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♡63… ヒョウガの国
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「はなして・・・」
抵抗するリーフ。ブルーは面白がるように、むき出しになったリーフの胸を掴んで弄んだ。
(殺される・・・?)リーフは、アーサーにもマーリンにもララにも感じなかった恐怖を感じた。
ブルーの顔は優しげだが、近くで見ると感情というものを感じない。
「クルクル!!」
クルクルがブルーの肩に乗って髪を口で引っ張る。止めているようだ。
「・・・そうでしたね、まだ、手を出すのは止めておきましょうか。
人質としての価値が下がるといけませんから。」
「まだ・・・?人質・・・?」
ブルーーはリーフの腕を離して床に蹴り倒した。リーフの裸の脇腹に切り傷ができて血が流れたが、ブルーは顔色一つ変えない。
手元にあった緑のドレスを投げて寄越す。
「それに着替えなさい。すぐにここを出ます。先ほどの男たちの仲間がそろそろ気づいてやってくる頃でしょうから。」
リーフは反射的にドレスに腕を通した。早くしないとまた蹴られそうな気がしたから。
傷になった脇腹がズキズキして、泣きそうになるのをぐっとこらえる。
(せっかく男に戻れたのに・・・せっかく自由になれると思ったのに・・・。どうしてこうなっちゃうんだろう・・・)
クルクルがリーフの横にすり寄ってくる。腹が立つやら悲しいやらで、リーフはクルクルを払いのけた。
どうしてかわかんない、という表情で見てくるクルクル。
しばらくリーフの周りをうろちょろしていたが、やがてあきらめてブルーのそばに行ってしまった。
緑のドレスは胸のサイズが合わず、やたらキツクて胸の大きさが強調される。
リーフは恥ずかしくなって胸元を隠した。
ブルーはリーフの両手首を掴んで広げさせる。
「隠すことはありませんよ。そうですね、この胸元にはサファイアが似合うでしょう。
我が国に帰ったらプレゼントいたしましょう。
ヒョウガの国ではよく産出されるのです。」
「ヒョウガの国?!」
「マントとブーツも用意せねばばりませんね。我が国は寒いですから」
「ヒョウガの国なんか行きません!また・・・遠くなっちゃう!」
「あなたに拒否することはできませんよ。囚われの身であり、人質なんですからね。
ホシフルの国の王子たちにとってあなたにどれほどの価値があるのかは分かりませんが。」
「・・・あなたは・・・何者?!」
ブルーは微笑みを絶やさず答えた。
「私は北の大地ヒョウガの国の王。
近くホシフルの国も、ツルギの国も我がものとなろう。」
クルクルだけが呑気にあくびをしていた。
抵抗するリーフ。ブルーは面白がるように、むき出しになったリーフの胸を掴んで弄んだ。
(殺される・・・?)リーフは、アーサーにもマーリンにもララにも感じなかった恐怖を感じた。
ブルーの顔は優しげだが、近くで見ると感情というものを感じない。
「クルクル!!」
クルクルがブルーの肩に乗って髪を口で引っ張る。止めているようだ。
「・・・そうでしたね、まだ、手を出すのは止めておきましょうか。
人質としての価値が下がるといけませんから。」
「まだ・・・?人質・・・?」
ブルーーはリーフの腕を離して床に蹴り倒した。リーフの裸の脇腹に切り傷ができて血が流れたが、ブルーは顔色一つ変えない。
手元にあった緑のドレスを投げて寄越す。
「それに着替えなさい。すぐにここを出ます。先ほどの男たちの仲間がそろそろ気づいてやってくる頃でしょうから。」
リーフは反射的にドレスに腕を通した。早くしないとまた蹴られそうな気がしたから。
傷になった脇腹がズキズキして、泣きそうになるのをぐっとこらえる。
(せっかく男に戻れたのに・・・せっかく自由になれると思ったのに・・・。どうしてこうなっちゃうんだろう・・・)
クルクルがリーフの横にすり寄ってくる。腹が立つやら悲しいやらで、リーフはクルクルを払いのけた。
どうしてかわかんない、という表情で見てくるクルクル。
しばらくリーフの周りをうろちょろしていたが、やがてあきらめてブルーのそばに行ってしまった。
緑のドレスは胸のサイズが合わず、やたらキツクて胸の大きさが強調される。
リーフは恥ずかしくなって胸元を隠した。
ブルーはリーフの両手首を掴んで広げさせる。
「隠すことはありませんよ。そうですね、この胸元にはサファイアが似合うでしょう。
我が国に帰ったらプレゼントいたしましょう。
ヒョウガの国ではよく産出されるのです。」
「ヒョウガの国?!」
「マントとブーツも用意せねばばりませんね。我が国は寒いですから」
「ヒョウガの国なんか行きません!また・・・遠くなっちゃう!」
「あなたに拒否することはできませんよ。囚われの身であり、人質なんですからね。
ホシフルの国の王子たちにとってあなたにどれほどの価値があるのかは分かりませんが。」
「・・・あなたは・・・何者?!」
ブルーは微笑みを絶やさず答えた。
「私は北の大地ヒョウガの国の王。
近くホシフルの国も、ツルギの国も我がものとなろう。」
クルクルだけが呑気にあくびをしていた。
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