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第三章
偶然の出逢い SIDE 仁②
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そんな春樹も俺の熱意に負けていつからか唯一の親友であり幼馴染みとして認めてくれた。
春樹は小学校から高校まで地元の公立に通い、俺は父の母校の私立に通ったので別々だったが、学校以外では常に春樹と過ごしていた。
そして、大学は春樹と一緒に日本一と言われる国立大学に現役で合格し、今でも俺の唯一無二の秘書として共に世界中を飛び回っている。
春樹が居たからこそ、道を踏み外さず親父の跡を継げていると俺は感謝している。
春樹以外の前では、素の自分を一切出さない。
それは、今まで経験してきた人間の嫌な部分を沢山見てきた俺だから言えるのだ。
俺が城之内に入社して、新入社員であり社長の息子である微妙な立場の時から相棒であり秘書として助けてくれている。
入社2年目からは、専務としての地位を与えられた俺の唯一の相談相手なのだ。
冷静な判断と助言、そして時には厳しく指摘してくれるは春樹は、『世界の城之内』を継ぐ俺にはなくてならない存在だ。
城之内の本社ビルには、沢山の城之内グループの子会社も入っている。
毎年就職希望者は、全グループでかなりの人数の応募がある。
試験や面接でふるい落とされ、最終面接まで漕ぎ着けるのは狭き門。
そして最終面接は、毎年全グループ共に同じ日に本社ビルで行われる。その日の本社ビルは、夢と希望をもつ学生で溢れるのだ。
その日が俺の運命の出会いの日となった。
専務としての仕事にやりがいと大変さとを痛感していた中で、春樹にも支えられ忙しい日々。
ちょうど、外出先から車で戻り本社エントランスが見えて来た時だった。
なぜか歩道に人だかりができている。
「何かあったのか?」
「人だかりが出来てますね」
仕事中はふたりであっても、絶対タメ口にはならない春樹。
「うちの会社の前だし見てくる。春樹もエントランスに車を止めてから来てくれるか?」
「わかりました」
普通の秘書なら専務が行かなくてもと言いそうだが、春樹は俺がする事に反対はしない。もちろん、駄目な事なら止めるだろうが……。
春樹は小学校から高校まで地元の公立に通い、俺は父の母校の私立に通ったので別々だったが、学校以外では常に春樹と過ごしていた。
そして、大学は春樹と一緒に日本一と言われる国立大学に現役で合格し、今でも俺の唯一無二の秘書として共に世界中を飛び回っている。
春樹が居たからこそ、道を踏み外さず親父の跡を継げていると俺は感謝している。
春樹以外の前では、素の自分を一切出さない。
それは、今まで経験してきた人間の嫌な部分を沢山見てきた俺だから言えるのだ。
俺が城之内に入社して、新入社員であり社長の息子である微妙な立場の時から相棒であり秘書として助けてくれている。
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冷静な判断と助言、そして時には厳しく指摘してくれるは春樹は、『世界の城之内』を継ぐ俺にはなくてならない存在だ。
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毎年就職希望者は、全グループでかなりの人数の応募がある。
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そして最終面接は、毎年全グループ共に同じ日に本社ビルで行われる。その日の本社ビルは、夢と希望をもつ学生で溢れるのだ。
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「うちの会社の前だし見てくる。春樹もエントランスに車を止めてから来てくれるか?」
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普通の秘書なら専務が行かなくてもと言いそうだが、春樹は俺がする事に反対はしない。もちろん、駄目な事なら止めるだろうが……。
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