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16話
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結論から言うと、残念ながら仲良くなれませんでしたっ!
ジャルさんが護衛についてくれたのが2日だったのがなによりの敗因な気がする。
その2日間も事務的なことは返事してくれるものの、プライベートな質問はほとんど無視。
ちょっと心折れそう。
トレーニングも筋肉痛が治ってから再開したものの、また次の日には筋肉痛になり....といった具合でなかなか思ったように進まない。
なんかそれが申し訳ないやら不甲斐ないやらで俺の最近の癒しは狼さんだけだ。
「チヒロ、紹介するよ。恋人のルディ」
今日も筋肉痛でトレーニングが中止になり、ローレンの護衛のもと砦を歩き回っているときに「紹介したい人がいる」とローレンが連れてきた。
えっ!?この人がルディさん!?恋人!?
紹介してくれたのは嬉しい。大変嬉しいのだが....。
えっ、男!?
紹介された人は可愛らしい顔はしてるものの、体格は男のものだ。
いや、でももしかしたら体格のいい女性かもしれない。
「はじめまして。千裕です。お会いできて嬉しいです」
「ルディです。私もお会いできて嬉しいです。先日はご迷惑をおかけしました」
握手をするとやっぱり男なんだなと思い知らされる。
テッドと同じ暗い灰色の髪と琥珀色の瞳。
しまった。普通に挨拶しちゃったから聞きにくくなった。
「えー....っと....お2人はいつからお付き合いを?」
「もともと幼馴染でして。付き合いは...5年ほど前からでしょうか」
5年も前から!?ローレンってたしか23だったよな?
ってことは18歳から!?
ふわりと微笑む姿はたしかに可憐だ。
だがしかし!体格良すぎぃ!
もしかして女性が少ないから男に走ったのか?
いや、偏見は良くない。良くないな。
改めて2人を見てみると案外お似合いかもしれない。
体格が良いと言ってもローレンと比べれば小さいし、2人とも顔が整ってるからか恋人同士だと言われても嫌悪感はない。
せっかくだから一緒にお昼でも食べようと食堂へ向かったのだが....。
俺、部屋戻ってもいいですかね?
目の前でいちゃつかれるのは思ったより居心地が悪い。嫌悪感無いって言ったよ?言ったけどさ!
本人たちにその気はないのかもしれないけどもうちょっと周りに配慮してくれ!
ローレンが意外とボディタッチするんだ、とかルディさんの照れてる顔かわいいな、とか別に知りたくなかったよ....!
......ん?ちょっと待てよ....?
男同士ってどうやってするの?
リアルに目の前の2人で想像しそうになって慌ててやめた。
そんな事を考えていたからいけなかったのだろうか。
なんだかムラムラしてきちゃってこっちに来てから初めてヌいてしまった。
もちろん来たばっかりのときにあいつにされたことはノーカン。
あの時のことは綺麗さっぱり忘れましょう。
無駄に広い風呂で自身を扱くのは思ったより虚しかった。それも人の家で。今更遅いけどほんとやめとけばよかった。
それでもお風呂を出たらそんなことは吹き飛んだ。
「狼さん!今日は早いね!」
お風呂を出たらすでに狼さんがベッドの上でくつろいでいた。
この1週間も時間はばらばらだったけど毎日来てくれていた。いつも起きる前にはいなくなっちゃってるんだけどね。
ぎゅっと抱きしめて首に顔を埋める。
はぁ~。もふもふは正義....。
至高....至福....俺の癒し.....。
前は少し嫌がっていたけど今は諦めたのか、されるがままになってくれている。
大満足で顔を離すと執拗に手の匂いを嗅ぎ始めた。
「うん?どうしたの?なんか匂う?」
すんすんと鼻を鳴らしながら嗅ぐもんだからなんかくすぐったい。
なんか変なの触ったかな...?
思い返してみるが特別なにか触ったつもりはない。
なんだろ?と思ってたら肩を押されてベッドへ倒れ込んだ。
「うわっ、どうしたの?狼さん。....えっ、ちょ、どこ嗅いでんの!?ダメ!そこはダメ!」
あろうことか股間の匂いを嗅ぎ始めたのだ。
いくらなんでもそこはダメでしょ!たとえ狼さんだとしても!いや、狼さんだからこそ!
はっ!もしかしてオナニーしてたのバレたとか!?
.....ありうる....!鼻いいし匂いとか残ってたのかも....。
ごめんなさいっ。もうしないから許してくださいっ。
「狼さんっ...やめ...っ、ダメだって...!」
止めようと狼さんを押してもびくともせず、逃げようと後ずさっても追いかけてくる。
ついに壁まで追い詰められて逃げられなくなってしまった。
鼻先が脚の付け根や陰茎に押し付けられ身体がびくんと跳ねる。
狼さんは口を開け、ハーハーと息遣いが荒くなって金色の瞳がぎらりと光ったような気がした。
「おっ、狼さん!なにしてっ!?ダメダメ!」
器用に口で腰紐を解き、ズボンを下ろそうとされて慌てて阻止する。
どけろと言わんばかりに手をカプカプと噛んでくるけどそれは無理!それだけは無理!
「ね?もうやめよ?じゃれてくれるのは嬉しいけとそれはさすがに...んぁ!」
ズボンを下ろすのを諦めて鼻先をぐりぐりと押し付けられ、変な声が出てしまった。
咄嗟に口を押さえるが出てしまったものは取り消せない。
なんて声だしてんだよ...!俺のバカ!
顔は赤くなってるだろうが薄暗いから見えないはず。
なんとか止めようと脚で狼さんを挟み、口を押さえながらふるふると頭を横に振った。
だが止まるどころかさらに目をギラつかせ呼吸もハッハッ、と荒くなりながら股間をまさぐる。
「っ...!や...め...っ...」
鼻を押しつけたり、まるでなぞるように上下に滑らせる。時折鋭い牙を軽く当てながらべろりと大きくて肉厚な舌が布越しに陰茎を舐め上げた。
そんなことをされれば今日は既に一度吐き出しているにも関わらず、自身の陰茎が硬くなっていくのがわかる。
まずい!まずいって!このままじゃ勃つって!
いくら触り方がエロくたって狼さん相手に勃つのはまずいでしょ!
なんとか鎮めようとしても相変わらず鼻で刺激を与えられ、努力も空しく完全に勃ち上がってしまった。
ジャルさんが護衛についてくれたのが2日だったのがなによりの敗因な気がする。
その2日間も事務的なことは返事してくれるものの、プライベートな質問はほとんど無視。
ちょっと心折れそう。
トレーニングも筋肉痛が治ってから再開したものの、また次の日には筋肉痛になり....といった具合でなかなか思ったように進まない。
なんかそれが申し訳ないやら不甲斐ないやらで俺の最近の癒しは狼さんだけだ。
「チヒロ、紹介するよ。恋人のルディ」
今日も筋肉痛でトレーニングが中止になり、ローレンの護衛のもと砦を歩き回っているときに「紹介したい人がいる」とローレンが連れてきた。
えっ!?この人がルディさん!?恋人!?
紹介してくれたのは嬉しい。大変嬉しいのだが....。
えっ、男!?
紹介された人は可愛らしい顔はしてるものの、体格は男のものだ。
いや、でももしかしたら体格のいい女性かもしれない。
「はじめまして。千裕です。お会いできて嬉しいです」
「ルディです。私もお会いできて嬉しいです。先日はご迷惑をおかけしました」
握手をするとやっぱり男なんだなと思い知らされる。
テッドと同じ暗い灰色の髪と琥珀色の瞳。
しまった。普通に挨拶しちゃったから聞きにくくなった。
「えー....っと....お2人はいつからお付き合いを?」
「もともと幼馴染でして。付き合いは...5年ほど前からでしょうか」
5年も前から!?ローレンってたしか23だったよな?
ってことは18歳から!?
ふわりと微笑む姿はたしかに可憐だ。
だがしかし!体格良すぎぃ!
もしかして女性が少ないから男に走ったのか?
いや、偏見は良くない。良くないな。
改めて2人を見てみると案外お似合いかもしれない。
体格が良いと言ってもローレンと比べれば小さいし、2人とも顔が整ってるからか恋人同士だと言われても嫌悪感はない。
せっかくだから一緒にお昼でも食べようと食堂へ向かったのだが....。
俺、部屋戻ってもいいですかね?
目の前でいちゃつかれるのは思ったより居心地が悪い。嫌悪感無いって言ったよ?言ったけどさ!
本人たちにその気はないのかもしれないけどもうちょっと周りに配慮してくれ!
ローレンが意外とボディタッチするんだ、とかルディさんの照れてる顔かわいいな、とか別に知りたくなかったよ....!
......ん?ちょっと待てよ....?
男同士ってどうやってするの?
リアルに目の前の2人で想像しそうになって慌ててやめた。
そんな事を考えていたからいけなかったのだろうか。
なんだかムラムラしてきちゃってこっちに来てから初めてヌいてしまった。
もちろん来たばっかりのときにあいつにされたことはノーカン。
あの時のことは綺麗さっぱり忘れましょう。
無駄に広い風呂で自身を扱くのは思ったより虚しかった。それも人の家で。今更遅いけどほんとやめとけばよかった。
それでもお風呂を出たらそんなことは吹き飛んだ。
「狼さん!今日は早いね!」
お風呂を出たらすでに狼さんがベッドの上でくつろいでいた。
この1週間も時間はばらばらだったけど毎日来てくれていた。いつも起きる前にはいなくなっちゃってるんだけどね。
ぎゅっと抱きしめて首に顔を埋める。
はぁ~。もふもふは正義....。
至高....至福....俺の癒し.....。
前は少し嫌がっていたけど今は諦めたのか、されるがままになってくれている。
大満足で顔を離すと執拗に手の匂いを嗅ぎ始めた。
「うん?どうしたの?なんか匂う?」
すんすんと鼻を鳴らしながら嗅ぐもんだからなんかくすぐったい。
なんか変なの触ったかな...?
思い返してみるが特別なにか触ったつもりはない。
なんだろ?と思ってたら肩を押されてベッドへ倒れ込んだ。
「うわっ、どうしたの?狼さん。....えっ、ちょ、どこ嗅いでんの!?ダメ!そこはダメ!」
あろうことか股間の匂いを嗅ぎ始めたのだ。
いくらなんでもそこはダメでしょ!たとえ狼さんだとしても!いや、狼さんだからこそ!
はっ!もしかしてオナニーしてたのバレたとか!?
.....ありうる....!鼻いいし匂いとか残ってたのかも....。
ごめんなさいっ。もうしないから許してくださいっ。
「狼さんっ...やめ...っ、ダメだって...!」
止めようと狼さんを押してもびくともせず、逃げようと後ずさっても追いかけてくる。
ついに壁まで追い詰められて逃げられなくなってしまった。
鼻先が脚の付け根や陰茎に押し付けられ身体がびくんと跳ねる。
狼さんは口を開け、ハーハーと息遣いが荒くなって金色の瞳がぎらりと光ったような気がした。
「おっ、狼さん!なにしてっ!?ダメダメ!」
器用に口で腰紐を解き、ズボンを下ろそうとされて慌てて阻止する。
どけろと言わんばかりに手をカプカプと噛んでくるけどそれは無理!それだけは無理!
「ね?もうやめよ?じゃれてくれるのは嬉しいけとそれはさすがに...んぁ!」
ズボンを下ろすのを諦めて鼻先をぐりぐりと押し付けられ、変な声が出てしまった。
咄嗟に口を押さえるが出てしまったものは取り消せない。
なんて声だしてんだよ...!俺のバカ!
顔は赤くなってるだろうが薄暗いから見えないはず。
なんとか止めようと脚で狼さんを挟み、口を押さえながらふるふると頭を横に振った。
だが止まるどころかさらに目をギラつかせ呼吸もハッハッ、と荒くなりながら股間をまさぐる。
「っ...!や...め...っ...」
鼻を押しつけたり、まるでなぞるように上下に滑らせる。時折鋭い牙を軽く当てながらべろりと大きくて肉厚な舌が布越しに陰茎を舐め上げた。
そんなことをされれば今日は既に一度吐き出しているにも関わらず、自身の陰茎が硬くなっていくのがわかる。
まずい!まずいって!このままじゃ勃つって!
いくら触り方がエロくたって狼さん相手に勃つのはまずいでしょ!
なんとか鎮めようとしても相変わらず鼻で刺激を与えられ、努力も空しく完全に勃ち上がってしまった。
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