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翔也編
魂
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「痛い…あぁ…眠いけど…いま寝たら駄目な気がする…」
「おい!翔也さん!俺のことを救ってくれたのは翔也さんなんだよ!なんでその翔也さんが俺より先に死ぬんだよ!」
「照黄…さん…悪いね…でも…照黄さんなら…僕の分も生きてくれるよね?」
「あぁ…もちろんだ…。でも、そんときゃ、翔也さんは…」
「はは…そうだね…。僕は…とんでもないことをしちゃったね…」
「なんでこんな目に会うんだよ…」
「ひとつだけ…やってほしいことが…」
「お、俺にできることなら…」「僕の魂を取り込んで」
TB・シークレット
テレビのシークレット 攻撃力10 防御力2 俊敏性:本体1 手11
大きなTVモニターに6本の腕がついた見た目
攻撃力は大きく、攻撃手段である腕のスピードは10を越えるほどの勢いで、回避はほぼ不可能である。
何よりもの特徴は、テレビの中に魂を取り込み映像として残す能力がある。この映像にはそれぞれの魂の幸せな世界を描き、一般人を惑わして自ら命を捧げさせることもある。
「迷ってる暇はないよ。もうじき取り込まれる。その前に、僕を取り込んで…僕と…生きて!」
「え…でもそうしたら、お前は嫌じゃないのか?何よりも…テレビの中に入れば、せめて幸せな生活が…」
「いやだ…僕はあんな化け物と一緒の幸せなんか望まない!」
「お…俺と、本当に戦ってくれるのか?」「もちろんさ…ただ、一つ照黄さんに口出しするけど…照黄さんは…もっと本能的に戦ったほうがいいよ…やっぱり。君は、感情、本能、闘争心、シークレットなんだから…もっと意識して…」
「あぁ…あぁわかった…本当に取り込むぞ」「よろしくな…」
翔也さんは塵となり、魂が抜けていくのがわかった。その魂を手で強く握りしめる。
翔也さんの意識が俺の脳に入ってくる。そこに…翔也さんがいる…
「なぁ…照黄…。お前、血は大丈夫なのか?」
「何いってんだよマスター。今なら…血がなくてもあいつに勝てるぜ」
「それはどういう…」「今の俺はひとりじゃない。ふたりなんだ」
翔也さん…行くぞ!
「チェンジ!シークレット!うぉらーーーーーー!」
オーブ・シークレット・レア(本能:怒)
怒りの力で限りなく力が増強された形態。
翔也の力が込められており、今まで見たことがないシークレット対抗道具も感覚で作り出すことが可能。
何よりも、この形態だと翔也の記憶がダイレクトに蘇るため、勝利欲が極限まで強くなる。
「翔也さん…俺を助けてくれてありがとう。今度は俺が助ける番だ。てめぇ…絶対にぶっ殺す!!!!!!!!!!」
「ぶらぁぁぁぁぁ!!!!!」勢いよく助走をつけて飛び込み、モニターに力強く殴りを入れる。
「死ね!死ね!死ね!死ね!しねぇ!!!!!!!」
何度も叫びながらモニターを叩き割っていく。
俺を狙って進んでくる腕も蹴りで一本一本折っていく。
「翔也さんの魂と俺と…へっ…運が悪かったな!」
「消えろや!このクソ野郎!」
ヒビが入ったモニターに頭突きをして完全に突き破り、その流れで突き倒す。
「二度と俺に顔みせんな!目障りなんだよこの野郎!」
ズッっっっ……ドドドドド!!!!……
「なぁマスター…翔也さんってどんな人だったんだ?」
「めっちゃ馬鹿だったな。ドがつくほどの。いっつも突っ走って動いて、仕事増やして…それなのにかっけぇとこだけ持ってく。やっぱあいつやべぇわ」
「でも、最後の最後までそれは貫き通したよな」「そうだな」
「お前の中、翔也いるんだよな?最後に一言いいか?」
「わかったよ。先輩」「お前がそれ言うのやめろって」
「なぁ…翔也…これから…照黄と頑張れよ。健闘を祈って、お前の昇級、認めるからさ…頑張ってくれよ…頼んだぜ」
「おい!翔也さん!俺のことを救ってくれたのは翔也さんなんだよ!なんでその翔也さんが俺より先に死ぬんだよ!」
「照黄…さん…悪いね…でも…照黄さんなら…僕の分も生きてくれるよね?」
「あぁ…もちろんだ…。でも、そんときゃ、翔也さんは…」
「はは…そうだね…。僕は…とんでもないことをしちゃったね…」
「なんでこんな目に会うんだよ…」
「ひとつだけ…やってほしいことが…」
「お、俺にできることなら…」「僕の魂を取り込んで」
TB・シークレット
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大きなTVモニターに6本の腕がついた見た目
攻撃力は大きく、攻撃手段である腕のスピードは10を越えるほどの勢いで、回避はほぼ不可能である。
何よりもの特徴は、テレビの中に魂を取り込み映像として残す能力がある。この映像にはそれぞれの魂の幸せな世界を描き、一般人を惑わして自ら命を捧げさせることもある。
「迷ってる暇はないよ。もうじき取り込まれる。その前に、僕を取り込んで…僕と…生きて!」
「え…でもそうしたら、お前は嫌じゃないのか?何よりも…テレビの中に入れば、せめて幸せな生活が…」
「いやだ…僕はあんな化け物と一緒の幸せなんか望まない!」
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「あぁ…あぁわかった…本当に取り込むぞ」「よろしくな…」
翔也さんは塵となり、魂が抜けていくのがわかった。その魂を手で強く握りしめる。
翔也さんの意識が俺の脳に入ってくる。そこに…翔也さんがいる…
「なぁ…照黄…。お前、血は大丈夫なのか?」
「何いってんだよマスター。今なら…血がなくてもあいつに勝てるぜ」
「それはどういう…」「今の俺はひとりじゃない。ふたりなんだ」
翔也さん…行くぞ!
「チェンジ!シークレット!うぉらーーーーーー!」
オーブ・シークレット・レア(本能:怒)
怒りの力で限りなく力が増強された形態。
翔也の力が込められており、今まで見たことがないシークレット対抗道具も感覚で作り出すことが可能。
何よりも、この形態だと翔也の記憶がダイレクトに蘇るため、勝利欲が極限まで強くなる。
「翔也さん…俺を助けてくれてありがとう。今度は俺が助ける番だ。てめぇ…絶対にぶっ殺す!!!!!!!!!!」
「ぶらぁぁぁぁぁ!!!!!」勢いよく助走をつけて飛び込み、モニターに力強く殴りを入れる。
「死ね!死ね!死ね!死ね!しねぇ!!!!!!!」
何度も叫びながらモニターを叩き割っていく。
俺を狙って進んでくる腕も蹴りで一本一本折っていく。
「翔也さんの魂と俺と…へっ…運が悪かったな!」
「消えろや!このクソ野郎!」
ヒビが入ったモニターに頭突きをして完全に突き破り、その流れで突き倒す。
「二度と俺に顔みせんな!目障りなんだよこの野郎!」
ズッっっっ……ドドドドド!!!!……
「なぁマスター…翔也さんってどんな人だったんだ?」
「めっちゃ馬鹿だったな。ドがつくほどの。いっつも突っ走って動いて、仕事増やして…それなのにかっけぇとこだけ持ってく。やっぱあいつやべぇわ」
「でも、最後の最後までそれは貫き通したよな」「そうだな」
「お前の中、翔也いるんだよな?最後に一言いいか?」
「わかったよ。先輩」「お前がそれ言うのやめろって」
「なぁ…翔也…これから…照黄と頑張れよ。健闘を祈って、お前の昇級、認めるからさ…頑張ってくれよ…頼んだぜ」
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