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第三部 王国動乱~逃避行編
第十九話 神に支配された街
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翌早朝。
朝靄《あさもや》の煙る中を、デイランとマックスの二人は山を下り、街道を進む。
やがて大きな城壁が見えてくる。
オルンヅだ。
街の出入り口には行列が出来て、街に入る検査を受けていた。
デイランは肩を並べているマックスに言う。
「俺が先にゆく。
もし、俺が拘束されれば、全力で逃げて、ロミオたちに合流しろ」
「嫌よ」
「馬鹿。従え」
「嫌。
リュルブレに言うべきことは言ったんでしょう。
私が戻らなくても平気よ」
デイランは舌打ちをする。
「……頑固だな」
「それで救われた事だって何度もあるでしょう」
「確かにな」
デイランとマックスはそのまま行列に並んだ。
やがて順番が来る。
兵士は昨日、山に分け入ってきた兵士達と同様、革鎧という軽装だった。
特に人相を念入りに見る訳ではなく、型通りの検査だった。
正直、さっきまでの覚悟を決めたのが嘘のようで、拍子抜けだった。
「罠か?」
思わず、独りごちてしまう。
「……そう思いたくなるわよね。
でもあんな芸当が出来ると思う?」
門番たちは、それこそ、そこら辺のごろつきにしか見えない人相だった。
腹芸が得意とはとても思えない。
壁の中は至って普通の街だ。
通りを行く人々も、かなり多い。
店が軒《のき》を連ね、賑わっている。
これだけ見ればどこにでもあるような都市だ。
と、人だかりが出来ていた。
誰もが薪《まき》を恭《うやうや》しく、兵士から受け取っている。
中には手を合わせてから受け取る者までいる。
「何だ?」
マックスは肩をすくめる。
「さあ……」
デイランは薪を持っている中年男性に声をかける。
「すまない。その薪はなんだ?」
「んぉ? 知らんのか。
今から、聖なる儀式が行われるんだ。
これはそれに必要なんだよ」
「聖なる? 祈祷《きとう》か?」
「違う違う。
悪魔の処刑だよ」
一度、インチキ裁判にかけられたデイランとしては、唇を噛んだ。
まさかこの街で、再びそんな言葉を聞くとは思わなかった。
「悪魔、とは」
「司祭様の元で働いていた女中共が悪事を働いたんだ」
「悪事とは何だ」
「さあね。
でも司祭様が仰っているんだから、とんでもないことだろうさ」
マックスが聞く。
「待って。
それは分かったけど、薪なんて何に使うの?」
「異端を殺す為の薪をくべれば、これまでの罪が清められるんだ。
ったく、最近の若い奴はそんなことも知らんのか。
罰当たりな。
ほら、お前らも薪をもらうんだ。悪魔を焼き払うんだ」
あまりのことに、デイランたちは絶句してしまう。
デイランたちは大通りの先、豪勢な館の前の広場へ向かう。
そこにはすでに多くの人だかりが出来ていた。
彼らの視線の先には、四人の女性、そして二人の男――よく見れば二人は、昨日山で出くわした兵士たちだ――が、円柱の棒にくくりつけられ、彼らの足下には多くの薪が積み上げられていた。
さらに、甲冑姿の兵士がその周りを厳重に固めていた。
そして多くの民が手にした薪を罪人の足下に積んでいた。
ある者は女にツバをはきかけ、ある者は下世話な言葉を、口汚く罵る者も……。
マックスがデイランを仰ぐ。
デイランは小さく首を横に振るしかない。
「……駄目だ。警備が厳重すぎる。
あれだけの人数を助けるのは無理だ」
その時、角笛の音が鳴り響く。
「司祭、ヴェッキョ・ド・ヴァラーノ様のおなり!」
ワアアアアアアアア!!
観衆が爆発的な歓声をこだまさせた。
それに導かれるように、白い司祭服に身を包んだ、太った男が現れた。
男も女も、老いも若きも、まるで英雄の登場を迎えるかのように歓呼《かんこ》の声を上げた。
(あいつが、ヴェッキョ……)
デイランは、男の姿を忘れぬよう、じっと見つめる。
ヴェッキョは演壇に上がると、聴衆に応じるように手を上げた。
ワアアアアアアア……!!
歓声が広場に、耳を聾《ろう》するほどにこだました。
「諸君! よくぞ、参った!
今日、神《アルス》の代理人たる私が、悪魔どもに正義の鉄槌《てっつい》を下すっ!」
ワアアアアアアアア……!!
「ここにいる者共はそれぞれ重大なる罪を負っている!
だが、ここでその仔細《しさい》を言う必要はないだろう!
何故なら、彼らは悪魔なのだ。
存在そのものが罪であり、その行動そのものが災いなのだ!
これからさばかれる家畜に涙を流す者は善良な人間だ。
だが、これから滅びゆく悪魔たちの涙を流す者、それは悪魔であり、異端者なのだ!
異端者を許してはならない!
悪魔を生かしていてはならない!」
ワアアアアアアア……!!
「神を崇《あが》めよ!」
大衆が唱和する。
「神星教団を讃《たた》えよっ!」
同じように唱和する。
「悪魔に死を!」
三度《みたび》、唱和。
「神の炎をっ!」
言うや、兵士たちが松明を掲げる。
殺せ!殺せ!殺せ!
大衆が声を上げる。
その声にかき消され、今や死にゆこうとする人々の声は、デイランたちには届かない。
油をたっぷり染みこませていた薪が、巨大な炎を上げて、燃えさかった。
炎は女も、男も等しく焼き尽くす。
デイランとマックスは顔を背けた。
そんな最中でも、ヴェッキョは声高に叫ぶ。
「悪魔は浄化の炎によって消えゆく運命《さだめ》!
その聖なる炎を下した神の使い……
それが、私だっ! この、ヴェッキョ・ド・ヴァラーノ!
だが、これで終わりではない!
この女どもの村……ルルカにも悪魔は住んでいる!
悪魔を産める者は悪魔のみ!
悪魔を育める者は悪魔のみ!
私はここに……諸君らに誓おう!
私は神の使いとして、この世に救う悪魔を一匹残らず滅ぼそう!
その手始めに、この女どもを生み、育んだ村を浄化する!
悪魔を、異端を、滅ぼす為の聖なる騎士たちを送りこみ、聖なる炎によって焼きつくすことを誓おう!」
ワアアアアアアアアアア……!!
「神を崇《あが》めよ!」
大衆が唱和する。
「神星教団を讃《たた》えよっ!」
同じように唱和する。
「悪魔に死を!」
三度唱和。
(狂信者どもめっ……)
デイランたちは足早にその場を去った。
朝靄《あさもや》の煙る中を、デイランとマックスの二人は山を下り、街道を進む。
やがて大きな城壁が見えてくる。
オルンヅだ。
街の出入り口には行列が出来て、街に入る検査を受けていた。
デイランは肩を並べているマックスに言う。
「俺が先にゆく。
もし、俺が拘束されれば、全力で逃げて、ロミオたちに合流しろ」
「嫌よ」
「馬鹿。従え」
「嫌。
リュルブレに言うべきことは言ったんでしょう。
私が戻らなくても平気よ」
デイランは舌打ちをする。
「……頑固だな」
「それで救われた事だって何度もあるでしょう」
「確かにな」
デイランとマックスはそのまま行列に並んだ。
やがて順番が来る。
兵士は昨日、山に分け入ってきた兵士達と同様、革鎧という軽装だった。
特に人相を念入りに見る訳ではなく、型通りの検査だった。
正直、さっきまでの覚悟を決めたのが嘘のようで、拍子抜けだった。
「罠か?」
思わず、独りごちてしまう。
「……そう思いたくなるわよね。
でもあんな芸当が出来ると思う?」
門番たちは、それこそ、そこら辺のごろつきにしか見えない人相だった。
腹芸が得意とはとても思えない。
壁の中は至って普通の街だ。
通りを行く人々も、かなり多い。
店が軒《のき》を連ね、賑わっている。
これだけ見ればどこにでもあるような都市だ。
と、人だかりが出来ていた。
誰もが薪《まき》を恭《うやうや》しく、兵士から受け取っている。
中には手を合わせてから受け取る者までいる。
「何だ?」
マックスは肩をすくめる。
「さあ……」
デイランは薪を持っている中年男性に声をかける。
「すまない。その薪はなんだ?」
「んぉ? 知らんのか。
今から、聖なる儀式が行われるんだ。
これはそれに必要なんだよ」
「聖なる? 祈祷《きとう》か?」
「違う違う。
悪魔の処刑だよ」
一度、インチキ裁判にかけられたデイランとしては、唇を噛んだ。
まさかこの街で、再びそんな言葉を聞くとは思わなかった。
「悪魔、とは」
「司祭様の元で働いていた女中共が悪事を働いたんだ」
「悪事とは何だ」
「さあね。
でも司祭様が仰っているんだから、とんでもないことだろうさ」
マックスが聞く。
「待って。
それは分かったけど、薪なんて何に使うの?」
「異端を殺す為の薪をくべれば、これまでの罪が清められるんだ。
ったく、最近の若い奴はそんなことも知らんのか。
罰当たりな。
ほら、お前らも薪をもらうんだ。悪魔を焼き払うんだ」
あまりのことに、デイランたちは絶句してしまう。
デイランたちは大通りの先、豪勢な館の前の広場へ向かう。
そこにはすでに多くの人だかりが出来ていた。
彼らの視線の先には、四人の女性、そして二人の男――よく見れば二人は、昨日山で出くわした兵士たちだ――が、円柱の棒にくくりつけられ、彼らの足下には多くの薪が積み上げられていた。
さらに、甲冑姿の兵士がその周りを厳重に固めていた。
そして多くの民が手にした薪を罪人の足下に積んでいた。
ある者は女にツバをはきかけ、ある者は下世話な言葉を、口汚く罵る者も……。
マックスがデイランを仰ぐ。
デイランは小さく首を横に振るしかない。
「……駄目だ。警備が厳重すぎる。
あれだけの人数を助けるのは無理だ」
その時、角笛の音が鳴り響く。
「司祭、ヴェッキョ・ド・ヴァラーノ様のおなり!」
ワアアアアアアアア!!
観衆が爆発的な歓声をこだまさせた。
それに導かれるように、白い司祭服に身を包んだ、太った男が現れた。
男も女も、老いも若きも、まるで英雄の登場を迎えるかのように歓呼《かんこ》の声を上げた。
(あいつが、ヴェッキョ……)
デイランは、男の姿を忘れぬよう、じっと見つめる。
ヴェッキョは演壇に上がると、聴衆に応じるように手を上げた。
ワアアアアアアア……!!
歓声が広場に、耳を聾《ろう》するほどにこだました。
「諸君! よくぞ、参った!
今日、神《アルス》の代理人たる私が、悪魔どもに正義の鉄槌《てっつい》を下すっ!」
ワアアアアアアアア……!!
「ここにいる者共はそれぞれ重大なる罪を負っている!
だが、ここでその仔細《しさい》を言う必要はないだろう!
何故なら、彼らは悪魔なのだ。
存在そのものが罪であり、その行動そのものが災いなのだ!
これからさばかれる家畜に涙を流す者は善良な人間だ。
だが、これから滅びゆく悪魔たちの涙を流す者、それは悪魔であり、異端者なのだ!
異端者を許してはならない!
悪魔を生かしていてはならない!」
ワアアアアアアア……!!
「神を崇《あが》めよ!」
大衆が唱和する。
「神星教団を讃《たた》えよっ!」
同じように唱和する。
「悪魔に死を!」
三度《みたび》、唱和。
「神の炎をっ!」
言うや、兵士たちが松明を掲げる。
殺せ!殺せ!殺せ!
大衆が声を上げる。
その声にかき消され、今や死にゆこうとする人々の声は、デイランたちには届かない。
油をたっぷり染みこませていた薪が、巨大な炎を上げて、燃えさかった。
炎は女も、男も等しく焼き尽くす。
デイランとマックスは顔を背けた。
そんな最中でも、ヴェッキョは声高に叫ぶ。
「悪魔は浄化の炎によって消えゆく運命《さだめ》!
その聖なる炎を下した神の使い……
それが、私だっ! この、ヴェッキョ・ド・ヴァラーノ!
だが、これで終わりではない!
この女どもの村……ルルカにも悪魔は住んでいる!
悪魔を産める者は悪魔のみ!
悪魔を育める者は悪魔のみ!
私はここに……諸君らに誓おう!
私は神の使いとして、この世に救う悪魔を一匹残らず滅ぼそう!
その手始めに、この女どもを生み、育んだ村を浄化する!
悪魔を、異端を、滅ぼす為の聖なる騎士たちを送りこみ、聖なる炎によって焼きつくすことを誓おう!」
ワアアアアアアアアアア……!!
「神を崇《あが》めよ!」
大衆が唱和する。
「神星教団を讃《たた》えよっ!」
同じように唱和する。
「悪魔に死を!」
三度唱和。
(狂信者どもめっ……)
デイランたちは足早にその場を去った。
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