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四十二限 温水ぬら
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「メロスは激怒した」
「お~激おこ~」
教室に六花の音読の声が響く。
「必ず、かの邪智暴虐な王を除かなければならぬと決意した」
「ナイスけつだ~ん」
音読をする六花は冷や汗を流しながらもそのまま音読を続けていく。
「メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た」
「贅沢~。遊んで生きていける生活ばんばんざ~~~い」
「先生!!音読の邪魔しないでくれますか!?!?」
<四十二限目 教育実習生 温水ぬら>
「・・・お~?」
「お~?、じゃないですよ!!いちいち音読に反応するのやめて貰えますか!?凄く!読みづらいです!」
「お~。お気になさらず~」
「これって私が間違ってるんですか!?」
自分は一ミリも悪くないといったぬらの態度が六花に不安を与える。大丈夫。六花は何も悪くない。もし六花が犯罪を起こしても六花は悪くないからな。大丈夫。作者権限で揉み消すからな。
「おい作者。気持ち悪い正義感振り翳すな」
こほん。そんなこんなで授業は進んだ。
「私だ、刑吏! 殺されるのは、私だ。メロスだ。彼を人質にした私は、ここにいる!」
「お~。メロスぐっじょ~ぶ。よく間に合った~」
「「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若もし私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
セリヌンティウスは、すべてを察した様子で首肯うなずき、刑場一ぱいに鳴り響くほど音高くメロスの右頬を殴った。殴ってから優しく微笑ほほえみ、
「メロス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」」
「すばらし~~。涙ちょちょぎれ~」
「結局この一言感想終わらねえなぁ」
六花に注意された後もそのままぬらの感想?は続いていた。最初はやり辛かったが慣れてくると段々気にならなくなる。純粋にぬらの言葉を無視して続ければいいのだから。
「「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、メロスの裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」
勇者は、ひどく赤面した。」
「ぱちぱちぱち~。無事読破~~~。走れメロスにみんな拍手~」
六花だけでなく段落毎に他の生徒も読み継いでいって走れメロスは完結した。その完結にぬらは静かに感動し拍手をした。ので、とりあえずいろはも拍手を送った。
「なんか小っ恥ずかしい」
そして別に拍手を贈られた訳でもない最後の読み手、日華が照れていた。
「そんじゃノート開いて~」
それからの授業は実に普通に行われた。
◇
「変な奴だよな。ぬっちゃんって」
「もうぬっちゃん呼びなんだ」
放課後。いつもの補習部の部室(教室)でいつものメンバーはぬらについて話していた。
「先生達の評価はどうなんですか?少なくとも凄く真面目な先生には見えませんけど」
「あんまり生徒にこういう事伝えるのは良くないのだけれど。そこそこ評価高いのだわ。ちゃんと仕事出来るし頼まれたことさっさとやってくれるし、何よりコミュニケーション能力が高いのか、先生方に大分好かれているのだわ。私なんてまだ話しかけるのに尻込みするし話しかけられたらぎこちない返事しか出来ないのに」
それはそれで智奈の評価が気になってくる所だがそれは気にしない方向で。どうやらぬらはそこそこ優秀な人物の様だ。
「お~いた~。千葉先生、プリント忘れてますよ~」
「あっ!ごめん遊ばせ?えっと、ありがとう、温水先生」
「お~。お気になさらず~。お~?いろはちゃんに波留ちゃん、日華ちゃんじゃ~ん。何々~放課後に残って勉強~?偉~い」
智奈に用事があったぬらが教室に入ってきて昨日出会った三人に親しげに手を振ってきた。
「おうよ。一応こういつ部活だからな」
「お~?部活~?」
「ええ。補習部という部活なのだわ。私はここの顧問をしているの」
「お~。特別な部活~。青春もののアニメじゃ~ん」
学園ものアニメのあるある展開の一つ、特別な部活がある。それを知っているという事はやはりぬらはこちら側の人間という事だろう。
「む、学園アニメあるある。一、生徒会の権限が強すぎる」
「二!屋上に入り放題!」
「三!美少女とか美少年が転校してくる!」
「よ~ん。何故か主人公が一人暮らし~」
波留、いろは、日華、ぬらが一つ一つ学園アニメあるあるを言ってまだ言っていない三人に視線を向ける。
「そんな目線向けられても知りませんけど!?」
「学園アニメあるある?何なのだわそれ?」
「ふむ、修学旅行で布団の中に男女二人で隠れる。とかか?」
「「「「ちょっと違う」」」
頑張ってそれらしい回答を絞り出したもののそれを否定されて舳羅は少し悲しそうに「そうか」と呟いた。
「ちょっと!へーさんを虐めないで下さい!」
「悪りぃ悪りぃ。それも全然あると思うぞ」
「む、狭い所に二人きりはあるあると言ってもいい。ロッカーに隠れるとかよくある」
実際に現実でそんな事はないだろうが密室に二人きりはそこその見る光景と言えるだろう。胸がドキドキしますねぇ!
「いざそういう時になった時に咄嗟にロッカーに隠れられるかなー!?」
「もしかしたらにっちゃんの父ちゃんと母ちゃんにはあったかもだぞ!?禁断の恋ってやつだろ!?」
「やめて。まじでやめて」
実の両親のラブロマンスなど想像もしたくない。普段いろは程じゃないにしろおふざけが多い日華がマジトーンになるほどにこの話題は地雷だ。
「見ての通り大分勉強は進まない部活だけれどね。全くやらないよりはやった方がいいし。楽しいから」
「お~。千葉先生笑ってる~。初めて見ましたよ~」
「そっ!そんな事ないのだわ!?」
ぬらが揶揄う様に智奈にそう言うと智奈も分かりやすく必死に弁明しようと言葉を探す。最近は智奈も補習部達との時間を楽しみにしていた。が、それがバレるのは少し気恥ずかしい。
「ぬっちゃんも入るか?副顧問空いてるぞ?」
「ちょっと石森さん!?」
部活動によっては顧問だけでなく顧問をサポートする副顧問が存在する。本来なら教育実習生が副顧問になる事は出来ないが。
「お~。ならそうして貰おうかな~。正式な物じゃないけど、そういう風に扱ってくれるなら嬉しいね~」
「ええ!?いいのだわそれ!?」
「放課後に顔見せるくらいは出来るんじゃないですか~?勉強を教えてあげるのは先生の本懐ですし~おすし~」
「おすし構文は伸ばして言ったらダメだ!さっさというんだよ!本懐ですしおすしって感じで!しっかりしろ!」
「お~申し訳~」
ゆったりのんびり話をするぬらはせっかちのいろはとは少し相性が悪いかも知れないが趣味は一緒らしいしきっとすぐ仲良くなるだろう。というか既に大分仲良さげだが。
「じゃあ今度はぬっちゃんも入れて大会行こうぜ。優勝者のぬっちゃんがいれば百人力だろ」
「む、確かに。正直いーって強くはないし」
「失礼だろうが!!」
いろははカードゲームが大好きだが決して強くはない。プレイミスも多いし。その点ぬらの動きは迷いが少なくミスも少ない。そして相手の動きを読む力もある。どちらが強いかは明白だった。
「温水先生もカードゲームするのだわ?」
「お~。やりますよ~。千葉先生もご一緒にいかが~?イカだけに~」
「どこにイカ要素があったのだわ!!?」
イカだけに、という割には全くイカ要素が見えない。意味不明な言葉が多い点では大分いろはや波留よりの人間であると智奈は再認識した。
「狂人枠が石森さん、橋本さん、温水先生。まとも枠が六谷さん、蛇塚さん、私。そしてどっちつかずが新田さんね。把握したのだわ」
「誰が狂人だ!!なぁはっちゃん!」
「む、ピンチだ。あいつ、私とキャラが被ってる」
「だから被ってねぇって!」
前回からずっとキャラ被りを意識している波留だが、別に被ってないと作者も思う。まず口癖。む、とお~。次に不可解な言動。謎の発言。最後に何を考えているのか分からない表情。波留は基本無表情でぬらはいつものほほんとしてぽけーっとした表情を貫いている。あれ?もしかしてキャラ被りしてる?
「む!だから言ってる!キャラ被りしてる!!侵害!」
「お~キャラ被りは深刻な問題~。アイデンティティがピンチ~」
「・・・いや、やっぱ被ってなくね?」
特徴だけ挙げると確かに被ってそうだが、喋り始めると大分違う。うん、良かった。
「む!そんな事ない!被ってる!!」
波留の言い分は何故か続いていたが、多分被ってないのでこのままいきまーす。
「お~激おこ~」
教室に六花の音読の声が響く。
「必ず、かの邪智暴虐な王を除かなければならぬと決意した」
「ナイスけつだ~ん」
音読をする六花は冷や汗を流しながらもそのまま音読を続けていく。
「メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た」
「贅沢~。遊んで生きていける生活ばんばんざ~~~い」
「先生!!音読の邪魔しないでくれますか!?!?」
<四十二限目 教育実習生 温水ぬら>
「・・・お~?」
「お~?、じゃないですよ!!いちいち音読に反応するのやめて貰えますか!?凄く!読みづらいです!」
「お~。お気になさらず~」
「これって私が間違ってるんですか!?」
自分は一ミリも悪くないといったぬらの態度が六花に不安を与える。大丈夫。六花は何も悪くない。もし六花が犯罪を起こしても六花は悪くないからな。大丈夫。作者権限で揉み消すからな。
「おい作者。気持ち悪い正義感振り翳すな」
こほん。そんなこんなで授業は進んだ。
「私だ、刑吏! 殺されるのは、私だ。メロスだ。彼を人質にした私は、ここにいる!」
「お~。メロスぐっじょ~ぶ。よく間に合った~」
「「私を殴れ。ちから一ぱいに頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君が若もし私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
セリヌンティウスは、すべてを察した様子で首肯うなずき、刑場一ぱいに鳴り響くほど音高くメロスの右頬を殴った。殴ってから優しく微笑ほほえみ、
「メロス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」」
「すばらし~~。涙ちょちょぎれ~」
「結局この一言感想終わらねえなぁ」
六花に注意された後もそのままぬらの感想?は続いていた。最初はやり辛かったが慣れてくると段々気にならなくなる。純粋にぬらの言葉を無視して続ければいいのだから。
「「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、メロスの裸体を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ。」
勇者は、ひどく赤面した。」
「ぱちぱちぱち~。無事読破~~~。走れメロスにみんな拍手~」
六花だけでなく段落毎に他の生徒も読み継いでいって走れメロスは完結した。その完結にぬらは静かに感動し拍手をした。ので、とりあえずいろはも拍手を送った。
「なんか小っ恥ずかしい」
そして別に拍手を贈られた訳でもない最後の読み手、日華が照れていた。
「そんじゃノート開いて~」
それからの授業は実に普通に行われた。
◇
「変な奴だよな。ぬっちゃんって」
「もうぬっちゃん呼びなんだ」
放課後。いつもの補習部の部室(教室)でいつものメンバーはぬらについて話していた。
「先生達の評価はどうなんですか?少なくとも凄く真面目な先生には見えませんけど」
「あんまり生徒にこういう事伝えるのは良くないのだけれど。そこそこ評価高いのだわ。ちゃんと仕事出来るし頼まれたことさっさとやってくれるし、何よりコミュニケーション能力が高いのか、先生方に大分好かれているのだわ。私なんてまだ話しかけるのに尻込みするし話しかけられたらぎこちない返事しか出来ないのに」
それはそれで智奈の評価が気になってくる所だがそれは気にしない方向で。どうやらぬらはそこそこ優秀な人物の様だ。
「お~いた~。千葉先生、プリント忘れてますよ~」
「あっ!ごめん遊ばせ?えっと、ありがとう、温水先生」
「お~。お気になさらず~。お~?いろはちゃんに波留ちゃん、日華ちゃんじゃ~ん。何々~放課後に残って勉強~?偉~い」
智奈に用事があったぬらが教室に入ってきて昨日出会った三人に親しげに手を振ってきた。
「おうよ。一応こういつ部活だからな」
「お~?部活~?」
「ええ。補習部という部活なのだわ。私はここの顧問をしているの」
「お~。特別な部活~。青春もののアニメじゃ~ん」
学園ものアニメのあるある展開の一つ、特別な部活がある。それを知っているという事はやはりぬらはこちら側の人間という事だろう。
「む、学園アニメあるある。一、生徒会の権限が強すぎる」
「二!屋上に入り放題!」
「三!美少女とか美少年が転校してくる!」
「よ~ん。何故か主人公が一人暮らし~」
波留、いろは、日華、ぬらが一つ一つ学園アニメあるあるを言ってまだ言っていない三人に視線を向ける。
「そんな目線向けられても知りませんけど!?」
「学園アニメあるある?何なのだわそれ?」
「ふむ、修学旅行で布団の中に男女二人で隠れる。とかか?」
「「「「ちょっと違う」」」
頑張ってそれらしい回答を絞り出したもののそれを否定されて舳羅は少し悲しそうに「そうか」と呟いた。
「ちょっと!へーさんを虐めないで下さい!」
「悪りぃ悪りぃ。それも全然あると思うぞ」
「む、狭い所に二人きりはあるあると言ってもいい。ロッカーに隠れるとかよくある」
実際に現実でそんな事はないだろうが密室に二人きりはそこその見る光景と言えるだろう。胸がドキドキしますねぇ!
「いざそういう時になった時に咄嗟にロッカーに隠れられるかなー!?」
「もしかしたらにっちゃんの父ちゃんと母ちゃんにはあったかもだぞ!?禁断の恋ってやつだろ!?」
「やめて。まじでやめて」
実の両親のラブロマンスなど想像もしたくない。普段いろは程じゃないにしろおふざけが多い日華がマジトーンになるほどにこの話題は地雷だ。
「見ての通り大分勉強は進まない部活だけれどね。全くやらないよりはやった方がいいし。楽しいから」
「お~。千葉先生笑ってる~。初めて見ましたよ~」
「そっ!そんな事ないのだわ!?」
ぬらが揶揄う様に智奈にそう言うと智奈も分かりやすく必死に弁明しようと言葉を探す。最近は智奈も補習部達との時間を楽しみにしていた。が、それがバレるのは少し気恥ずかしい。
「ぬっちゃんも入るか?副顧問空いてるぞ?」
「ちょっと石森さん!?」
部活動によっては顧問だけでなく顧問をサポートする副顧問が存在する。本来なら教育実習生が副顧問になる事は出来ないが。
「お~。ならそうして貰おうかな~。正式な物じゃないけど、そういう風に扱ってくれるなら嬉しいね~」
「ええ!?いいのだわそれ!?」
「放課後に顔見せるくらいは出来るんじゃないですか~?勉強を教えてあげるのは先生の本懐ですし~おすし~」
「おすし構文は伸ばして言ったらダメだ!さっさというんだよ!本懐ですしおすしって感じで!しっかりしろ!」
「お~申し訳~」
ゆったりのんびり話をするぬらはせっかちのいろはとは少し相性が悪いかも知れないが趣味は一緒らしいしきっとすぐ仲良くなるだろう。というか既に大分仲良さげだが。
「じゃあ今度はぬっちゃんも入れて大会行こうぜ。優勝者のぬっちゃんがいれば百人力だろ」
「む、確かに。正直いーって強くはないし」
「失礼だろうが!!」
いろははカードゲームが大好きだが決して強くはない。プレイミスも多いし。その点ぬらの動きは迷いが少なくミスも少ない。そして相手の動きを読む力もある。どちらが強いかは明白だった。
「温水先生もカードゲームするのだわ?」
「お~。やりますよ~。千葉先生もご一緒にいかが~?イカだけに~」
「どこにイカ要素があったのだわ!!?」
イカだけに、という割には全くイカ要素が見えない。意味不明な言葉が多い点では大分いろはや波留よりの人間であると智奈は再認識した。
「狂人枠が石森さん、橋本さん、温水先生。まとも枠が六谷さん、蛇塚さん、私。そしてどっちつかずが新田さんね。把握したのだわ」
「誰が狂人だ!!なぁはっちゃん!」
「む、ピンチだ。あいつ、私とキャラが被ってる」
「だから被ってねぇって!」
前回からずっとキャラ被りを意識している波留だが、別に被ってないと作者も思う。まず口癖。む、とお~。次に不可解な言動。謎の発言。最後に何を考えているのか分からない表情。波留は基本無表情でぬらはいつものほほんとしてぽけーっとした表情を貫いている。あれ?もしかしてキャラ被りしてる?
「む!だから言ってる!キャラ被りしてる!!侵害!」
「お~キャラ被りは深刻な問題~。アイデンティティがピンチ~」
「・・・いや、やっぱ被ってなくね?」
特徴だけ挙げると確かに被ってそうだが、喋り始めると大分違う。うん、良かった。
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