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④
しおりを挟む微睡んでるリオに口づけつつ睡眠を解除する。
「ただいま」
「あれ? ぼく また ねてた?」
…俺のせいだ。でもどうにかする。…折り合いをつける。
「腹減ってるか?」
顔を横に振る。…だよな。
「飴玉か焼き菓子でも食うか?」
「 …あめ」
飴玉は …ちょっと気に入ってるよな?
食べた事ないって言われた時は本気で驚いたけどな?
飴玉を口に入れてやって買ってきた物を広げる。
ティーテーブルを物置に置いてあったネストタイプのに変えて、フードケースを乗せ食い物を入れる。後…水差しとポットにお茶と果実水…グラスを2個。
やっぱり手触りの柔らかい物は好きだな?
ニット毛布に顔を埋めて「あったかい。やわらかい。」って嬉しそうだ。
荷物の中の紐パンを見つけたら急いでバスルームに引っ込んで履いていた。
イタズラ心に火がついて…戻って来たリオにちょっと見せて見ろって。寝衣の裾を持ち上げたら…顔を真っ赤にして寝衣をぎゅっと握りしめて抵抗した。
……煽ってんな?愚息がぴくりと反応する。
リオは次々出てくる物より収納空間に興味津々だ。
「まだ なかに はいってる?」
「全部出してみるか?片付けるのを手伝ってくれるなら出してもいい。」
「てつだう!」
いや…本当に碌な物しか入ってないよ?小銅貨とか屑魔石だよ?
「ませきって なに?」
「これは おかね?」
「わぁ すごく たくさんある」
「それ1枚で飴玉が2個買える。」
「あめが にこ」
…小銅貨は価値が低いって言いたかったんだが嬉しいそうだなぁ?
魔石とコインはウォークインクローゼットに放り込んであった。ちゃんと魔石はサイズ別に、コインは金銀銅それぞれ大小で分けてはあった。
…それなりに蓄えはあるんだ…信託も活用してるし。
淡々と分別用の巾着袋に小銅貨を20枚ずつ入れていく。
「…明日一緒に街に買い物に行こう?」
「あれ きて いくの?」
棚に置いたニットのセットアップを見ている。
「そう。」
「あめ かう?」
「買う。」
ふにゃと笑った。…嬉しそうだ。
なんでもないような事がこんなに幸せだと…改めて思う。
「なぁ…俺と番になってくれ。」
…求愛が、こんなウォークインクローゼットの中で、クズ魔石を袋詰めしながらとか…最高にショボい。
「ずっと いっしょ?」
「死ぬまで一緒だ。死んでも一緒だ。リオの成人の日に魂縛共有の誓紋を入れに教会に行こう?」
リオが無言で頷いた。
……よし。やろう!残りの片付けは後回しだ。
リオを抱き上げてベッドルームに戻った。
何、キョトンとしてんだよ?これで終わりなわけねぇだろ?緊急抑制剤?浄化魔法重ね掛けした!もう切れてる!さっきから愚息がうるせぇ。
んで…俺の我慢も限界だ。
ベッドに座らせたリオの顔の前でベルトを外しボタンフライを左下に向かって引き前を開けてナニを出す。
口元に先を持っていくと包むみたいに両手で持って、根元から裏スジを小さい舌で舐め上げて先を咥えてくれた…こういう時に抵抗なく受け入れてくれるのがいいよな。
…短い舌が…エロいな。
ぶっちゃけ…これだけでイキそうだ…。
金木犀の匂いがグンッと強くなった。
…リオも欲情したのか?健気で覚えのいい身体だな?
「全部じゃなくていいから。お前の中に入れてくれ。」
口づけしながら押し倒して、自分で膝裏を抱えて股を広げさせ孔を舐め解す。飛んじまわないように前立腺は避けた。
…泥濘んだナカが熱い。
指3本…ギリギリ入るだろ?程度には…解れた。
「入れていいか?」確認大事。
こくんとリオが頷いた。泥濘が足りないと痛いから潤滑剤をたっぷりナニに塗りこんで…潤滑剤と先走りで滑るナニを孔に押し当てる。
「くまさんの おっきい」
…煽るな。こっちは一気に突っ込みたいのを必死で我慢してるんだ。
俺のナニがずぶっと飲み込まれていく。
キツイが…どうにか入りそうだ。細かく抜き差ししながらゆっくり止まらずに入れていく。
トンっと仮の行き止まりにたどり着いた。
「んんっ!」
…硬い?この奥には誰も入った事が無かったか?…雑魚共に感謝だな?
「…ここだ。この奥だ。ここに入れてくれ。」
臍の辺りを指でなぞる。
リオは細かく呼吸しながら…揺するみたいに頷いた。
トントンとノックするとリオの身体が強張る…。
今日は …無理だな。…ならノックするだけだ。
だいぶご無沙汰だったのもあって射精感が込み上がってきた…リオは甘イキか?時々脚をピンと伸ばして…繰り返す快感に痙攣してて…かわいいなぁ。
気持ちいいか?唾液を飲み込む事すら出来ずに端から垂れている…言葉にならない喘ぎが漏れてる。
あー。無理。我慢の限界。
口づけしながら、少し引き抜いてリオの前立腺を当て擦る。自分のナニの根元を扱き上げ、リオの射精防止を解除して一緒にイッた。
…すげぇ多幸感。
リオの薄い胸がハッハッハッっと 早く上下している。俺もリオも…汗びっしょりだ。
リオの汗で張りついた白い髪を後ろに撫でつけてやる。
俺の手に追い縋る様な仕草が…堪らねぇな?
…お陰で復活したわ。
たっぷり俺の匂いをつけてやるから、明日一緒に買い物に行こうな?
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