんとうに酷い淫乱だなぁ。バケモノとやりまくりなだけあるね。だいたい、退魔師のくせに霊とやりたがるなんて、レムさんくらいじゃないの?」


「あ、ふぁあ、あっ……、っ、は、ふう、うぅ、そ、そうだなっ……。た、確かにボクくらいだろうっ。そ、そっ、それがどうかしたのかっ……」


「開き直ってるね。気に入らない」


 言った宇崎から、伸縮性に富んだブラをビリーッ、と破り捨てられた。汗ばんでみずみずしさの増した、剥きさらしの白桃のような乳房が丸出しになる。
 自分の乳首とは思いたくないコリあがった乳首に、レムは恥じらいを強められて、うっ、と小さく漏らして俯いてしまう。


「やっぱり僕のチンポよりカチカチだ。デコピンしたら射精しそうだね」


 刺激の想像だけで、乳首がジュクン、と疼いてしまう。
 風に当てられるだけで、勃起乳首がヒクンヒクンと震えていた。
 尖りを見ているだけで快感の妄想が逡巡し続けて涎が止まらなかった。


 シロップを塗るようにとろとろと唾液が零れていく。その唾液を指で掬われての、ぬめりを加えた乳輪焦らしが再開される。


「あぁんっ♥ んっう、ふぁ♥ あはぁあ♥ あはぁ、あっあっ、んっふ♥」


 腰をくねらせて胸を突き出して、レムは媚びを喘ぎながらに、乳輪を虐める宇崎の指先を見つめていた。
 乳房を水気で満たし終えた涎が、もじもじと擦り合わせていた内腿へと流れていく。愛液でぬれぬれのショーツが、さらなる水気を帯びていく。


(ち、ちくびいっ、ちくびぃいぃいいいっ……、さ、さわってさわってさわってぇえええぇえっ♥)


 たちどころに、乳首へ刺激を与えられること以外が頭から消えていた。
 ローションを満遍なく塗り込まれたように艶めく乳房。
 ヌリュッ、ヌリュッ、と縦横無尽に駆け回る癖して乳首にだけは触れてくれない手のひら。涙が零れそうな瞳で見つめる中、囁くように問い掛けられる。


「レムさん、涎垂れながしのゆるゆるな顔してるけど、舐めて欲しいの?」


 歓喜の想像に口元をさらに緩めたレムは、目尻もとろんと蕩けさせた。

 
「し、してっ……、してっ、お、おねがぃ、な、なめてっ……、なめてっ!」


 浅ましさを隠すことをやめて語尾を強めたレムは、見たこともないくらいにシコった乳首を左右に揺らしながら求めてしまう。
 真ん前でしゃがんだ宇崎の顔を期待に震えた牝顔で見つめてしまう。


 そして、臍から乳房へ舌が登ってくると、期待に焦がれきっていたレムは、トイレを我慢している幼子のようにバタバタと地団駄を踏んだ。


「あぁあっ、ふぁ、ふぁああ♥ はやくぅ、はやくぅうっ♥ っう!? うぅうっ! なんれぇ、なんれらぁああああっ……」


 乳首に触れる寸でのところ。
 そこで乳房の麓へと戻っていった舌に、吐息すべてを使って絶望していた。


「もっとたっぷり楽しんでもらおうと思ってね。この夢から出たくなくなるくらいに。ね、レムさん♪」


 嘲る瞳で見上げながらに言われて、涎塗れの乳房を、神経伝達を速める唾液で上塗りされていく。


「ら、らめぇ! あ、あぁあ゛あぁああっ!! らめらあぁあアアア゛っ!」


「なんで?」


「じ、じらしまれっ、じらしまれええっ! じらしまれ、つらくなるのがはやくなってるからだアァアアぁああっ!!」


 ドロドロに緩んだ顔で叫んでいた。だからといって刺激を与えてもらえない。
 指から舌へと責めが変わって、辛さを増した乳輪責め。
 乳首が赤ちゃんおちんちんみたいにむくっ、と立ちあがっていた。
 鼻息に触れられるだけで発狂しそうになっていた。


「お、おねがぃいだっ! が、がまんが出来ないっ! なめてなめてっ、あぁあああっ! おねがぃだっ! つ、らぃいい! ツラいぃいいい゛っ!」


 バタバタと足踏みして藻掻くレムを、宇崎はニヤリと細めた目で見上げる。
 牛乳プリンのように柔らかい乳房を口の中へと含んでいく。
 ミルクの味がしてくる滑らかな食感を楽しみながら、先端にあるサクランボには一切触れずに、さらに乳頭を発酵させていく。


「お、おねがぃぃいいっ、、、も、もうらめっ、も、もうっ、っうぁああアァアッ!!! も、もうラメらぁああッ!!」


 発狂しながら求め、手錠が壊れんばかりに暴れるレム。
 腰が暴れるたびに、ショーツに染みこんでいた愛液が飛び散った。


「乳首はここまで。次は、まんこの熟れ具合を見せてもらおうか」


「ぅう、あ、――ま、まんこっ……ふぁ、あ……あ、あぁ……ぁ♥ あぁあ♥」


 絶頂出来ないままに放置された乳首の絶望。
 それと同時にやってきた、膣責めへの期待。
 すりすりっ、とショーツを脱がされて、無毛の秘丘をあらわにされると、絶望が期待一色に塗り替えられた。
 すべてがどうでもよくなっていた。


「すごい匂いだ。ロリマンコのくせに、チンポ好きの匂いがするね。もっと匂い嗅ぎたいから、またを広げてよ」


「あ、はぁ♥ っ、はぁあ♥ はぁ、はぁあっ♥ はぁ♥」


 出し惜しみも一切なしにレムが太腿を広げると、甘く、そして酸味の混ざった匂いが広がった。
 紛れようのない、男を欲情させて挿入を強請る匂いだった。


 スンスン……、と鼻を鳴らされて欲情が加速させられる中、――ピチャアッ!


「ンふぇえッ!? ふえっ!? ふぇえあっ!? あ、アァア!? あひぃいあ゛ぁあ゛!?」


 焦らされるとばかり思っていたおまんこを、不意打つようにピチャピチャ舐められて、狂ったような喘ぎを叫んでしまう。
 腰を激しく突きだしてさらに求めてしまう。
 ネロッ、ネロッ、と陰唇の縁を舐められては、ちゅ、ちゅ、とキスされて、エッチと変わらない腰振りをしてしまう。


「あっヒィイ゛っ!? うぅ゛……あぁあ゛!? アひぃいいいぃい゛!?」


 人間の面影そのままな男の子から、見つめられたままのクンニリングス。
 見上げられてのクンニリングスに、羞恥と興奮を昂ぶらされる。
 舐められる気持ち良さが底上げされる。


 ジンジンとした痺れる刺激に、激感が近づいてくるっ! 
 抑えられない激感、抑えるつもりなんてない絶頂が近づいてくる!


「あ、ふぁああ!? い、いくっ! 逝くいくいくぅううううっ!! んひぃいいいっ! いグゥウウウウッ!! い、いグゥウウウウッ!!」


 開ききったままの股間を反らせて、宇崎目掛けて潮を散らしていた。さらに、むっくり膨らんだ排泄孔に吸い付かれて、女の悲鳴が湿った夢世界を振動させた。


「だ、だめっ、う、ざきっ、くんあぁあああ゛らえぇえっ! ま、またっ、い、いってしまっう、うっ、ングゥウウう゛ぅう!?」


 二度、三度と、絶頂が重ねられていく。
 回数が増せば増すほどに、次の絶頂までの周期が短くなる。
 おまんこに舌が触れるだけで絶頂してしまう。
 それくらいにどんどん感度が引き上げられていく。
 伝達速度をあげられた真骨頂が、レムの身体に襲い掛かる。


「ひ、ぐっう!! い、いっでっ、んひゃぁあっ!? い、イグ! ンウ!? らめぇええっ、も、もらし出しまうっ、う、うざきぐ、んひゃぁあっ!!」


 へたり込んでもとどまることなく膣舐めされたレムは、暴力的な絶頂を強要されていた。首を左右に振り乱して悶えながらに、見ひらいた目からは涙を飛び散らせていた。
 そして、宣言どおりにジョポポポポッ……、と黄金水まで漏らしてしまう。


「ひゃめ、ひゃめてくれっ……、も、もうやめふぇ……や、めぇふぇ……ゆるひてぇ……、うぅ……」


 尿道から溢れる尿水をごくごく飲まれて、快感と羞恥の限界にいたレムは、とうとう屈服を宣言してしまう。そんなレムを見下ろすように立ちあがった宇崎は、無造作にズボンを下ろす。
 バチンッ、と臍を叩かんばかりの勢いで飛びだした肉棒に指を指した。


「口の中に小便されたんだ。きちんとチンポにお詫びしてもらえるかな」


 口先だけではなく、しっかりと身体にも屈服を刻むための儀式。
 レムに、夢から出られなくなると思わせるには十分過ぎる演出だった。
 だからといって我慢なんて出来ない。


「どうしたの? はやくお詫びしてよ」


 根元から亀頭にまで、植物の蔓のような血管が浮かびあがっている。
 まるまるとした亀頭に金属のような光沢を与える我慢汁は、何度も飲まされた悪臭を放っていた。
 宇崎の中にいた生き霊の中で、唯一大人だった男の臭い。
 担任教師・垢目の濃厚なオス臭だった。


「なにしてるの? 早く咥えてよ!」


「はぁ、……、う、うぅ……わ、わかっ、たっ……、わかっ、たからっ……。――は、むぅ……ん、ちゅう……、んちゅう……、ちゅむんンッ……」


 何かと何かが繋がりそうになったレムではあったが、この状況では目の前の肉棒を咥える以外に選択肢はなかった。
 凶悪な肉の塊を口の輪へと通し終えると、強烈な雄臭に思考をぼやかされてしまう。そして、疑問さえ忘れたレムは、ゆっくりと頭を前後させて、お詫びを込めての奉仕を繰り返していくのであった。
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