78 / 103
第五部 王国統一 編
第九話 疑心の足音
しおりを挟む
フリードリッヒは捕らえた女の元へいく。
女は荷物置き場にされている幕舎の中で、手を背中に回した上で、縛り付けられ、転がされている。
フリードリッヒが幕舎に入ると、女がはっと顔をあげる。
その目の中には媚《こ》びがある。
「ねえ、助けて!
本当に私は知らないんだからさ!」
副官のコンラッドが告げる。
「本当のことを言えば、解放してやる。
が、嘘だと判断すれば、首を刎《は》ねる」
「わ、分かったわ!
何でも聞いて!」
コンラッドは言う。
「あの書状に関してだ」
「だ、だから、私は何も知らないんだって」
「お前は聞かれたことにだけ答えれば良い」
「……わ、分かったよ。
そんな怖い顔、しないで」
媚び。
「我々は異端者の軍と戦うことになる。
異端者どものことは知ってるだろう」
「ま、前の王様でしょう……?」
「そうだ。
そして我が軍は、帝国と協力して異端者を討伐するために出陣している。
この書状にあるヴァラキア総督というのが、その帝国であり、ロミオというのが異端者のことだ」
「あ、あんまり難しいこと言われても分かんないよ。
ねえ、お腹すいたんだけど――」
「お前が麦の袋を受け取った男というのはどんな風体《ふうてい》をしていた?」
「……中年オヤジ。
別に怪しいところなんて何もなかったわ」
「あくまであの書状に関しては何も知らない、そういうことだな」
「そうよ!
何度も言ってるじゃない!」
「ならば馬車が止まった時、どうして逃げ出した。
何もやましいところが無ければ、逃げる必要などない」
「盗賊だと思ったの。
ここ最近、そういうのが多いじゃない」
「女、名前は?」
それまで黙っていたフリードリッヒが言う。
「マックス」
フリードリッヒは鼻で笑う。
「こんな下らない書状で我々の心を乱せると思っているのなら、それは浅はかというものだ。
このような策は弄《ろう》するだけ無駄だぞ」
「ね、ねえ、あなたがここの軍隊で一番えらい人なんでしょう。
何でもするから。
縄をほどいてくれた、あなたが好きなこと何でも……」
「ふざけたことを言うな!」
フリードリッヒはマックスの胸ぐらをつかみ、持ち上げた。
女の顔が苦しげに歪んだ。
「このまま首の骨を折って殺してやっても良いんだぞ」
「た、……すけ……っ」
フリードリッヒは女を投げ捨てた。
マックスは地面を転がり、ゲホゲホと咽《む》せながら、仰ぎ見てきた。
「不敵な目つきだな。
そんな目をする奴が、何も関係無い、一般人だと?
よく聞け。
お前たちがどんな策を弄《ろう》そうとも、我々はお前ら異端者を皆殺しにしてやる。
それまでは生かしてやる。
仲間が目の前で血まみれになるのを目の当たりにし、絶望に落ちろ」
フリードリッヒはたち上がると、幕舎を出た。
コンラッドが言う。
「……あの女、本当に間者なのでしょうか」
「あまりにも都合が良すぎるとは思わんか?
離間《りかん》は基本で、我らと帝国の関係はもろい」
「……しかし」
「お前は甘いな。あの女から目を離さないよう兵に言っておけ」
「かしこまりました」
本営に戻ると、使者が書状を手にしていた。
それは帝国に送った書状の返事である。
内容は二つ。
行軍を一日送らせることと、乗合馬車《のりあいばしゃ》の行方についてである。
乗合馬車を検問《けんもん》した兵士によると、他の何も問題のなかった連中はそのまま送り出したのだという。
馬車は帝国が本営をおいた西側の街道を進んで行ったと言っていた。
帝国の方でも不審な馬車に関しては調べてあるだろうから、何か分かったことがあればと思ったのだ。
無論、乗合馬車と具体的には言ってはいない。
何か歩哨《ほしょう》の検問に引っかかったものはなかったか、と聞いたのだ。
行軍を送らせることには了解との返事があった。
しかし検問には何も引っかかっていないとあった。
フリードリッヒは顔をしかめた。
「コンラッド、どう思う」
「乗合馬車を見逃すとは思えないのですが……。
別の道を通ったのでしょうか?」
「いや、西の街道には二万の野営をしているんだぞ。
夜襲に備えて歩哨《ほしょう》の数を増やし、広範囲に広げているはずだ」
「ただの馬車だからと、あえて何も書かなかったのでしょうか?」
「このあたりには戦の気配が濃厚だ。
頻繁《ひんぱん》に通行人などいるわけもない。
そうであれば、馬車を止めたくらいのことは伝えてきても良いはずだ」
「では、意図的に何も伝えていないと?」
フリードリッヒは黙《だま》る。
「将軍。あの女はいかがいたしますか。
もう一度……」
「……いや。あの女からは何も得られんだろう。
今は女一人のことなど捨て置け。
ともかく、今は異端者を討伐することだけを考えろ」
「しかし、
もし、異端者共と帝国が本当に繋《つな》がっているとなれば……」
「心を乱すな。
敵につけいる隙を与えるな」
「……も、申し訳ございません」
しかしフリードリッヒの表情は強張っていた。
※※※※※
(まったく。あの馬鹿力……っ)
マックスは鈍い痛みを覚えながら、身動ぐ。
縄目はきつく打たれて、逃れることはできない。
あの男は、信じないと言っているが、心からの言葉ではないだろう。
あの男が抜け目ないなら、馬車の行方を探らせているはずだ。
そしてこれほどの大軍を任される将軍は、抜け目ないはずだ。
神星王国にとって対ロミオ戦は、いかに帝国を出し抜くかにあるはずなのだ。
無能な男を指揮官に据《す》え、帝国に助けられてファインツを制圧――というのは最悪の展開だ。
馬車はもちろん、他の乗客もマックスの部下だ。
敵の本営の位置はすでに把握している。
だからこそ馬車には帝国の方へ向かえと命じてある。
無論、そのままいけば検問に引っかかるだろうから、途中で馬車を物陰に隠し、要員は速やかに退去させるよう命令していた。
あの男が馬車の行方を探れば、神星王国と帝国の間に、一台の馬車という、“齟齬《そご》”が生まれる。
馬車の行方など、些細《ささい》なことだ。
だが、馬車の行方を探るような男であれば、心に何かしらの棘《とげ》を生む。
疑心暗鬼にさせるためにはそういう些細なことが必要だ。
器《うつわ》一杯に満ちた水が、数滴の水で溢《あふ》れるように。
疑惑が根を張るのを手伝ってやる。
だめ押しはデイランがやってくれるだろう。
(私は、その間、出来るだけのことをする)
女は荷物置き場にされている幕舎の中で、手を背中に回した上で、縛り付けられ、転がされている。
フリードリッヒが幕舎に入ると、女がはっと顔をあげる。
その目の中には媚《こ》びがある。
「ねえ、助けて!
本当に私は知らないんだからさ!」
副官のコンラッドが告げる。
「本当のことを言えば、解放してやる。
が、嘘だと判断すれば、首を刎《は》ねる」
「わ、分かったわ!
何でも聞いて!」
コンラッドは言う。
「あの書状に関してだ」
「だ、だから、私は何も知らないんだって」
「お前は聞かれたことにだけ答えれば良い」
「……わ、分かったよ。
そんな怖い顔、しないで」
媚び。
「我々は異端者の軍と戦うことになる。
異端者どものことは知ってるだろう」
「ま、前の王様でしょう……?」
「そうだ。
そして我が軍は、帝国と協力して異端者を討伐するために出陣している。
この書状にあるヴァラキア総督というのが、その帝国であり、ロミオというのが異端者のことだ」
「あ、あんまり難しいこと言われても分かんないよ。
ねえ、お腹すいたんだけど――」
「お前が麦の袋を受け取った男というのはどんな風体《ふうてい》をしていた?」
「……中年オヤジ。
別に怪しいところなんて何もなかったわ」
「あくまであの書状に関しては何も知らない、そういうことだな」
「そうよ!
何度も言ってるじゃない!」
「ならば馬車が止まった時、どうして逃げ出した。
何もやましいところが無ければ、逃げる必要などない」
「盗賊だと思ったの。
ここ最近、そういうのが多いじゃない」
「女、名前は?」
それまで黙っていたフリードリッヒが言う。
「マックス」
フリードリッヒは鼻で笑う。
「こんな下らない書状で我々の心を乱せると思っているのなら、それは浅はかというものだ。
このような策は弄《ろう》するだけ無駄だぞ」
「ね、ねえ、あなたがここの軍隊で一番えらい人なんでしょう。
何でもするから。
縄をほどいてくれた、あなたが好きなこと何でも……」
「ふざけたことを言うな!」
フリードリッヒはマックスの胸ぐらをつかみ、持ち上げた。
女の顔が苦しげに歪んだ。
「このまま首の骨を折って殺してやっても良いんだぞ」
「た、……すけ……っ」
フリードリッヒは女を投げ捨てた。
マックスは地面を転がり、ゲホゲホと咽《む》せながら、仰ぎ見てきた。
「不敵な目つきだな。
そんな目をする奴が、何も関係無い、一般人だと?
よく聞け。
お前たちがどんな策を弄《ろう》そうとも、我々はお前ら異端者を皆殺しにしてやる。
それまでは生かしてやる。
仲間が目の前で血まみれになるのを目の当たりにし、絶望に落ちろ」
フリードリッヒはたち上がると、幕舎を出た。
コンラッドが言う。
「……あの女、本当に間者なのでしょうか」
「あまりにも都合が良すぎるとは思わんか?
離間《りかん》は基本で、我らと帝国の関係はもろい」
「……しかし」
「お前は甘いな。あの女から目を離さないよう兵に言っておけ」
「かしこまりました」
本営に戻ると、使者が書状を手にしていた。
それは帝国に送った書状の返事である。
内容は二つ。
行軍を一日送らせることと、乗合馬車《のりあいばしゃ》の行方についてである。
乗合馬車を検問《けんもん》した兵士によると、他の何も問題のなかった連中はそのまま送り出したのだという。
馬車は帝国が本営をおいた西側の街道を進んで行ったと言っていた。
帝国の方でも不審な馬車に関しては調べてあるだろうから、何か分かったことがあればと思ったのだ。
無論、乗合馬車と具体的には言ってはいない。
何か歩哨《ほしょう》の検問に引っかかったものはなかったか、と聞いたのだ。
行軍を送らせることには了解との返事があった。
しかし検問には何も引っかかっていないとあった。
フリードリッヒは顔をしかめた。
「コンラッド、どう思う」
「乗合馬車を見逃すとは思えないのですが……。
別の道を通ったのでしょうか?」
「いや、西の街道には二万の野営をしているんだぞ。
夜襲に備えて歩哨《ほしょう》の数を増やし、広範囲に広げているはずだ」
「ただの馬車だからと、あえて何も書かなかったのでしょうか?」
「このあたりには戦の気配が濃厚だ。
頻繁《ひんぱん》に通行人などいるわけもない。
そうであれば、馬車を止めたくらいのことは伝えてきても良いはずだ」
「では、意図的に何も伝えていないと?」
フリードリッヒは黙《だま》る。
「将軍。あの女はいかがいたしますか。
もう一度……」
「……いや。あの女からは何も得られんだろう。
今は女一人のことなど捨て置け。
ともかく、今は異端者を討伐することだけを考えろ」
「しかし、
もし、異端者共と帝国が本当に繋《つな》がっているとなれば……」
「心を乱すな。
敵につけいる隙を与えるな」
「……も、申し訳ございません」
しかしフリードリッヒの表情は強張っていた。
※※※※※
(まったく。あの馬鹿力……っ)
マックスは鈍い痛みを覚えながら、身動ぐ。
縄目はきつく打たれて、逃れることはできない。
あの男は、信じないと言っているが、心からの言葉ではないだろう。
あの男が抜け目ないなら、馬車の行方を探らせているはずだ。
そしてこれほどの大軍を任される将軍は、抜け目ないはずだ。
神星王国にとって対ロミオ戦は、いかに帝国を出し抜くかにあるはずなのだ。
無能な男を指揮官に据《す》え、帝国に助けられてファインツを制圧――というのは最悪の展開だ。
馬車はもちろん、他の乗客もマックスの部下だ。
敵の本営の位置はすでに把握している。
だからこそ馬車には帝国の方へ向かえと命じてある。
無論、そのままいけば検問に引っかかるだろうから、途中で馬車を物陰に隠し、要員は速やかに退去させるよう命令していた。
あの男が馬車の行方を探れば、神星王国と帝国の間に、一台の馬車という、“齟齬《そご》”が生まれる。
馬車の行方など、些細《ささい》なことだ。
だが、馬車の行方を探るような男であれば、心に何かしらの棘《とげ》を生む。
疑心暗鬼にさせるためにはそういう些細なことが必要だ。
器《うつわ》一杯に満ちた水が、数滴の水で溢《あふ》れるように。
疑惑が根を張るのを手伝ってやる。
だめ押しはデイランがやってくれるだろう。
(私は、その間、出来るだけのことをする)
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる