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第六話 幸せはいつもそばに
第六話 一〇
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四家としての務めも一段落したころには昼を過ぎていた。
「お腹空いたぁ」
「お昼ご飯食べながら、みんなで初詣にでも行く?」
「うん、行くっ!」
結月の提案に、あかりは飛びついた。二年空いても、恒例の皆揃っての初詣ができることが嬉しかった。
舞の時もそうだったが初詣でも正装がいいと、衣装はいつもの袴姿のまま町へ繰り出す。
「まずはどこから?」
「北からかな」
昴の提案で、最初の目的地は玄舞家の裏手にそびえる北玄山、その裾野に鎮座するお社になった。黒を基調にした広大なお社では常から参拝者はちらほら見かけるが、今日はその比ではない。
「わあ。今年もすごい人だかり」
お社の目の前は特に人でいっぱいだ。下手に近づくと身動きが取れなくなってしまいそうだった。あかりたちは遠目でもお社が確認できる位置から、その方向に向かって目を閉じて手を合わせた。
(いつもありがとうございます。玄舞様のご加護と北の地の平和が続きますように)
あかりは心からそう祈った。四人ともが祈りを捧げ終えるのを待って、次の目的地へと移動する。
「お腹空いたぁ」
「お昼ご飯食べながら、みんなで初詣にでも行く?」
「うん、行くっ!」
結月の提案に、あかりは飛びついた。二年空いても、恒例の皆揃っての初詣ができることが嬉しかった。
舞の時もそうだったが初詣でも正装がいいと、衣装はいつもの袴姿のまま町へ繰り出す。
「まずはどこから?」
「北からかな」
昴の提案で、最初の目的地は玄舞家の裏手にそびえる北玄山、その裾野に鎮座するお社になった。黒を基調にした広大なお社では常から参拝者はちらほら見かけるが、今日はその比ではない。
「わあ。今年もすごい人だかり」
お社の目の前は特に人でいっぱいだ。下手に近づくと身動きが取れなくなってしまいそうだった。あかりたちは遠目でもお社が確認できる位置から、その方向に向かって目を閉じて手を合わせた。
(いつもありがとうございます。玄舞様のご加護と北の地の平和が続きますように)
あかりは心からそう祈った。四人ともが祈りを捧げ終えるのを待って、次の目的地へと移動する。
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