15 / 15
15
結婚式の日は、完璧な晴天だった。
ルミエール王国の大聖堂には、二つの国から数千人の招待客が集まっていた。王族、貴族、そして何より、アリシアが支援してきた多くの女性たち。
アリシアは純白のドレスに身を包んでいた。しかし、それは伝統的な保守的なデザインではなく、彼女らしい大胆さと優雅さを兼ね備えたものだった。
母から受け継いだペンダントが、胸元で輝いている。
「お嬢様、準備はよろしいですか?」
エリザベスが声をかけた。
「ええ」
アリシアは深呼吸をした。緊張よりも、期待の方が大きかった。
父である公爵が、娘をエスコートするために現れた。
「アリシア、本当に美しい」
公爵の目には涙が浮かんでいた。
「お父様、今まで本当にありがとうございました」
「いや、こちらこそ。お前が幸せになってくれることが、父の一番の喜びだ」
父と娘は、大聖堂への長い廊下を歩き始めた。
扉が開くと、荘厳な音楽が響き渡った。何百人もの視線が、アリシアに注がれる。
しかし、アリシアの目に映るのは、祭壇の前に立つアレクシスだけだった。
彼の目には、深い愛情が宿っていた。
バージンロードを歩きながら、アリシアは走馬灯のように過去を思い出した。
婚約破棄の夜。絶望と解放が入り混じったあの感覚。
初めて本当の自分として生きると決めた朝。
『ローズ・アンド・ソーン』を開店した日の興奮。
アレクシスと出会った日。
そのすべてが、今日という日につながっている。
祭壇の前で、父が娘の手をアレクシスに託した。
「彼女を、よろしく頼みます」
「お義父様、必ず幸せにします」
そして、式が始まった。
司祭が荘厳な声で誓いの言葉を読み上げる。しかし、アレクシスとアリシアは、伝統的な誓いだけでなく、自分たちの言葉でも誓うことにしていた。
「アリシア」
アレクシスが彼女の手を取った。
「僕は、君をありのまま愛します。君の強さも、弱さも、すべてを」
アリシアの目に涙が浮かんだ。
「君が夢を追い続けることを、全力で支えます。君が君らしくあることを、決して邪魔しません」
次は、アリシアの番だった。
「アレクシス」
彼女は微笑んだ。
「私は、あなたと出会って、本当の愛を知りました。あなたは、私を変えようとしなかった。ありのままの私を愛してくれた」
涙が頬を伝う。
「私は、あなたと共に歩みます。喜びも悲しみも、成功も失敗も、すべてを分かち合いながら」
二人は指輪を交換した。
「それでは、新郎は新婦にキスをしてもよろしい」
アレクシスとアリシアは、深く口づけを交わした。大聖堂に、大きな拍手と歓声が響き渡った。
披露宴は、盛大に執り行われた。
王都からは、トーマス、ソフィア、商人組合の仲間たちが駆けつけた。ヴィクターの姿もあった。
「アリシア、おめでとう」
ヴィクターは心からの笑顔で祝福した。
「ありがとう、ヴィクター様」
「もう、様はいらない。友人として、呼び捨てでいい」
二人は握手を交わした。もう、過去の影はなかった。
マリアンヌも来ていた。彼女は今、画家として活動しており、小さいながらも成功を収めていた。
「アリシア様、本当におめでとうございます」
「マリアンヌ、あなたも幸せそうね」
「ええ、やっと自分の道を見つけました。アリシア様のおかげです」
財団の奨学生たちも招待されていた。彼女たちは、アリシアに花束を贈った。
「アリシア様、私たちの希望です」
「いいえ、あなたたちが私の希望よ」
アリシアは彼女たちを抱きしめた。
宴もたけなわとなった頃、アリシアは演説を求められた。
「皆様、今日は私たちの結婚を祝ってくださり、ありがとうございます」
アリシアは会場を見回した。
「私は、ここに至るまで、多くの困難を経験しました。婚約破棄、事業の危機、偏見との戦い」
人々は静かに聞いていた。
「でも、そのすべてが、今の私を作りました。そして、何より、かけがえのない人々との出会いをもたらしてくれました」
アリシアは微笑んだ。
「私が伝えたいのは、一つだけ。どんなに困難な状況でも、自分を信じて、諦めなければ、道は開けるということです」
会場から、大きな拍手が起こった。
「これから、私はルミエールの王妃となります。でも、商人でもあり続けます。女性たちを支援する活動も続けます」
アリシアは力強く宣言した。
「なぜなら、それが私だからです。そして、私のパートナーは、それを理解し、支えてくれています」
アレクシスが立ち上がり、彼女の隣に立った。
「私たちは、新しい時代を作ります。女性も男性も、誰もが自分の可能性を追求できる時代を」
二人の宣言に、会場は熱狂した。
宴は深夜まで続いた。そして、ついに二人だけの時間が訪れた。
王宮の一室で、アリシアとアレクシスは向かい合った。
「信じられない。私、本当に結婚したのね」
アリシアは笑った。
「ああ。そして、これから長い人生が始まる」
アレクシスが彼女を抱きしめた。
「どんな困難があっても、一緒に乗り越えよう」
「ええ」
二人は窓辺に立ち、星空を見上げた。
「アレクシス、約束して」
アリシアが言った。
「何を?」
「もし私が、また道に迷ったら、本当の私を思い出させてほしいの」
「約束する。でも、君はもう迷わない」
アレクシスは確信を持って言った。
「君は、自分が何者かを知っている。そして、それを誇りに思っている」
その言葉に、アリシアは微笑んだ。
そして、数年後。
アリシアとアレクシスの間には、二人の子供が生まれていた。活発な娘と、好奇心旺盛な息子。
ある日、娘が母に尋ねた。
「お母様、私、将来何になってもいいの?」
アリシアは娘を抱き寄せた。
「もちろんよ。あなたが本当になりたいものになりなさい」
「王女じゃなくても?」
「ええ。王女でありながら、他の何かにもなれるのよ」
娘の目が輝いた。
アリシアは窓の外を見た。『ローズ・アンド・ソーン』は今や国際的なブランドとなり、十か国以上に展開していた。女性支援財団は、数千人の女性たちを支えていた。
ヴィクターは地方で誠実な領主として尊敬を集めていた。マリアンヌは有名な画家になっていた。ソフィアは財団の運営に関わり、多くの女性たちを導いていた。
みんな、それぞれの道を歩んでいる。
アリシアは、母から受け継いだペンダントを握りしめた。
「お母様、見ていますか?私、幸せです」
風が優しく吹き、カーテンを揺らした。まるで、母が答えているかのように。
その日の午後、アリシアは『ローズ・アンド・ソーン』の新店舗の開店式に出席した。王妃として、そして創業者として。
人々は彼女を見て、希望を感じた。地位があっても、夢を諦めない。困難があっても、前に進む。そんな生き方を、彼女は体現していた。
「完璧すぎてつまらない」
かつて言われた言葉を、アリシアは思い出した。そして、笑った。
あの言葉がなければ、今の自分はいない。婚約破棄は、呪いではなく祝福だった。
人生は不思議だ。最悪だと思った出来事が、最高の結果をもたらすこともある。
アリシアは、これからも自分らしく生きていく。王妃として、商人として、母として、そして何より、一人の女性として。
夕日が、美しく街を照らしていた。新しい一日が終わり、また新しい一日が始まる。
アリシアの物語は、これからも続く。輝きながら。
ルミエール王国の大聖堂には、二つの国から数千人の招待客が集まっていた。王族、貴族、そして何より、アリシアが支援してきた多くの女性たち。
アリシアは純白のドレスに身を包んでいた。しかし、それは伝統的な保守的なデザインではなく、彼女らしい大胆さと優雅さを兼ね備えたものだった。
母から受け継いだペンダントが、胸元で輝いている。
「お嬢様、準備はよろしいですか?」
エリザベスが声をかけた。
「ええ」
アリシアは深呼吸をした。緊張よりも、期待の方が大きかった。
父である公爵が、娘をエスコートするために現れた。
「アリシア、本当に美しい」
公爵の目には涙が浮かんでいた。
「お父様、今まで本当にありがとうございました」
「いや、こちらこそ。お前が幸せになってくれることが、父の一番の喜びだ」
父と娘は、大聖堂への長い廊下を歩き始めた。
扉が開くと、荘厳な音楽が響き渡った。何百人もの視線が、アリシアに注がれる。
しかし、アリシアの目に映るのは、祭壇の前に立つアレクシスだけだった。
彼の目には、深い愛情が宿っていた。
バージンロードを歩きながら、アリシアは走馬灯のように過去を思い出した。
婚約破棄の夜。絶望と解放が入り混じったあの感覚。
初めて本当の自分として生きると決めた朝。
『ローズ・アンド・ソーン』を開店した日の興奮。
アレクシスと出会った日。
そのすべてが、今日という日につながっている。
祭壇の前で、父が娘の手をアレクシスに託した。
「彼女を、よろしく頼みます」
「お義父様、必ず幸せにします」
そして、式が始まった。
司祭が荘厳な声で誓いの言葉を読み上げる。しかし、アレクシスとアリシアは、伝統的な誓いだけでなく、自分たちの言葉でも誓うことにしていた。
「アリシア」
アレクシスが彼女の手を取った。
「僕は、君をありのまま愛します。君の強さも、弱さも、すべてを」
アリシアの目に涙が浮かんだ。
「君が夢を追い続けることを、全力で支えます。君が君らしくあることを、決して邪魔しません」
次は、アリシアの番だった。
「アレクシス」
彼女は微笑んだ。
「私は、あなたと出会って、本当の愛を知りました。あなたは、私を変えようとしなかった。ありのままの私を愛してくれた」
涙が頬を伝う。
「私は、あなたと共に歩みます。喜びも悲しみも、成功も失敗も、すべてを分かち合いながら」
二人は指輪を交換した。
「それでは、新郎は新婦にキスをしてもよろしい」
アレクシスとアリシアは、深く口づけを交わした。大聖堂に、大きな拍手と歓声が響き渡った。
披露宴は、盛大に執り行われた。
王都からは、トーマス、ソフィア、商人組合の仲間たちが駆けつけた。ヴィクターの姿もあった。
「アリシア、おめでとう」
ヴィクターは心からの笑顔で祝福した。
「ありがとう、ヴィクター様」
「もう、様はいらない。友人として、呼び捨てでいい」
二人は握手を交わした。もう、過去の影はなかった。
マリアンヌも来ていた。彼女は今、画家として活動しており、小さいながらも成功を収めていた。
「アリシア様、本当におめでとうございます」
「マリアンヌ、あなたも幸せそうね」
「ええ、やっと自分の道を見つけました。アリシア様のおかげです」
財団の奨学生たちも招待されていた。彼女たちは、アリシアに花束を贈った。
「アリシア様、私たちの希望です」
「いいえ、あなたたちが私の希望よ」
アリシアは彼女たちを抱きしめた。
宴もたけなわとなった頃、アリシアは演説を求められた。
「皆様、今日は私たちの結婚を祝ってくださり、ありがとうございます」
アリシアは会場を見回した。
「私は、ここに至るまで、多くの困難を経験しました。婚約破棄、事業の危機、偏見との戦い」
人々は静かに聞いていた。
「でも、そのすべてが、今の私を作りました。そして、何より、かけがえのない人々との出会いをもたらしてくれました」
アリシアは微笑んだ。
「私が伝えたいのは、一つだけ。どんなに困難な状況でも、自分を信じて、諦めなければ、道は開けるということです」
会場から、大きな拍手が起こった。
「これから、私はルミエールの王妃となります。でも、商人でもあり続けます。女性たちを支援する活動も続けます」
アリシアは力強く宣言した。
「なぜなら、それが私だからです。そして、私のパートナーは、それを理解し、支えてくれています」
アレクシスが立ち上がり、彼女の隣に立った。
「私たちは、新しい時代を作ります。女性も男性も、誰もが自分の可能性を追求できる時代を」
二人の宣言に、会場は熱狂した。
宴は深夜まで続いた。そして、ついに二人だけの時間が訪れた。
王宮の一室で、アリシアとアレクシスは向かい合った。
「信じられない。私、本当に結婚したのね」
アリシアは笑った。
「ああ。そして、これから長い人生が始まる」
アレクシスが彼女を抱きしめた。
「どんな困難があっても、一緒に乗り越えよう」
「ええ」
二人は窓辺に立ち、星空を見上げた。
「アレクシス、約束して」
アリシアが言った。
「何を?」
「もし私が、また道に迷ったら、本当の私を思い出させてほしいの」
「約束する。でも、君はもう迷わない」
アレクシスは確信を持って言った。
「君は、自分が何者かを知っている。そして、それを誇りに思っている」
その言葉に、アリシアは微笑んだ。
そして、数年後。
アリシアとアレクシスの間には、二人の子供が生まれていた。活発な娘と、好奇心旺盛な息子。
ある日、娘が母に尋ねた。
「お母様、私、将来何になってもいいの?」
アリシアは娘を抱き寄せた。
「もちろんよ。あなたが本当になりたいものになりなさい」
「王女じゃなくても?」
「ええ。王女でありながら、他の何かにもなれるのよ」
娘の目が輝いた。
アリシアは窓の外を見た。『ローズ・アンド・ソーン』は今や国際的なブランドとなり、十か国以上に展開していた。女性支援財団は、数千人の女性たちを支えていた。
ヴィクターは地方で誠実な領主として尊敬を集めていた。マリアンヌは有名な画家になっていた。ソフィアは財団の運営に関わり、多くの女性たちを導いていた。
みんな、それぞれの道を歩んでいる。
アリシアは、母から受け継いだペンダントを握りしめた。
「お母様、見ていますか?私、幸せです」
風が優しく吹き、カーテンを揺らした。まるで、母が答えているかのように。
その日の午後、アリシアは『ローズ・アンド・ソーン』の新店舗の開店式に出席した。王妃として、そして創業者として。
人々は彼女を見て、希望を感じた。地位があっても、夢を諦めない。困難があっても、前に進む。そんな生き方を、彼女は体現していた。
「完璧すぎてつまらない」
かつて言われた言葉を、アリシアは思い出した。そして、笑った。
あの言葉がなければ、今の自分はいない。婚約破棄は、呪いではなく祝福だった。
人生は不思議だ。最悪だと思った出来事が、最高の結果をもたらすこともある。
アリシアは、これからも自分らしく生きていく。王妃として、商人として、母として、そして何より、一人の女性として。
夕日が、美しく街を照らしていた。新しい一日が終わり、また新しい一日が始まる。
アリシアの物語は、これからも続く。輝きながら。
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
皇后マルティナの復讐が幕を開ける時[完]
風龍佳乃
恋愛
マルティナには初恋の人がいたが
王命により皇太子の元に嫁ぎ
無能と言われた夫を支えていた
ある日突然
皇帝になった夫が自分の元婚約者令嬢を
第2夫人迎えたのだった
マルティナは初恋の人である
第2皇子であった彼を新皇帝にするべく
動き出したのだった
マルティナは時間をかけながら
じっくりと王家を牛耳り
自分を蔑ろにした夫に三行半を突き付け
理想の人生を作り上げていく
〈完結〉姉と母の本当の思いを知った時、私達は父を捨てて旅に出ることを決めました。
江戸川ばた散歩
恋愛
「私」男爵令嬢ベリンダには三人のきょうだいがいる。だが母は年の離れた一番上の姉ローズにだけ冷たい。
幼いながらもそれに気付いていた私は、誕生日の晩、両親の言い争いを聞く。
しばらくして、ローズは誕生日によばれた菓子職人と駆け落ちしてしまう。
それから全寮制の学校に通うこともあり、家族はあまり集わなくなる。
母は離れで暮らす様になり、気鬱にもなる。
そしてローズが出ていった歳にベリンダがなった頃、突然ローズから手紙が来る。
そこにはベリンダがずっと持っていた疑問の答えがあった。
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
虐げられてる私のざまあ記録、ご覧になりますか?
リオール
恋愛
両親に虐げられ
姉に虐げられ
妹に虐げられ
そして婚約者にも虐げられ
公爵家が次女、ミレナは何をされてもいつも微笑んでいた。
虐げられてるのに、ひたすら耐えて笑みを絶やさない。
それをいいことに、彼女に近しい者は彼女を虐げ続けていた。
けれど彼らは知らない、誰も知らない。
彼女の笑顔の裏に隠された、彼女が抱える闇を──
そして今日も、彼女はひっそりと。
ざまあするのです。
そんな彼女の虐げざまあ記録……お読みになりますか?
=====
シリアスダークかと思わせて、そうではありません。虐げシーンはダークですが、ざまあシーンは……まあハチャメチャです。軽いのから重いのまで、スッキリ(?)ざまあ。
細かいことはあまり気にせずお読み下さい。
多分ハッピーエンド。
多分主人公だけはハッピーエンド。
あとは……
わたくしの婚約者が病弱な幼馴染に縋り付かれた…あれ?
ぼん@ぼおやっじ
恋愛
ある日私の婚約者に幼馴染から連絡が来ました。
病気にかかって心細いから会いたいというのです。
これって最近聞いた…
私たち死一体どうなってしまうのでしょう…
王子が親友を好きになり婚約破棄「僕は本当の恋に出会えた。君とは結婚できない」王子に付きまとわれて迷惑してる?衝撃の真実がわかった。
佐藤 美奈
恋愛
セシリア公爵令嬢とヘンリー王子の婚約披露パーティーが開かれて以来、彼の様子が変わった。ある日ヘンリーから大事な話があると呼び出された。
「僕は本当の恋に出会ってしまった。もう君とは結婚できない」
もうすっかり驚いてしまったセシリアは、どうしていいか分からなかった。とりあえず詳しく話を聞いてみようと思い尋ねる。
先日の婚約披露パーティーの時にいた令嬢に、一目惚れしてしまったと答えたのです。その令嬢はセシリアの無二の親友で伯爵令嬢のシャロンだったというのも困惑を隠せない様子だった。
結局はヘンリーの強い意志で一方的に婚約破棄したいと宣言した。誠実な人柄の親友が裏切るような真似はするはずがないと思いシャロンの家に会いに行った。
するとヘンリーがシャロンにしつこく言い寄っている現場を目撃する。事の真実がわかるとセシリアは言葉を失う。
ヘンリーは勝手な思い込みでシャロンを好きになって、つきまとい行為を繰り返していたのだ。
婚約破棄ですか?勿論お受けします。
アズやっこ
恋愛
私は婚約者が嫌い。
そんな婚約者が女性と一緒に待ち合わせ場所に来た。
婚約破棄するとようやく言ってくれたわ!
慰謝料?そんなのいらないわよ。
それより早く婚約破棄しましょう。
❈ 作者独自の世界観です。