神界のティエラ

大志目マサオ

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登場人物&舞台設定

舞台設定紹介計画 3

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 西暦2660年代の食生活、自然環境、常識の一部について

・食品は過去に必要な栄養素を添加しただけの味気無いものばかりだった時期がある

・現在は多様性を取り戻し、2000年代初頭に一般的に食されていたものが中心となり大衆に好まれている

・料理は各家庭のキッチンが自動化されており、基本的には食材を買い揃えておけば好きなものを任意に食せる

・農家は荒廃した土地を開墾している為非常にコストがかかり、家族等で営む小農は非常に数が少なくなり企業が営む大農ばかりになっている

・自然環境の復興が世界的に重視されているので大企業はこぞって広大な土地を買占め続けている

・民衆の多くは企業の製品や食料を買い続けるしかないものの、軋轢は少なからず存在する

・企業がオフィスを置いている、または各国の環境庁がある都市では定期的に土地の独占禁止を訴える市民団体がデモを行っている

・自然環境は1度AIの反乱により多量の核ミサイルが打ち込まれ、降り注いだ放射能の影響でその大部分が消失した

・自然環境は人類の懸命な努力により少しずつ回復の傾向にあるが、健全と言える状態のものは海洋で5%程、地上では10%程しかない

・自然環境は魔法科学の高度な発展により悪化こそしていないものの、完全に復活させるには100年単位の時間を要すると目されている

・エネルギー問題として生活に必要なエネルギーのほとんどは、落雷を蓄電できるようになったことにより、主に電力が利用されている

・通電・通信網は基本的に地下に張り巡らされているが、昨今では緊急時にしか利用されない

・脳内と内耳付近に埋め込む魔通信装置エルフォンを始め、自己の【魔粒子エーテル】を魔法で電力や火力に変換し利用できる家電が大量に発売されている

・携帯用の端末は一部愛好家には未だ利用されているが基本的には体内に内蔵する物が主流になっている

・基礎マイクロチップは出生とともに脳内に内蔵される

・基礎マイクロチップを有していない者は国民として認知されず、また見つかった場合には施設へ収容され強制的に取り付けられる

・基礎マイクロチップには国民1人1人の個人情報が登録され、国毎の専用ネットワークを介して管理される

・インターネットに繋ぐには補助マイクロチップを必要とする

・基礎マイクロチップには【イレイザー】と呼ばれるセキュリティが搭載されており、強制的に基礎マイクロチップに繋ごうとする者の脳を焼き尽くし、自動的に居場所を特定し、通報される

・基礎マイクロチップが全世界に普及したことから基礎マイクロチップは人命と同義とされ、【イレイザー】のような過去には過激すぎて受け入れられ無かった類のセキュリティもすんなりと浸透した

・上記のことからハッカーは非常に数を減らしたが、未だ裏の世界には存在するとみなされている

・尚、基礎マイクロチップは世界を牛耳るとも言われているアーマルシルト社が製造を独占している

・車は主に自動運転の電気自動車が走り、人や物の輸送もこの自動車がほぼ全てを担っている

・運転を趣味にする一部の者はマニュアルで操作のできる電気自動車、またはEPエーテルポイントの総量が多い者は魔動車を愛用している(EPが10000以上無いと販売してもらえない)

・ティエラが乗っているのは通好みの魔動車シュネイル社製【ボゾルグ】のマットブラックカラー(リ○○ーンのナ○ゲー○ーに似ている)

・石油やガスの使用は各国の規模毎に上限が定められている

・貧困層に安価で売り付ける闇売買が一部で横行しており、石油、ガスの使用を世界で完全に禁止するか議論が進んでいる

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