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第九章
頂に立つ者-03
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アルハット領首都・ヴェリウスに存在するアルハットの皇居は、皇居と言ってもアルハットが住まう場所という役割を果たすだけではなく、アルハット領の運営を行う政治委員や各省庁の官僚が出入りする施設となっている。
現在アルハットとリンナの二人がいる場所は、広報準備室と呼ばれる部屋で、広報に乗せる写真の撮影、及び会談内容の公開前に、身形を整え得る場所である。
本来であれば美容師がいるべきなのだが、アルハットはそうした者達を遠ざけ、二人だけでやる事を選んだ。
「リンナ、緊張してる?」
「は、はい……そ、その……ア、アタシなんかがその、広報なんかに載るなんて、考えた事なくて……っ」
「大丈夫。ある程度言葉遣いだけ気を付けて、あとは私の事を友人と思って接してくれればいいわ。緊張しないで。……まぁ、私もあまりこう言った行事は好まないのだけれど」
リンナの髪の毛を櫛で整えながら、アルハットがクスリと笑う。軽く化粧も施して、リンナの元々良い顔立ちが映える様に。
「あの……アルハット様は、アメリア様とかシドニア様みたいに、ガンガン政治していこう、みたいな感じの人に見えないんですけど」
「それで間違いは無いわ。以前も言ったけれど、アルハット領の実権はもうシドニア兄さまに渡しているから、私は傀儡でしかない」
「でもなんで、それで領主になったんです?」
「そうなる道しか選べなかったから。アルハットである私は、アルハット領の主たるべきと生まれた存在。……まぁ予定より遥かに早い着任をしたから、私自身経験不足は自覚しているけれど、何時かはそういう時が来ると思ってた」
かつて、アルハットの兄であるシドニアが、父であるヴィンセント・ヴ・レアルタを殺した後、先代・アルハットであり、彼女の母であるアルハット・フォーマは、自らその位を辞退し、娘であるアルハット……当時の幼名・ミサに皇族の座を譲った。
当時十五歳だったアルハットにとって、突然の出来事に戸惑いながらも、自分の出来る事だけをやって、少しでも民に迷惑をかけるべきではないと奮闘した。
しかし結局、内政の事に関しては部下のドラファルド・レンダや、彼の指揮下にある者たちに任せる他無く、彼女はもう一つの側面に注力したのだが、それは言わないでおく。
「……よし。綺麗になったわね」
「あ、すみませんホント。……でも、アタシが着飾ったり、髪の毛とか梳かしたりしても、あんま意味ないんじゃないかな……?」
俯きながら、今櫛で整え終えた髪の毛に触れるリンナの表情が僅かに暗い事に気付いたアルハットが、問う。
「リンナ、貴女は女に生まれた自分が嫌い?」
「……キライです。男に生まれたかった、今からでも男になれるんならなりたい、そう思います」
「そう――私は、女で良かったわ」
え、と言葉にするリンナと同じく、椅子に腰かけて顔を伏せ、しかし視線だけを彼女に送るアルハットが、リンナに言える心中を曝け出す。
「勿論立場という点もあるだろうけれど、女という存在であれば、政治の道具になりやすい。私はそうした道具である事が好ましいわ」
「あの、それはどういう」
「男は能力を見られるわ。能力のある者は人々を従え上へのし上がり、無い者はただ搾取される存在となる。皇族の男なんか特に大変でしょうね。シドニア兄さまのように優秀な人ならともかく、優秀で無ければ周りに無能を従える以外、自分を高く見せる方法が無いもの」
リンナという、本来は他領土の民、それもこれから来賓として丁重に扱わねばならない立場にある少女へ、何を語っているのだと思いながらも、しかし彼女の口は止まらなかった。
リンナには、そうした自分の愚かさなどを曝け出せる、何か魅力めいたものを感じたのだろうか。
彼女ならば、こうした事を話してもいいのではないかと思えたから、こうして誰にも邪魔される事の無い場で、彼女は語り続ける。
「でも女というだけで、世間は私の事をお姫様扱いしてくれる。たったそれだけが理由で私を信仰する者も現れる。昔からこうしたトップに女性を据えるというのはね、宗教的思想の者を集めるにはうってつけなのよ。
それに加え、例えばシドニア兄さまが皇帝になって他国との交流を持ちたいと考えた時、私という道具を嫁がせるという方法だって取れる。女というのは無能にもそうした価値が生まれるのよ」
私に皇族としての価値などそれ位しかない、と自分を嘲る。
「私にはイルメール姉さまの様な強さも、カルファス姉さまのような狂人さも、アメリア姉さまのようなカリスマ性も無い。姉さま達の様な優秀さがあれば、男の中に入っていっても、きっとその実力を認められる事でしょう。
でも私は、皇族という価値を与えられても尚、女という価値を有効活用しなければ国に貢献できぬ無能だから、女に生まれて良かったと、心底思う」
リンナにどれだけ理解して貰えたかは分からない。
しかし、アルハットの本心を聞いた彼女は、先ほどまで俯かせていた表情を僅かに上げ、だが何と言えばいいか分からず、口を開きながらも黙っている。
「リンナ、貴女は女であることが重しだったのね」
「……はい」
「それはそれだけ、貴女が刀匠として優秀であるという事よ。貴女が刀匠として優秀で無ければ、ただ女のお遊びとしか周りは見なかったでしょう。
でも貴女は優秀だったからこそ、周りが貴女を放っておかないの。それは男だからとか、女だからとか、そういうのは関係ないわ」
「そうかも、しれません……けど」
「けど?」
リンナ自身、何を言えばいいのか、何を言いたいのか、完全に理解しているわけではないのだろう。
迷いながら、しかし今は二人きりで、アルハットが自分の想いや考えを曝け出してくれたのだからと、覚悟を決める様に、前を向く。
その時の彼女は、俯いていない。
「アルハット様の言いたい事……多分、全部は理解できていないと思いますけど、何となくは、分かるんです。
女には、女にしか出来ない事がある。子を産む事だってそうだし、仕事をする男を支えるのが女の仕事だって考えもあるし、実際そういう生き方も良いと思う。
アルハット様のように、女としての自分を政治の道具にするってのも、ホントにある事なんだと思うし、それを本人が望んでるなら、それでいいんじゃないかな、とも。
でもアタシは、そうした『女である』と言うのがイヤだったんだ。
確かに力じゃ男には勝てない。でもアタシにはアタシにしか出来ない何かがきっとあって、その何かを見つけ出したいと思った。だからこそ、アタシは一番『男らしい』と思った親父の跡を継ぎたいと思った。
本当の男になれないなんて、分かってる。
でもせめて、心だけは弱い女じゃなくて、強い男のようでありたい……そう、思ったんです」
強い少女だ、とアルハットはリンナの頭を撫で、そのまま頬に触れる。
柔らかな女性の肌、けれどその見た目に反し、彼女には芯となる心があって、その心が力を生み出し、その力が彼女の糧となって、良い刀を生み出せるのだろうと理解できた。
――自分はこうなる事など出来ない。
アルハットはただ、彼女の頬を撫でながら、心に巣くう無念を、嘆く。
現在アルハットとリンナの二人がいる場所は、広報準備室と呼ばれる部屋で、広報に乗せる写真の撮影、及び会談内容の公開前に、身形を整え得る場所である。
本来であれば美容師がいるべきなのだが、アルハットはそうした者達を遠ざけ、二人だけでやる事を選んだ。
「リンナ、緊張してる?」
「は、はい……そ、その……ア、アタシなんかがその、広報なんかに載るなんて、考えた事なくて……っ」
「大丈夫。ある程度言葉遣いだけ気を付けて、あとは私の事を友人と思って接してくれればいいわ。緊張しないで。……まぁ、私もあまりこう言った行事は好まないのだけれど」
リンナの髪の毛を櫛で整えながら、アルハットがクスリと笑う。軽く化粧も施して、リンナの元々良い顔立ちが映える様に。
「あの……アルハット様は、アメリア様とかシドニア様みたいに、ガンガン政治していこう、みたいな感じの人に見えないんですけど」
「それで間違いは無いわ。以前も言ったけれど、アルハット領の実権はもうシドニア兄さまに渡しているから、私は傀儡でしかない」
「でもなんで、それで領主になったんです?」
「そうなる道しか選べなかったから。アルハットである私は、アルハット領の主たるべきと生まれた存在。……まぁ予定より遥かに早い着任をしたから、私自身経験不足は自覚しているけれど、何時かはそういう時が来ると思ってた」
かつて、アルハットの兄であるシドニアが、父であるヴィンセント・ヴ・レアルタを殺した後、先代・アルハットであり、彼女の母であるアルハット・フォーマは、自らその位を辞退し、娘であるアルハット……当時の幼名・ミサに皇族の座を譲った。
当時十五歳だったアルハットにとって、突然の出来事に戸惑いながらも、自分の出来る事だけをやって、少しでも民に迷惑をかけるべきではないと奮闘した。
しかし結局、内政の事に関しては部下のドラファルド・レンダや、彼の指揮下にある者たちに任せる他無く、彼女はもう一つの側面に注力したのだが、それは言わないでおく。
「……よし。綺麗になったわね」
「あ、すみませんホント。……でも、アタシが着飾ったり、髪の毛とか梳かしたりしても、あんま意味ないんじゃないかな……?」
俯きながら、今櫛で整え終えた髪の毛に触れるリンナの表情が僅かに暗い事に気付いたアルハットが、問う。
「リンナ、貴女は女に生まれた自分が嫌い?」
「……キライです。男に生まれたかった、今からでも男になれるんならなりたい、そう思います」
「そう――私は、女で良かったわ」
え、と言葉にするリンナと同じく、椅子に腰かけて顔を伏せ、しかし視線だけを彼女に送るアルハットが、リンナに言える心中を曝け出す。
「勿論立場という点もあるだろうけれど、女という存在であれば、政治の道具になりやすい。私はそうした道具である事が好ましいわ」
「あの、それはどういう」
「男は能力を見られるわ。能力のある者は人々を従え上へのし上がり、無い者はただ搾取される存在となる。皇族の男なんか特に大変でしょうね。シドニア兄さまのように優秀な人ならともかく、優秀で無ければ周りに無能を従える以外、自分を高く見せる方法が無いもの」
リンナという、本来は他領土の民、それもこれから来賓として丁重に扱わねばならない立場にある少女へ、何を語っているのだと思いながらも、しかし彼女の口は止まらなかった。
リンナには、そうした自分の愚かさなどを曝け出せる、何か魅力めいたものを感じたのだろうか。
彼女ならば、こうした事を話してもいいのではないかと思えたから、こうして誰にも邪魔される事の無い場で、彼女は語り続ける。
「でも女というだけで、世間は私の事をお姫様扱いしてくれる。たったそれだけが理由で私を信仰する者も現れる。昔からこうしたトップに女性を据えるというのはね、宗教的思想の者を集めるにはうってつけなのよ。
それに加え、例えばシドニア兄さまが皇帝になって他国との交流を持ちたいと考えた時、私という道具を嫁がせるという方法だって取れる。女というのは無能にもそうした価値が生まれるのよ」
私に皇族としての価値などそれ位しかない、と自分を嘲る。
「私にはイルメール姉さまの様な強さも、カルファス姉さまのような狂人さも、アメリア姉さまのようなカリスマ性も無い。姉さま達の様な優秀さがあれば、男の中に入っていっても、きっとその実力を認められる事でしょう。
でも私は、皇族という価値を与えられても尚、女という価値を有効活用しなければ国に貢献できぬ無能だから、女に生まれて良かったと、心底思う」
リンナにどれだけ理解して貰えたかは分からない。
しかし、アルハットの本心を聞いた彼女は、先ほどまで俯かせていた表情を僅かに上げ、だが何と言えばいいか分からず、口を開きながらも黙っている。
「リンナ、貴女は女であることが重しだったのね」
「……はい」
「それはそれだけ、貴女が刀匠として優秀であるという事よ。貴女が刀匠として優秀で無ければ、ただ女のお遊びとしか周りは見なかったでしょう。
でも貴女は優秀だったからこそ、周りが貴女を放っておかないの。それは男だからとか、女だからとか、そういうのは関係ないわ」
「そうかも、しれません……けど」
「けど?」
リンナ自身、何を言えばいいのか、何を言いたいのか、完全に理解しているわけではないのだろう。
迷いながら、しかし今は二人きりで、アルハットが自分の想いや考えを曝け出してくれたのだからと、覚悟を決める様に、前を向く。
その時の彼女は、俯いていない。
「アルハット様の言いたい事……多分、全部は理解できていないと思いますけど、何となくは、分かるんです。
女には、女にしか出来ない事がある。子を産む事だってそうだし、仕事をする男を支えるのが女の仕事だって考えもあるし、実際そういう生き方も良いと思う。
アルハット様のように、女としての自分を政治の道具にするってのも、ホントにある事なんだと思うし、それを本人が望んでるなら、それでいいんじゃないかな、とも。
でもアタシは、そうした『女である』と言うのがイヤだったんだ。
確かに力じゃ男には勝てない。でもアタシにはアタシにしか出来ない何かがきっとあって、その何かを見つけ出したいと思った。だからこそ、アタシは一番『男らしい』と思った親父の跡を継ぎたいと思った。
本当の男になれないなんて、分かってる。
でもせめて、心だけは弱い女じゃなくて、強い男のようでありたい……そう、思ったんです」
強い少女だ、とアルハットはリンナの頭を撫で、そのまま頬に触れる。
柔らかな女性の肌、けれどその見た目に反し、彼女には芯となる心があって、その心が力を生み出し、その力が彼女の糧となって、良い刀を生み出せるのだろうと理解できた。
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