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ドラゴンクエスト編
34話 天使の子供
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ヒビキのお腹の上で眠る子供は5歳前後。
膝下まである水色のケープを身につけていた。
捲れ上がっているケープの裾からは白いショートパンツが顔を覗かせている。
「男の子だと思ってたんだけどな」
華奢な体つきではあるけれど、街で見かけた子供は母親の制止を振り切った。
女性とはいえ大人の腕力を上回る力で強引に腕を引き剥がした子供の姿を見ているから、子供の性別を男の子だと思っていたことを素直に打ち明ける。
「自分の事を俺と言っていたから、俺も子供の性別は男だと思っていた」
街中で見かけた子供は興奮した様子で大声を上げていた。
美しい見た目とは裏腹に言葉遣いが悪かったため、鬼灯も子供の性別を男と予想していた。
子供の隣に腰を下ろし、ソファーに深く腰かけたヒナミが捲れ上がっているケープの裾を下ろす。
男の子かなと予想しつつ、女の子である可能性を拭い去ることが出来なかったため性別を問いかけたのに、まさか性別がないと返事を貰う事になるとは思ってもいなかった。
「ヒナミちゃんのお父さんもね、出会った時は中性的な見た目だったのよ。性別も無かったのよね」
ランテの旦那であるアリアスの性別も元々は無かったことを娘であるヒナミに伝える。
街でヒナミが自分は魔族と天使のハーフだと言っていたため鬼灯が納得したように頷いた。
「お父さんが中性的な見た目だったって? えー、全く想像することが出来ない」
暗黒騎士団No.2を務めているアリアスは大柄、がっちりとした体型が印象的な男性である。
力任せに剣を振るい敵に向かっていく姿からは元々、中性的な見た目をしていたとは想像も付かない。
「今とは正反対か」
ギフリードはヒナミの父親を知っているようで、アリアスの姿を思い浮かべて笑っている。
「えぇ、性格まで正反対になっちゃったのよね」
今の旦那の姿を思い起こしながらランテが苦笑する。
出会った当初は、おどおどとした消極的な性格だったのにも関わらず今では、家に帰ってくるとヒナミの元へ一目散に駆け寄る。
そして、ヒナミに抱きつこうとする父親をランテが制す。
消極的な性格はどこへやら今では、ぐいぐいと自ら歩み寄る活発的で人懐っこい性格の人物になっていた。
ふと気が付けば、つい数分前まで起きていたはずなのに、ヒナミが整った寝息をたてていた。
リビングの中央にあるピンク色のウサギ型のソファーに深く腰を掛けており熟睡中。
鬼灯がヒナミの隣に腰を下ろすと、深くソファーが沈んだためヒナミの体が鬼灯の方へ傾いた。
鬼灯の肩に頭を預けつつヒナミは全く起きる気配はない。
眠るヒナミを母親であるランテが見つめている。
「服に血がついてるわね」
「あぁ、服を見てたのか」
ランテの独り言に鬼灯が息を吐き出した。
すぐ隣で眠るヒナミの服に視線を向ける。
黒色のリボンの縫い付けられたピンクのケープには所々に赤い血が飛び散っていた。
小綺麗な女性と仲間が戦っている間、ほぼ地面に腰を下ろしていたヒナミは小綺麗な身形をした女性の返り血を浴びていた。
よく見るとヒビキの着ている白いケープにも所々に返り血が飛び散っている。
「回復魔法をかけてもいいかしら? 体力の回復と一緒に服も綺麗に出来るから」
魔族の使う回復魔法は高レベルになると体力の回復以外にも様々な効果をもたらしてくれる。
ランテは壁に立て掛けてある大きな杖を手に取ると、鬼灯に回復魔法を施しても良いだろうかと確認を取る。
「是非、頼みます」
もともと魔族の使う治癒魔法に対して興味を抱いていた鬼灯が大きく首を上下に動かした。
ランテが4人に向け全回復魔法を唱えるとソファーを含めた4人の体が黒い幕のようなものに包まれる。
黒い幕の中では喋ることが出来ず口を開けば黒いモヤモヤとしたものが口の中に入ることは予想する事が出来る。
お風呂に入っているような快適な空間は体の治癒と同時に体を綺麗にしてくれる。
鬼灯の持つ治癒魔法は怪我の回復しか行わない。
そのため、魔族が使う回復魔法に感心する。
「随分と高度な魔法を使うんだな」
「えぇ、回復魔法は最高ランクのものを持っているわよ。攻撃魔法を捨てて回復魔法を極めようと思ってるのよね」
ランテの使う回復魔法は沢山の魔法を見慣れているはずのギフリードでさえ驚くほど、とても強力なものだった。
決して小柄とは言えないヒビキや鬼灯を含めた4人を浮かしているだけではなく4人が腰かけているソファーごと、ふわふわと宙に浮かび上がらせている。
ランテの唱えた回復魔法はヒナミやヒビキの服についている返り血を取り除いた。
鬼灯の頬に付いた切り傷を治し、母親の返り血を全身に浴びていた子供の服を元へと戻す。
「まぁ、聞こえがいいように言っちゃったけど実を言うと回復魔法と飛行術しか使えないのよね。恥ずかしいけど攻撃魔法は一切、使えないのよね」
クスクスとランテが笑いだした。
攻撃魔法を使えない事を正直にギフリードに伝える。
「アリアスから聞いている」
ランテの旦那からギフリードは既に話を聞いていたようで苦笑すると大きく頷いた。
ランテとギフリードの会話が続き、鬼灯が回復魔法を受けている最中に眠りこける。
ヒビキは全く起きる気配がなく、ヒビキの腹部に顔を押しつけて眠る子供は夢見が悪いようで小刻みに体を震わせながら涙を流している。
10分が経過をして回復魔法が効果を失いソファーが、ゆっくりと床に降りるとヒナミの体が大きく傾いた。
衝撃で背もたれに寄りかかったヒナミが後頭部をソファーの背もたれに預けたまま、口を半開きにした状態で眠りについている。
「お布団を用意するわね」
ソファーの上で眠ってしまった4人に布団をかけて、続けてギフリードに声かける。
「私はこの場所で寝るので」
しかし、ギフリードは首を左右にふるとランテの申し出を断った。
膝下まである水色のケープを身につけていた。
捲れ上がっているケープの裾からは白いショートパンツが顔を覗かせている。
「男の子だと思ってたんだけどな」
華奢な体つきではあるけれど、街で見かけた子供は母親の制止を振り切った。
女性とはいえ大人の腕力を上回る力で強引に腕を引き剥がした子供の姿を見ているから、子供の性別を男の子だと思っていたことを素直に打ち明ける。
「自分の事を俺と言っていたから、俺も子供の性別は男だと思っていた」
街中で見かけた子供は興奮した様子で大声を上げていた。
美しい見た目とは裏腹に言葉遣いが悪かったため、鬼灯も子供の性別を男と予想していた。
子供の隣に腰を下ろし、ソファーに深く腰かけたヒナミが捲れ上がっているケープの裾を下ろす。
男の子かなと予想しつつ、女の子である可能性を拭い去ることが出来なかったため性別を問いかけたのに、まさか性別がないと返事を貰う事になるとは思ってもいなかった。
「ヒナミちゃんのお父さんもね、出会った時は中性的な見た目だったのよ。性別も無かったのよね」
ランテの旦那であるアリアスの性別も元々は無かったことを娘であるヒナミに伝える。
街でヒナミが自分は魔族と天使のハーフだと言っていたため鬼灯が納得したように頷いた。
「お父さんが中性的な見た目だったって? えー、全く想像することが出来ない」
暗黒騎士団No.2を務めているアリアスは大柄、がっちりとした体型が印象的な男性である。
力任せに剣を振るい敵に向かっていく姿からは元々、中性的な見た目をしていたとは想像も付かない。
「今とは正反対か」
ギフリードはヒナミの父親を知っているようで、アリアスの姿を思い浮かべて笑っている。
「えぇ、性格まで正反対になっちゃったのよね」
今の旦那の姿を思い起こしながらランテが苦笑する。
出会った当初は、おどおどとした消極的な性格だったのにも関わらず今では、家に帰ってくるとヒナミの元へ一目散に駆け寄る。
そして、ヒナミに抱きつこうとする父親をランテが制す。
消極的な性格はどこへやら今では、ぐいぐいと自ら歩み寄る活発的で人懐っこい性格の人物になっていた。
ふと気が付けば、つい数分前まで起きていたはずなのに、ヒナミが整った寝息をたてていた。
リビングの中央にあるピンク色のウサギ型のソファーに深く腰を掛けており熟睡中。
鬼灯がヒナミの隣に腰を下ろすと、深くソファーが沈んだためヒナミの体が鬼灯の方へ傾いた。
鬼灯の肩に頭を預けつつヒナミは全く起きる気配はない。
眠るヒナミを母親であるランテが見つめている。
「服に血がついてるわね」
「あぁ、服を見てたのか」
ランテの独り言に鬼灯が息を吐き出した。
すぐ隣で眠るヒナミの服に視線を向ける。
黒色のリボンの縫い付けられたピンクのケープには所々に赤い血が飛び散っていた。
小綺麗な女性と仲間が戦っている間、ほぼ地面に腰を下ろしていたヒナミは小綺麗な身形をした女性の返り血を浴びていた。
よく見るとヒビキの着ている白いケープにも所々に返り血が飛び散っている。
「回復魔法をかけてもいいかしら? 体力の回復と一緒に服も綺麗に出来るから」
魔族の使う回復魔法は高レベルになると体力の回復以外にも様々な効果をもたらしてくれる。
ランテは壁に立て掛けてある大きな杖を手に取ると、鬼灯に回復魔法を施しても良いだろうかと確認を取る。
「是非、頼みます」
もともと魔族の使う治癒魔法に対して興味を抱いていた鬼灯が大きく首を上下に動かした。
ランテが4人に向け全回復魔法を唱えるとソファーを含めた4人の体が黒い幕のようなものに包まれる。
黒い幕の中では喋ることが出来ず口を開けば黒いモヤモヤとしたものが口の中に入ることは予想する事が出来る。
お風呂に入っているような快適な空間は体の治癒と同時に体を綺麗にしてくれる。
鬼灯の持つ治癒魔法は怪我の回復しか行わない。
そのため、魔族が使う回復魔法に感心する。
「随分と高度な魔法を使うんだな」
「えぇ、回復魔法は最高ランクのものを持っているわよ。攻撃魔法を捨てて回復魔法を極めようと思ってるのよね」
ランテの使う回復魔法は沢山の魔法を見慣れているはずのギフリードでさえ驚くほど、とても強力なものだった。
決して小柄とは言えないヒビキや鬼灯を含めた4人を浮かしているだけではなく4人が腰かけているソファーごと、ふわふわと宙に浮かび上がらせている。
ランテの唱えた回復魔法はヒナミやヒビキの服についている返り血を取り除いた。
鬼灯の頬に付いた切り傷を治し、母親の返り血を全身に浴びていた子供の服を元へと戻す。
「まぁ、聞こえがいいように言っちゃったけど実を言うと回復魔法と飛行術しか使えないのよね。恥ずかしいけど攻撃魔法は一切、使えないのよね」
クスクスとランテが笑いだした。
攻撃魔法を使えない事を正直にギフリードに伝える。
「アリアスから聞いている」
ランテの旦那からギフリードは既に話を聞いていたようで苦笑すると大きく頷いた。
ランテとギフリードの会話が続き、鬼灯が回復魔法を受けている最中に眠りこける。
ヒビキは全く起きる気配がなく、ヒビキの腹部に顔を押しつけて眠る子供は夢見が悪いようで小刻みに体を震わせながら涙を流している。
10分が経過をして回復魔法が効果を失いソファーが、ゆっくりと床に降りるとヒナミの体が大きく傾いた。
衝撃で背もたれに寄りかかったヒナミが後頭部をソファーの背もたれに預けたまま、口を半開きにした状態で眠りについている。
「お布団を用意するわね」
ソファーの上で眠ってしまった4人に布団をかけて、続けてギフリードに声かける。
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しかし、ギフリードは首を左右にふるとランテの申し出を断った。
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