うわさのRoll〜Remembering the days of Rape〜

冴木譲

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本編(前編)

61.たまにはジャンクフードだって食べたい

 歩くこと1分程度、優里亜が歩みを止めた。目の前には一軒家、表札には優里亜の苗字が書かれている。


「ここか、優里亜んち。」

「うん。」

「・・・この柵、どうやって開けるの?」

「・・・。」


 優里亜は黙ったまま柵に手を伸ばし、開放する。その場に留まる優里亜をよそに、俺は我先にと敷地内に侵入すると、玄関扉の前で振り返り、優里亜を見遣る。

 優里亜はなんとも言えない表情をしている。何を考えているのかわからないが、ゆっくりとこちらに歩を進め、俺の真横、玄関扉の前に立ち止まる。ズボンのポケットから鍵を取り出し解錠すると、優里亜はゆっくりと玄関扉を開いた。



「ほんとに誰もいないんだ。」

「うん。うちの親は平日休みだから、日曜日は仕事してるの。」

「兄ちゃんは?」

「ほぼバイト。バイト無い日は大体遊びに行ってる。」

「そうなんだ。じゃ日曜は1人で過ごしてんだね。」

「うん。」


 これはいい情報だ。俺も杏理も日曜は親が休みで、環はバイトだ。たしか未来も土日は家族と過ごすことが多いと言っていた。そのため日曜はセックスできる環境が無かったことが悩みの種だったが、これからは週7日、いつでもセックスできる環境が整いそうだ。


「優里亜の部屋は2階?」

「うん。」


 優里亜の案内を待たずして、階段を昇る。昇った先には短い廊下と扉が四つ。うち一つの扉には"Yuria"と書かれた可愛らしい札がぶら下がっている。実に強姦魔に優しい目印だ。迷うことなく扉を開け、部屋に入る。


「ちょっとユー・・・女の子の部屋にズカズカ入るもんじゃないよ。」

「あ、ごめん。見られて困るもんとかあったかな。」

「別にそういうことじゃないけどさ・・・。」


 少し遅れて部屋に入った優里亜は、相変わらず複雑な表情をしている。まぁ、何を考えていようと、もう関係ない。部屋に入ってしまえばこっちのものなのだから。


「優里亜。」

「なに?」


 再び優里亜の手を取り、強引に引っ張る。今度は先ほどよりも強く、荒く。手を引いた勢いそのままに、優里亜をベッドに投げ飛ばす。うつ伏せの形で倒れ込んだ優里亜の肩を引き、仰向けにすると、四つん這いの格好でマウントポジションを取った。とりあえず挨拶代わりにと胸を揉みしだく。


「冴木、やめて・・・。」


 小さく抵抗する優里亜の両手首を掴み、頭上で押さえつける。両手首を左手で確実に掴むと、優里亜のシャツの裾に右手をかける。抵抗する女の服を片手で脱がすのはやや苦労するが、焦らずに捲り上げ、優里亜のブラジャーが露わとなった。そのままさらにシャツを上げ、ネックラインに頭を通す。シャツは掴まれた両手首まで上がり、優里亜の上半身は事実上ブラジャーのみという状態となった。


「・・・・・・。」


 優里亜は黙ったまま顔を逸らしている。優里亜の両手首から左手を離し、シャツを取り払うと、残ったブラジャーの上から両手で胸を鷲掴みにする。そのままブラジャーを上にずらし、優里亜の胸を露わにする。昨夜見たばかりなのに、相変わらず驚くほどでかい乳首だ。紀州梅を頬張る勢いで優里亜の乳首にしゃぶりつく。じっくり味わってみたところ、紀州梅ほどの酸味は無く、破れて崩れるようなこともないようだ。当たり前だが。


「・・・・・・っ・・・。」


 優里亜は声を殺しているようだが、乳首はより大きく、固くなりつつある。思いとは裏腹に身体は正直なものだ。より正直な反応を知るには、やはり下半身だ。

 ブラジャーを乱暴に剥ぎ取り、ズボンに手をかける。優里亜はすでに観念したようで、抵抗の素振りは見せない。ズボン、靴下、ショーツの順に脱がし、優里亜は完全に裸となった。

 昨夜は暗く、且つ着衣のまま行為に及んだためにじっくりと優里亜の身体を見れなかった。ベッドに横たわる優里亜の裸体を見下ろしてみるも、やはりお世辞にもいい女とは言えない。ギリ許容範囲の普通の顔、紀州梅が乗った小さめの乳房、寸胴体型でくびれは無く、脚はやや太め且つやや短め。彼女として連れ歩くのは完全にNGだ。

 しかし、なぜ俺はこんな女を抱いているんだ?しかも、強姦してまで。服を脱ぎながら考えを整理してみる。人は誰だってお菓子やジャンクフードを食べるだろう。身体に悪いと分かり切っているのに、だ。もし、どうしても食べたいお菓子があったとして、お金が無ければどうするか。普通なら諦めるのかもしれないが、俺は躊躇いなく万引きするタイプだ。それと同じかもしれない。俺はいま、不味く安っぽい粗悪品の駄菓子を万引きしてでも食べたい気分なのだろう。そう考えれば、この状況の辻褄があう。紀州梅は高級品だった気もするが、そこは気にしないようにしよう。

 考えをまとめ終える頃に、ちょうど服も脱ぎ終えた。優里亜の膣に指を挿れてみると、想像以上に濡れている。もはや愛液が滴り落ちているのではと思うレベルだ。優里亜の身体の本心が十分にわかったところで、イチモツにコンドームを装着する。こちらも身体は正直なようで、未来を抱く前は痛いほど膨張していたイチモツが、今日はなんだか穏やかで冷静な勃ち具合だ。

 優里亜の両脚を持ち上げ、股を開かせる。十分に濡れた膣にイチモツを押し当て少し体重をかけると、まるで吸い込まれるかのような勢いで優里亜と結合した。

 濡れ具合と優里亜の膣の緩さも相まって、非常にスムーズに腰が動く。締め付けがやや物足りないが、その分長く楽しませてもらおう。


「・・・っ・・・ぅ・・・。」


 相変わらず優里亜は声を殺している。まぁ、放っておいても慣れてくれば声を出すようになるだろう。腰を振り続けながら、両手で乳房を揉んだり、紀州梅を指で弾いたり、寸胴部分の肉をつねったりと、優里亜の全身を好き放題に弄くり回す。

 長く楽しませてもらう予定だったが、想像以上に早く絶頂の予感がした。締め付けによるイチモツへの刺激は控えめなものの、Sっ気を刺激された分、精神的な快楽を強く感じているようだ。どうやら、やはり身体だけではなく心というのもセックスには重要なのかもしれない。しかし、ということは優里亜のこの濡れ具合はどう説明すれば・・・などと考えているうちに、コンドーム越しに優里亜の中で果てた。

 射精の余韻に少しだけ浸ったのち、脱ぎ捨てたズボンのポケットから携帯を取り出す。膣からイチモツが抜けないように注意しながら体勢を整え、結合部と優里亜の全身が写るようにシャッターを切った。撮られていることに気づいていないのか、優里亜は変わらず無抵抗だ。画像がしっかり撮れていることを確認すると、携帯を床に放り捨てる。

 それにしても、思ったより気持ちよかった。改めて優里亜の身体を見下ろすと、叩いたりつねったりした箇所が痣っぽくなっている。どうやら、ちょっと暴力を加えると俺はより興奮するらしい。結理や里奈を犯した時といい、自分がやばい性癖持ちであることがどうやら確定した。

 コンドームを外しゴミ箱に投げ入れると、俺は満足して優里亜の横に寝転がった。
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