【終】ユーキの日常(『断捨離』スピンオフまとめ置き場)

As-me.com

文字の大きさ
12 / 18

11話 ユーキの日常①

    やぁ、ボクはユーキって言うんだ。え、知ってるって?それなら細かい紹介はいらないよね。最初から話すと長くなるからすごくめんどくさいんだ。

   えーと、それから……ボクは助手のフリージアとペットの小型浮遊生物『ペットじゃないですぅぅぅ!』じゃあ下僕。『……もうペットでいいですよぅ』なんだい、それなら口を挟むんじゃないよ。まったく。

    とにかく2人プラス1匹で、キャンピングカーに乗って旅をしているのさ。町に行っては便利グッズを販売しながらの気ままなその日暮らしだけどなかなか楽しいよ。ただ……最近はちょっと退屈かな。

「……ガ○ダム作ろうかなぁ……」

『ダメですよ!ユーキさんがそんなの作ったら絶対実物大作っちゃうでしょ?!』

「何を言っているんだい、そんなの……自分が乗れないガン○ムにどんな価値があると!?」

『どこと戦争する気ですか?!』

「じゃあ、飛行艇作る。赤いやつ。空賊狩りする」

『それもダメ!この世界に空賊とかいませんから!』

「なんでもかんでもダメって……いいかい?ヴィー。────飛べないボクはただのボクなんだよ!なんとなくかっこいい豚にすらなれないんだよ?!」

『ユーキさんが空まで制覇したら世界の均衡が確実に崩れるから絶対ダメですぅ!』

    手乗りサイズの元神様(自称)は今日も口うるさい。君は意地悪な小姑なのかい?

「はいはい、わかったよ。じゃあ妥協して────」

    ボクはうーん、と顎に手をあてて少し悩んでから人差し指をぴん!と立てた。



「エヴァンゲ○オンを作ろう!」

『もっとダメぇぇぇぇぇ!!』

「ボクは開発者として探究心から逃げちゃダメなんだ!なんかこう、シンクロしなきゃ!」

『そんなこと言って、そんなもん作ったら絶対に使徒的なアレやコレやも作る気でしょうがぁぁぁ?!エヴ◯ごっこなんかさせませんよ!ちなみにワタシはア◯カ派ですけどねぇぇえ?!』

 あ、そうなんだ。もしかしてバカって言われたいとか思ってたり?まぁいいけどさ。

 うーん、ボクが好きなのは……内緒にしておこうかな。なんかフリージアがこっちをガン見してるからさ。

 というか、ヴィーはなぜかボクの元いた世界のネタをよく知っているし、からかうと面白いよね。ボクだってさすがに作ったらヤバいものくらい判別してるよ。ほんとほんと。

    え?エヴァ○ゲリオンを本当に作るのかって?いや、まぁ……作れないことはないけど、この間巨○兵作ったから別にいいかな。ほら、なんちゃらインパクトとか暴走したらめんどくさいしね?


感想 0

あなたにおすすめの小説

処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う

遊鷹太
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。 これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

あっ、追放されちゃった…。

satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。 母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。 ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。 そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。 精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。

「やはり鍛えることは、大切だな」

イチイ アキラ
恋愛
「こんなブスと結婚なんていやだ!」  その日、一つのお見合いがあった。  ヤロール伯爵家の三男、ライアンと。  クラレンス辺境伯家の跡取り娘、リューゼットの。  そして互いに挨拶を交わすその場にて。  ライアンが開幕早々、ぶちかましたのであった。  けれども……――。 「そうか。私も貴様のような生っ白くてか弱そうな、女みたいな顔の屑はごめんだ。気が合うな」

~春の国~片足の不自由な王妃様

クラゲ散歩
恋愛
春の暖かい陽気の中。色鮮やかな花が咲き乱れ。蝶が二人を祝福してるように。 春の国の王太子ジーク=スノーフレーク=スプリング(22)と侯爵令嬢ローズマリー=ローバー(18)が、丘の上にある小さな教会で愛を誓い。女神の祝福を受け夫婦になった。 街中を馬車で移動中。二人はずっと笑顔だった。 それを見た者は、相思相愛だと思っただろう。 しかし〜ここまでくるまでに、王太子が裏で動いていたのを知っているのはごくわずか。 花嫁は〜その笑顔の下でなにを思っているのだろうか??

《完結》悪女と噂されたわたくしのざまぁ

ヴァンドール
恋愛
悪女と噂のわたくしとの結婚なら、どれほど軽んじても問題はないと思っていた旦那様。 ところが……。

おばちゃんダイバーは浅い層で頑張ります

きむらきむこ
ファンタジー
ダンジョンができて十年。年金の足しにダンジョンに通ってます。田中優子61歳