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第七章
真っ直ぐな想い⑦
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窓の外には最高の夜景、向かいの席には美しい彼氏。
高級ホテルの上質な部屋で、夢でも見ているような非現実的な状況にいる。
「改めて、俺達の始まりに乾杯」
「乾杯」
グラスを軽く合わせながらも、私に視線を向けた蒼空さんに微笑まれると、食事だというのに身体が疼く。私の身体はどうしてしまったのだろう。まさか食事を前にした私が、そんなことを感じているなんて、蒼空さんは思いもしないだろう。勝手に恥ずかしくなって、慌ててシャンパンを口にするも、頬にはすでに熱を感じた。
「凛花どうした? もう酔った?」
まだ口にしたばかりのシャンパンで酔うはずもないのだが、そう言われるほど頬が赤いのだろう。
「蒼空さんに酔いました」
「へ⁉」
「あ!!」
無意識に出た本音が更に私の羞恥心を煽る。言い訳するわけではないが、世のほとんどの女性が蒼空さんのようなイケメンと、この状況になったら同じ反応をするに違いない。
「俺は凛花にメロメロだ」
「へ⁉」
今度は私が驚く番だ。まさかそんなことを言われるとは……
せっかく両想いになって同棲まで始めたはずが、忙しすぎてあの日から全く進展していないにも等しい。言葉では伝えあっても、愛し合う時間が全くなかったのだ。
ただ単に、蒼空さんのモテ具合を再認識して、私が相応しいのか疑問が膨れ上がる期間になっただけだった。
私の心の内を知る由もない蒼空さんには、なにも責任はないけれど、モテモテなことを恨めしく思う。彼氏がモテることは自慢になるのかもしれないが、私にとっては自慢ではなくプレッシャーでしかないのだ。
「林がいなくなって、何か困ることはないか?」
「私達の負担はかなり減ったけど、反対に開発部の林先輩に仕事を振っていた皆さんが忙しそうで……」
「自業自得だ。元々自分でやるべき仕事を、頼りすぎていたんだ。凛花達は、今まで自分達の仕事以外の雑用が多過ぎた」
他の誰でもなく、蒼空さんが気づいて見ていてくれていただけで、今までの仕事が報われた気がするから不思議だ。
「あっ、これ美味しい」
お料理は魚がメインのフレンチで、全てが運ばれてきているので、マナーも気にせずに、好きなものから食べられて嬉しい。
高級ホテルの上質な部屋で、夢でも見ているような非現実的な状況にいる。
「改めて、俺達の始まりに乾杯」
「乾杯」
グラスを軽く合わせながらも、私に視線を向けた蒼空さんに微笑まれると、食事だというのに身体が疼く。私の身体はどうしてしまったのだろう。まさか食事を前にした私が、そんなことを感じているなんて、蒼空さんは思いもしないだろう。勝手に恥ずかしくなって、慌ててシャンパンを口にするも、頬にはすでに熱を感じた。
「凛花どうした? もう酔った?」
まだ口にしたばかりのシャンパンで酔うはずもないのだが、そう言われるほど頬が赤いのだろう。
「蒼空さんに酔いました」
「へ⁉」
「あ!!」
無意識に出た本音が更に私の羞恥心を煽る。言い訳するわけではないが、世のほとんどの女性が蒼空さんのようなイケメンと、この状況になったら同じ反応をするに違いない。
「俺は凛花にメロメロだ」
「へ⁉」
今度は私が驚く番だ。まさかそんなことを言われるとは……
せっかく両想いになって同棲まで始めたはずが、忙しすぎてあの日から全く進展していないにも等しい。言葉では伝えあっても、愛し合う時間が全くなかったのだ。
ただ単に、蒼空さんのモテ具合を再認識して、私が相応しいのか疑問が膨れ上がる期間になっただけだった。
私の心の内を知る由もない蒼空さんには、なにも責任はないけれど、モテモテなことを恨めしく思う。彼氏がモテることは自慢になるのかもしれないが、私にとっては自慢ではなくプレッシャーでしかないのだ。
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「自業自得だ。元々自分でやるべき仕事を、頼りすぎていたんだ。凛花達は、今まで自分達の仕事以外の雑用が多過ぎた」
他の誰でもなく、蒼空さんが気づいて見ていてくれていただけで、今までの仕事が報われた気がするから不思議だ。
「あっ、これ美味しい」
お料理は魚がメインのフレンチで、全てが運ばれてきているので、マナーも気にせずに、好きなものから食べられて嬉しい。
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