17 / 28
17
しおりを挟む
「松君今日は遅かったね、遅いから心配してここで待たせてもらったよ」
う~ん50%位予想通りの展開、僕って本当に待ち人きたらずの超逆だな。
「それは、わざわざ有り難うね」
僕はかなり皮肉って言ってたつもりだったけど、彼は眩しいばかりの作り笑顔で返してきた。
恐らくイケメンの部類に入ると思うんだけどそんな笑顔は俺には必要ないからね、と内心思いながら関口に詫びを言って彼と別れ生徒会室へ。
僕は放課後が自由にならない事に多少いらついていたので、ちょっとキツメの皮肉で切り出した。
「で、今日は何すればいいの?ジャンキーの介抱、それともパンツの配達?」
「ああその事聞いたんだ、笑っちゃうよね。部活終わった後誰かとデートだったらしいけど緊張して漏らしちゃったんだって。近所のコンビニでパンツ買ってそれを届けて制服のズボンも汚れたっていうから俺の貸して何とかなったんだけど、俺は体育会系じゃないのに帰りジャージになっちゃたよ」
「何だか便利屋みたいだな」
「あっそう言えばそんな感じもするよね。まっ便利屋やって大学の学費貰えるなら、安いもんだよ」
そう清水は言うとふっと微笑んで、
「そうは思わないか?」
と言いながら男の僕でさえドキっとするような眼差しを向けてきた。
なんで、紅潮するんだ僕は!女じゃないのに......そのあやふやな感情を誤魔化すように昨日あった事で疑問に思った事を聞いてみる。
「あのさ、この二次活動の事他の人に言っちゃいけないって言ってたけど、佐藤先生にも言っちゃダメなの?」
「佐藤先生に相談するのは問題ない、先生は二次活動の指導役も兼ねているから迷ったら相談に乗ってくれるよ。公式に知ってるのは卒業した過去のメンバーと理事長、一部の理事、後事情があって転校した奴くらい。あとは現メンバーの俺、はな棒、そして松くん」
そう言うと清水は一枚の紙を差し出した。そこには参加届けと記載され、『規定する成績で高校を卒業し、大学に合格した場合その卒業までの学費及び生活費を支給する。但しこの活動について口外した場合は返済しなければならない』
と記載されていた。
いいのかな本当にサインしても。でも今更サインしないとか言って雰囲気悪くなるような感じも嫌だしどうしよう。そんな自問自答みたいなのが恐らく数十秒だったと思うけど頭の中で少し繰り返された後僕はしぶしぶサインをして清水に手渡した。
「ありがとう、あとようこそ2次活動生徒会へ」
清水はしてやったりの笑顔を浮かべてそう言った。
クソ~なんかこの満足げなしてやったりの笑顔が憎たらしいな。でも心からの笑顔だな。
う~ん50%位予想通りの展開、僕って本当に待ち人きたらずの超逆だな。
「それは、わざわざ有り難うね」
僕はかなり皮肉って言ってたつもりだったけど、彼は眩しいばかりの作り笑顔で返してきた。
恐らくイケメンの部類に入ると思うんだけどそんな笑顔は俺には必要ないからね、と内心思いながら関口に詫びを言って彼と別れ生徒会室へ。
僕は放課後が自由にならない事に多少いらついていたので、ちょっとキツメの皮肉で切り出した。
「で、今日は何すればいいの?ジャンキーの介抱、それともパンツの配達?」
「ああその事聞いたんだ、笑っちゃうよね。部活終わった後誰かとデートだったらしいけど緊張して漏らしちゃったんだって。近所のコンビニでパンツ買ってそれを届けて制服のズボンも汚れたっていうから俺の貸して何とかなったんだけど、俺は体育会系じゃないのに帰りジャージになっちゃたよ」
「何だか便利屋みたいだな」
「あっそう言えばそんな感じもするよね。まっ便利屋やって大学の学費貰えるなら、安いもんだよ」
そう清水は言うとふっと微笑んで、
「そうは思わないか?」
と言いながら男の僕でさえドキっとするような眼差しを向けてきた。
なんで、紅潮するんだ僕は!女じゃないのに......そのあやふやな感情を誤魔化すように昨日あった事で疑問に思った事を聞いてみる。
「あのさ、この二次活動の事他の人に言っちゃいけないって言ってたけど、佐藤先生にも言っちゃダメなの?」
「佐藤先生に相談するのは問題ない、先生は二次活動の指導役も兼ねているから迷ったら相談に乗ってくれるよ。公式に知ってるのは卒業した過去のメンバーと理事長、一部の理事、後事情があって転校した奴くらい。あとは現メンバーの俺、はな棒、そして松くん」
そう言うと清水は一枚の紙を差し出した。そこには参加届けと記載され、『規定する成績で高校を卒業し、大学に合格した場合その卒業までの学費及び生活費を支給する。但しこの活動について口外した場合は返済しなければならない』
と記載されていた。
いいのかな本当にサインしても。でも今更サインしないとか言って雰囲気悪くなるような感じも嫌だしどうしよう。そんな自問自答みたいなのが恐らく数十秒だったと思うけど頭の中で少し繰り返された後僕はしぶしぶサインをして清水に手渡した。
「ありがとう、あとようこそ2次活動生徒会へ」
清水はしてやったりの笑顔を浮かべてそう言った。
クソ~なんかこの満足げなしてやったりの笑顔が憎たらしいな。でも心からの笑顔だな。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママはヤンママ女子高生! ラン&ジュリー!!
オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》
キャラ文芸
神崎ランの父親の再婚相手は幼馴染みで女子高生の高原ジュリーだった。
ジュリーは金髪美少女だが、地元では『ワイルドビーナス』の異名を取る有名なヤンキーだった。
学校ではジュリーは、ランを使いっ走りにしていた。
当然のようにアゴで使われたが、ジュリーは十八歳になったら結婚する事を告白した。
同級生のジュリーが結婚するなんて信じられない。
ランは密かにジュリーの事を憧れていたので、失恋した気分だ。
そう言えば、昨夜、ランの父親も再婚すると言っていた。
まさかとは思ったが、ランはジュリーに結婚相手を聞くと、ランの父親だと判明した。
その夜、改めて父親とジュリーのふたりは結婚すると報告された。
こうしてジュリーとの同居が決まった。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる